転生したらスライムだった件forDevil May Cry 作:サイトーサイト
書いたぞぉ〜! とにかく書いたぞぉ!
スパーダ「─────って言うのが さっき起こった地震の正体、わかったか?」
リムル「うん! よくわかっ............るわけないでしょ!?」
あー うん そんな反応すると思った さとりなら。
リムル「何っ!? ミリムのお父さんが復活して!?」
スパーダ「うん。」
リムル「ミリムが暴走して 恭二がそれを止めて!?」
スパーダ「苦労したよなぁ......」
リムル「ミリムに名付けして 成長させた!?」
スパーダ「なんで そこまでデカイ声出すんだよ......」
リムル「デカい声も出るわよ! というか、何その怒涛の展開!? 情報量が多すぎて脳の処理が追いつかないんだけど!」
頭を抱えてガシガシとむしるさとり。その姿を呆れた目で見つめる。
スパーダ「まぁ、俺もやべぇレベルの修羅場だったなーとは思ったけど......特にミリムの暴走はマジで世界の終わりかと思ったぞ、俺が止めたから問題ないけど。」
リムル「笑い事じゃないでしょ! ミリムのお父さんって、あの星王竜ヴェルダナーヴァのことでしょ!? 復活したの!? いや、それ以上に恭二が止めたって……一体何したのさ!?」
スパーダ「何を......って、ただの限界突破した
リムル「恭二……恐ろしい子……! いや、待って。最後の「名付けして成長させた」って何? ミリムは元からミリムでしょ?」
スパーダ「あー、それがさ。暴走を止める過程でいろいろあってな。名付けのエネルギーでミリムの精神というか、存在そのものが一気に大人の階段を上っちまったんだよ。見た目も中身も、な」
リムル「……は?」
スパーダ「だから、今のミリムはなんて言うか.......めちゃくちゃ美人で、しかもちょっと淑やかになってる」
リムル「あのワガママ暴走魔王が淑やか!? 嘘だ! 絶対に信じないからね! 幻術か何かの見間違いじゃないの!?」
スパーダ「現実を受け入れろよ、さとり。今、外でヴェルダとルシアとでお茶淹れてるぞ」
リムル「ちょっとその様子見てくる!!」
そう言って 慌てて部屋を飛び出したさとり、その直後に、さとりの悲鳴が聞こえた。
リムル「ぎぇぇぇぇぇ!? ほんとにおっきくなってるぅぅぅ!?」
スパーダ「......あいつ 期待を裏切らねぇな......」
そう言って 俺はそのままさとりの方に向かった......
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ミリム「おぉ! リムルなのだ! おひさー なのだ!」
リムル「ほ......ほんとに大きくなってる......!?」
さとりが驚きのあまり固まっていると その後ろから ヴェルザード とヴェルグリンドが現れて ミリムを眺めた。
ヴェルザード「あらあら 可愛い子ね なんだか ヴェルグリンドに少し似ているわね?」
ヴェルグリンド「ほんとね! 顔が私に少しそっくり!」
ヴェルダナーヴァ「あはは.......やっぱり 僕の遺伝子が入っているからかな?」
ヴェルダの苦笑混じりの言葉に、その場にいた全員の視線が、大人の姿へと成長したミリムに集まる。かつての子供っぽさは消え失せ、しなやかで抜群のプロポーションを誇る美女へと変貌したミリムは、どこか照れくさそうに頬を染めていた。
ミリム「も、もう! ヴェルザード姉さんもヴェルグリンド姉さんも、そんなにジロジロ見ないで! スパーダが.......その、あたしを
「大人にしてくれた」という、非常に語弊のある表現にリムルの肩が跳ねる。リムルはすかさず、背後にやってきたスパーダの胸ぐらを掴んで思い切り揺さぶった。
リムル「ちょっと待ってよ 恭二!! 何その意味深な言い方は!? あんた一体、あの純真?な魔王にナニしたのよ!? 私にしなかったのに ミリムにはシたの!?」
スパーダ「おい揺らすな、眩暈がする! 誤解を招く言い方をするなミリム! 誤解を解け! あとさとり!お前は前世から相変わらず人の話を聞かないな! ただ名付けのエネルギーで急成長しただけだって言っただろ! あと発言には気をつけろ!」
リムル「言われたって信じられるわけないでしょ! あのワガママちびっ子魔王が、こんなスタイル抜群の淑やかお姉さんになるとか、どんな超展開よ! 前世の漫画でもそこまで急激な進化は見たことないわよ!」
スパーダ「現実を見ろ、現世は小説より奇なりだ。なぁ、ヴェルダもそう思うだろ?」
スパーダが話を振ると、ヴェルダは優しく微笑みながら、淹れたてのお茶をリムルの前に差し出した。
ヴェルダナーヴァ「あはは、スパーダの言う通りだよ、リムルさん。僕の復活も、ミリムの暴走も、すべては現実に起こったことさ。.......それにしても、我が娘ながら本当に美しく育ってくれた。スパーダとトネリコさんには感謝してもしきれないよ」
ルシア「ええ。ミリムを止めて、さらにこのような素敵な姿に導いてくださるなんて。スパーダさん、本当にありがとうございました」
ルシアからも上品にお辞儀をされ、俺は頭を掻きながら視線を逸らした。
スパーダ「いや、ルシアにそこまで感謝されると照れるな.......。俺はただ、暴走する
リムル「......話は聞いていたけど.......恭二、あんた現世でどれだけのチートやらかしてんのよ......」
リムルは驚愕のあまり、俺に軽蔑のような視線を送る やめろやめろ そんな目で見んな、気ぃ散るわ......"ギュッ" おっ?
