これが俺の恋姫†無双   作:篝火 灯

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孫呉に還元致します!

新装開店から数日が過ぎ…俺はすっかり大金持ちになってしまった…想像以上に儲かるのだ…確かに俺の店で取り扱っているのは消耗品や飲食物だが…他の店との兼ね合いで商品の値段を上げても売り上げは減ることはなく…俺は大金を稼いでしまった…。豪族との取り引きもあるし、余計に稼げてしまう。今は納税とこの前考えたとある提案をしに雷火さんの元を訪れていた。

 

「このたわけ!」

 

「ひゃわわ!」

 

「賑やかだな…」

 

部屋の外にまで響く雷火さんの怒鳴り声と、包の悲鳴…この2人は何をしてるんだろう…

 

「雷火さんー?俺だけど入るよー?」

 

「む?三船か、良いぞ。」

 

「ヨイショっと…お邪魔しまーす。」

 

「その袋、そしてお主が来たと言うことは納税しに来たのか。」

 

「その通り。はいコレ。納税金額書いた書類ね?」

 

「うむ…ってなんじゃ!この金額は!」

 

「あれ?足りなかった?」

 

「たわけ!逆じゃ!お主、この数日でどれだけ売り上げたんじゃ!これだけ納税出来ると言うことはもっと稼いでおると言うことじゃろ!」

 

「あはは…どうも売れ行きが良くて…」

 

「はぁ…お主という男は…」

 

「どれどれ?パオにも見せてくださいよー。」

 

「ほれ。」

 

「どれどれー…ひゃわわ!三船さんこんなに納税しても大丈夫なんですか?」

 

「それだけ納税しても有り余ってるよ…。ソレで稼いだお金の一部を税の他にも孫呉に還元しようと思って、その相談も兼ねて来たわけ。」

 

「なるほどの。して、孫呉に還元とは?」

 

「うん。いくつか考えてて、まず1つは孤児院を開くこと、そして、もう1つは宝くじの発券かな。」

 

「孤児院は分かりますが、宝くじとはなんですか?」

 

「宝くじってのは…買ってもらった券に数字が書いてあって、その数字がこちらから完全にごちゃ混ぜになった数字を発表してその数字と合ってる券を持ってる人には大金を支払うって感じかな?だから宝くじ。」

 

「なるほどー。パオは孤児院には賛成ですが、宝くじは反対ですねー」

 

「ん?なんでだ?」

 

「いくら数字をごちゃ混ぜにしていると言っても、もし民たちからこちらで数字を操作しているのでは、と疑われてしまったら意味がないからですよ。」

 

「ふむ…なるほど…じゃあ宝くじは無しかー…。雷火さんはどう思う?」

 

「儂も宝くじは反対じゃな…。しかし、孤児院か…運営はどうするのじゃ?店に孤児院までお主が両方見ることは出来まい。」

 

「うん。孤児院の方は人を雇って、運営しようと思ってる。しかも、雇うのは、戦で稼ぎ口を無くした人を主に募集しようかなと…」

 

「なるほどの、雇用を生み出し、孤児まで引き取るか…。うぅむ…」

 

「どう?資金は俺が出すし…」

 

「しかし、人を雇い、孤児を飢えさず、安定した運営が出来るのか?」

 

「うーん…今のまま、店の経営が続けば安定はするかなと…」

 

「ふむ…しかし、お主1人で運営させる訳にもいかん。孫呉にもメンツというものがあるからの。この話しは一応炎蓮様の耳にも入れておくが、どうせ儂に投げられるじゃろ、ならば孫呉とお主の共同経営をするのはどうじゃ?」

 

「え?良いの?そりゃ孫呉の名前が使えれば箔が付くし、ありがたいけど…」

 

「元は孫呉の民じゃ、儂らが動かず天の御使いであるお主だけが動いてしまえば、いらぬ事を考える輩が出てくるかも知れん。」

 

「なるほど…あくまで俺は独立している訳ではなくて、孫呉と協力関係、もしくは、庇護下にあるとしないといけないのか。」

 

「そういうことじゃ。孤児院の話はこちらの主導で進めても良いかの?」

 

「もちろん。俺も店があるし。」

 

「分かった、ではこちらで話しを進めておこう。話しはそれだけかの?」

 

「あー、うん。納税もしたし、提案もしたしね。」

 

「では、お主の仕事に戻ると良かろう。儂らもヒマではないからの。」

 

「ああ、そっか、お邪魔しましたー。」

 

さて、納税もした、提案もした、あとは俺含め他のメンバーがどう動くかによって孤児院の計画は進むだろう…。規模も何もかも決まってないし、まだ絵空事には変わりないのだ…。時が経てば、色々決まるだろう。さて、俺は店に帰るか…。

そうして、俺は店へと戻り、また汗を流すのであった。

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