[悲報]虎杖成り代わり、縄文時代に立つ[言葉が分からん] 作:夕暮れの家
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「ハッピーエンドに、彩葉も連れてく!一緒に!」
「…じゃあ、見せてみなよ」
難易度高いと思うよ、だなんて言いながら頬杖をついて口角を上げて。なにそのテキトーな言い方!と言ってぷんすこする眼の前の少女の様子を眺めていた。こんな深夜に態々作らせた夕食をおぼつかない手つきで、しかし心底美味しそうな顔をして頬張るその姿がなんだか眩しくて。意図せず目が細まる。
私の手元にあった料理にも物欲しそうに目を向けるものだから、思わず渡してしまう。お皿を差し出した後、勿体ないことをしたな、なんてほんの少しの後悔が胸に去来するものの、美味しい、と目を輝かせる少女を見るとなんだかそんな感情が何でも無いことのように思えてしまった。
「美味しい?」
「うん!美味しい!これなんていうの?」
オムライス、さっきも食べてたでしょ?そう呆れたように言って見せて。自分よりも随分と低い場所でひょこひょこと動くその頭をなんとなしに軽く撫でた。それが原因だったのか、それとも口の中に突っ込んだスプーンにのったものが原因だったのか。目を細めて満足そうに息を吐く少女の様子を見て、一つ笑みを零した。
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始まりは、先週末。バイトから帰ってきた私の眼の前にいきなり現れた非現実という言葉を形にしたような代物。七色に光り輝くゲーミング電柱が現れたことだ。
「えぇ…?」
現実で見ることのないような模様の煙を吐き出し、そもそも煙に模様というのが今考えてみれば意味の分からない現象ではあるが。変な音楽を垂れ流しながら電柱が開き、そこから一人の赤ん坊がでてきたのだ。しかも、抱き上げてしまえば数秒前まではやかましく光り輝いていた電柱がすっかり元通りになるというおまけ付きで。
「どうするの、この子…?」
私の腕の中でにへら、と機嫌良さそうに笑う赤ん坊を揺らしながら見る。警察、に届けようにも拾った時の光景が余りにも現実離れしすぎていて説明できる自信がない。それに、多分この子には戸籍がないし、親がいるのかも分からないし。
「きみ、何処から来たの?」
「あー!」
答えられるわけ無いか、とため息をついて。頼れる人、自分が出来ることを頭の中で一つ一つ整理しながら自分の部屋へ続く階段を出来るだけ音を立てないように、衝撃を与えないように気をつけながらゆっくりと上がる。どうしようか、なんて。こんな事を考え始めている時点でこの子を見捨てるなんて言う選択肢は無いも同然で。
「こら、私の制服噛まないの」
目についたのか、私の制服を掴んで口に含もうとしていたその行動を手で制して。そこから私の指に興味が移ったことで右に左に揺れる視線にくすりと笑った。
「何で電柱の中になんて入ってたの〜?」
「あう!」
明らかに普通ではない出会い方。本当なら、警戒すべきだ。警戒して、見ないふりをして。関わらないのが正解なのかもしれない。それでも、今私の腕の中にいる赤ん坊はとても小さくて、柔らかくて。それなのに暖かくて。確かに生きていた。私と同じように、生きていたから。
「大丈夫、安心していいからね」
私が手を離したらこの小さい生き物はどうなってしまうのだろうか。突然治安が悪い酔っぱらいの声は、カラスの鳴き声が鮮明に響き始めた家付近の事を思い出す。あんなところに、そうでなくても外に赤ん坊を一人で放り出すなんて選択肢取れるはずもなかった。
「…おやすみ」
段々と瞼が落ち始めた赤ん坊をそっと布団の上におろして、もう一度その頭を撫でる。そうしていると私自身にも睡魔が襲ってきて、段々と体が重くなっていくのをまるで他人事のように頭の中だけで確認していた。
今日はパワフルな子が多かったからな、それでかな。なんて思いながら手をどけると、もう既に赤ん坊はすやすやと寝息を立て始めていた。これからどうしようか、とか。そう言えば明日もバイトがあるんだったな、とか。色々と考えなければいけないことは沢山あって。
それでも、今は一旦すべて忘れてしまおう。そう考えて私も瞼を閉じた。
「えぇと、必要なもの、必要なもの…」
窓から差し込む朝日で目を覚ます。隣で変わらずすやすやと寝息を立てる赤ん坊を見て昨日の出来事が夢ではなかったことを確認して、昨日の夜に後回しにしたことを指折りで確認する。
「…君、こんなに大きかったっけ」
