【七色弓箭】で征くポックルに転生した男のハンター道 作:レインボウ
・・・・・・これも念能力!?
はい、二番煎じもいい所ですけどー楽しんで頂けると幸いです。
短編なので続くかは分かりませんが、評価や感想またお気に入りしてくれるとゴレイヌ《わたし》が喜びます。
ハンター×ハンターのポックルというキャラを知っているだろうか?
キメラ=アント編の戦犯、うんこ頭、ポンズ返せ、
なぜ今この話を、と思うだろう?・・・・・・ハンター世界で俺は『ポックル』に転生した。
「どういう確率だよ・・・・・・」
木造の部屋、壁に飾られた弓。目指せ幻獣ハンターの字。
状況はよく分かる、唐突に思い出した前世に困惑は無かった。
前世の記憶とポックルとして生きた記憶もある自分からすると飲み込めない話では無い。
ただ・・・・。
「原作キャラでも難易度ルナティックってレベルじゃねぇッ!?」
よりによってポックル! よりにもよって脳くちゅ!!
回避するには
「そりゃ・・・・何もかもから逃げれば生き残れるけどさぁ・・・・」
まだ記憶に新しい憧れ。なぜハンターを目指しているのか。
今世の実家は狩りと農業を営んでいる。
漠然と家業を継ぎ、村に骨を埋めるのだと。だが子供ながら自分は狩りが好きでは無かった。
派手さは無く、獲物を待ち伏せし弓で仕留める。後は獲物の解体だけ。
本やテレビに出てくるヒーローとはかけ離れた姿に憧れは生まれず。
それを変えたのは一つの雑誌、未確認生物の特集だった。
幻獣、魔獣、魔物、様々な未知が光り輝いて見えた。発見したのは一人のプロ
弓使いの彼は数多の未確認生物をハントし研究的価値を提出、地位と名誉を手にした。
そして
「諦めねぇ・・・・・・たとえそうするのが正しいとしても。
増えた目標を掲げ、状況を整理する。
俺の歳がもう直ぐ10歳、今年のハンター試験は第282期故に導き出される原作開始期限はあと五年余り!
原作知識を総動員して何としても破滅フラグを叩き折る!
→
っと言ったものの破滅フラグを折るためにはハンター×ハンター読者なら一生に一度は使いたい技術、裏ハンター試験で修得を義務付けられている念法。
これを会得しない限り
だがしかし念の会得とは生半可な修行では手に入らない、大抵は心源流の師範の下で基礎を学びゆっくり起こすのがセオリー。
外法も勿論存在するが。
「門下生になるにしても家とは相性が悪いし、瞑想と坐禅で少し様子を見るか・・・・・・」
狩人に一家言を持っている実家で看板を持っているのがプロハンターの会長だとしても道場に入るのは家族の説得が面倒だ。
そんな暇があるなら狩の仕方を学べば良いと言われるのは目に見えている。
確かに狩人の技術も大事だが、体が資本であるハンターで、それもある程度したら念を教えて貰える心源流に入らないのは間違いだろ。
はぁ・・・・切り替えろ念の会得の仕方は原作でも書いてある、今までの修行内容に念の会得を加える!!
(点・・・・・・念の方便として使われる燃の四大行、だが念の基本中の基本であり今の俺に出来る最大限の修行はこれだ)
身体の力を抜き。息を吐きながら、耳から入る雑音と共にゆっくり目を閉じる。
心を一つに・・・・
次は目をゆっくり開き薄め目を開けた状態にする、ゆっくり息を吸う。
30分これを繰り返す。ただ繰り返す。意識と無意識の狭間でただ繰り返す。
瞑想と坐禅を両方取り入れた、俺が感覚的に集中しやすい形で行う。
→6日後
「・・・・フゥー・・・・・・ハァー・・・・・・!」
窓から入ってくる朝日を浴びる、この瞑想坐禅を取り入れて6日・・・・俺はポックルの才能をみくびっていた。
三日くらいから立ち昇るオーラを感じ始め、纏う意識を始めて三日で精孔を完全に開き今、纏をしている。
身体全体を生命エネルギー、オーラが覆い纏う感じはキルアが表現した通り。
纏とはオーラを自身の周りに留め常人より遥かに頑強に、若さを保てる。
試しに軽くジャンプをしたら余裕で天井に手が届いた。
(オーラやば・・・・)
漫画やアニメで見た身体にオーラが纏っている様子は感慨深く感動する。
溢れ出る力の源流、何とも言えない全能感が身体を充している。
だが、纏を会得しても念は奥が深い。四大行は纏・絶・練・発の四つであり原作のポックルは練に苦戦してる描写がされてる。
でも先ずは絶。オーラを完全に断つ技術、気配の遮断効果や極度の疲労を回復する。
「''絶''」
「気配を空間に馴染ませる・・・・・・まぁコレは出来るよな」
二年程度、狩人の技術を教え込まれた俺が絶を苦手なら笑いモノだ。
自分という存在が希薄になる感覚は存外に面白い。試しに2階の窓から外に出て庭木に停まっている鳥に近づくが気付かれる様子もない。
そのまま、ジャンプで自身の部屋に戻り(念パワーぱねぇ)。あまり時間も余裕もないから練の修行に移る。
練、通常よりオーラを生み出す技術。原作の
強敵相手で練の熟練度が高いほど生存率及び勝率に直結すると思う。
故に反復あるのみ、点で目標を定め、舌で言葉にする、錬で意志を練り高める、そして言葉を行動に移る。
「纏うオーラを溜める!!細胞一つ一つに酸素を送る様に、練って練って・・・・・・・・放つッ!!!!!」
圧縮したオーラを解き放つ・・・・限界点を迎えた爆発的なエネルギーの奔流。
カタカタと掛け軸、弓が揺れ動く。
鏡に移る自分を見る。
燃え上がる意志に呼応し炎の様に立ち昇るオーラは練と呼べるモノに成っていた。
いいや、まだだッ・・・・・・!
