ダンロンv3 実況プレイ 超高校級の幸運ルート   作:佐倉シキ

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53回目のコロシアイ 完

 

 

王馬のど正論で場が静まり返ってる学級裁判から再開です。

 

「それだけじゃないんだよね。確か最初の学級裁判でモノクマは私が苦瀬さんを死なせたのは1ヶ月くらい前だと言っていました。っていうことは52回目の殺し合いが終わったのって2週間くらい前ってことになるでしょう? それなら、あのラストの大爆発。どうなった訳?」

「大爆発? 友兼ちゃん達爆発オチしたの?」

「全く同じ舞台の才囚学園で、ゲームルームは木っ端微塵に吹っ飛んだんだ。あれってどう考えても2週間で修繕できる訳ないですよね」

「ゲームルームを木っ端微塵にしたんだ……」

「ああ、違う場所の同じ学園っていう言い訳は無しで頼みますよ。だってアンタは“ひと月前にここで”って無駄なこと言いましたものね。あはは! なんて迂闊な間抜けなんだろう。そんなんで黒幕気取りとか恥ずかしくないんですか? 恥ずかしくなっていますぐ自害したらどうなんですかぁ?」

 

死者が蘇る、壊れた学園が一瞬で直る。そして、友兼の取引内容である全員の蘇生。

 

「さて最原クン。超高校級の探偵。この事実から考えてみるとさ、このコロシアイ……というかこの才囚学園ってどこにある何なんだと思います?」

「……まさか、仮想空間?」

 

はい。そうです。途中で入間の作ったゲームで遊んでたから気がつくことができましたね。現実世界での死者蘇生なんて不可能ですが、電脳空間なら可能やね。この世界自体も偽物やで。より一層最悪じゃんって感じやな。この世界まで嘘なんて。

 

53回も大々的に舞台を変えてのコロシアイなんて難しい。でも人間集めて機械に繋ぐだけなら可能だろ。ワイは52回目の後にワイの事を舐め腐ったカスどものおかげで超高校級の幸運になる前の人格も記憶も知ってる。とは言っても、まあそう言う事があったって思い出せるくらいで、元に戻ってる訳じゃないんですけど。

 

ただのキャラクターを殺し合わせても絶望を広げられる訳ないので、ワイらは本物の人間。それはモノクマと友兼の会話からも理解できます。入間がこの世界でやったのと全く同じ事を現実でもやってる。究極のバーチャルリアリティ的なやつって事だね。だから、自分らの存在は現実で間違いない。ほなこの世界から早く脱出したいわねってコト。

 

あとの問題はどうやってこのコロシアイを終わらせるかです。

 

「だって、真実を暴いたら勝ちっていうルールを与えられたのは天海くんだもん。その天海くんはもう死んでる! だから、今更真実を暴いたところで何なんだっていう話だよ!」

「白銀さんこそ何言っているんですか? 記憶喪失?」

 

煽りカスの精神が目覚めていますね。

 

「あのさぁ、さっきからイキリ散らかして気持ちの悪い事ばかりほざいているせいなのか、その貧相な脳みそから取引の言葉がぶっ飛んじゃってるみたいだから言わせてもらいますけど、天海クンのビデオでアンタこう言ってたんですよ。

 

『“超高校級の生存者”の勝利条件は、全ての謎を解く事』だって。天海クンのビデオだし彼しか聞いてない内容だから驚いたよ。

 

だって、二度目の動機のモノパッドの映像で私はこう呼ばれていたんです。“超高校級の幸運”兼“超高校級の生存者”である友兼雅生クン……ってね」

 

はいばかー。ワイも生存者なんでそのルールはワイにも適応されまーす。草。わざとなのかミスなのか知らんけど乙。つまりワイは完全に勝利条件を満たしたとも言えるやね。

 

応募してきたガキどもに超高校級の記憶を植え付けて電脳空間でコロシアイをさせている。外の世界は絶望の残党によってめちゃくちゃ。ワイらは半分フィクションの偽物。黒幕はお前とお前の奥にいるチームダンガンロンパ。

ちなみにダンガンロンパがフィクションだってのは嘘。1、2はガチであったモノで、その絶望効果がデカかったから希望に押され気味の絶望の残党達はカムクライズルプロジェクトの技術を流用して無理やり新しい超高校級を作り出し、そいつらに絶望的な殺し合いをさせて放送してもう一度勢いを取り戻そうとしていた。とね!

