ToLOVEる ~ 生まれ変わった意味を探して~   作:アイスが食べたいマン

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~止まらない感情、襲い来る快楽~

ナナさんとモモさんが来た次の日の朝。

 

「1度目はケイズを殺す為に侵入し、2度目はモモさんの端末にあった、とらぶるクエストに俺の過去を入れる為…」

 

ナナさんとモモさんから聞いた情報、黒幕はソルゲムのボスをしていた、おそらく俺が雨宮優斗と黒幕が気付いたのは、ケイズ達を捨て駒にして御門先生を勧誘した時…

 

────なんの目的があったか知らんが、奴らにとってイレギュラーが起きた、それはお前の介入だ

 

幻覚の冬華さんが言っていた、俺がアイツらの計画に介入して潰してしまった、おそらくその時に、保健室の壁に張り付いていた蜘蛛型の機械の映像を通して、俺に気づいたんだ。

そして、ザスティンさんに聞いたケイズ達の情報。

 

────ありがとうございます、それともう1つ聞きたいことが、尋問をして、ケイズから得た情報を教えてください

 

────なぜ、そんなことを知りたがる?

 

────…理由は聞かないで貰えませんか

 

────…勝者の君に免じて今回は聞かない、ケイズ達はボスを恐れていた、吐いたのはボスの名前と、性別だけだ

 

────容姿なども分かりませんか?

 

────基本フードを被っていたらしく、顔を知らないようだった

 

────…ボスの名前は?

 

────クラウンと名乗っているらしい

 

「…クラウン」

 

名前の由来が関係あるか、分からないがクラウンの意味は、王冠、冠、最上位などがある。

 

「黒幕の正体が桐生夏樹なら、名前には納得いくが、他に納得がいかない」

 

桐生夏樹、可能性はあるが、あいつは俺の″過去″をほとんど知らない。

 

「…カレンちゃんや俺が冬華さんとカジノをしていた事を知るはずがない」

 

おそらく、黒幕は特殊部隊にいた誰か、もしくは自衛隊に所属していて、尚且つプログラムが得意な人間。

 

「そんな奴、自衛隊に居たか?」

「…優兄?」

「美柑、今日も来たのか?」

 

部屋の扉が空いて美柑が入ってくる、最近また家に来る頻度が増えてきたな。

 

「難しい顔してたけど、どうしたの?」

「ちょっと考え事をしてただけだよ」

「…また無茶なことしようとしてない?」

「え?」

 

美柑を見るととても不安そうな顔をしていた。

 

「…お義父さんの件も、一人でやるつもりなんだよね?」

「そうだね」

「どうやって解決するつもりなの?まさか、また大怪我したりしないよね?」

「心配しなくても大丈夫だよ、必ず帰ってくるから」

 

俺は美柑の頭を撫でる。

 

「朝ご飯一緒に作ろうか?」

「…うん」

 

俺は美柑と一緒に朝ごはんを作り始める。

 

「こうやって楽しく過ごせる日常はいつまで続くっすかね?先輩」

「………」

「美柑ちゃんもいますし、聞くだけでいいっすよ、先輩?」

 

目の前に現れた駿の幻覚がそう言ってくる、最近見なかった幻覚、そして今まで人前では出なかった幻覚がなぜ今出てきた?

 

「黒幕は別世界の戦国教官のプログラムなんてどうやって組んだんですかね?」

「………」

 

それは思っていた、いくらゲーム世界とはいえ、なんの情報もなしにそんな事できるはずがない。

 

「…戦闘データがあれば話は別っすけど」

 

…戦闘データだと?

 

────歪曲空間の応用で次元の裂け目を作るとか、なんとかで

 

────隕石に未知のエネルギーがあったらしいんっす、それを使って次元の裂け目を作って、別世界に繋ぐって言ってます!

