貞操逆転世界の中堅冒険者   作:だいたいおおそよだいたい

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今回中々アルティが終わってます。


ドキドキイチャイチャ洗いっこ、ドキドキとイチャイチャ抜きで。

「待って下さい。貴方と今戦うつもりはありません。」

 

俺の敵意全開の顔をみて、すかさず眼鏡女はそう言うが…信用できたものではない。

 

「私は一度、ここでウォルスと言う獣人の女に殺されました。しかし復活魔法で蘇ったのですが…」

 

「それが何か問題か?」

 

「普通に考えてみてください。私を余力を残して殺した奴より圧倒的格上の化け物が2人もいる敷地内で貴方とやり合うと思います?」

 

「言い方はムカつくがその通りだな。それならさっさと消えてくれ。」

 

「嫌です。」

 

「…は?何故?ここはさっきお前が言った様に化け物共の巣窟なんだぞ?」

 

「ここは化け物の巣窟ですが、今外に出るのはもっと危険なので。」

 

「…何故だ?」

 

「現在、私の雇用主が次々と一人の女によって殺されています。私は死にたくありません。なのでここでじっとしています。」

 

「理由は分かったが…お前も中々の強者だろ。その女はお前より強いと何故分かるのだ?」

 

「殺された内の一人の雇用主が雇っていた元A級冒険者3名が同時にその女と交戦したのですが、傷一つつけられず3人同時に首を斬られたといいます。」

 

「そいつは…」

 

嘘をついている様にも見えない。

 

「さっきから何話してんだ?」

 

話に突然割って入って来たのはウォルス。

さっきボコボコにされていたのに…元気なものである。

 

「あ。」

 

「あん?」

 

瞬間、眼鏡女とウォルスは睨み合いを始める。

正に一触即発。直ちに帰りたい。

 

「…今は誰にも危害を加えるつもりはありません。」

 

「アプだっけ?信用ならねぇな。今すぐ消えなければもう一度中身をぶち撒ける事になるぜ?」

 

「…。」

 

「…。」

 

「ウォルス。放っておけ。今は明確な敵意は無い。相手するだけ無駄だ。」

 

「ちっ。分かったよ。…消えろ。」

 

「言われなくても消えますよ。」

 

眼鏡女、アプと言う名前なのか。アプは森の方へ走り去っていった。

 

そんな事より…

 

「ウォルス…お前、泥まみれじゃないか。」

 

「そうか?まあ次第にカピカピになっておちるさ。」

 

「ウォルス…お前、言いにくいが…臭いぞ。」

 

「知らん!冒険者たるものこの程度の不潔さで音を上げるな!」

 

…何だコイツ。クロに会うのはやめだ。

まずはウォルスを清潔にするとしよう。しかし問題はどうやってこいつを風呂に入らせるか…だ。

 

「風呂は気持ちいいぞー。」

 

「そうか!なら貴様だけが入れ!」

 

「入ったら何でもしてやるから…」

 

 

        「か!?」

「「それは本当」」

        「なの!?」

 

おっと。エロさもS級のお二人が話に入ってきたぞ。

消えろ!…ん?

 

…それだ!

 

「ウォルス。お前もS級目指してるんだろ?」

 

「勿論だ!」

 

「S級は皆普通に風呂入ってるぞ。」

 

「アタシは風呂に入る!」

 

な、なんて単純な…

 

「2人は…そうだな。じゃんけんで勝った方は俺と一緒に風呂入っていいぞ。」

 

三人まとめては面倒だし。

すると2人は先程のウォルスとアプが放っていた殺気以上のオーラを纏い始める。

 

その殺気で小鳥の鳴き声が止み、辺りは完全な静寂に包まれる。そこにいるのは濃密な死を纏う2人と、非力な傍観者2人。

 

「シースは目隠しして。貴方の動体視力じゃ平等とは言えないもの。」

 

「…分かった。審判はフィルが頼む。」

 

「了解。」

 

「クソったれ!何て2人の闘気!これがS級…!」

 

ウォルスは何やら感動というか…闘士に打ち震えているが、こっちとしてはさっさと終わってほしい。

本題はウォルスの洗浄なのだ。

 

「「じゃんけん……ぽん!!」」

 

アルティが出したのはグー。シースはチョキ。

つまり、シースの負け。

 

えーー。嫌だなーー。シースが良かったなーーーーー。

両方目隠しさせてやらせればよかったー。

 

「私の勝ちよ!勝ったわ!勝ったのよ!」

 

なんかS級に昇格した時より喜んでるなこいつ。

 

「シース。残念だがお前の負けだ。本当に残念だが。」

 

