ダンロンv3 実況プレイ 超高校級の幸運ルート 作:佐倉シキ
「写真だよ! あの写真! 入間さんが撮ってくれたあの写真を見た時、僕を違和感を覚えていたんだ!」
「あン? オレ様の写真だぁ?」
そう言って最原は入間がドローンカメラで撮った写真を皆に見せます。そう、実はですね……
「この本のスロープ、乱れているんだ!」
砲丸を止めるように乱したスロープ、アレを直す暇なんて捜査中になかったんですよね。てへッ⭐︎ 乱したまんまの姿でした。写真を見ても気が付かないくらいのちょっとした細工だったんですけど、探偵には見抜かれてしまいましたね。本の高さを一箇所だけ高くしたという、言ってしまえばそれだけなんですけど、まあよくよく見れば影にちょっと違和感はありますね。確かに。
最原は鬼の首を取ったようなテンションでこれじゃあ砲丸は奥まで届かない。赤松の砲丸はここで突っかかって止まったはずだと宣言。
「にしし、もし最原ちゃんのいう通りだとしたらさぁ、俺が最初に行った通りだね。犯人は2人の計画を知って利用したんだよ! 酷いことをするもんだ! こんなに一生懸命首謀者を突き止めて殺して、コロシアイ計画を阻止しようとしてた赤松ちゃんの殺人計画を丸っと乗っ取って事件を起こしたんだからさ!」
言い方にいちいち棘があるわね……。
赤松は自分の計画が利用されたのかもと知って蒼白です。
じゃあ一体それを出来たのは誰なのか、どこで2人の計画を知ったのか。そんなのは分かりようがありません。そもそも勘の良い人だったら、たまたま図書室に行った時にでもそこの異変に気がついてもおかしくないと真宮寺が告げます。
その場合、赤松達が入った直後に下にいた人が怪しいと気が付かれてしまいました。ここで黙ってると余計怪しいので東条にアイコンタクトを取りましょう。
「その時下にいたのは私と友兼君よ。私はAVルームでビデオを見ている彼に食事を届けに行ったから」
東条のセリフに合わせて頷いておきます
「確かに、階段では東条さんとすれ違ったね」
「友兼君もあそこにいたのか」
あの時は焦ったと赤松が言っています。
「じゃあさ! 首謀者は友兼ちゃんか東条ちゃんのどちらかって事になるね!」
「どっちが赤松の作戦を乗っ取った奴なんだ! 男らしく名乗り出たらどうなんだ!」
「あれ? 私が犯人って決めつけられてる?」
「確かに男性は友兼クンだけですね……」
「じゃあそっちのカマホモが犯人なんだよ! 1人でエロ動画でも見てシコってる時にでもハメ原とイカ松の密会を目撃したんだろ! それともそいつらの密会をオカズにしてたのかぁ!?」
「入間さん。汚らしい妄想に私を巻き込むの、やめてくれます?」
扇子で口元を隠してじっと睨むとそれだけで萎縮する雑魚。雑魚は引っ込んでな!!
「でも私にはアリバイがあるわ。天海君が図書室に行っていた時、食堂にいたんだもの」
「私はゴン太と共にいましたよ」
と言った具合でワイはアリバイが完璧。じゃあやっぱりこいつら以外……となると誰なんだよとまた皆がざわつきます。疑い合うのは疲れるものやね……。ということでカス、行きます。
「じゃあやっぱり、1人になったタイミングがある人物が怪しいんじゃないですか? 例えば白銀さんがトイレに行くと見せかけて、秘密の隠し通路に向かったとか……ありそうじゃないですか? 隠し通路!」
「え、わ、私!?」
ここで黒幕へのキラーパス。そんな時間はないし、ちょっとトイレに抜けただけだ。短い時間だったと爆速で論破されました。というかそもそもカードリーダーが使われていない以上、天海を殴れたのは下にいる奴だってね。そうだったわテヘッ⭐︎
そしてまた、議論はどん詰まり。夢野はもうやっぱり赤松が犯人なんだろう、他には誰にも無理なんだし、あの写真については考えすぎなんじゃないかとごね始めました。もうワイの勝ちは決まってるみたいやね。
「全くしょうがないなぁ。誰1人としてこの場で平然と嘘を吐き続けてる奴の事を見抜けないなんて! 俺は嘘吐きのプロだからさ、誰が嘘吐いてるのか気がついちゃったんだよね!」
と、バカにしたように王馬が笑い出しました。
ちょっと待ってね。ガチろうとしてる? 嘘のプロフェッショナルとして他人の嘘には敏感なんだと笑った王馬は、
「お前だよ! さっきからずーっと嘘ついてるのはお前だ! 友兼ちゃん!」
ほげぇぇぇぇ(横転)
全員の視線がワイに集中します。「へぇ、私かい?」と扇子で口元を隠したカスは好戦的に目を細めます。しかしここで思い出して欲しいのはリバーシブルの裏は返り血まみれだし隠されてるウエストポーチには砲丸が入っているという事です。
探られたら詰む。
「そもそもさぁ、ゴン太とずっと一緒にいたって言うのも本当なの? ゴン太の証言自体信用できないんだけど」
それはおかしい(ドン引き)
ゴン太のことなんだと思ってるんやお前。自分は嘘なんてついてないし、一緒にビデオを見てたとゴン太は必死に反論します。なんでお前がそんなに必死なの? って思ったんですけど一緒に虫の映像を見た同志だと思われてるっぽいですね。ンな訳あるかい!