 

いやでも、奴の目的も俺が…

 

「思い出したみたいですね?先輩」

「………」

「誰かは分かりませんが、″生きてた″可能性はありますよ?」

駿はそういうと俺の学校用の手下げのカバンに手を伸ばす。

 

「学校以外でも銃とナイフは持ち歩いた方がいいですよ?」

「………」

「何時、何が起こるか、分かりませんからね」

駿は忠告するをするように言ってくる。

 

「あと、昔自分にダメって言っときながら自分もパクりましたね?そうゆうの良くないっすよ!!」

「…うるさい」

「今度はしっかり守ってあげてくださいね、先輩」

「…お前に言われなくてもわかってる」

 

それだけ言い残して駿は消えていく。

 

「優兄、どうしたの?」

「なんでないよ」

 

俺と美柑は二人で完成させた朝食を机に並べて一緒に食べる。

 

「今日の夜、ナナさんとモモさんとヤミさんが家にご飯食べに来るから、優兄も来てね?」

「すごい来るね?」

 

歓迎会かなんか開くのかな?

 

「来なかったら、優兄の家まで迎えに行くから」

「…強制参加なんだ」

 

二人で朝食を完食して、美柑は一度家に戻り、学校へ行く準備をする為、玄関で靴を履いていた。

 

「絶対に来てね、優兄?」

「わかってるよ、必ず行く」

 

 

 

~里紗side~

 

 

放課後、私は一人で帰っていた、ミオはバイトで春菜も予定があるらしい。

 

「なぁ、いいだろ───ちょっと付き合ってよ」

「うるさいなァ、あんたみたいなチャラい男、興味ないんだってば」

 

帰っている途中、しつこいナンパ男に引っかかっていた、私には好きな人がいるんだから構うなっつーの。

私の好きな相手、時雨優斗、誰にでも優しいくて、困ってる時に手を差し伸べてくれて、誰よりも辛い前世があって…

 

「チッ、こっちが誘ってんだからこいよ!」

「ちょっ!触らないでよ!!」

 

ナンパ男は私の腕を掴み、強引に連れていこうとする。

 

「それ以上はやめとけ、ナンパ野郎」

「な…なんだテメェ」

「あ…優斗」

 

私の意中の相手───優斗が私の腕を掴んでいた、ナンパ男の腕を掴んでいた。

 

「邪魔すんじゃ───」

「あ?」

「イッダァァァ」

 

優斗は男の腕を強く握りしめる、握られた痛みでナンパ男は座り込み、握られていない片手を使って抵抗しようとするが優斗にすんなり止められる。

 

「悪いな?俺は昔から、お前みたいなクズの邪魔をするのが趣味なんだ」

「ッァァァァァァ」

「これに懲りたら、もう二度とこんなことするな、クズ野郎」

 

優斗は手を離してナンパ男を解放する、ナンパ男は泣きながら全力で走って逃げていった。

 

「里紗、大丈夫怪我はない?」

「私は大丈夫だけど、今の…」

「あんな感じの奴は一度、痛い目を見ないと分からない、だから怪我しない程度に少しだけ痛めつけた」

 

″まあ、それでも変わらない奴もいるんだけどね″と言った時の優斗の顔は何かを思い出したようにとても辛そうで…

 

「怖いところを見せたね、ごめ──」

「しつこいナンパ男に引っかかってさぁ、苦労してたんだ、サンキュな、優斗」

「え?」

 

私は優斗の謝罪を遮ってお礼を言う、助けてくれた優斗の謝罪なんて私は聞きたくない。

それに怖くなんてなかった、さっきの優斗は普段見ないような顔で、かっこよかった。

 

「ねぇ優斗、このあと時間ある?」

「夜までなら時間はあるけど…」

「じゃあさ!助けてくれたお礼するよ!!」

「お礼?」

「そうそう!じゃあ行っくわよ!」

 

私は優斗の腕に抱きついて、手は恋人繋ぎをして歩き出す。

 