「…そうか。こればっかりはしょうがねぇ。」

 

うぅ。諦めがいい。アルティなら全力号泣で地べたを転がると言うのに。

 

「シースは後で別に洗ってやるから…元気出せ。」

 

「本当か!?約束だぞ!」

 

「あぁ。約束だ。」

 

お?アルティがそりゃあ無いでしょ見たいな顔でこちらを見ているぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。アルティとウォルスはパンツ一丁となり、タイルの上に鎮座している。

 

「さっさと水をかけろ!あまり風呂は好きではない!」

 

「私もよ。早くして頂戴。」

 

ウォルスはともかく、アルティは何でこんなに偉そうなんだ?まあ、S級の威厳(笑)を見せてもらうとしよう。

 

俺は義手に更に魔力を込め、手のひらの真ん中にある魔力を放出する穴から冷水を出す魔法を放出する。

 

この義手…便利だ。穴が一カ所しかないので、意識せずとも魔力を集中さして魔法を放てる。なんなら前の腕より良い。

 

「に"ゃあ"あ"あ"!!!」

 

「どうしたんだアルティ君。急に大声出すとは驚いたなぁ。」

 

「貴方、何故冷水をかけるの!?」

 

「ん?おっといけないいけない。間違えてしまったよ。この歳になると間違いが酷くてなぁ。」

 

「アタシにも冷水をかけてくれ!なんならお湯より気持ちがいい!」

 

ウォルスは逆に冷水を浴びたがっているようだ。

まずはウォルスから洗うとしよう。

 

「ウワーッ!」

 

俺はウォルスの全身についた泥をくまなく落としていく。

にしても水に濡れても義手も義足も何ともない。

これなら俺も普通に風呂に入れそうだ。

 

次に、俺は屋敷の風呂場にあったシャンプーをウォルスの髪に…何処までが髪だ?と言うか全部体毛か?

 

獣人をしっかり洗ったこと無いから分からない。

アルティは…風呂嫌いだったし…

 

俺は全身を使い泡立てていく。

ただでさえ体がデカいのだ。泡立てるだけでも一苦労。

自分の体も泡まみれになるのだが、それもお構いなしに全身を泡立てていく。

 

「あ"〜〜〜〜っ!悪くないな!」

 

ウォルスもご満悦の様だ。

 

本来なら女性の体を触っている…どころかまさぐっているのは恥ずかしがるのが普通なのだろうが…慣れた。

何よりそう言う雰囲気でも気分でもないしな。

 

「あんっ♡」

 

先程までのは全て嘘だ。非常にエロい。

俺の手が何処に触れたかはあまり考えたくないが、ドコに触れてしまったのだろうな。

 

「…どうかしたか?」

 

「い…いや?何でもないぞ?そうだ!出来ればもう少し下の辺りも洗ってくれ!」

 

「あーっ!もう!私がやるわ!」

 

見かねたアルティが泡の塊のなかに突っ込んでいく。

まあ見るに堪えない光景だったかもな。(他人事)

 

「ほら。終わったわよ!フィル、次は私を洗って頂戴!」

 

「はいはい。」

 

俺は渋々アルティの毛並みに合わせて丁寧にシャンプーを絡ませていく。

 

「…何だか懐かしいわね。」

 

「そうだな。昔はよく一緒に風呂に入ったもんだ。」

 

「フィルはあの時から変わったようであまり変わったないのよね。」

 

お前もエロい所は昔から変わんないからな。

 

「そうか?」

 

「そうよ。あ、もうちょっと奥のほう痒いから擦ってくれない?」

 

「そうか。」

 

俺の体がアルティに接触している。

多分これが狙いなのだろう。まあこの程度なら問題ないが。

 

「んなもんでいいだろ。」

 

2人の体の泡を俺は温水の魔法で落としていく。

そもそもの話だが、アルティは浄化の魔法を放てる為、わざわざ風呂に入らなくても清潔な状態を維持できる。

 

「ふーっ。たまには風呂も悪くないわね。」

 

「ああ!今夜はぐっすり眠れそうだぜ!」

 

ウォルスは毎日ぐっすり眠れてるだろ。

 

 

「そうだ。ウォルス、何かお願いはあるが?俺のできる範囲だが。」

 

「うーん。そうだな……そうだ!前見つけた黄金のディルドをアタシにくれ!」

 

は?別にアレは俺のものじゃないんだが?

