ダンロンv3 実況プレイ 超高校級の幸運ルート   作:佐倉シキ

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53回目のコロシアイ 11

 

 

 

「王馬クンはそれを交換しようとか言い出しているみたいですけど、それって本当に正しいって言い切れるのでしょうか? ただの自己満足かもしれないし、下手に共有して余計に面倒になるだけかもしれない」

「う、うん……」

「見るとどうしても意識してしまうでしょう。気にしないつもりでも、頭のどこかに残る。で、それが判断を鈍らせる。余計な迷いが増える。人間ってそういうものですよ。割り切ったつもりでも、簡単に揺れる」

「そ、そうだね……見たらまた、迷っちゃうかもだよね……」

「うん。だからさ、見るかどうかよりも、見たあとにどうなるかの方が問題なんですよ。正直、そっちの方がよっぽど厄介だと思いませんか? また誰かが追い詰められて、殺人を企てるかもしれない。今度こそ、学級裁判はうまくいかないかもしれない。

ねぇ、それって……すごく怖い事だと思いませんか?」

 

こいつマジでどの口で言ってんのって感じだけど説得の数値だけ高いんで基本しくじらないと言うカス仕様。

 

当然ですけどバチクソ嘘です。お前の心微塵も動いてなかったぞ。「それ本気で言ってるー? なんか嘘っぽいんだよな〜」と、嘘のプロフェッショナルである王馬に疑われてしまいました。こいつの審美眼は誤魔化せないか。てか嘘のプロフェッショナルってなんだよ(正論) 心を入れ替えたんだと適当に言っておきますかね。チッ、うっせーな。反省してまーす。

 

ビデオの人を助けたいと言う心と、誰かをぶち殺してでも出たいと言う欲望は紙一重。心のバランスがどちらに転ぶかなんて誰にもわからないし、ビデオの交換がその最後の一押しになってしまうかもねー。みたいなことを言えば赤松も反対派に回りました。対戦ありがとうございました。カスの勝ちです。でもカスがこういうって事は交換した方がいいかもなって思ってる人も増えました。草。

 

ではとりあえず後でみんなの動機ビデオを正しい形に配布しなおしたいと思います。どうやるかと言うと、王馬の作戦を利用します。王馬がゴン太を唆すまでスキップしましょう。

しばらくして、散歩しているところにゴン太が来ました。狩りの時間が始まったようですね。ここからが重要です。

 

「これは、みんなの為なんだ。だから友兼君にも一緒に来てもらうよ」

 

というゴン太に理由を尋ねましょう。素直なゴン太は全てゲロります。カマキリの動画を見ていたから虫が好きなのかもと思っているので、まだ好感度が高いです。なので、ここで説得ロールを振ります。キーパー、ダイス振っていいっすか? 振ります。

 

「……あのね、少し落ち着いて考えてみようか。そもそも、カマキリの動画を見ていた私が虫嫌いっておかしくないですか? 嫌いなものをわざわざ一人でじっくり観察したりしません。むしろ逆です。興味があるから見ている、と考える方が自然でしょう?」

「た、確かにそうだね……」

「それに無意味に虫を殺すなんて、そんな非効率なことをする理由がありません。私は“超高校級の幸運”です。日頃の積み重ねで結果が変わることくらい、理解していますよ。小さな行いでも、ちゃんと返ってくる。だから無駄に徳を落とすような真似はしません」

 

これは流石にどの口すぎて草。お前何回事件起こしてると思ってんだよ。徳なんてとっくにゼロだってはっきりわかんだね。

 

「……さて、ここで少し視点を変えてみましょうか。嘘をつく人。周りを振り回す人。……他人の嫌がることを面白がる人。誰のことか、分かりますよね?」

 

そう、王馬やね。あいつしかおらんやね。

 

「自分が虫嫌いだからこそ、それを利用しての嫌がらせを企んでいる。そう考える方が自然では? 自分が嫌なものを他人に押し付けてその嫌がる顔を見て笑いたい。そう言う人間でしょう? 彼って。これは勘ですけど、まぁ私の“幸運”も込みで考えれば、この勘が外れているなんてことはまずありません。それに私は虫が好きですしね」

「やっぱりあなたも虫さんが好きなんだね!」

「ええ。特にテントウムシ。幸運の象徴って言われているの、ご存じですか?」

「もちろんだよ!」

「体に止まると運が上がる、とか。ああいうもの、意外と無視できないんですよ」

 

お前のキャラデザを見ればスピリチュアルバカだって一目でわかるもんね。ん? 何? 服の中に隠れていたネックレスを持ち上げて……モチーフてんとう虫じゃねーか! お前どこまで縁起物詰め込んでんだよ! 逆に縁起悪くねぇか? 縁起物の蠱毒になってねぇか?