「あのさ、この手の繋ぎ方はどうにかならない?」

「これくらいいいじゃーん、ダーリン?」

「…ダーリンだけはやめてくれ、あと顔が近い」

 

そのまま私達は歩いていくと目的の店に着いた為、立ち止まる。

 

「…この店なに?」

「いいから入って!」

 

妹CAFEと書かれた看板を見て、変な顔をしている優斗を強引に中に押し込む。

 

「おかえりなさぁい♡」

「………」

「あれ?リサと時雨が一緒?もしかしてリサと制服デートしてるの?」

「正解!」

「…これ、デートだったの…それに沢田さんのその格好」

 

ミオの衣装を見て、私からデートと聞いた優斗は、驚いたように私を見る。

 

「へへっ驚いた?何気にミオの趣味ってこっち系なの」

 

私がわざと優斗の耳元で囁くと、優斗は身体をビクッとさせた後に私を睨む、やっぱあんた、耳弱すぎでしょ。

 

「ゆっくりしていってね!おにいちゃん♡」

「………」

「まあ、こういう店だから!」

 

ミオに案内された席に私と優斗は座る、メニューを見て、私はパフェを頼み、優斗はオムライスを頼んだ。

 

「食べて、私の奢りだよ」

「それは悪いから俺が払うよ」

「いいから!ほら食べなって!」

「…ありがとう、いただきます」

「おにいちゃん!食べる前に私が愛情を込めてケチャップかけるね!」

 

注文が届き、私達が食べようとしているとケチャップを持った店員が優斗のオムライスにケチャップをかけ始めた、店員の顔を見ると明らかに男を見る目をしていて…

 

(こいつ、優斗目的で来たわね?)

 

優斗のオムライスはケチャップでお兄ちゃん大好きとデカデカと書かれた。

 

「おにいちゃん!もし良かったらアドレス交換───」

「ダーリン、口開けて?」

「え?ちょっ!?」

 

店員の言葉を遮り、私は優斗の口にオムライスを押し込む。

 

「私のダーリンに手を出さないでくれない?」

「…っ」

 

私の言葉を聞いた店員は足早に店の奥に逃げていった。

 

「里紗、助けてくれてありがとう」

「…へぇー気づいたんだ?」

「今まで色んな人を見てきたからね、あんな感じの好意は簡単にわかるよ」

 

口に押し込んだオムライスを飲み込んだ優斗は、余裕な表情で言ってくる。

 

「じゃあ、やっぱり私の好意にも気づいてるわけ?」

「…今までされたことを考えれば、本気で好きな事くらい気づいてた」

 

まあ、バレンタインで堕とすって言ったし、こんだけ言って気づかないのは、結城くらいか。

 

「言っとくけど、あんたの答えは″はい″か″YES″しかないから」

「…それ、一択しないね」

「ダーリン、あ~ん」

「自分で食べれるから…」

 

優斗はそう言いつつも口を開いて食べてくれる。

 

「私やっぱ欲しいわ、あんたが…」

「…それ、本人目の前にしてよく言えるね」

「もしかして照れたな?」

「里紗みたいな可愛い人に言われたら、誰でも照れるよ」

「なっ!?」

 

優斗は仕返しだと言わんばかりに、私を見て言ってくる。

 

「里紗、口開けて?」

「ちょっ!なにして!?」

「お返しだよ、ほら口開けなよ」

 

私のパフェをスプーンによそって食べさせようとしてくる、優斗が自分から食べさせてくれる機会なんて、もう無いかもしれない。

 

「あむっ」

「どう、美味しい?」

「…お…美味しい」

「それは良かった」

「ッ!!」

 

優斗は笑顔で私を見てくる、その顔を私は直視することができず目を逸らす、なんで優斗の行動、全てがかっこよく見えんのよ。

 

「いつもの仕返しだよ、照れたね?」

「…バカ」

 

私は食べてる間、優斗の顔を見ることができなかった。

 

「リサも楽しそうだったね?」

「うっさい!」

 

私達は食事を完食して店を出る為、お会計をしていた。

 

「はい、これお金」

「うん!ちょうどピッタリだね」

「ちょっと!私が奢るって…」

「俺が払うよ」

優斗は私が財布を出す前に、料金を払い終えてしまった、手馴れてる、もしかして前世で女相手によくやってたんじゃ…

優斗の前世で彼女がいないとも限らない、もしかしていたの?あんたに彼女が…もしかしてソッチの方もヤってたの?