なんだか少し大きくなったような気がする赤ん坊を抱えて、とりあえずと必要なものを朝一番に買いに出かける。全く今まで関わりのなかった商品、思っていた以上の値段にげ、と声が漏れてしまったが、そこは仕方がないと割り切った。
「うあっ」
両手が塞がった状態でぐずられると困るなぁ、なんて思いながらどうにか胸に抱えた赤ん坊をあやす。ずしりと確かな重さを手に伝える買い込んだ商品が詰まった袋の重さも、そんな私の様子を見て笑う赤ちゃんを見ると、少しの間でもなんだか気にならなくなって。
そんな自分をなんだか単純だな、と一人で笑った。「重…」なんていう愚痴が口からこぼれる。荷物を持ってもらうのを手伝ってもらえば良かったかな、なんて考えて。頼んだらきっと二つ返事で来てくれたんだろうな、と一人で歩く私の隣にもう一人一緒にいるもしもの光景を幻視して。
「うぅっ」
「ごめんね、君もいたよね。一人じゃなかったか」
「ふひひっ」
私が笑うとこの子も笑う。私が目を離すと不満そうに手の届くところにある私の服の布をその小さな手一杯に収めて引っ張って。よく泣いて、よく笑う子だった。それでも私の動きを見逃さないようにとでもいたげな態度で目を一杯に見開いて此方をじっと見つめているその瞳とか、試しに手を振ってみたらきゃっきゃと嬉しそうに笑うその様子がなんだか嬉しかった。
「…そうだ、バイト」
等しっきり買い込んだ商品を確認して、用途だったり使い方を頭に叩き込んでから。今日の昼過ぎから入っている予定を改めて思い出した。ミルクを飲んで満足したのか今は静かに眠っている赤ん坊を見やる。昨日は寝転がることしか出来なかったはずなのにいつの間にかおぼつかないながらもハイハイで動き回るようになってしまったこの子を一人で置いていくわけにはいかないなんてことは流石の私にも簡単に分かる。
「休む、のは、ちょっと」
心配をかけそう。昨日は元気だったのに、直前になって休むと言うならちゃんと理由も話すべきだろう。でも、その理由というのが、今横ですやすや寝ている赤ん坊だ。昨日の現実離れした光景も相まってきちんと説明できる自信が微塵もない。
ならば嘘をついてしまおうか。例えば芦花や真実と遊びに行きたいから、とか。電話口でそんな事を白々しく言葉にする自分の姿を思い浮かべる。きっと電話の向こうの相手は、そんな私の自分勝手な言い分に対しても穏やかに笑って、「楽しんできな」なんて言うんだろうな。
ダメだダメだ、と首を振って思考を打ち切る。やっぱり休めない。と、なると。選択肢は一つしか無いな、と先ほど買ってきた抱っこ紐と布団の上で眠る赤ん坊を交互に見やった。
「彩葉、その子は?」
「…えぇと」
赤ん坊を胸に抱いて引き戸を開けると、カウンターに座っていた悠仁くんが目をぱちくりさせて私を見た。絶対にくると分かっていたはずの質問なのに、返事に窮してしまって口ごもる。
「あんな、昨日電柱から出てきたこの子拾ってん。見捨てるわけにもいかんし…」
「そっか」
立ち上がった悠仁くんが赤ん坊の頭をそっと撫でる。先程目を覚ました赤ん坊の方は、不思議そうに自分の方に手を伸ばした悠仁くん事をじっと見つめていた。
「信じるん?全然現実味ないと思うんやけど…」
「?嘘なのか?」
実際に見た私でさえ、未だに現実味がなさすぎて自分のことを信じきれていないというのに。簡単な言葉だけで全く疑ってないような顔をして。彩葉の言うことだからな、なんて言って。そんな言葉一つで嬉しくなってしまう私も何処かにいて。
「…悠仁くんは」
言いかけて、やめる。きちんとまとまっていない。上手く言葉に出来る自信が無い。色々言い訳を心の中に並べ立ててみても、結局は全部うわべだけの言い訳に過ぎなくて。分かっているからこそ、そんな事で自分を納得させることなど出来なかった。
「置いてくることも出来んくて。バイト中だけでえぇから、ここに置かせてもらってもえぇ?」
「いいぞ。大変だろうし店は閉めようか」
そう言って微塵も躊躇せずに店の入口に向かって歩き出す悠仁くんの手を掴んで止める。バイト中だけで良いって言ったのに。今日は三連休の初日だ、そんなにお客さんの入りが多いわけではないこの店でも、逃しては行けないタイミングってものがあるでしょうに。
「そこまでせんでも、大丈夫」
「そうか?」
そうや、と頷いて。とりあえず座敷に布団を敷いてその上にそっと寝かせた。バイト中の悠仁くんは私の隣の席に座っているか、座敷の方で座っているかのどちらかだ。いつも座っている椅子の角度をすこしずらして、座敷の中も視界に入るように調整する。これで仕事しながらでも一応そちらに意識を持っていける。
「あう〜」
