ロボゲーっぽいギャルゲーに転生したが整備科になってしまった 作:なんちゃってメカニック
あの後、俺を含めた3人は解散し、ちょこちょことSEの改造を施しながら次の日となった。
昨日はオウムアムアの初戦のスレを見てしまって時間が経ってしまった。俺の目的としては、初戦のスモウゲイザーに関して学生はどう思っているかを知りたかったのだが、引っ越し準備の時に出て来たジャンプを読んでいる感覚で、時間を過ごしてしまった。
昨日を悔やみながら、俺は今日も過去スレを漁る事にした。
スモウゲイザーでスレを検索すると、
スモウゲイザー解析スレ
1:名無しのテラマキナ学生(
テメーらあのバケモン解析すっぞ
5:名無しのテラマキナ学生(
うっす
7:名無しのテラマキナ学生(
めっす
11:名無しのテラマキナ学生(
紐解いていけば理解は出来る、だが、それを実行しようとするのが良く分からん。
13:名無しのテラマキナ学生(
スモウゲイザーまさかのオープンソース化だもんな
16:名無しのテラマキナ学生(
解析に時間かけなくていいが、別の問題がな
19:名無しのテラマキナ学生(
搭載したOSについて解析した。
・素体(仮称)の基本構成は
・手足の連動を複数の演算機を連携させて実行
・スタビライザー及びバランサー系統が手付かず
・AMBAC系がスパゲッティ
今はこれぐらい
21:名無しのテラマキナ学生(
>>19
変態か?なんでスタビライザー系統動かさねえのにAMBACだけ弄ってんの?
機体構成そのものでバランス完璧って事か?あんな自損確定の戦い方してんのに?
23:名無しのテラマキナ学生(
まさか中から出来て来たゲイザーで決着とは、ロマンが分かり過ぎてる
24:名無しのテラマキナ学生(
正味お前らの
28:名無しのテラマキナ学生(
やめてください
しんでしまいます
32:名無しのテラマキナ学生(
マジあれを通常運用するとなったら整備クソ面倒だぞ?
36:名無しのテラマキナ学生(
下位
終わったらバラすなりニコイチするなりしてゲイザーにして置けばいいんだから
問題は一発逆転を狙いたくないって事なんですけどね
40:名無しのテラマキナ学生(
うちの
・バランスはあんな形しといて完璧。
・加速は
・素体(仮称)の反応速度バカ高
・整備性カス
異常
44:名無しのテラマキナ学生(
運用するなら金持ち
48:名無しのテラマキナ学生(
正直
51:名無しのテラマキナ学生(
>>40異常って言いたくなる気持ちもわかるけどさぁ
52:名無しのテラマキナ学生(
やっぱ整備性カスなんか。
55:名無しのテラマキナ学生(
正直機体より、機体を作った状況が知りたいよ
57:名無しのテラマキナ学生(
60:名無しのテラマキナ学生(
解析自体はオープンソース化で進んだからもうこの辺で落とすか?
61:名無しのテラマキナ学生(
祭りになるかと思ったんだが…………。
それ以降はあまりスモウゲイザーに関して、あまり議論は進んでなかったようだ。結構ヤバさみたいなのが強調されていたが、そこまで皆の食指が動かなかったようだ。
「何を見てますの?」
顎に手を当ててうんうんと唸っていると、後ろからメリルが話しかけて来た。
「ん?ああ、過去に他の
「そう言えば、アリアさんがそんな事言ってましたわね」
「メリルがコテンパンに負けた時の改造機の状況を調べてみたんだが、スモウゲイザーはどうも芳しくなくてな」
「前半は要りますの?ですが、それはそうでしょうとしか…………」
俺は少し口をとがらせて抗議の意を示すが、メリルは「ビジュアルが悪い」と切り捨てた。
「それはそうと、他にオウムアムアの話題はありませんの?」
「そうだな、ちょっと息抜きがてら他のスレも見るか」
そう言って、俺はオウムアムアで検索を掛ける。
どうやら、
「デブリ回収で人を拾うのもインパクトがありますのに…………」
「とか言ってぇ、
「ち、違いますわ!ただわたくしは水星王族として、自らの
そこまで聞いてハイハイと言って流し、耳まで真っ赤なメリルをよそに、プロジェクターに画面を投影しながらスレッドを開いた。
16:名無しのテラマキナ学生
オウムアムアVSイドナのタイマン戦マッチアップ決定!!
19:名無しのテラマキナ学生
オウムアムア…………?今期最速
20:名無しのテラマキナ学生
22:名無しのテラマキナ学生
24:名無しのテラマキナ学生
参加パイロット真壁流星のまま!?
27:名無しのテラマキナ学生
アンティ内容が
オウムアムア:カネとコネ
イドナ:デブリの引き渡し
金星系の
30:名無しのテラマキナ学生
たしかイドナって金星系だろ?地球以外の惑星に順番に喧嘩売ってく気か?良いぞもっとやれ
32:名無しのテラマキナ学生
一ヵ月も立ってないのにまた
35:名無しのテラマキナ学生
はやいね。退屈しなくて済むけど
36:名無しのテラマキナ学生
>>27
むほほな絵本かもしれん
これは冗談として機密情報じゃね?奪って逃げた…………いや水星系倒したから麻痺してたけど、こいつらまだFランクか。なら公宙には入れねーし違うか。
38:名無しのテラマキナ学生
オウムアムアっていったいなんなの?
41:名無しのテラマキナ学生
うーん、なんかまた荒れそう。
43:名無しのテラマキナ学生
金星系の
44:名無しのテラマキナ学生
別の
47:名無しのテラマキナ学生
恐らく、登録パイロットが前と変わってない所を見るに、
そもそも
49:名無しのテラマキナ学生
てか、Cランの
51:名無しのテラマキナ学生
流石に今回はイドナか?
そこら辺でメリルが呟いた。
「流石にそうなりますわよねぇ」
「なんか振り返ってみると、俺達とんでもねえことしてんな」
しみじみと呟きながら、俺は実況する所までスクロールする。
「2人とも、何してんの?」
スクロールしようとした所で、イルシアが隊室に入って来た。
「イルシアさん、私たち、これまでの歩みを振り返ってますの。丁度流星さんとイルシアさんがタイマンした時の所ですわ」
「へえ、文章見てるだけだけど面白いの?」
「別の視点で見ると新鮮ですわね」
確かに、これまでオウムアムアの連中としかつるんでなかったし、何を求めているのか?っていう所では重要な知見だと思う。
「じゃあ、ちょっと暇だし、みてみるかな」
そう言って、イルシアはメリルの隣に座った。
俺は再び、戦闘実況の所までスクロールする事にした。
どんどんとイルシアの顔が歪んでいく。感覚がマヒしていたが、どっちもボロクソに言われていたからだ。
本当に2対3のタイマン戦ってどういう事だったんだろう。
なんか微妙な空気になりながら、その場は解散したのだった。