 

「そうだ、獄原クン。王馬クンが来たら一緒にやってあげてください。昆虫を愛でる会、でしたっけ? 逃げられない状況で、しっかり虫さんと向き合わせる。そうすれば嫌いかどうかがはっきりしますから。

ついでに虫さんの良さも、ちゃんと理解させてあげましょう。骨の髄まで。ええ、遠慮はいりません! 時間はたっぷりありますしね! ……そう。夜時間を過ぎても気にせず、じっくりと」

「そう、そうだね! 分かったよ、王馬君にも頑張って虫さんの良さを教えてみせるよ!」

「応援していますよ」

「うん! それじゃあ、頑張るね!」

 

ゴン太ちょれ〜〜www

ほな王馬クン。がんばっちくり〜www

前回の裁判でワイの邪魔をした罰ですねクォレハ。口角が上がりっぱなしです。私もこのカスと同じように口元を隠さねぇと今の顔はキモすぎるわね。

 

ほな、さいなら。夢野とアンジーが攫われたのを確認してから行動開始です。最初に作った合鍵で全員の動機ビデオをパクります。ほんで部屋に戻って全部倍速鑑賞。それをそれぞれの元に返してあげます。

 

「全くモノクマ。仕事はしっかりやらなきゃダメじゃないか。私がいて良かったですね」

 

他の参加者は最悪だと思うよ。

 

王馬の作戦が成功すればみんなで鑑賞する事で赤松とか前向きな希望に励まされて殺しをすると言う気持ちを下げる事ができました。多分。王馬の狙いが何なのかは知りませんけど。結果としては励まし合いが発生したはずです。1人で見るのとみんなで見るのは全然違うからね。

 

ただぁ! ワイはぁ! 裏切り者なのでぇ!

 

やっぱりこういうカスい行動した方が楽しそうだなという悪戯心を抑えきれませんでした。結局ね、わえもみんなが頑張ってる姿が1番見たいんじゃ。みんなを助けるとか言いながらみんなを追い込んでします。

 

もっと色んな行動を見せて! もっともっと! ぽまえらの希望が輝く姿を見せてくれや!(狛枝並感)

 

この後ワイは普通に部屋戻って寝ます。ちなみに明日の夢野のマジックショーには招待されていません。悲しいね。そしてやる気満々な東条ですが、まだ皆に仕えるメイドという自負があるので絶望してない星には行きません。多分今1番狙われてるのはワイ。なので友兼くんは夜時間に外には出ない。当然やね。

 

でもプレイヤーとしてのワイは出て行きたいと思っている。なので王馬を煽りにいくという口実でやっぱり彼らの元に向かいます。前言撤回の速さで右に出るものはいないタイプの実況者。マジで何も考えずに勢いだけでプレイしてますからね。

 

「……友兼君。少し良いかしら」

 

はい。ワイが事件に巻き込まれたいなぁとかふざけたいことを考えていたら幸運の能力はプレイヤーであるワイの思考まで察してくれたらしく東条が来ました。そして振り返る間もなく殴り倒されました。草。

 

流石は超高校級のメイドやね。柔道家といい、それを成し遂げられる能力があれば一定の確率でワイの幸運を超えて攻撃が通ります。そして例の如く超高校級の囚人の研究室まで連れて行かれて水槽に沈められました。177ある男を運べる東条がすげぇよ。とりあえず動かなくなってからもしばらく沈められます。そんで暴れて傷だらけになった手錠を外して元の位置に戻し、そのまま東条はワイを超高校級の囚人の研究室からプールサイドへと突き落とし、自分もロープを使ってその場から逃げ出しました。アリバイ工作と星へ疑いを向けるためでしょう。ワイは落ちた先に偶然柔らかめの浮き輪があったのでなんとか死なずに済んだみたいですがHPの減りがやばいです。完全に肩と肋が逝きました。東条は偽装工作の為か下にあった浮き輪を退かし、ワイを動かそうとします。プールにでも沈める気かな? しかし血痕が不自然になると判断してその場に残して去りましたね。近くにデカい工具を持って来て血痕をつけて凶器を偽装して。

 

では今日はここまで。

 

 

 

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