「放つオーラを維持ッ!!限界まで練をする!!」
練の持続、それは念の戦闘時間に直結し戦いが長引き練が切れれば基本ゲームオーバーだ。
だから、だからこそ練を維持する!感覚を叩き込め!精度や限界を知ればより修行内容が明確になる!
時計に目を向ける、今は7時丁度!あと何分持つか!!
→
「・・・・はァっ!!・・・・はァッ・・・・はァッ・・・・・・は、ふぅッ!!」
全身、全力疾走どころじゃ無い汗を掻きながら息を整える。
服も滴るほどの汗を染み込ませ仰向けに倒れ、首だけ動かす。
(何分だ、何分持った?)
(・・・・・・は?)
暑かった熱に冷や水を被せた様に思考が冷たくなる。
時刻ー7時11分ー
(11分ッ!?)
持続時間が短くて驚いてる訳じゃない!その逆、長すぎる!!!
何だ・・・・差異を考えろ、主人公組とは何が違う?
(・・・・なるほど正道の恩恵・・・・)
ゴンとキルアに、クラピカは多分、念を覚える為に外法と呼ばれる無理やり精孔をこじ開ける方法を取っていた。
差異が生まれるのはそこ、オーラの味を知るに費やした期間こそ主人公組と俺の違いか。
練だって消費量を抑える方法がある、ゴンが未熟で消費オーラ1で済む練状態を10オーラ使っていたのを見ても確証は高い。
ウイングさん、貴方は正しかった。これが正道の力ァ!!
(あとは、原作知識か・・・・十数年分のファン知識が役に立った様に感じる)
もう一つ挙げるならクラピカと同等の資質を持つと判断されたハンター試験、最終試験の組合せ。
【
資質と知識の融合は凄まじい相乗効果を生み出したのかも知れない。
『ポックル!朝ごはんよ!!!さっさと顔を洗って出てらしゃい!』
今世の母の声が一階から2階の床に響くのを感じ起き上がる。
(練は修得できた、後は念の系統!!の前に腹ごしらえと休憩だな)
いい感じに腹の空き具合に、自室を出て階段を降りていく。
━━朝ごはん中━━
(さて、腹ごしらえも済ませて台所から拝借した水入りコップと観葉植物の葉っぱを乗せ水見式の完成!)
「''練''」
先程よりスムーズに練を行う、二回目の練は静かに燃え上がる炎に近い。
両方の手でコップを囲む、原作通りなら水の色が変わる放出系。
(・・・・・・水の色が変わった!!)
コップの水は色鮮やかな赤色に変化した。
原作通り、俺は放出系。よし、まだ六日だが大体はイメージを掴んでいた発を作れそうだ。
だが発を作るのは当分先になるな、念能力を底上げするのは簡単だ制約と誓約を自身に取り付ける、そう準ずると誓う。
リスクはバネ、覚悟が強いほど念は強く働く。
(故に安易な制約と誓約を決めると面倒な事になる、それこそ一発限りの発を作るより面倒な事に)
慎重に慎重を重ねる、良い念能力を作ったとして制約と誓約で台無しになんて勿体なさ過ぎるし。
四大行の復習と応用技の凝修得を修行内容に入れて、これから頑張りますか!
燦々と照らし出される朝日を浴びて、立てかけてある弓がいっそう輝きを増した。
原作開始まで後五年。
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プロフィール
名前:『ポックル』
年齢:9→10
所属:無所属
職業:無し
身長:127
特技:弓、読書、ゲーム、集中力が凄い
性格:オタク気質、女性に免疫は無い
所持金:500ジェニー
所持品:見習いの弓、未確認生物の特集雑誌
容姿:茶髪の三白眼。小柄
MOP《最大オーラ容量》:6600オーラ
POP《潜在オーラ量》:660オーラ
AOP:《顕在オーラ量》:60オーラ
念系統:放出系
念能力:無し
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