 

「…ムカつく」

 

優斗が私の知らない誰かとって想像しただけで、ムカついてしまった。

 

「もういつの間にか、夕方だな、そろそろ帰るか…ってどうしたの?里紗」

「…なんでもない、それよりまだ時間あるでしょ?」

「いや、今日は結城家で夜ご飯食べる約束してるから」

 

結城達と夜ご飯の約束…だから夜までなら空いてるって言ったワケか。

 

「優斗の家ならいいでしょ?」

「え?」

「夜ご飯の時間まであんたの家に居たっていいでしょ?」

 

優斗は困惑した表情で私を見る、花火大会までまだ時間はある。

 

「別にいいけど、里紗は大丈夫なの?」

「大丈夫、大丈夫!ほら、あんたの家行くよ!」

「…わかったよ」

 

優斗は諦めたように、私を連れて自分の家まで歩いていく。

 

「着いたよ」

「へぇーここがあんたの家なんだ」

「ちなみに向かいは結城家だよ」

「いや、近すぎでしょ」

 

私が驚いていると優斗は鍵を開けて扉を開く。

 

「家族の人はいないの?」

「…親は海外だから、帰ってこない」

「へぇ家と一緒だね?私も親が共働きだからさ」

「そうなんだ」

 

優斗の家に家族がいない、これは嬉しい誤算だ、私にとって絶好のチャンスが巡ってきた。

 

「何もないけど、大丈夫?」

「イイって!ヤることならたくさんあるから!!」

「家にやることないんだよ」

 

私の言葉を優斗はおそらく理解していない、自分が捕食者に狙われていることを。

 

「優斗、シャワー貸して?」

「シャワー?なんで??」

「今日暑くて汗かいちゃったから、汗を洗い流したいんだよね~」

 

私はそう言いながら脱衣所に行く。

 

「あとさ、ワイシャツも貸してよ」

「いや、それはさすがに…」

「同じやつ着たら、せっかく洗い流したのに意味ないじゃん!」

「まあ、確かに…ってまだ俺がいるのに脱ぐな」

 

私が脱衣所でベストを脱ぎ始めると、優斗は脱衣所の扉を閉めて外から話しかけてくる。

 

「…ワイシャツ持ってくるから、シャワー浴びて待ってて」

「サンキュ、優斗」

 

上手くいった、これであとは…

 

「は?なにこれ?」

 

私は服を脱いで風呂場に行こうとした時に見つけてしまった、洗面台にある3つの歯ブラシを…

 

「…1つは優斗のあと2つは誰の?」

 

優斗に聞かないといけないことができた、そう思いながら、風呂に入り私はシャワーを浴びる。

 

「里紗、ワイシャツだけど、ここに置いておくよ」

 

シャワーを浴びていると優斗から声をかけられる。

 

「…その2つの歯ブラシ誰の?」

「え?あぁそれは美柑とヤミの歯ブラシだよ、美柑はよく泊まるからって置いていって、ヤミはこの前泊まりに来た時に置いていったよ」

「………」

 

優斗は普通な感じで言う、美柑ちゃんは予想できたけど、ヤミヤミも?しかも泊まりに来た?

