最強は人を超えていく   作:コリコリフィッシュ

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戦闘描写書くの難しスギダロ!!!


第7話 最強の大暴れ!

「アハハハハッ!やっぱり戦闘ってのは、体の血が滾りまくる、よっ!!!」

ズドンッ!!

「ギャァァ!!」

 

 

フェリアは、大量の魔物がこの戦場を、笑って駆け回っていた。

普通の人間だったら失神するようなこの状況を、笑って。

魔物に正面から見えないスピードで突っ込み、1発で殺す。魔物の攻撃が飛んできても、受け流す。回避する。

ちなみにスキルは、一切使っていない。

 

「す、すげえ.....流石にこの状況を笑って楽しんでる人間は、あの人以外居ないんじゃないか?一瞬でも判断をミスったら死ぬぞ....」

「でも生きてるんだよな.....てかあんな人、俺らの知ってる人の中に居ないぞ?」

「最低でもあの強さは、Aランク並だよね.....」

 

 

 

彼らがフェリアについて話しているその瞬間も、フェリアは魔物を殺し続けている。

 

「はい遅い!!」

バコンッ!!!

「ギャギッ!!!」

 

やがて魔物から、攻撃が来た。

魔物は異常に伸びた自身の血だらけの腕に遠心力をかけ、横に薙ぐ。

その攻撃をフェリアは、左手を地面に付けてしゃがみ、回避する。

 

「魔物になっても自我を持ってない弱者は、死んじゃえ!」

 

 

フェリアはそのまま付けた左腕を軸にし、右足を横に払う。

 

ブチャッ!!!

「ギエエッ!!」

 

 

足が無くなった魔物はバランスを崩し、倒れかける。

そこを、未だにしゃがんでいたフェリアが、拳を突き出す。

 

 

ドンッ!!

 

 

魔物は悲鳴を上げることも出来ずに、後ろにいた魔物たちと一緒に吹き飛んでいく。

 

 

 

「あ〜もう。一体の魔物に二撃もかけちゃった。ちょっと埋め合わせしちゃうか!」

 

そう言って動きを止め地面に片膝をつけたフェリアを、大量の魔物が好機と見て攻撃して来る。

 

(よし来た。)

 

しかし、魔物は既に罠にかかっていた。

そしてそのまま、フェリアは両手を横に伸ばし。

 

 

幻槍(ファントム・スピア)

 

直後、フェリアの周りに無数の槍が地面から出現した。

 

 

グサッ!!ブチブチブチッ!!!!

 

「グアアアアアア!!!!!」

「ガゥッ、グッ!!!」

「グオゥェッ!!!」

 

 

大量の魔物を下から突き刺した後、槍は一瞬で地面に戻って行った。

 

「やっぱり私を狙ってたから、予想以上に魔物が死んだねぇ!!アッハッハッハッ!!....さて、残りの魔物も、早めに対処しちゃおっと!早く()()()()もどこにいるか見つけないとねっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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フェリアの戦いを見る邪魔をして申し訳ないが、ここでみんな大好き唐突な解説タイムだ。

今画面の前にいる読者のみんなさんは、フェリアが言った()()()()、とやらは何?となっているでしょう。

ん?ワイが誰かって?

もちろんうp主に決まってんだろぉ!!

 

 

 

まず、なんでスタンピードが起こるのか。

その理由は、地球の様々な場所に点在している【魔窟】、と呼ばれる洞窟のせいである。

魔物には超低確率で、完全変態型になっても自我を保ち人型で、かつ会話ができるという珍しい奴がいる。

まあ稀に中途半端な奴も生まれるが。

 

 

 

フェリアなんかが、正にそうだろう。

彼女の持っている高い言語能力と人間にかなり近い容姿というのは、魔物の中でもだいぶ稀な部類なのだ。

 

 

まあそんな会話ができ知能を持つ選ばれた魔物のほぼ全ては、自らの力で洞窟のような洞穴を世界の地上のどこかにランダムに作る。

それが【魔窟】だ。

 

