これが俺の恋姫†無双   作:篝火 灯

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建業は都会でした。

「ほら、玄助、着いたわよー!」

 

後ろを見ながら少し自慢げに玄助に言う。ソレを聞いた玄助は唖然としていた…

 

「ん…ああ…デカいし広いし…しかも賑やかだ…コレが建業か…」(なんじゃこりゃー!ゲームでしか知らんから大きさとかよく分からなかったし、キャラの背景だと思ってたが…デカすぎだろ…いや、城がある城下だし…デカいのは当たり前か…しかし…この人だかりと喧騒はまさに都会…)

 

「ふふん。そうでしょー。私達の自慢の街よ。」

 

孫策は心底この街を気に入っているようだ。城下を通り城の入口まで来ると、褐色肌、黒髪ロングで眼鏡をかけた女性が孫策に厳しい声色で声をかける

 

「雪蓮!どこに行っていた!祭殿も!」

 

「あら、冥琳じゃない。お出迎え?」

 

「突然お前が祭殿を連れて行き、朝から城を出て行方不明だったからだ。捜索の為に兵を出そうとしていたところだぞ。」

 

「あはは…ごめーん。心配かけちゃったわね。でも、最高の収穫があったわよー」

 

「何が最高の収穫だ!突然に城を出た理由を言え。」

 

眼鏡の奥の瞳がギラリと孫策を睨む

 

「うう…謝ってるじゃない…でも、最高の収穫はコレよ!」

 

ババーン!とライターを見せる孫策。ちなみに話しを聞いていた玄助は後ろでズッコケた

 

「いや、俺じゃないのかよ!」

 

とツッコミを入れる。

 

「ああ、私もそんなモノよりそちらの男の方が気になっていたな。」

 

「そんなモノってなによー!コレは天の道具よ!らいたぁ、って言う火を簡単に起こせる道具!」

 

「天の道具?はあ…大方そこの男に騙されて高値て買ったのだろう?」

 

「あ、俺、詐欺師だと思われてる?悲しい!アタシ泣いちゃう!」

 

「不審者であることには変わりないからな…。不審者で無いと言うのであれば、自分が何者であるか証明して見せてみろ」

 

「あー…えーっとココで?」

 

「証明出来ないのであれば捕らえて牢に入れるだけだな。」

 

「牢屋暮らしは嫌だなあ…。分かった、じゃあコレ見て?」

 

「む?」

 

パシャリ。

 

「なんだ!?貴様、何をした。」

 

「あー…大丈夫だから…危害は与えないよ。ほら、コレが証明。」

 

今、スマホで撮影した黒髪美女の画像を見せる

 

「これは…私か…?あの音と共に一瞬にして姿絵を描いたのか。」

 

「まあ…簡単に言えばそうなるのかなー。そして俺は、姓は三船、名前は玄助。一応天の御遣い。」

 

「天の御遣いだと…?あの噂は本当だったのか…しかし…一瞬で姿絵を描く絡繰りなど聞いたこともない…ふむ…。他に証明できるものはあるか?」

 

「一応あるけど…でも妖術とか言われるとその類になるし…でもできる限りの説明は出来るよ」

 

「分かった。では詳しいことは我が主である文台様と私達を含む重臣たちの前で話せ。場を設ける。しかし緊急に招集をかけるが少し待機してもらうことになる。部屋を用意させるのでその部屋で待機してくれ。」

 

「分かった。異論は無い。大人しく従うよ」

 

「よし、ならば祭殿、三船を部屋に案内をお願いします。雪蓮は私と来い。」

 

「応。」

 

「また、後でねー玄助ー!」

 

「ああ…また後で…」(アレが冥琳…リアルでもクールビューティの最高の美女じゃねえか!ったく雪蓮に祭さん…ソレに冥琳…みんな美人だな…。しかし孫文台…どんな人物なんだ?楽しみ半分、不安半分ってとこか…。やってやろうじゃねえの。)

 

そう心で思いながら黄蓋に連れられ部屋に向かう玄助であった。

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