 

(…私、負けてんじゃん)

 

どこまで行っているか分からないが、美柑ちゃんとヤミヤミに先を越されている事に気づいてしまった。

 

(このままだと、優斗を取られる)

 

結城達との夜ご飯までまだ時間はある、このチャンスを逃したら、次はいつになるか分からない。

 

(絶対に負けない)

 

私は急いで汗を流して風呂を出た、風呂を出た私は下着を付けず、優斗が置いといてくれたワイシャツを着る、着ている時に優斗の匂いがして、優斗に抱きしめられた感覚になった。

 

(もう少し堪能したいけど、今は時間がない)

 

ワイシャツだけを着て、優斗の部屋に行くと、中には優斗がいた、少しだけ空いた扉の隙間から手を入れて電気を消す。

 

「…電気が消えた?」

「さすがに明るいとちょっとね?」

「里紗なんだ、その格好!!?」

 

優斗はワイシャツだけを着た私を見て驚く。

 

「なっ!?」

 

優斗が驚いている隙に近づきベットへ押し倒す。

 

「…なにして!?」

「あせらなくてもいいじゃん…前世でヤったことあるでしょ?」

「やったこと…まさか!?」

 

優斗が抵抗しないように、私は優斗に馬乗りになってワイシャツを脱いで全裸になり、優斗の腕を掴む。

 

「私のここ…こんなにドキドキしてんだよ?」

 

掴んだ腕を私の胸に持っていく、優斗の手が私の胸を被って胸の先端から優斗の手の感覚が全身に伝わってくる。

 

「揉まないの?優斗、男の夢だろ?」

「………」

「それとも前世でたくさん揉んだから、早く本番がしたい感じ?」

「…ない」

「え?」

「…やったことなんてない」

 

優斗は私の身体から目を逸らしながら言う。

 

「…あんた、もしかして初めてなの?」

「………」

 

つまり優斗はこのまま行けば、私が初めてになるってこと?……最高じゃん。

 

「っ!?もうやめ───」

「そんなこと聞いて。辞めるわけないじゃん」

 

私は優斗のワイシャツのボタンを外して下着をたくしあげる。

 

「っ!」

「ふぅ~」

「うぁっ!?」

「ここまできて、抵抗させるわけないでしょ」

 

抵抗しようと身体を起こそうとした優斗の耳に、息をふきかける、力が抜けたのか優斗は、身体を起こすことができなかった。

 

「あんた、ホントに耳弱いよね?」

「やめっ」

「これも弱いでしょ?」

「──────!!?」

 

優斗の右胸を舌で舐めて、右手の指で左胸の突起をカリカリといじると優斗は声にならない声を上げ、身体はビクンと跳ねる、なんか前より弱くなってない?

 

「優斗、口開けな?」

「な…なん…で───っ!!」

 

しばらく、胸を舐めて指で弄った後、快楽で頭がおかしくなりかけてる優斗の口を私の口で塞ぐ。

 

「んっ───ぅ──っ」

「────────────っ!!?」

 

無理やり口の中に私の舌をねじ込むディープキス、抵抗しようとした優斗の手を恋人繋ぎで押さえつけ、私の胸を優斗の胸板に直接押し付ける。

お互いの突起の部分が擦って快楽が襲ってくる。

 

「う───ぅ──もうやめっ!!」

「ぷは!逃げんなよ優斗!」

 

顔を逸らして逃げた優斗にもう一度ディープキスをする。

 

「───っ!…はぁはぁっはぁはぁ」

 

何分か続いたディープキスから開放された優斗は息を吸い呼吸を整えようとする。

 

「まだ終わってないぜ?」

 

優斗と私の間にあった銀色の糸を舐め取り、優斗の右耳に顔を近づける。

 

「はぁああ────っ!!?」

 

優斗が息を整えている時に耳を舐めた為か、優斗から、すごい声出てくる。

 

「……もう…やめ…て」

「ひああ」(いやだ)

 

しばらく優斗の耳を舐めていると、太もも辺りから硬い何かがあたった、耳を舐めるのをやめて下を見てみると、硬い何かの正体はすぐに分かった。

 

