1万の竜に滅ぼされる世界に転生した。 作:絶望の未来
『グルルルルッ』
『ギイァアアッ』
「うわあああ!!殺される!!なんでだよ!!なんで俺の魔法が1つも効かないんだよ!!」
後ろから怒り状態の飛竜2頭がその爪で俺を攻撃してくる。谷の上から星霊の声が聞こえてくる
「マスター!!逃げちゃ駄目です。戦ってください、その為にここに来たんですから」
「知ってるよ!!知ってるけど、これはやべえって!!修行なのは分かるけどっ!!
だからってわざわざ卵を割って怒り状態にしなくてもいいじゃねえかあ!!」
俺は全長20mはあろうかという飛竜2体に追われている。飛竜達は俺を掴もうとその脚で俺を攻撃してくる。その爪が触れただけで、岩を砕き、地面を割る。その鉤爪には毒も含まれてるらしい。
そう、この竜座の星霊女は俺が飛竜を闇討ちしようとして飛竜の雌雄の巣に近づいた所で谷の上から青い光線で俺ごと攻撃して、飛竜の卵を破壊して、飛竜達の怒りの矛先を俺に向けやがったのだ。
「どうするんだよ!!炎も冷気も効かないっておかしいだろ!!」
「効かないわけではありません!!火力がたりないんですよ!!もっと本気でやってください!!」
「俺は何処ぞの主人公みたいに感情で魔力が上がるわけじゃないからな!!」
逃げながら飛竜に魔法を放ったが、翼の風圧と硬い鱗に弾き飛ばされる。理不尽過ぎる暴力だった。
逃げてると、別の竜のつがいがいる場所に来た。よし、これで飛竜達を奴らに当てて、こいつら同士を争わせれば…
「マスター、私、星霊界に一旦戻りますね?」
「へっ?」
「その間に飛竜4頭を倒してください、それでは…」
そう言うと、星霊の光線で目の前の飛竜のつがいを攻撃して卵を破壊した…。oh…
『グギャアアア!!』
『ゴガアッ!!』
直ぐ様俺に気付いて俺を攻撃してくる飛竜達。灼熱の炎のブレスを俺に放って来る。岩陰に隠れたが、岩をあっさり溶かして消してしまった。咄嗟に俺はブレスを避けた。
あれ?同士討ちさせるつもりがなんでこうなってるんだ?あの星霊何しやがったんだっけ?脳の処理が1ミリも追いつかないんだが。
『ギャオオオオッ!!』
「があっ!!痛い痛い!!離せええ!!」
片腕で必死に飛竜の脚を殴るが、上から飛竜に頭蓋骨を捕まれた幻覚が見えた。飛竜に捕まってその爪がくい込み、腕が毒に侵された。直ぐに肌の色が紫に染まっていく…、身体が動かなくなってきた。即効性にも程があるだろ…この毒おかしくねえか?
「
咄嗟に魔法を使って避けた。
「
そのまま辺りの重力を重たくする。俺自身が倒れて潰れるくらい重くする。およそ通常時の50倍だった。辺りの地面が割れて、陥没していく。しかし飛竜は重力によって低空飛行状態だったが、それでも動けるようで俺に掴みかかってくる。マジかよ…俺動けねえんだけど…?
「
逃げる為に重力魔法を解除する。すると50倍の重力に耐えていた飛竜達は自分達の翼の風圧で上空に昇ってしまった。
距離が出来た。
「
そのまま恒星の光となって谷を離脱する。そして、飛竜よりも高く飛んで真上から天体魔法を放つ。
「
7つの魔力砲を飛竜にぶち込んだ。それが飛竜の翼に命中したが、飛竜は少し体制が崩れただけで翼が破れたり折れたりする事は無かった。
マジかよ、隕石の魔法だぞ?なんで効かないんだよ!!
