個性『スーパー戦隊』 うん。……ちょっと待て?????   作:翠吏

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作業BGMはもちろんあの曲
ちょっと、手こずりましたがうまく書ききれました


合格に向かって一直線

 

 あのヘドロ事件からはや十ヶ月。

だんだんと◯イタマのメニューがこなせるようになってきた月のある日。あ、禿げてないからな!?ちゃんともっさり生えてるから!!

ともかく早いもんでもう入試の日だ。俺にとっては二度目の高校入試か。あん時とは倍率だいぶ違ぇけどな。三度見したわ。内申は足りてたし、前世の記憶があるおかげでテストの点も良い。実力はともかく、筆記には自信がある。まぁ、英語以外はな。なんとかなると信じたい。

そんなこんなで俺は今、入試会場の入り口になっている。

 

「でっけぇ……!」

 

さすが日本最高峰の高校というか、建物全てがデカい。

まー、まずは筆記を乗り越えるか……。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

79 名無しの転生者

筆記は終わったかい?

 

80 スーパー戦隊好き

はい。無事に終わりました。

まぁ、前世もまだ学生だったんで思ったより楽に

 

81 名無しの転生者

そりゃ良かった

 

82 名無しの転生者

となると次は演習か

 

83 名無しの転生者

どの戦隊で挑むんだ(ワクワク)

 

84 名無しの転生者

ちょっと教えてくれよ

シンケンか?ゴーバスか?

 

85 名無しの転生者

>>84 そのチョイスはなんだよw

 

86 スーパー戦隊好き

それはお楽しみというもんだろう?

Liveできるっぽいし、それでしようかなと思ってる

 

87 モモタロス

イッチ!

落ちるようなヘマすんなよ!!

 

88 名無しの転生者

頑張れよ、イッチ!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 スレの先輩たちの声援を受けながら、とある建物の前に立つ。扉バカデカかいんだな。これが敷地内にいくつかあんのか。一体どれだけの金が動いたんだか………。そう思いつつ、周りを見渡すと緑谷がいた。緊張してるのかきょろきょろしている。ん?一点を見つめて動かなくなったし、安心してないか?そう思い、視線の先を見ると……はーん。なるほどねぇ。ま、気にしないで俺は頑張りますか。

 

確か……いきなりGO!って言われるんだよな。

 

 

『受験生のリスナー、今日は俺のライヴへようこそ‼︎エヴィバセイヘイ‼︎』

 

「うぉっ」

 

考え方をしていたからビビったわ。

あたりは滑ったようにシーンとしている。気まず……。

そのまま説明がされる。うん。大方記憶通り。あのおじゃま虫はどうしような……まぁ、その場で考えるか。頭の中である戦隊を思い浮かべる。俺の中でも一、ニを争うぐらい大好きな戦隊なんだよ。思い浮かべると左腕には遮断機のようなものが乗ったものがあり、右手には赤い機関車を模したト◯カのようなものが握られている。

 

『よーいスタート!!!!!!!』

 

ああほら始まった。けどなぁ巻き込まなぁ。ちょっと待つか。

少し待つと俺と緑谷出久だけになった。

 

「お先どうぞ」

「えっあっでも……」

「個性使えないんだよね」

「あっごめん!!」

 

そう言うと勢いよく走り出した。

さぁーて。俺もやりますか。彼が走り出したのを見て構える。

 

「トッキュウチェンジ!!」

 

『白線の内側にお下がり〜ください』

 

「はぁっ!」

 

黒と白の特徴的な線がくれば体が赤のスーツに包まれる。そして俺のに周りに列車が走り、顔にくる。

 

トッキュウ1号〜、トッキュウ1号〜

 

「しゅっぱーつ、進行!!」

 

そういって俺は駆けていく。流石に手前付近にはもういないか。

ま、元高校、思春期終わったばっかの男のイマジネーション舐めんなよ!…俺は足が速いんだ!風を切るように!!