響いた声にそちらに目線をすべらせると、私が離れたことに今更気がついたのか、赤ん坊が此方に手を伸ばしてるところだった。流石にバイト中だから、直ぐにそばに行くわけにいかず。手を振ると不満そうに頬を膨らませていた。
「おっと」
悠仁くんが嫌に手慣れた様子で赤ん坊を抱き上げてあやす。しばらく困惑していたようだが、それも直ぐに収まってその腕の中で機嫌良さげに笑う赤ん坊の姿を見て。赤ん坊のことを宝物を持つように丁寧に丁寧に扱って嬉しそうに目を細める悠仁くんの事を見て。
微笑ましいはずのその光景によって胸の奥に生じたほんの少しの靄は見なかったふりをした。
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「…また大きくなってる」
次の日の朝、なんだか更に重くなって、大きくなった赤ん坊の異常性からは目を反らして。このペースだと一ヶ月くらいで大人になりそうだなぁなんて阿呆な事を考えた。
更に元気に動き回れるようになった赤ん坊から更に目が離せなくなって。バイト中も、それ以外の時間も。勉強に当てるはずだった時間や、その他諸々がすべて赤ん坊の為に溶けていく。子どもが出来るとそれにかかりきりになるというのは本当だったんだなぁ、とか。お父さんやお母さんもこれくらい大変だったのかな、なんて関係の無いことを考えてないとやっていられないほどに忙しくて。
それでも、赤ん坊の無邪気な笑みを見るとなんだか許せてしまって。そんなことばかりしていると三連休はあっという間に過ぎていってしまった。本当はもっとやらなければいけないこと、沢山あったのにな。
「ねーねー」
溜まった疲労を抜こうといつもよりも少し早く寝た三連休の最終日。赤ん坊もすやすや寝てたと思ったのに、日付を回ってしばらくした深夜に体を揺すられて目を覚ましてしまった。
「ミルクー」
「はいはい…」
最後の方は言葉をなしていない声だけで何を言いたいか分かるほどだったのだ。何を言われないでもこの子が何を求めているかくらい分かる。…いや、いまのは明確な言葉だったな。
寝ぼけていた頭を振って赤ん坊の方に向き直ると、そこには腰ほどまで髪の毛を長く延ばした十歳ほどの少女が膝立ちでいた。月の光に照らされたその髪が照明のついていない部屋の中で嫌に眩しくキラリと光った。
「おぉ…」
お腹すいた、と私の服を引っ張る少女の背丈は私の胸ほどもあって。朝起きる度に段々大きくなってるな、とは思っていたけどここまで成長が早いとは聞いてないな、という混乱が頭を満たす。
「大きくなったねぇ…」
「?うん!凄いでしょ!」
すごいすごい、とまとわりついてくるその頭を撫でながらミルクを用意しようとして。このくらい大きいのならば別にミルクで無くても大丈夫そうだな、と思い至る。それから大急ぎで夜食を作ってから、冒頭に至るというわけだ。
「きみ、何処から来たの?」
「んっ」
少女が何を当たり前のことを、とでも言いたげな顔をしながら指さした先には空に浮かぶ満月があった。月、月、ね。
「そうですか…」
やっぱり理解の範疇を超えている、その行為を放棄した私の口から力の抜けたそんな言葉が飛び出していった。
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「…あれ?」
朝起きると、あの少女の姿が見えなくなっていた。ここ数日は起きるといつも私のそばですやすや寝ていたのに。あんまりにも現実離れした体験だったし、全部夢だったのかななんて一瞬思ってしまったけど。自分一人だったらするはずのない夜食の跡が残るシンクや、買い込んだけど結局全然減っていない子育て用品がその考えを否定してくる。
「どこ行ったの?」
ベランダを確認してみた、いない。浴室のドアを開けてみた、いない。押し入れの中にも、いない。それなら、外に出たと言うことになって。
あんな、まだ生まれたばかりの子が?何も知らないで、身よりもなくて。一人で外に出て大丈夫だなんて到底思えない。もしかしたら迷って帰れなくなっているのではないか。夜食を食べた後、確認もせずに寝てしまった自分を責めながら撮るものもとりあえず外に探しに出ようとして、はたと気づく。
「あの子、なんて呼べばいいんだろ…」
ずっとあなた、とか君、とか呼んでいたから。名前を知らないことに今更気がついた。これでは外に出てもどうしろと言うのか、と靴をつっかけた状態で立ち止まってしまったその時。
「ココダヨー」
そんなふざけた言葉と共に流しの下の引き出しが開いて、その中に三角座りで収まった少女が出てきた。
「心配させないでよ…」