そのまま身体に毒が回って来た。動けなくなって来た。意識が朦朧として…、目の前を蒼い光が包んだ。
「はいストップ、駄目ですねマスター」
「ドラコ…」
星霊が俺をギリギリで救出した。飛竜達に光による目眩ましをして距離を取った。身体に毒が回って動けない俺の身体を蒼光が包み込んだ。
「マスター、言い忘れたのですがマスターの高速移動魔法、
「そ、そうなのか…」
「はい、ですから避ける時は
「それ、早く言えよな…」
「マスターが
「……まあ、確かにそうだな…」
頭で理解するより身体で理解した方が速いと言うことか…
「次にマスターの破壊魔法ですね、マスターの未完成の技
「新しい魔法って?」
復活した俺に対してドラコは胸を張った。
「本物の隕石を落とす超危険な技、真天体魔法・
「
空に魔力を集中して、大気圏の外の宇宙の隕石と共鳴させる。
「……まだだ、まだ墜ちてこない……!」
下に突き出した両腕が、見たこともないほどの高重力にミシミシと悲鳴を上げる。頭上の魔法陣から溢れ出すのは、ただの魔力ではない。それは「星の質量」そのものだ。
視界が真っ赤に染まる。夜空の端から、大気を焼き裂く轟音と共に、真紅の光塊がその姿を現した。
俺の足元の地面は、発動の余波だけでクレーター状に陥没し、全身の毛穴から血が噴き出しそうになる。だが、見開いた瞳だけは、その絶望的なまでの破壊の光から目を逸らさないように堪えた。
「俺の魔力を、全部持っていけ……! その代わり、俺の指し示す場所へ墜ちろッ!!」
周囲の喧騒が遠のき、世界から音が消える。脳内に展開されるのは、数万通りの星の軌道。俺の指先が、空中に浮遊する幾重もの魔法文字をチェス駒のようにスライドさせていく。
「右へ3刻、仰角15度修正。エーテル収束率、98パーセント……」
自分で言うのもなんだが呟く声は、祈りに似て静かだ。ふと、夜空の雲が巨大な渦を巻き、中心から一点の星が異常な輝きを放ち始める。
俺の瞳の中に、銀河のような光の渦が宿る。全神経をその一点に集中させた瞬間、天空に巨大な七色の魔法陣が幾重にも重なり合い、世界の理を書き換える「神の一撃」が静かにその幕を開けた。
そして…
もう何度目の夜だろうか。荒野に立つ俺の影は、月光に照らされて長く伸びている。
手のひらの上で、ピンポン玉ほどの小さな光の塊がパチパチと爆ぜた。デウス・セーマの雛形。たったこれだけの質量を維持するだけで、魔力残量は底を突き、意識が飛びそうになる。
「ジェラールは、これを一瞬で……」
悔しさに唇を噛み、再び空を仰ぐ。広大な宇宙に比べれば、自分という存在はあまりにちっぽけだ。
更に2ヶ月後…、
俺が指を動かすたびに、上空の星々が呼応するように微かに震える。一歩ずつ、確実に。俺は今、数万光年彼方の星に、自分の意志という名の「鎖」を繋ぎ止めようとしていた。大気が焦げる匂い、鼓膜を震わす轟音、皮膚を刺すような魔力のプレッシャーが俺を襲う。
「
荒れ狂っていた魔力の奔流が、不自然なほどピタリと収まった。空が暗く染まり、その中央が赤黒く光る
「……、……来い」
短い呟きと共に、頭上の雲が円環状に弾け飛ぶ。現れたのは、デウス・セーマのような絶望ではない。だが、それはあまりにも純粋で、鋭利な『星の輝き』を宿した巨大な岩塊だった。
ドゴオオオオオッ
視界の全てを呑み込む、白銀の閃光。激突の瞬間、音よりも先に衝撃波が大地を削り、巨大なクレーターを刻みつける。
濛々と立ち込める土煙の中、俺は自分の震える掌を見つめた。
そして、飛竜の谷を見る。そこには数頭だが倒れた飛竜達がいた。
「やりましたね、マスター!!」
ドラコが俺を抱き寄せた。
「後はより大きな隕石を融合させて地上に落とす事です。マスターの魔法に滅竜属性を付ければドラゴンと戦う事が出来ます」
「やったぞ…」
確かな手応えを感じた俺は谷の地面に座り込んだ。ドラコは俺の肩をポンポンと叩いて…
「今の魔法で沢山の飛竜を怒らせました。多数の飛竜から逃げてください、そこまでやって今日の修行は終わりです、谷の上で待ってますね♪」
「はあ?」
そう言うと消えて行った。えっ、沢山ってどれくらい?
そう思っている俺の前に何か大量のものが飛んでくるの音がした。そちらを見やると…
『ギャオオオオ!!』
『ギイッ、ギイッ』
『ゴアアアアッ』
100頭以上の飛竜が俺目掛けて飛んで来ていた…
oh…No…凄い数だな…
「うわあああああ!!!」
俺は慌てて
まだ流石に感想は来ないか…、何話くらい投稿すると来るんだろう?