転生者がfate世界でノッブの家臣になって英霊になるまで   作:ゼロさん

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ノッブの幼い頃って多分こんなんなんじゃないかな?と思ってやったが出来てるか不安。


織田信長と転生者 吉法師と鵺(ぬえ)

side 織田信長(吉法師) 10歳

 

「(あーつまらん、なんか面白いこと起きんかな〜…)」

 

ワシが〝アレ〟に会ったのは特に何もする事もなく、ひとりでブラブラ町を歩いていた日の事じゃった。

 

 

ワイワイ ガヤガヤ

 

  ざわ… ざわ…

 

「おん?」

 

「そろそろ帰ろうか」なんて思っとった頃、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「………」

 

人混みの中を覗くと、其処には大男が座っていた。大体7尺*1程度であろうか。抜き身の刃の様な気配と妙な色気を纏った男じゃった。

 

 

「………のう、おぬし」

 

「なんでしょうか。」

 

 

声はまるで少年のように高く、巨木の様なその体には不釣り合いな程であった。顔は何処か幼い少女のようでもあり、少年のようでもあった。中性的な顔立ちってヤツじゃな。

 

 

「油は?」

 

 

「見つけました。」

 

 

「威力は?」

 

 

「弱く強いです。鉄ですね。」

 

 

「話せ。」

 

 

「はい、喜んで。石鹸ですかね?」

 

 

 

「………!」

 

 

驚いた。当然じゃな。当時ワシってば「人の声が聞こえず、自分の声も届かない。聞くに値しない者とは会話が出来ない」って感じのやべー奴じゃったし、オヤジ殿以外とはマトモに話が通じておらんかった。

「暇つぶしついでになんか話すか、どうせ通じないけど。」って感じで諦め半分で話しかけたら通じた上に返されたんだもんな、当時のワシびっくりよ、ホントに。

 

因みにさっきの内心も含めてもう一回じゃと

 


 

 

「(その)油は(匂いからして椿のものか、どこから手に入れた)?」

 

 

「(椿から油を搾る方法を)見つけました。」

 

 

「(ほう…そっちにある弓は妙な形をしているな…その弓の)威力(とその形にする事による利点)は?」

 

 

「(引く力が)弱く(引いたまま保持した場合の体力の消耗が少ない上に少ない力で引けるので既存の弓よりももっと張りを強く出来るので威力が)強いです。(あえて欠点を挙げるとすれば元の弓より機構…滑車が複雑で壊れやすいですので滑車を頑丈な別の素材…)鉄(に変える事が必要)ですね。」

 

 

「(ほう、他に何か今考えている事はあるか?あるなら)話せ。」

 

 

「はい、喜んで。(今の所は椿油を使った)石鹸(を作る事)ですかね?」

 


 

バカみたいな圧縮言語話してるな昔のワシらって。そら他の奴らワシが何言ってるか分からんわ。これについてこれる猿とかオヤジ殿マジでなんなんじゃろうな…今は多少改善したが。

で、その後話が通じる事に驚いたワシはコヤツが他のものに取られてはいかんと急いで勧誘をしたんじゃ!

 

 

 

「来るか?」

 

 

「勿論!」

 

 

アヤツってば目を輝かせて頷いてきてのぉ!ワシってば嬉しくなっちゃったんじゃよ、ほら、誰も自分についてこれないと思っとったらある日いきなり話通じる奴に会って、ダメ元で言ったらなんとその日にスカウト成立したんじゃよ?嬉しくなっちゃっても是非もないヨネ!

 


 

side 転生者

 

 

 

 

織田信長怖えええええ!?

 

 

なんなのあの人!?野生の勘でなんとなく何聞かれてんのか分かったけど絶対他の奴会話無理でしょ!

 

 

「のう、名は?」

 

 

「怪力と巨体で親に捨てられました。どうか新しい名を下さい。」

 

せっかくだし太郎なんてありきたりな名前はイヤでゴザル!

 

 

「化け物みたいにデカいから鵺で。こっから宜しくの。」

 

 

「はい、未だ10歳の幼い身ですが精一杯務めさせて頂きます。」

 

 

「うむ、宜s10歳!?

 

 

「はい、10歳ですね。」

 

 

「エッ同い年?マジで言っとるのかお主?この体で10歳はムリがあるじゃろ…うお(筋肉)デッカ…」

 

 

「これから宜しくお願いします!」

 

 

「おっ…おぉ、宜しく。」

 

 

 

 

 

 

それから色々な事があった。まだ信長ではない『吉法師』の舎弟として過ごしていた俺は、後の信長の家老である平手政秀の所(ノッブのうつけを咎める為に切腹した人。命が軽すぎる。)に養子として迎えられ、そこで才覚を発揮。器用さと知識チートにかこつけて様々な商売を始めた。石鹸作り、養蜂、椎茸の栽培、濁り酒に灰を入れて綺麗にした清酒や蜂蜜酒、馬鈴薯(ジャガイモ)による芋焼酎、葡萄による葡萄酒(ワイン)蒸留酒(ウィスキー)等の製造・販売と農作物の栽培により巨万の富と名声を得た。

 

………「なんで葡萄だったりを栽培できたのか」「何処から手に入れたのか」だって?簡単だよ、輸入したんだ。それも…異世界からな?