白銀が今コスプレできたのは1、2はフィクションであるという記憶を植え付けられていたからです。はい証明完了。

 

「私の勝ち! 何で負けたか明日までに考えといてください。そしたら何かが見えてくるはずです。……ああ、アンタお仕置きされるから明日とかないんだったね。うっかりうっかり」

「ウザすぎる、ウザすぎるよこの超高校級の幸運……ッ」

 

まあでも約束は約束です。

モノクマは突然屍者の書限定豪華版付録付きみたいなのを取り出してエロイムエッサイムちちんぷいぷいビビデバビデブー、天光が満ちてる所にボクがいて、黄泉の門がひらく所にオマエがいて、えーと、聖母の慈愛を喰らえ、ザオリーマ! とかふざけた事を抜かし、魔法陣が輝き、52回目の黒幕除く死者13人が復活。

 

「え、今?」

 

これには友兼も呆れ顔。まあ別にいいけどさ。天海がいることにみんな喜んでいます。さて、こんな風に命がめちゃくちゃ軽いフィクションな訳だけどと煽られましたね。何それ負け惜しみ?

 

まあ雑魚どもが蘇ったからなんだと白銀は笑います。確かに隠れ主人公であるお前と天海は真実を暴いて勝ったけど、53回目はまだだってね。

 

この後の流れは原作通りです。投票放棄でコロシアイは終了。原作通り投票を放棄した連中はお仕置きらしいです。

 

え、ちょっと待って、ワイらはどうしたらええの? 普通にワイも投票忘れてたんだが。

 

「俺もっす」

「ですよね……」

 

復活するや否や遺影がなくなり投票権が与えられていたとかいうウザすぎる足掻き。ワイらもお仕置きってことですか? 確かに52回目の参加者だけど53回目の参加者でもあるし、やっべ!

 

「ちょっと待て! 急に甦らされた俺たちはどうなるんだよ!?」

 

知るかよ今忙しいからモブは引っ込んでな。と告げたらスケートボーダーにヘッドロックくらいました。なんだお前引っ込んでろよ実況だと名前一回しか出てないクソモブなんだよ。モブ中のモブ、キングオブモブなんだよ的な事を伝えたら「言い過ぎだろ俺だって頑張ってたんだぞ!」と半泣きでキレられ、天海に嗜められます。懐かしい光景。

 

とか言ってる場合じゃないんですよね。

才囚学園がどんどん崩壊していくんですけど。みんなワタワタと泣いている中、カスは穏やかな様子で懐からビー玉を取り出すとガタガタ揺れる場所に放ります。そんで止まった場所に棒立ちです。ワイはワイの幸運を信じるやで〜。

 

「じゃあ俺も友兼ちゃんの幸運を信じよっと」

「俺もそうするっす」

「あ、じゃあ僕も」

「私も!」

 

その流れに沿ってスケートボーダーも俺も俺もときましたが王馬に「お前はあっちに行け!」と揶揄われて「何でだよ!」と反論していまして。王馬のいじってもいい奴を見分ける嗅覚が半端じゃねぇ。

 

さて建物崩壊。黒幕である絶望の残党、白銀はちゃんと処刑され、崩れた学園の瓦礫をどかして全員の生存を確認。これからどうしたらいいんだろうと言ったところで、体が透け始めました。ログアウトですね。

 

そうして少しすると、

 

「なぁ、聞こえるか?」

 

とコナン君のような声が聞こえてきました。未来機関の到着のようだね。機械を外すと全員の無事が確認できます。すごい、こんなカスロールプレイしてたのに何やかんやで全員生存ルート辿り着くことあるんだ。しかも52回目まで生存させられる事ってあるんだ。ウケる。

 

さて、起きて諸々の検査が終わってもやはり洗脳が元に戻ることはなさそうですね。前の自分を覚えているのは友兼だけで、他はみんな超高校級として生まれ変わった自分として生きていくしかない。嘘の存在になってしまったけど、それでも生きていくしかないんだというエンディングですね。

 

そして流れるエンドロール。

やり切ったー。いやぁ、楽しかったです。やっぱり悪役っぽいプレイって1番アガるな。推しに嫌われるって新たな快感を生むよね。これが行き過ぎると敵として倒されたいという欲求が生まれます。

 

というわけで、ちょっと一章でやり切ったパターンでも見てみようかな。

 

 

ほなまたあした!

 

 

 

 

 

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