スパーダ「ミリム?」
袖を引かれるような感覚に振り向くと ミリムが顔を俯いて ギュッ と握られていた。
ミリム「.......スパーダ、その。さっきお母様たちが、あたしとスパーダは実にお似合いだと言ってくれたのだぞ? 私は、その.......スパーダが良ければ、この姿のまま、ずっとお前の隣に......」
上目遣いで、もじもじと指を絡め合わせながら告白まがいのセリフを口にするミリム。その破壊力抜群の美女の甘えた仕草に、周囲の空気は一気に桃色に染まる......わけはなく......
ヴェルザード「あらあら、強力なライバル登場かしら?」ゴゴゴ......
ヴェルグリンド「うふふ、我が一族にまた新しい家族が増えそうね」ゴゴゴ......
冷めてー空気が 一体を包み込んでいた......
スパーダ「待て待て待て! 外堀を埋めるスピードが音速を超えてるだろ! ミリム、お前もそんなキャラじゃなかっただろ!? つーか なんでお前らそんな空気感なんだよ!?」
リムル「............ワタシニハシテクレナイノ?」ゴゴゴ......
スパーダ「さらにめんどくさくなった!! 」
ヤンデレ気味なリムルと、冷や汗を流しながらミリムの視線から逃れて この世界の冷たすぎる空間の掛け合いは、世界の終わりを乗り越えたお茶会......そして 夜、「最高の誕生日パーティー」が 始まろうとしていた。
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ミリム「おぉ〜! 美味しいのだ!」
朱菜が用意した 料理に ガツガツ と手を付けているミリムの姿に 俺は少しだけ クスリ と 笑った。
スパーダ「よく食うな ミリム......でかくなったから 胃袋もでかくなったか?」
ミリム「なっ!? そんなことないのだ! あたしは......その.......えっと......!」
あたふたしているミリルを見ていると 余計に笑いが込み上げてくる......プククッ......
ミリム「も......もう! スパーダのばーか! もういい! 食いまくってやるのだ!」
と ミリムはヤケ食いに走った......少し 遊びすぎたな......
スパーダ「悪かったな ミリム 後で遊んでやるよ」
ミリム「えっ!? いいの!? やったー! 遊べるのだ〜!」
ちなみに 遊ぶってのは 「戦い」だからな? 別に「夜の戦い」じゃないからな?
と 俺がそう思いついた時、誰かが俺の肩を叩いた......振り向くと そこには にこやかで しかし 目が笑っていない ヴェルザードとヴェルグリンドがいた。
ヴェルザード「あら? なーにやっているのかしら? 私の姪っ子には 遊びをしてくれるのに......」ゴゴゴ......
ヴェルグリンド「そうね......お兄さん......ミリムにはそうするのに......私たちには......」ゴゴゴ......
スパーダ「やめんか ふたり! ここでやったら誕生日パーティーがややこしくなるわ!!」
ヴェルダナーヴァ「あはは......あっ そうだミリム。」
ミリム「ん? どうしたのだ? お父様?」
ミリムが 食うのをやめて ヴェルダの方を振り向く そこには 微笑む ヴェルダとルシアの表情............そして......
ヴェルダナーヴァ&ルシア「「誕生日おめでとう......ミリム」」
この言葉......これだけでも ミリムに愛情があるのは明白だ......そして そんなミリムは......
ミリム「......う......へへ......ありがと......なのだ......お父様! お母様!」
満点の笑顔で その言葉を受け取った......
スパーダ「......良かったな ミリム......」
そうして、 誕生日パーティーはこれで幕を下ろした......
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次回 「新たな英霊」