「そうか。ゴン太君は闘争心を上げる為に夢中になって映像を見ていたと言っていた。それもヘッドホンで。つまり、友兼君がこっそり抜け出したとしても気が付かないかもしれない」
はぁ、まあその通りなんですけど、ここは反論させてもらいますね。
「確かに、かなり無茶のある推理だけれど不可能とは言えない。でもね、最原クン、君の推理にはおかしな点があるんですよ。だから残念ですけど、私は君の推理を否定しなければならない」
だから言わせてもらうやで。
はいせーの!
「それは違うよ」
はいしっとり〜。反論タイムです。
あのさぁ、どんだけ赤松のことを必死に庇ってるのか知らんけど、流石に無茶すぎるやろその推理。ゴン太の事をどんだけアホだと思ってんねん。
と言うかそもそも思い出して欲しいんやけどね、AVルームの引き戸は建て付けが悪くて開かないんだよ。片腕がギリギリ通るくらいにしか開かない。
その隙間から、一体どうやって私は天海をやったって言うんや?
「それだけ狭い隙間でも、スクリーンを丸めて筒にすれば図書室の扉を開ける事はできるんじゃないかしら?」
「素晴らしい名推理です東条さん。しかし思い出して欲しいんですけど、確か最原クン達が図書室に入った時にあの隠し扉は動いていたんですよね? それなら、引き戸から見える景色はあの本棚。
……おや? そうなると仮に投げたとしてもその砲丸は本棚にぶつかっておしまいですね」
というかそもそもワイの非力な細腕ではそんな投擲無理やけどね。ゴン太ならともかく! と笑顔で告げればゴン太はそんなことしないよと焦って否定されました。まあゴン太の太い腕は通らないくらいでしたけど。だはは! 開かずの扉から天海をどうこうするのは無理なんだよな! だって建て付けが悪くて開かないんだもん、どうしようもないんだなも!
「その言葉、斬ってみせる!」
なになになになに? ビックリシタナモー(牡)
「そもそも、あの扉って本当に建て付けが悪かったのかな」
「……どう言う意味ですか」
「本当はあの扉が開いたんだとしたら、どうだろう」
そう言うと最原は扉の隙間の埃が少し不自然だったのだと告げます。今思い返すとあれはまるで、一度開けて、その事実を誤魔化すためにもう一度埃を被せたと、そんな風にも思えるらしいですね。
途端に形勢悪くなってきたわね。
開けた後、自分には何もできなかったのだと言う事実を作るためにボンドでも詰め物でも、なんでもいいけどとにかく扉が開かないようにしたんじゃないかなと最原に激詰めされてます。倉庫のボンド、開封されて一個無くなってたぞ、とね。それってほんとなの? 嘘じゃない? ほんとだとしたら最原って実は超高校級の姑? 細かいとこに気がつきすぎ。
「ぅぐ……」
ここは追い詰められた犯人っぽく呻いておきましょう。王馬が嘘吐きが追い詰められてきてるねと嬉しそうです。
「で、でも! ゴン太は本当に友兼君と一緒にいたんだ!」
「そ、そうだぜ! そこはどうやって説明するんだよ! あの部屋にコイツらはずっと一緒にいたんだ! 犯行なんて不可能じゃねーのか!?」
と、なぜか反論するのはゴン太と百田。なんやお前、そもそもお前の勘のせいでワイ追い詰められてるんやが??
と、今日はここまでにしましょう。