「うーん…はぁ…」
伸びをして寝台から身を起こす。そして、KAMIZONでコーヒーを購入し、椅子に座りながらコーヒーと共に一服する。
「ふー…。うん、身体はもう大丈夫だな。」
煙を深く吐き出しながら体調に何も異変がないことを確認する。むしろ今までより身体が軽いくらいだ。
「さて、しっかり休んだ分、今日から働かないと…。」
そうして食堂に行き食事を済ませる。今日は朝議は無かったよな…。なら直接店に行くか…。そうして、店まで歩いて行く。店に着くと月詠が庭の植物に水をやっていた。
「おはよう。月詠。」
「あ、三船様!もうお身体は大丈夫なんですか?」
「ああ、もう大丈夫。万全だよ。」
「良かったです。」
「すまん、心配かけたな。」
「あ…はい…。」
「一応今日は店を開く予定だけど、俺も病み上がりだし午前中だけにしようと思うんだけど…」
「それがよろしいかと思います。私も賛成です。」
「よし、じゃあそうしよう。」
そうして、店の支度に取り掛かり、店を開くとお客さんが心配してた旨を話してくれる
「御使い様。もう体調はよろしいので?」
「ああ、万全だよ。でも病み上がりだから今日は午後は休もうと思ってね。」
「それが良いでしょうなぁ。」
「みんなには心配かけちゃったねー。今日は午前中だけだし、コーヒー1杯オマケするよー。」
「おお、皆、今購入すれば、こぉひぃがオマケだぞ。」
「そりゃあいいや、俺はコレ買うぜ。」
「えーとじゃあ私はコレ!」
「おいおい、無理して買わなくても…」
「いやいや、最近こぉひぃも人気なんですぜ?なんせあっしらが広めましたからなぁ!」
「えぇ…。確かに最近コーヒーの売り上げは伸びてきてるけど…」
「それだけ三船様の扱う商品が素晴らしいと言うことです。」
うんうん。と月詠が頷く…
「確かに、売れてくれるのは嬉しいけど…。無理強いはしてないよね?」
「当然でさぁ!」
「ならいいけど…」
そうして皆が購入してくれて、店を閉め、今は復帰後初の売上の計算をしている…
「えーと…ひぃ、ふぅ、みぃ…」
「今日もそこそこの儲けですね。」
「うん。そうだな…まあ皆が喜んでくれてよかったよ。でも心配もかけちゃったなあ…」
「でも元気な姿を皆さんに見せられて良かったではないですか。」
「確かにそうだけど…」
「さて、残りの仕事はやっておきますので三船様は帰って休んでください。」
「え?いやでも…」
「また倒れてもしりませんよ?」
「はあ…また心配かけるワケにもいかんか…。分かった帰って休むよ」
「そうしてください。」
月詠に諭され城の自室に戻ってゆっくりしていると…
「玄助ー。入るわよー」
ドーンと雪蓮が入ってくる
「いきなりだな…何か用か?雪蓮。」
「玄助の回復祝いで一緒に飲もうかと思ってねー」
「病み上がりに飲ますなよ…」
「いいじゃない。ほら飲みましょ?良いお酒が手に入ったのよー?」
「全く…お役目はいいのか?」
「今日は私休みだもの、大丈夫よ。」
「なら、良いのか?でもまだ明るいウチから飲むのはなあ…」
「玄助、前飲んでたじゃない。」
「アレは試飲。まあ、雪蓮たちのせいで飲み会になったけど…」
「なによー。私が悪いみたいじゃない…」
「酒のことになると酒に夢中になるのは悪い癖だな。」
「今日は玄助の回復祝い!ほら飲むわよ。」
「はいはい…まあ…ヒマだったしいいか…」
そうして雪蓮に言われるがまま、酒を飲む
「玄助。おつまみは無いの?」
「すまん。ってソレは雪蓮が用意しとけよ…」
「玄助ならおつまみの調達くらい容易いでしょ?」
「ったく…仕方ねえなあ…干し肉でいいか?」
「ええ。」
「んじゃ、ジャーキーっと」
チャリン
「便利ねーそれ。」
「まあ、コレのおかげで店が出来てるからな。」
「ふーん…それも天の技術?」
「うーん…似て非なるモノかなあ…」
「ふーん…」
そうして2人で飲むこと数時間…
「いかん飲みすぎた…」
「あはは、これくらいで酔うなんて玄助は弱いわねー。」
「これが普通なの!雪蓮や祭さん、それに粋怜は飲み過ぎ!」
「そうやって怒ってると身体が持たないわよ?」
「誰のせいだ。ったく…」
そうしてワイワイと2人でお喋りとお酒(主に雪蓮)を楽しむのであった