「へぇ?口ではやめてって言っても、身体は正直じゃん」

「なっ!?それは……ホントに…ダメだ!!?」

 

私は優斗のズボンの上から硬くなった物を撫でる。

 

「優斗、本番始めようか?」

 

私が優斗のズボンに手をかける。

 

「優兄、何してるの?」

「なぜ裸なのですか?籾岡里紗」

 

私が優斗のズボンを下ろそうとした時に、扉が開いて二人の女子が入ってきた。

 

「…いいところだったのに、台無しじゃん」

「…籾岡里紗、優斗から離れて服を着てください、何が台無しかはその後に聞きます」

「ヤミヤミ、私が離れると思う?」

 

私がヤミヤミを挑発すると、髪が伸びてきて私を掴んで、優斗から強制的に離れさせられる。

 

「…ちょっと強引じゃない?」

「優斗を強引に襲おうとしたあなたに、言われたくありません」

 

ヤミヤミの真紅の瞳が私を射抜く、いや、怖すぎでしょ。

 

「…優兄の身体ベタベタしてる、何したんですか?籾岡さん」

「…ヒミツ」

「優兄、説明して…ってこれじゃあ無理か」

「はぁはぁ───」

 

優斗は腕で顔を隠しながら、息を整えている、さっきまでの快楽で会話ができないみたい。

 

「事情は後で優斗に聞くことにします、あなたは服を着て帰ってください」

 

ヤミヤミが私を下ろすして私が着ていた優斗のワイシャツを私に渡してくる。

 

「ヤミさん、いいの?」

「美柑、事情なら優斗に聞けばいいです、むしろこのままここに籾岡里紗がいる方が危険です」

 

ヤミヤミと美柑ちゃんは二人で話して私を優斗の部屋から追い出そうとする。

 

「…まって、二人とも…」

「…優斗、話はあとで」

「…さすがに…夜道を一人で…帰すのは…可哀想だよ」

 

息が絶え絶えになりながらも優斗は話す、こんな時でも私が一人で帰るのを心配してくれるんだ。

 

「くっくっくっ、こんな時でも私の心配してくれんの?」

「大切な…友達…だからね、里紗に何か…あったらまた…死ぬほど後悔する」

 

ホントにこの男はいつも恥ずかしいことを言ってくる。

 

「一人で帰れるよ、ダーリン」

「「…ダーリン!?」」

 

私は優斗のワイシャツを着て、部屋の扉へ向かう。

 

「ダーリン、今度は最後までしようぜ」

「「なっ!?」」

 

私は部屋を出て脱衣所似合ったベストとスカートを着て玄関に行くと、力が入らないのか、プルプルと震えた身体で優斗が玄関まで来た。

 

「…本当に…大丈夫か」

「送ってくれてもいいけど、その時はあんたの全てが私のモノになるよ?」

「優兄、見送りまでしかさせないよ?」

「あなたは籾岡里紗に甘すぎます」

 

美柑ちゃんとヤミヤミで優斗の両腕を抱きしめて私を睨む。

 

「もう…こんなことはしないでくれよ」

「ヤダね」

「っ!?」

「「なっ!?」」

 

家を出る前にもう一度、優斗に近づきキスをする。

 

「離れてください籾岡里紗!!」

「キス魔、変態!!」

 

私はすぐに二人によって、優斗から引き離される。

 

「じゃあね、ダーリン」

 

私はそう言って家から出ていく。

 

「あと少しだったのになぁ~」

 

暗くなった空を見て私は家に帰る、優斗気づいたかな?私が着たワイシャツと下着を置いてったことに。

 

「絶対逃がさないから、優斗」

 

私はここにはいない好きな人に向けて、空へと言い放つ。

 

 

 




これってR18じゃないですよね?大丈夫ですよね?(超不安)
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