友人2「リリス可愛いよな!!!!!!!!!!」
ぼく「メタトロンジャンヌ欲しい!!!!!」
友人1「」(呼び符7枚、石90個殉職)
友人2「」(呼び符4枚、石141個殉職)
ぼく「」(呼び符11枚、石210個殉職)
なお全員星5無しである。
目を覚ますと別世界にいた。
転生というヤツである。
この言葉に心躍る人は少なくないと思う。躍るよね?
少なくとも俺は超ワクワクした。
見知らぬ森の中で目を覚まして、転生したって分かった時はもう大はしゃぎだった。
俺が主人公になって世界を救って…って考えるのも無理はないと思うの。16歳だし。思春期の高校生だし。
そして直ぐにモンスターに殺されかけて冷静になった、と言うかならざるを得なかった。
森を探索してたら急に背後から襲われて、人生で味わったことの無い激痛を感じて、パニックになって振り返ったら爪から血を滴らせたジャギィがいた。
もう泣きながら必死になって逃げた。
けど、平和な現代日本で生まれた自分が野生の、それも人間並みに大きな肉食獣から逃げられるわけもなく死にかけてたらたまたま通りすがった現地のハンターさんに助けてもらえた。
それでここがモンスターハンターの世界だって分かった。
それからそのハンターさんに弟子入りして、モンスターを狩れる様になった。
勿論怖かった。最初のトラウマもあったけど、俺はモンハンが一番好きなゲームだったから頑張って修行した。
それからあれよあれよと時が流れ、ハンター内でも最強クラスの実力を持った時に俺の住んでる国に例の禁忌古龍が近付いてるって知った。
煌黒龍 アルバトリオン。
この世界の頂点に君臨するモンスターで、こいつに比例するのは同じ禁忌のミラボレアスとかしかいないって言うマジもんのやべーやつ。
勿論一介のハンターに太刀打ちできるわけがないが、俺は10年の年を経て、人類の中でも最強格のハンターになっていた。
それで俺にお鉢が回ってきた訳なんだが…
(勝てるか!あんな化け物!!)
油断させた状態で命投げ打って漸く相打ちだわクソが!!!!!!
人間が対抗できる存在じゃねえだろあんなもん!!!!
あれを乱獲してるゲーム主人公はどうなってんだよ……
……ゴホン。
兎も角、それで俺はアルバトリオンと相打ちになって死んだ。
それは間違いないはず。
ただ………
「二度目の転生…と言うよりは憑依の方が正しいか?」
俺の現在地は2014年の日本である。
アルバトリオンと相打ちになり瞼を閉じた直後に無意識に目が開き、知らない天井が目に入った。あの状況で生還できたのか!!?と思ったが明らかにモンスターハンターの世界にある訳のない蛍光灯が目に入り大困惑した。
しかしこの状況には既視感があった。一度目の人生で死んだ直後の状況だ。あの時も目を開けたら見渡す限りの自然が目に入り大困惑した物だ。
一度は経験した状況だから、すぐに自分がどんな状況なのか確認した。
まず初めに年齢だ。
前世では25歳だったのに現在は16歳…前前世と同じ年齢だ。
それに加えてしっかりと前世、前前世の記憶がある上に今世の今まで生きてきた記憶がある。
これは恐らく転生と言うより憑依だろう。
それによって発覚した新たな問題があるが……後にしておこう。
二つ目にこれは前前世の地球ではおそらくない事。理由としては、自分が【魔術師】である為だ。
俺の家は何代か前はイギリスに家を持つ魔術師の家系であったが今は完全に没落したらしい。
その為俺の家族はほぼ全員魔術が使えない一般人である。祖父がちょっとした魔術を使える位だ。
だが俺は先祖帰りなのかなんなのか知らないが異常な程の魔力と魔力回路の数を持って生まれた。
俺の生まれ持った魔術は【放出】の魔術。自然界にあるエネルギーや宝石等に含まれる魔力などのリソースを使用する事が出来るという魔術だ。
ここまでならまだ才能ある魔術師で済むが、この世界に来たと同時に、何回も生き死にを繰り返したせいか新たな魔術が芽生えてしまった。
一つは【虚数】。言わずもがなの大厄ネタである。
これだけでもヤバい。
この魔術は自然には本来存在しない負のエネルギーや架空のエネルギーを司る架空元素の魔術であり、放出魔術との相性が信じられない程良い。
この魔術単品でも使えると知られたら最悪指定封印モノなのに更に最悪なのが3つ目の魔術だ。
【龍】の魔術である。
聞いたこともない魔術で、行使することも出来ず、体内に龍属性の魔力を流す事しか出来ない。最初はなんだこの産廃?となったが異常に気付いた。
虚数魔術や放出魔術の発動が
いや、そもそも龍魔術以外の魔術の発動が出来ない。
その時に思い出した。
モンハン世界の属性の一つ、龍属性。
ハンターがこの龍属性やられになると、武器に備わっている属性値と状態異常の蓄積値が一時的にすべて無効化される。
恐らくこの魔力は、他の魔力を四散させる効果を持っているのだろう。
そして妙な確信が生まれた。
この魔術は、相手の魔術回路をも破壊出来るだろう…と。
「いやいやいやいやいや…………不味いだろ…!!」
当然である。相手の魔術回路を破壊すると言うのは、例えるなら陸上選手から足を奪うと言う事と同義である。
現状、自分の魔術の妨害しか出来ない産廃だが、そんなもん関係なしに封印指定待った無しである。終わった。
幸運なのはこの魔術らが芽生えたのは憑依を自覚してからである。
故に俺はこの魔術を何がなんでも隠し通すことを決めた。
最後に、一番の厄ネタである。
俺は人理継続保障機関フィニス・カルデアへの
「スゥーーーーーッ……」
はい、虚数魔術からほぼ気付いていたがこの世界は型月世界のようだ。
しかもFGOと言うそこかしこに地雷が転がってる世界の中でも特大の地雷原たるカルデアである。
しかもそこのAチーム、そして誰にも話せない魔術。もう厄ネタ塗れで前が見えねぇ。
……が、これは見方を変えればチャンスではなかろうか?
龍魔術は今の事は控えめに言ってカスであるが、虚数魔術、放出魔術は極めて強力な魔法だ。
これらの魔術の精度を上げればこの世界……具体的に言えば、人理焼却を生き残れるのではなかろうか。
FGO世界という事で、この世界には主人公である藤丸立香がいるはずだ。
しかし此処は無慈悲な型月世界、一歩間違えれば終わりの超綱渡り世界だ。
そこで俺は前世の戦闘経験と、今世の魔術を駆使して主人公をサポートすれば、多少は生き残り安くなるのでは無いだろうか………
と、理屈をこねこねしてはいるが、本音を言うと、
あの原作を生で見て見てぇ………!!!!
俺は前前世はFGOプレイヤーで、先輩の勧めで初めたらそれはそれは見事に脳を焼かれたものだ。
そのストーリーを生で見れる可能性がある…なら、やるしかないだろ!!
その為に魔術を鍛えようというわけだ。足手纏いになるなんてのは論外だからな。
「カルデアには2ヶ月後に入所か……よし、精々頑張るとするか!」
友人2「終末のアーチャーの見た目がドストライクすぎる。絶対引く」
ぼく「おう頑張れ」
ぼく「あっ」(10連で終末のアーチャーをツモる)
隣にいた友人2「は?」