最強は人を超えていく   作:コリコリフィッシュ

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今回は日崎視点ですゾ。


第5話 日崎照菜の初恋?

私は人生が、楽しくなかった。

生まれた時は見た目が可愛かったらしく持て囃された。

ここまではまだ幸せだった。

 

.....やがて私は、5歳から磨いてきたスキルを、両親の助けをもらい4年かけてレベルを50にまで上げた。

私のスキルはかなり魔物に対して強力であり、この時点で、Dランクくらいの魔物は殺せるようになっていた。

そして、十歳の頃、最年少でCランクを倒した人物として、テレビに初めて出演した。

 

 

そして、私の見た目が良かったのも相まって、沢山のテレビ番組に引っ張りだこになった。

この頃からだろうか。

 

 

 

 

 

 

両親が私を金としか見なくなったのは。

 

 

 

私は、両親にダンスサークルや、中学には無理矢理演劇部に入れられたりなど、自由をたくさん奪われた。

そして高校1年生の頃に、Sランクになり、今では世界最強と言われている。

 

私に近寄ってくる奴は、女子は媚びた視線を向け、男子は下心が丸出しだった。

告白してくる者もいた。

 

 

 

(そんな眼で、見ないでよ。)

私を、見てよ。

なんで私を見た目でしか、見ないの?

 

 

 

 

 

面倒くさかったので、【私に勝った者としか交際も結婚もしない】と言って、男どもをあしらった。

それでも、告白してくる男は一定数いた。

 

 

なぜ絶対に勝てないと分かっているのに、告白してくるのか。意味が分からなかった。

 

 

 

そんな中、ある1人の男子に告白された。

またかと思い、適当に心を折って終わらせよう。

そう思っていた。

 

 

(.....何よ、この覇気。)

湧き出ていたオーラに、一瞬目を疑った。

それは、自身の気配を100%切ることができる、私にしか分からないオーラだった。

 

 

(これは、一筋縄では行かなそう。)

漸く現れた強者を前に、私は少し口角を上げた。

それは、私が2年ほど出していなかった笑・顔・だと気づいたのは、戦いが終わってからだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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気づけば保健室にいた。

私は、自分が負けたということが理解出来ず、強い口調で怒鳴ってしてしまった。

なぜ私に勝てたのか、と。

 

 

私が怒鳴れば、周りにいる人達は、みんな顔を真っ青にして、私と関わらなくなった。

この人も、そうなんじゃないか。

この人も、私を見た目で判断して、下心を出して近寄って来るのではないか。

それでも彼は、一切怯む事なく事情を説明してくれた。

私に壁を作らずに、接してくれた。

初めてだった。

 

 

家に帰り、私は胸が少し暑くなった。

この感覚が、恋なのだろうか。

確かにチョロいかもしれない。

でも、それでいい。

 

 

 

私があの人に恋をしたのは、事実なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、私は人生で初めて熱を出し、学園を休んだ。

あの感覚は、恋ではなかった。

病院に行くと、インフルエンザだと医師に言われた。

ただ単なる、インフルエンザであった。




次回は主人公視点ですワヨ。
ちなみにこの小説の今の月は、11月です。
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