これが俺の恋姫†無双   作:篝火 灯

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俺の悩み…

今日も今日とて店に立つ俺…。しかし、ココ最近思ってる事がある…この店の広さじゃ…お客さんを捌ききれない…ココ最近はずーっと行列が出来ている。何故かって?それは飲み物にカフェオレと牛乳、甘味に菓子パンを数種類、コレらを新しく販売すると飛ぶように売れたのだ…特に菓子パン。こちらの世界での甘味は基本店で食べるのが当たり前だが、菓子パンなら食べ歩きが出来るのだ。それが大当たりだった。しかしながら売り切れることは無いが…開店から閉店まで行列が出来ていると、さすがに俺1人で対応出来る数が決まってくる…ソレに一応試験運用中なので店舗としては小さい部類に入るので広さも無い。そんな店に無作為に人を入れてしまえば、問題が起こる可能性もある。なので、売り上げも順調だし、税も雷火さんがため息を吐くほど納めてる。

こりゃ、冥琳に相談した方が良さそうだな…

 

「御使い様、こちらをください。」

 

「私はこれを。」

 

「御使い様ー!こっちのお代わりまだですかー?」

 

「あわわ、じ、順番に対応するから待ってー!」

 

と、こんな風に接客、会計、棚卸し、給仕まで全て俺1人でこなして居るのだ…。こりゃ早いとこ本格的に活動始めて、広い店と何人か人を雇った方が良さそうだな…。

 

「御使い様!ボケっとしてないで会計お願いします!」

 

「おお、すまん。毎度ありー。」

 

さて、今いるお客さんが出たら休憩にするか…。

そして数十分後、しっかり、門を閉じて休憩とする。さて、メシでも食おう…、そしてメシを食いながら冥琳への報告する内容を決めよう。

そうして数日が過ぎて、店休日。

 

「冥琳?ちょっといい?話しがあるんだけど…」

 

「む?三船か?あぁ、いいぞ。」

 

「お邪魔しまーす。」

 

「私のところに来た、と言うことは何か問題か?どうせ店のことだろう?」

 

「さすが冥琳、よく分かってるなぁ…」

 

「【天の万事屋】の噂は絶えないからな…最近は大人気らしいではないか。」

 

「そう、そこなんだよ。人気があることは嬉しいけど、さすがに俺1人での店の運営とか出来なくなってきて…。そろそろウチの店が孫呉にどれだけ貢献してるか、分かっただろうし、本格的な活動にしたいな…と。そして新しく広めの店舗と出来れば給仕を何人か雇おうかなと…」

 

「ふむ…なるほどな…。大きめの店が良いのだな?」

 

「うん。今の店じゃお客さんが10人と少し入ったら、ぎゅうぎゅうだし、飲食可能な部屋も3組くらいでいっぱいになるし、庭の喫煙所はいつもパンパンだよ…。大盛況なのは嬉しいけど、お客さんを長いこと外に並ばせるのもどうかと思うし、俺の身体が持たん…」

 

「ふむ…広い店に、飲食可能な場所と喫煙所の併設か…。」

 

「どこか良い物件無い?」

 

「あるにはあるが…しかし、アレは…」

 

「なにかあるの?」

 

「広さに関しては申し分ないが、屋敷なのだ…店として使うには些か、不便かと思うが…」

 

「改築しちゃダメなの?」

 

「改築?なるほど、お前ならもう既に資金はあるか。しかし、本格的に運用するとなると、屋敷の改築費用、屋敷の家賃、そして税と出ていくモノが増えるぞ?」

 

「あー…ソレに関しては大丈夫かなー…。最近、豪族相手にぼったくり商売もしてるから。」

 

「本当にお前は読めんやつだな。いつの間に豪族と繋がりを持ったのだ。」

 

「あはは…。お客さんとして来てた豪族関係のヤツら相手にふっかけたら、食い付いて来たからつい…。」

 

「全く…お前という奴は…まぁ豪族相手ならば良いか。ヤツらは見栄を張るからな。そのためならばいくらでも払うだろうが、あまり取りすぎないようにな?」

 

「分かってるよ、一応交渉してそれで値段決めてるから。」

 

「ならば問題は無いな。よし、では、三船の店の本格活動を許可しよう。大殿には私から報告しておく。あとは改築するのであれば、大工の手配もしておこう。励めよ?」

 

「ありがと!んじゃ、早速その物件見たいから場所教えて。」

 

「分かった。」

 

そうして冥琳に教えられた場所に向かうと…こりゃまた大きな屋敷が目の前に建っている。中も見ないとな。

 

「お邪魔しまーす…って空き家だったな。」

 

ふむ…確かに広い…今の店が可愛く思えるほどの広さだ…えーっと。ここが大広間になるのかな?軽く宴会が出来るくらいには広いな…。よし、ここと隣の部屋の壁をぶち抜いて、床張りも、替えて、板じゃなくて土足でも大丈夫なように石に替えよう。

 

「お?この部屋は?へぇ…縁側か…庭が見えるから、ここを飲食スペースにしよう。しかし、広い庭だな…。お?ここの一角を喫煙所にするか、ちょうど陰になってるし、飲食スペースからある程度離れてるし、匂いは気にならないだろう。」

 

そうして、屋敷中を見て周り、改築の為の部屋割りを考えるのであった。そうだ、この屋敷を買い上げれば堂々と店をオープン出来るし、改築も自由がきくだろう…。よし、冥琳にこの屋敷を購入する旨を伝えて早めに改築しよう。

そうして、俺は城に戻り冥琳に屋敷を購入すること、改築を急ぐこと、そして、新規オープンの説明をお客さんにしたり、本格始動の為に一定期間の休みを設け、着々と準備を始めるのであった。

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