 

「別にアレならいいわよ。持っていきなさい。」

 

「アルティ…大丈夫なのか?」

 

「別に大丈夫よアレぐらい。西の方の国近くの砂漠にある遺跡にあったやつだし、同じのがあと数千個地下室に眠ってるし。」

 

「そうか。ならいいが。」

 

「やったーッ!アレ、噛み心地が丁度良かったんだ!」

 

多分、昔使われていたと思うんだが…まあいいか。

 

「じゃあ私からのお願いは…」

 

「さて、2人は風魔法で乾かすからこっちに来い。」

 

「おう!」

 

「わかったわ。それと私からのお願いは…」

 

「それにしても今日の夕飯は何だろうな〜」

 

「アタシとしてはここの料理は何でも美味いんだがな!」

 

「…。」

 

あ。アルティの目が段々光を失っていくぞ。

…仕方ない。こんな状況になった時、いつも俺が根負けしているからグイグイ来られる気もしなくは無いが。

 

「…アルティのお願いは何だ?一応聞いてやる。」

 

「おっぱい揉ませて!!!!」

 

即答かぁ。

 

「断る。聞いただけだからな。」

 

「そこを何とか!」

 

「断る。自分の胸でも揉んでろ。」

 

「あ!そう言えば貴方のその義手と義足、シースと折半して買ったのよ〜」

 

こいつ…シースと資産を共有しているだけと言うのに…。

しかし俺は1銅貨も出していない。つまり反論できない。

 

「更に更にゴールデンディルドだって貴方のお願いを渋々受け入れてあげて、ウォルスにあげた訳だしねぇ…」

 

「……10秒だ。」

 

「あ!そう言えば今まで出してた食料、貴族でも祭事でしか食べられない様な貴重品ばかりなのよね〜」

 

「……………20秒だ。」

 

「ふーん。本当に貴方はそれでいいと思うの?」

 

「分かった。30秒で許してくれ。」

 

俺は何故アルティに負けてやってる?

 

確かに居候だし義手義足の金を払ってもらってるが………

うーん。理由としては充分だな。言い方が一々癪に障るだけで。

 

そんな取引?をしている間に、2人は完全に乾き、特にウォルスはモッフモフの身体になる。

 

ああ。その胸毛に飛び込みたい。その感触を堪能したい。

アルティは…まあいいや。

 

「じゃあ夜、俺が寝させて貰ってる部屋に来てくれ。」

 

「…え?ほんとに良いの?」

 

アルティは冗談で言っていた様だ。目がガチだったんだけどな。

まあ、おねだりしていたオモチャをいきなり買ってもらえて、「え?こんなあっさり買ってくれるの?」と唖然としている子供の様なものなのだろう。多分。

 

「はぁ。言ってしまったからには言い訳できん。特別だぞ。」

 

ま、まあシースにもキスしたしな!

 

 

 

 

 

 

 

 

夜。結局シースは恥ずかしくなり、ギブアップした。アルティと違ってウブで可愛い。

 

アルティと違って。

 

俺はベットに腰掛け、そのウブでは無い白猫を待っている。

何だか勢いに任せて了承してしまったのが、数時間たった今だからこそ分かる。

 

正直別に胸を触られる位大したことない。

問題はそこから段々とエスカレートしていかないか心配なのだ。

 

ドアがノックされる。瞬間、ドアが開けられる。

ノックする意味ねえじゃん。

 

「おっぱい。」

 

「は?」

 

「おっぱい。」

 

駄目だ。こいつ、興奮しすぎておっぱい語しか喋れなくなっている。

 

そのまま、俺をベットに押し倒し胸を勢い良く揉み始める。

痛い。

 

それどころか、舐め始めた。

アルティの舌はザラザラしており、少し気持ちいいのが更に気持ち悪い。

 

(今宵…フィルを私の物にしてやるわ…!)

 

「あー。アルティさん。」

 

(私の名前まで呼んじゃって♡余程気持ちいいのね♡)

 

「三十秒経ちました。」

 

「へ?」

 

「それじゃあ、おやすみ。」

 

「まって!もう少し…良いじゃない♡」

 

(まだよ!私が昨日読んだ、男を確実に落とせる本vol.999に載っていた方法を…遂に試すときが来たわ…!)

 

「…いい加減退いてくれ。お前に力でも勝てないの知ってるだろ。」

 

…?全く退く様子が無い。何というか呼吸も荒くなっているし…目が怖い。

 

(999人の男を落としたと言われるショジョ・ウソツキーノは男は無理矢理襲えば9割は落ちると書いてあったわ!このまま押し切る!)

 

「フィルーッ!私の物になりなさーーいっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルティの突然の大声でやって来たシースとシロにアルティはそれはもうボコボコにされ、窓から投げ捨てられるのだった。    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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