そう思った途端に足がぐんっと早くなる。さすがイマジネーションを原動力にしてる戦隊だなぁ!

 

おっ、仮想敵が見えてきた。

撃つか斬るか。まぁ、この距離だし切るか。

 

『斬りますよー。ご注意ください〜』

「よっ」

 

肩から脇腹にかけて斬る。袈裟斬りかな。

突っかかることなくサクッと斬ることができた。

よっしゃ一ポイント〜。さぁ、この調子でガンガンいくとするか!

 

『撃ちますよー。ご注意ください〜』

「俺のポイント!!」

「知らんな」

 

後ろからふざけるなぁ!!って声が聞こえたような気がする。

まぁ、ネットミームになってるやつで返事したから当然なのか?

そんなこんなで他人の相手奪いながら斬ったり撃ったりを繰り返す。ポイントがいくら溜まってるのかはわからないが、そろそろかなー?と思うぐらいにはやれたと思う。

 

「うわ……」

 

そんなことを考えていたからか、仮想敵に囲まれてしまった。

うえぇ……マジかよ。どうしようかなぁ。トッキュウ1号の武器使って片すか。全員まとめて拘束いけっかな。まぁ、いけるだろ。そのイマジネーションが見えちゃったし。

 

レールバインド!!

 

叫んでたかどうかは有耶無耶だけど、せっかくだから言ってみる。

周りに人居ねぇしな!!けど、この技のおかげで一箇所に集めること自体はできたな。さて、どうするか……。いけるんだったらレンケツバズーカで一網打尽にしたいところなんだがなぁ。イマジネーションできたからいけるか?流石に無理だろうって思ってやってなかったわー。えぇい!ままよ!!

 

レンケツバズーカ!

 

そう叫ぶとどっからともなく他の武器が飛んでくる。

いけるのかよ!!!!!!!

なんで?ねぇなんで?????必殺技はOKってか!?もうわけわかんねぇな!!イマジネーションってすげぇな!?わぁ、超便利!!!!……まぁ、とりあえず仕留めるか。持ち上げ……もち………も…

 

「……………」

 

重めぇ………。そういや作中でも重そうにしてる場面あったし、これ本来五人で撃ってたわ……。しかし急がないと拘束解かれるしな…瓦礫でなんとか……よし!!

 

「えぇ…と、『大爆発』!」

 

引き金を押すと、もがいていたかいじ……仮想敵が爆発四散する。それを横目に後ろに振り向く。客観的に見たらこれかっこよくね!?イヤでもテンション上がるわ!そのまま斬ればよかったなんてコメントはいただきませんよ。思い浮かんだんだからしょうがない。

 

「さてと……。そろそろかな」

 

0ポイントのやつ、どんだけデカかったっけか。

最悪違う戦隊に変身してロボ呼び出すこともいける……が、やっぱトッキュウジャーのままクリアしたい。原作通りいくなら緑谷がやるんだろうけど、【一体】とは言われてないからな。二体目が出てくる可能性がある。あー、やだな想像したらちょっとシュールな光景になったよ。はぁ…。

刹那、遠くから確かに遥かに重い足音が聞こえてきた。どうやらお出ましのようだ。しかも二体と出血大サービス。どうやらさっき思ってたことが現実になっちまったようだ。

 

Q、これもイマジネーションの効果ですか?

A、関係ないだろ馬鹿

 

イマジネーションのせいにして現実逃避すんのやめよ。

片っぽは緑谷出久(ヒーロー)に任せて俺はもう片っぽを倒すか?まぁ、やるなら烈車呼ぶかな。せっかくの機会だし。丁度いいか。

………審査員に監視されてた気がするけど、見えっかな。多分見えないんだろうなー、相澤先生とか特に。あの人かなりの現実主義者な気がする。合理的って言ってる印象強いし。ま、見えてなくとも俺は俺のしたいことをするか。

 

「そんじゃ呼ぶか」

 