 

そしてその魔窟ができた場合、魔窟を中心として半径15km圏内で魔物が生まれると、その場に留まる組と魔窟に向かう組に分けられる。

割合的には4/6くらい。

しかしなぜ生まれた魔物が魔窟に一直線に向かうのかは未だにわかっていない。

 

 

そうして魔窟に魔物が一定数集まった時、スタンピードが発生する。

なので、魔窟のリーダーが魔物を集めてスタンピードを起こす前に、魔物を殺してリセットするのだ。

 

 

だがどんな人にも、ミスは存在する。

これまでも十何回かスタンピートは世界で起こった。

もちろん日本も例外ではない。

日本ではこれまでに3回、スタンピードが発生した。

 

ちなみにこれまでで1番被害が甚大だったスタンピートは、26年前にケニアで起こったケニウル・スタンピートだ。

 

このスタンピートはやがてケニア中に魔物が侵攻して、総被害者数は520万人という痛々しい記録になった。

魔物はナメちゃ、いけませんね。

 

 

 

スタンピードを終了させるには、先ほど言った魔窟のリーダーを殺せば、その魔窟にいた魔物が全部消滅して終了する。

だが魔窟のリーダーを殺さなければ、スタンピードが終了することはない。

 

 

そして、魔窟のリーダーを殺すと、そのリーダーがいた魔窟も同時に終了する。

魔窟は跡形もなく消え去り、まるでそこには元から無かったかのようになる。

じゃあリーダーの魔物をスタンピートが起こる前に殺せばいいじゃん!と思うかもしれないが、それはできない。

 

 

実はスタンピードを起こす前の魔窟のリーダーは、一つの部屋にずっと鎮座している。

その部屋に入ると所持していた武器系統はすべて使えなくなり、外部からの連絡も遮断され、身体能力まで大きく低下してしまうのだ。

 

 

だから人間達は魔窟の中で魔物が集まってスタンピードを起こすのを妨害することしかできないということ。

悔しいね。

 

 

さて、解説は終わりだ。

 

今頃フェリア(体は遥斗)は、何をしてるのかな?

 

 

 

 

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「いやっほーーい!」

バチンッ!!

「アヴェッ!!!」

 

フェリアは魔物を殺し続け、気づけば残りの魔物は2割を切っていた。

 

 

「......あっ、いた!!!()()()()だ!!」

 

 

フェリアは魔窟のリーダーを見つけると一直線で駆け抜け、とうとう目の前まで来た。

そんな絶望の状況に立ち会った魔窟のリーダーの言葉の感情には、かつてない恐怖が籠っていた。

 

 

「きさ.....ま.....は.....何者.....だ....!?」

「うーんまあ、強いて言うなら、()()、かな?」

「人...間の.....皮を被った.....化け物め.....今ここで.....成敗してくれるッ!!!」

魔物は心を奮い立たせ、攻撃を仕掛ける。

 

 

「いや成敗されるのはあんたでしょ。」

 

 

そのまま、腕を突き出し、()()()()()()()()()

 

「なっ.....ガハッ....」

「弱いなあ。こんなんで魔窟のリーダーしてたの?」

 

ブシュッ!!

 

魔物の胸から腕を引き抜く。

 

 

「ガッ!!.....ぐあ....あ....が......」

 

ドサッ。

 

魔物は腕を押さえ、力尽きた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「...........ん.....ん?ああ、そうか、フェリアに任せてたのか。怪我は......もちろんしてないと。」

 

 

俺は無事に目を覚まし、魔物の死体が消え血しか残っていない戦場を見ながら買い物袋を持って呟く。

 

 

「それにしても、激しくやったなあ。建物がボロボロじゃねえか。」

『 えへ!ごめん!』

「まあいいさ。終わったんだからな。.....そういえば、あいつらはどうなったんだろ?」

 

俺はスタンピードと最初に戦っていた彼らを探す。

そして、見つけた。

 

「おっ、いたいた。おーーーーーーい!!!!!

