ロボゲーっぽいギャルゲーに転生したが整備科になってしまった 作:なんちゃってメカニック
ウォーゲームの依頼を終えた後、自分たちの学園に戻った。
俺は流星たちに声をかけた。
「全機小破以下に抑えて依頼達成! 俺の整備も楽になるイヤッホウ! 本当によくやったな!」
「なんか久しぶりに太一の笑顔見たよ」
俺が喜びを抑えられないでいると、流星とネルを除くパイロット組が白けた目でこっちを見ている。
ええい、本当にぶっ壊れるかと思ったんだからな!! 結構敵の攻撃過激だったし!
「あと爆雷の調合データとかいっぱい貰っちゃったし、もうホクホクですよ」
「向こうに差し出せるのがそれぐらいしかなかったからな…………」
「あ、ミーシャ。出迎えに来てくれたのか」
流星がそう言うと、ミーシャはバツが悪そうに頬を掻いた。
「連絡だ、どこぞの馬鹿が頑張り過ぎたおかげで、
「おお」
いやぁ、皆獅子奮迅の活躍だったからなぁ。俺もなんだかんだ楽しかったし。ミーシャ、何でこっちを見てるんだ?
「そして、今回と前回の依頼をこなして名が売れたのか…………どこぞの馬鹿に客だ。入ってこい」
「ちょ、待たせすぎだし?」
「ホントね~、あ、たいっちいたー」
「え? 俺?」
なんかギャルギャルしい2人が隊室に入って来た。二人はなんか妙にくっ付いてて軽いノリで自己紹介を始める。
「木星居住船団のゼリアと」
「ピールだよ~」
なんだか、猛烈に嫌な予感がしてきたぞ?
「うちらの機体直してくんない?」
「帰れ」
だろうと思ったよ!!
「太一、話だけでも聞いてやっても良いんじゃないか?」
「ふー、流星さ。今回君たち5人が小破以下で帰ってきて、全部直せるのが1日だ。なぜだか分かるか?」
「え? 損傷が少ないから?」
「それもあるが、SEの構成の部分で慣れが発生しているからなんだ」
納得したように相槌を打つ流星を尻目に、俺は仰向けで寝っ転がった。
「だから、流石に
「フツーじゃね?」
「やっぱたいっち腕良いんじゃん!」
俺は
万感の思いをこめて、俺はこう言ってやったのだ。
「やだ!やだ!やだ!やだ!やだ!やだ!やだ! タダでさえ
「16歳の駄々ってこんなに見苦しい物なんですわね…………」
「正直、気持ちは分からない訳ではないのですが…………」
ブルンブルンと腕と足を振りまわして全力で駄々をこねた。皆があまりにもドン引きしている。
「わ、分かったから! せめて1回だけで良いから」
「たいっち疲れてたんだね~」
「先っちょだけとか言ってずぶずぶにするんでしょ!!」
「言ってないし!?」
「セクハラは許さないよ~」
くそう、これでも駄目か…………。立ち上がって服の埃を払った。
「しかし、何でまた?」
「急に冷静になるな」
そうは言われても話を聞かない事には。俺が妨害してましたねそうでしたね。
「いやぁ、うちら1年なんだけど成績上位になっちゃってぇ」
「
「成績上位者なんですか」
俺と流星のように中位と下位は除外されているが、1年の成績上位者は
だが、普通の成績上位者であれば、もう既に高ランク隊の
「そーなんよ、うちら2人一緒に入れてくれるトコなくてさ」
「困ってるの~」
「そりゃそうだろ」
この口ぶりからするに、純粋な
この間の建設用SEとは違い、宇宙探索用に調整された物。つまり合体可変機だ。
「変形機ってだけでも手にあまるのに、合体までされたら手に負えないって」
この間の建設用SEは可変機構だけを備えていたし、木星のメカニックが他にもたくさんいたから出来たのであって。俺一人ではなぁ…………。
そう思っていると、急に隊室の扉が開かれる。そこには1人の男性が立っていた。
「失礼する」
「ん? えーっと誰?」
「テラマキナ学園生徒会長、アレン・ジャッチメントだ」
なんか大物が来たな。
「端的に言おう。
「いい」「良い訳あるかぁ!!」
俺は流星の口を急いで手でふさいだ。生徒会長に向かって必死に弁明する。
「ちょっと待ってください! コイツ馬鹿なんです! とりあえず賭けはナシかだけでも聞け!!」
「賭けはナシですか?」
「もちろんアリだ、こちらから望むのは地井太一の2か月活動停止だ」
「俺?」
「じゃあお断りします」
「そうか、では失礼する」
そう言ってアレンとか言う生徒会長が隊室から出て行った。
ふと見るとミーシャが頭を抱えていた。
「どうしよう」
「どうしたんですか?」
「見ろ、ウォーゲームの対戦依頼が大量だ」
「全部断れば?」
「断ると自動的に単位と金が消えていくんだ、技術交流の一環で
「つまり、俺達は生徒会に目を付けられたと?」
「そういう事になる…………だが、なんだ? アンティの内容が太一の2か月の活動停止?」
「今5月下旬だから、7月下旬までって事になるな」
うんうん唸っていても仕方が無かった。
「か、勝ちゃええか?」
「それだけだとどうにも…………」
とりあえず日程と相談して勝てる奴からやっていくしかないか? とりあえず頭数を増やすをしようか。
「ゼリアとピールだっけ? なんか変な事になったから頭数増やしたいんだが、オウムアムア入る?」
「え? いいの? 逆に大変なんじゃね?」
「そうだよ~、めちゃ空気呼んで黙ってたんだから」
「ま、きちんとSEの面倒は見るさ。いいよな流星?」
流星はもちろん快諾、急にやって来た木星の2人に生徒会長。
何か変な事になっているが俺は
ちょっとした設定。
全惑星学園生徒会概要
①生徒会は自治を可能にするほどの影響力を有する
②生徒会長は
③学園をよりよくする為に自治権を行使し、あらゆる