トッキュウチェンジャーの横にあるボタンを押して、烈車を取り出す。

そしたら地面から改札機が生えてくる。言い方あれだけど、実際生えてくるとしか言いようがないんだよな。予想通り来たのはレッドレッシャーだけか。

 

「なんか列車が来た!?」

「は?お前何言ってんだ、列車なんてどこにもないぞ」

「アンタこそ何言ってるの?あるじゃないほら、そこ!」

「そんなもんないわよ!!」

 

参加者の中には見えてるやつもいるんだな。

当たり前か。一応まだ中学生だし、思春期終わってないやつの方が多そうだもんな。イマジネーションがないと見えんからなぁ、この烈車。ま、そんなことは今はいいか。

 

「ピッ、ってな!」

 

「俺も乗らせろ!!」

「ちょっ、m…」

 

ガンッ!!

 

「いってぇ!!!!!!!」

「列車に乗るときは普通改札機通るだろ。ま、アンタは改札券ないから入れねぇけどな」

 

地団駄踏んでる他の受験者を横目に俺はさっさと乗り込んだ。煽るようなことを言ったけどもちろんわざとだ。楽するなんて考えないことだな!

 

「おぉー!!何度見てもすげぇな!」

 

入れば運転席がある。まさにテレビを見ていて時に出ていたやつと同じだ。ま、当たり前なんだがな。さて、発車するとしますか!

レバーを下げて宙に浮く。下の方から声が上がっている気がする。さっき見えてた人たちかな。

変形自体はできないが、レッドレッシャーだけでも敵に攻撃することはできる。作中でもたまーにロボにならないで、巨大化した敵を倒してたしな。流石に撃つのは今回が初めてだ。今まで撃つわけにもいかなかったし。そうやって足音が聞こえる方に向かう。やったな、誰もいない。逃げ惑ってる人はいるけど、それだけだ。ちゃんと見てみても瓦礫の下敷きになっている人もいないようだ。よかった。

 

「撃つやつは……これだな。いくか!」

 

そう言って0ポイントに向けて撃ちまくる。

背後から撃ったからか、慌てているような気がする。絶好のチャンスだ。そのまま攻撃の手を緩めずに周囲を回る。

 

「もしかして……見えてない?」

 

おかしい。見えてるなら(言っちゃなんだが)こんなデカい烈車の行手を阻むなり、最後列掴んだりするはずなのにする気配が一切ない。ひたすらに的外れなところに腕を振り下ろしている。イマジネーションがない人は烈車を見れない。だから「イマジネーション」をそもそもしない機械には見えないってことか?

 

「うわぁ……」

 

思わず声を出してしまう。

いやだって、これ、一方的に蹂躙してるようなもんじゃん。なんか萎えるわー、盛り上がらねーわ。なんかやだな。いや、合格かかってるから攻撃やめないけど。ちょっとシュールだし………。使い道考えるかぁ。

 

そんなことを考えているうちにどうやら倒せたようだ。レッドレッシャーから降りる。それと同時にタイムアップの放送がはいった。

怪我人はいない。不満点はあったが、まずまずの結果になりそうだ。スレのLiveも中断してと。さてと、家に帰るとするか。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 ここはどこかの部屋。暗い中何人かの大人が話し合っている。

 

「問題は彼だね。途中から姿を消していたけど……」

「そうでしたか?私には一瞬、列車に乗り込んで0ポイント敵に攻撃してる姿が見えましたけど….」

「え?」

「え?」

「個性も謎が多い。何ができるのかがはっきりとわからない」

「どうしますか?」

「そうだね……彼は…」

 




【没案(初期案)】
実はキョウリュウジャーとトッキュウジャーに変身する場面は逆で、ガブティラが0ポイント敵と戦う予定でした。アニメ入試シーン見直したら思ったよりも0ポイント敵が小さかったのでこちらに

次回は体力テスト直前まで行くので変身シーンは無い?
出すタイミングがあったら出します。
では、次回も楽しみに!
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