これが俺の恋姫†無双   作:篝火 灯

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黄巾の乱

「はぁー!」

 

ズバ!ザシュ!

 

「ぐは!」「ぐえ!」

 

「ふぅー…案外呆気なかったわね…」

 

「雪蓮様〜。降伏した賊の捕縛、終了致しました〜。」

 

「お疲れ様。穏。でも、確かに冥琳の言っていた通り数も多かったし、ある程度の連携は取れていたわね…。」

 

「はい〜。まだ数が少なくて助かりましたよぉ…。それに、玄助さんからの支援でこちらの兵の士気が高かったのも功を奏しましたねぇ。」

 

「まぁ、呉の精兵に天の兵糧と慰労品があれば、士気は上がるわよねぇ…。でもいつの間に玄助は動いてたのかしら」

 

「さぁ〜?私も玄助さんから提案された時には既に準備済みだと仰っていたので〜」

 

「コレも天の御使いの力かしらねー。」

 

「ですが、そのお陰でこちらの損害は軽微で、賊の討伐は出来たのは事実ですし、コレからも玄助さんには助けてもらうことはありそうですねぇ…」

 

「未だに玄助の力については不明なところがあるし、玄助を裏切ったりしたら後が怖そうねー。まぁ、そんなこと、絶対に有り得ないんだけど。」

 

「はい〜。しかも今回の支援で玄助さんには借りが出来てしまいましたしねぇ…。」

 

「まぁ、天の御使いである玄助は私たち孫呉に居る。玄助が私たちに失望して、孫呉を離れるなんてことが無いようにしないといけないわねー」

 

「そうですねぇ。玄助さんを孫呉に留める策なら、呉の誰かとくっ付いて頂いて、家族が出来れば、呉を離れることは出来なくなりますねぇ〜。」

 

「しかも、その相手が呉において、重要な人物であれば余計に、ね?」

 

「その通りです〜。」

 

「玄助って…どんな娘が好みなのかしらねぇー。」

 

「さぁ〜?それは本人次第では〜?」

 

「でも玄助のお役目は、天のモノをこの大陸に広めるワケでもなく、孫呉に天の血を入れることよ?まぁ、本人はすっかり忘れてそうだけど。」

 

「今は完全に忘れて商売に精を出してますねぇ…」

 

「それに玄助ったら商売に夢中でこんな美人に囲まれても何とも思って無さそうだし…。帰ったら少しは意識してもらえるように何か考えないとダメねー」

 

「そうですねぇ…玄助さんも男性ですし、色仕掛けには弱いのでは〜?」

 

「あ、それ名案!ふふ。楽しみねー」

 

そう言って、雪蓮は城で商売をしているであろう玄助の事を考えるのであった

 

~一方その頃建業の城では

 

「ぶえっくしょい!」

 

「うわ!汚いですよ、御使い様」

 

「いやぁ…すまん。何故か鼻がムズムズと…、誰か噂でもしてんのか?」

 

「今や御使い様の噂は城下にまで広まってますからねぇ…。城で御使い印の嗜好品を売っている、もしかしたら城下にまでその品が広まるかもと。」

 

「まぁ、いつかは城下にも店を出すつもりだし…楽しみにして貰えてるのは有難いことだ。」

 

「そう言えば、御使い様から頂いたマッチでしたっけ、アレ、ウチのおっかぁが喜んでましたよ。」

 

「おお、やはり簡単に火を起こせるのは需要があるのか。」

 

「えぇ、火は重要ですからね。すぐ火が起こせるのは革命的です」

 

「タバコの売れ行きも良いし、スポーツドリンクも大人気、こりゃ儲かるなぁ…。城内だけでもこんなに儲かるんだから、城下に卸したらもっと人気になりそうだ。」

 

「しかも、どれも消耗品ですからね、定期的に購入する人は増えるでしょう。今がそうですからね。」

 

「しかし、城下に店を出すにしても、俺1人で店を回せるのかって言う心配があるな…」

 

「人を雇えば良いではありませんか。文台様のお膝元の城下で活気があると言っても、職の無い者が居るのも確か、そう言った者達を雇えば良いのでは?」

 

「なるほどね、人を雇い雇用を生み出すか…。考えておこう。ありがとう。」

 

「いえいえ、では自分はこれて失礼します。」

 

「おう。また来いよー」

 

しかし、城下に店を出す…か、考えてはいたけど、資金はどれくらい必要なんだろ?店舗となる建物の確保、商品も今取り扱ってる量や、種類だけじゃ最初は良いかも知れないけど万人受けはしないだろうし…そうなると、仕入れにも金がかかる。うーむ、やはり商売は難しいな…でも俺にはKAMIZONがある。仕入れは即時対応、お客さんを待たせることも無いし、売り切れでも即入荷出来る。コレだけでも充分チートだな…。

そう言えば、雪蓮達は上手く賊の討伐出来たかな?それに配給として出した、糧食が兵士達の口に合えば良いんだが…。まぁ、すぐ帰って来るだろう。

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