 

 


 

転生者マート

 


 

 

 

「転生する時に教えられてたんだよなぁ…【転生者同士でやり取りする掲示板だったり通販サイトが在る】って。コレのお陰で山の中でも何不自由ない生活を送れたんだ。ありがたいぜ…」

 

コイツは『転生者マート』そのまんま『転生者同士で商売が出来るサイト』だ。サイトを開きたいと思いながら「メニュー」と呟けば自分にしか見えない画面が出てきて自由に操作する事が出来る。

 

俺はそのサイトで作物の種や育て方の本等を購入し、器用さに身を任せて蒸留装置だったりを作成したという訳だ。自分の才能が怖いな!

 

 

「鵺ー、なんか美味いもの出せ、甘いのが良い。」

 

 

「吉法師様、最近マンゴーという果物を育てるのに成功しましてね?」

 

 

吉法師様は平手の屋敷の離れで暮らす俺の所に良く遊びに来るようになった。以前手料理を振る舞った所いたく気に入られたらしい。やっぱみんな好きだよね、ハンバーグ。未来の魔王様でも抗えないらしい。

 

 

「ふーむ、食った食った…のぉ、鵺よ。」

 

 

「何ですか?」

 

 

「イヤほら、ワシってばもうちょいで元服じゃん?」

 

 

「そっすね。」

 

 

「………ぃ…いいぞ

 

 

「なんて?」

 

 

「だからその…〝いいぞ〟と…!ええい、焦らしておるのか!?」

 

 

吉法師…信長様が顔を赤らめる。………コレは…いいのか?

 

 

「いいん…ですかね?」

 

 

「…ワシが女だと気づいておろう?」

 

 

「まぁほぼ毎日ウチの風呂に入ってるし泊まってもいますから…流石に。」

 

 

「しょうがないじゃろ!お前ん家の桶風呂*2が気持ちいいし冷たい飲み物入ってる時に差し入れしてくるし羽毛布団*3だったか?アレが気持ちよすぎるんじゃよ!皇族だって持ってないじゃろあんなの!?」

 

 

「まぁ拾って貰ってから約4年で日本一の金持ち兼大商人ですからね俺って。」

 

 

「ホント良い拾いもんしたの…まぁ一旦置いといて…その…最近作ったのあるじゃろ?その…()()()が。」

 

 

「ありますね…」

 

 

「その…多分他にもシたりする事になるかもしれんがな…その…〝ハジメテ〟はくれてやろうと思ってな!?」

 

 

「…」

 

 

「な…なんじゃ、別にワシとてお前が()()()()()でワシを見ていたのを知っとるんじゃぞ!」

 

スッ

 

「…」

 

 

「なんじゃ立ち上がっ……て…」

 

 

 

「…」ゴゴゴゴゴゴゴ

 

 

「デッカ…ワ…ワシの腕よりデカくないか…!?は、入り切らんぞそんな馬並なモノ!」

 

 

「…」

 

 

「ちょっ…持ち上げるな…布団に運ぶな…!こ、こうなんというか雰囲気とか…!」

 

 

「ひとめぼれでした。」

 

 

「!?」

 

 

 

 


 

後の歴史書によれば、翌朝、吉法師は丸一日腰を痛めて歩けなかったそうである。

*1
1尺=約30cm

*2
五右衛門風呂

*3
羽毛布団は明治・大正時代に、ごく一部の富裕層や海外からの帰国者が使い始めた。




織田信長もとい吉法師 主人公への好感度MAX。
MAXを100ポイントのポイント制であらわすと
美味しいごはん(50ポイント)+ふわふわのお布団(50ポイント)+献金(50ポイント)+献身的なお世話(50ポイント)+自分との会話に付いてこれる(100000ポイント)+エッチによるメス堕ち(100000ポイント)=200200/100の限界突破。
FGOで例えると絆15位はある。
優秀な見込みのある奴だと思って拾ったら見込み以上に有能でビックリ。将来は転生者と一緒に色々面白そうな事をやりたい。

転生者もとい鵺 知識チートで出来る事は大体やった。最近は移動手段を確立し蝦夷地を開拓しようとしている。
来年にノッブが初陣なので色々戦争に便利なモノを開発している。
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