まだ小さいんだから、と這い出てきた少女の頭を撫でると、思っていた反応と違ったのか少女は目を数度瞬かせたあと、わたわたと煩い動きを披露しながらごめんっ!と勢いよく言った。
「ねぇ、あなた名前なんていうの?」
「名前?」
そんな唐突な質問に不思議そうな顔を浮かべた後、少し考えて。片手を上げた少女は、元気よく無いっ!と言ってみせた。まさかとは思っていたけど、やっぱり無いのか。
「…じゃあ、かぐや」
「かぐや?」
「あなたの名前。これからかぐやって呼ぶから」
「名前!?かぐや、かぐやか〜っ!」
嬉しそうにありがとうっ!と言って笑う。その笑い方は当たり前だけどこの三連休で見ていた赤ん坊の笑みと全く同じもので。改めて、あの子が随分な速度で大きくなったなぁなんて実感した。
「じゃあ、行ってきます」
学校の準備と、その他諸々を片付けた後。いつものようにカバンを持って玄関を開けようとすると、慌てた様子のかぐやが此方に飛んできた。
「まってっ、何処行くの!?」
「学校、行かなくちゃいけないから」
「ヤダヤダ、一緒いてっ」
私の腕を掴んでそうやって駄々を捏ねるかぐやの様子に、少し心が動く。確かに今日も赤ん坊のままでずっと見て無くては行けない状況なら少しは考えたかもしれないが。今の彼女はもう赤ん坊ではない。留守番くらいなら大丈夫だろう。
「あー、いや」
そこで、悠仁くんから言われた事を思い出す。学校がある日は自分が預かろうか、なんて言ってくれていたんだった。昨日は素直にその言葉に甘えて良いものかと考えながらいつの間にか寝てしまったんだ。一度深夜に衝撃の大きいイベントが挟まったせいですっかり記憶から抜け落ちていた。
「ねぇ、ここで一人なのと、ここじゃないところで他の人と2人なの、どっちが良い?」
「…彩葉じゃないとヤダ」
ぶー、と唇を尖らせて不満を表現して見せるかぐやのころころ変わる表情を見てちょっと笑って。注目を集めるように人差し指を一本立てて見せた。
「何回か私が離れてたときにかぐやのこと抱っこしてた男の人、覚えてない?」
「男の人?…あーっ!あの白い人!」
あの人、名前何ていうの?とまた騒がしくなったかぐやの手を引いて遅れないように、と少し急いで家のドアを開けた。
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「ねー、悠仁」
座敷と店を区切る段差に座って足をぷらぷらさせながら、かぐやは直ぐ側にいる白い男の人に声をかけた。
「悠仁はさ、彩葉と仲良しなんだよね?」
「そうだな」
じゃあさ、と目を輝かせて言葉を続ける。自分も仲良しになるためにはどうすればいいのか、と。その様子を見た虎杖は何事か書きつけていたペンを傍に置いて、かぐやに向き直った。
「かぐやらしくいてくれれば、それでいいさ」
「かぐやらしく?」
そのままで魅力的さ、と優しく頭を撫でられたかぐやがほんとうっ!?と更に瞳を輝かせる。そして、手が離れた後の自分の頭を不思議そうに触って、離れていった手を両手で捕まえてしげしげと眺め始めた。
「彩葉よりも手、おっきいねぇ」
でも彩葉の手のほうがあったかいよ!と元気よく話すかぐやのことを見て目を細めて。もう一度かぐやの頭を捕まっていない方の手で撫でる。
「…彩葉のこと、好きか?」
「うん!大好き!」
両手をぱっと上げて全身で感情を表現して見せるかぐや。そのまま、まだ話せるようになってほとんど時間が立っていないというのに、えっと、えっとと言葉につまりながら何処が好きなのかを言葉にしようとするかぐやの言葉を遮ること無く、ゆっくりと頷きながら聞く。
「悠仁も、彩葉のこと大好きでしょ?」
そんな顔してたよ?と首を傾げるかぐやに虎杖は薄く笑う。子供の頃からずっと知ってるんでしょ、と更に言葉を続けるその頭を今度はすこし力を込めてくしゃりと撫でた。
「すぐに、かぐやの方がもっと彩葉の事を好きになるさ」
「そーかなー?彩葉も?」
「もちろん、俺よりももっとな」
すこし粗めに撫でられたかぐやの髪の毛はそれ相応に乱れていて。最後の言葉を発した虎杖の表情は、彼女からは伺い知ることは出来なかった。
なんか彩葉のかぐやへの好感度高くない?と思ったそこのあなた。正常です。
ifの扱い
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このまま最後まで書く
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普通の後日談も交えつつ書く
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書かんでいいから後日談だけ書く