「どうしましたーーーーー???」

「大丈夫かーーーーーー!!!」

「大丈夫っすよーーーーー!!!てか早くこっち来てくださーーーーーーーい!!!!」

 

 

そう言われ、俺は彼らの元へ向かった。

 

 

 

 

 

 

「いやー心配しましたよ!だって生身で武器も持たずにスタンピードを終わらせちゃったんだもの!」

「ははっ。悪かったな。でもあれが1番安全な方法だったんだ。」

「.....なんか、めっちゃ人変わってね?この人。」

「確かに戦ってる時はめっちゃ笑って喋ってたよね。」

「.....ん?ああ、あれは俺の中にいる奴のせいだな。」

へええー。そういえば目の色も金から黒になってますよね!」

「........え?そうなの?」

「はい!戦ってた時は金色でしたけど、今は黒になってますね!」

「.....ちょっと待っててな。」

 

 

俺は一旦彼らから少し離れる。

 

 

「おい!どういう事だ。俺の目の色、お前が乗っ取ってた時だけ変わってんのかよ!」

『 ええ!?そうだったの!?私も気づかなかった.....』

「いやお前も気づいてなかったんかい!」

『 いや、私が遥斗乗っ取る時って、絶対に戦ってたからさ....鏡なんて見ないよ。』

「むっ。確かにそうだな。ならしょうがないか。」

 

 

納得した俺は、彼らの所に戻った。

 

「あっ、大丈夫っすか?」

「ああ、もう大丈夫だ。すまなかったな。」

「いいっすよ!あんたは命の恩人なんで!.....てか失礼っすけど、あんたの名前って、何ですかね?」

「石附遥斗だ。苗字でも名前でもどっちでもいい。お前らの名前は?」

「俺は慶斗っす!山田慶斗(やまだ けいと)!」

「......私は、加藤君名(かとう きみな)

天馬那月(てんま なつき)だ。」

「分かった。慶斗、君名、那月だな。じゃあ慶斗達に聞きたい事がある。なんであそこでスタンピードと戦ってたんだ?」

「そう!そこっすよ!さっきのスタンピードが起こる前、俺らはめちゃくちゃ暇だったんで買い物ついでに武器持って魔物倒そう!ってなって買い物終わった後魔物探してたんすよ!そしたらこの有様。」

「まあスタンピートは、予想できないよな。」

「マジで死ぬかと思った...」

「.....遥斗さん、あんたのランク、教えてくれないか?頼む!」

「.....Bランクだ。」

 

俺がそう言った瞬間。

 

「「「ええーーーーーー!!!!????」」」

 

めちゃくちゃ驚いてた。

 

「なんであんたほどの人が、Bランクなんすか!?」

「いや、俺はうるさいのが苦手だからな。」

「そうなんすね.....あ、じゃあ、この事ももしかして言わないつもりなんすか?」

「そうだ。そして、慶斗達も、俺がやったとは言わないでほしい。この事は他言無用だ。助けてもらった、まではいいが、特徴とか、名前とかは絶対に教えないで欲しい。わかったな?」

「「「はい!」」」

「よしOKだ。.....じゃあな。そろそろ警察や救急隊員の方が来るだろう。俺もバレたくないからな。この辺でずらかるとするさ。また会おう!!!」

「はい!ありがとうございました!」

 

 

そして俺は、大ジャンプしながら家に帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『 いやーきつかった!久しぶりにあんな動いたよ!』

「なにせスタンピードだからな。楽しかったか?」

『 うん!すっごい楽しかった!』

「そうか。ならよかったよ。」

 

 

 

そうして俺は寝る準備を済まし、布団に入って意識を落とした。




次回は、遥斗が解決したなんて全く知らない魁桜学園の先生会議です。
それではお楽しみに!




めっちゃ文字数伸びちゃったな......

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