オルドリン「マリィィィィィ!!!」
オルドリンは大声でマリルローザを呼び叫ぶひながらマリルローザを追いかける。
オルドリン『群衆の中へ消えていくマリーの背を追う。手を伸ばせど喉を嗄らせど届かない。何か、脅迫観念じみた感傷の塊に突き動かされながら。ああら以前にもこんなことがあったなと......不安と焦燥が襲う。以前は救えなかった......そんな気がする』
???『オルドリン』
???『オルドリン』
???『オルドリン』
オルドリンの頭の中に自分の名を呼ぶ少女が浮かぶ。
オルドリン『私の中にある誰かの思い出の断片。私の中にいる貴女はだれ?』
ダダッ
オルドリン『この先はベンタスゲットー』
必死に追いかけるうちにオルドリンはベンタスゲッターに辿り着く。
『ベンタスゲットー』マドリード租界の外周に存在する旧スペイン人、通称24(ツーフォー)の強制収容居住地区のひとつ。武力を背景とする恫喝によって国土を奪われた24達の反ブリタニア感情はいまだに高くテロリズムの温床と化す危険地帯でもある。
オルドリン「何故...どうしてブリタニアがこんな事を...」
ゲットーの街の光景を目にしたオルドリンは自分の目を疑った。ゲットーの街はブリタニア軍によって破壊の限りを尽くしていた。それはまさに虐殺と言える光景だった。
オルドリン「マリーは確かにあの闘牛場に...」
オルドリンは闘牛場に向かいグロースター達の間を横切る。
ギャギャ
1体のグロースターがオルドリンの正面に回り込んでマシンガンを向ける。
グロースター2『待て!!!ブリタニアの学生だ!!』
グロースター1『スパイかもしれん。コード103の適用内の判断。射殺せよ!!!』
オルドリン「!!」
ドクンッ
ドドドドドドドドドド
銃口を向けられ動悸が走ったオルドリンはマシンガンの球を華麗な動きでかわしマシンガンの上、そしてグロースターの頭にジャンプして駆け上がり最後はグロースターの背後にある闘牛場に飛び込む。
オルドリン「マリー...マリーのところに、行かなくちゃ...」
闘牛場内を駆けるな中、台座に飾ってあった牛裂き用の剣を見つけ手に取る。
ガァアンッ
オルドリン「!!」
発砲音がフィールドから聞こえ走ります。
オルドリン「マ...ッ!!マリイイイイッ!!!」
フィールドに辿り着くとそこにはブリタニアの兵士達と何人もの人が倒れていた。そしてその中に血塗れになって倒れたマリルローザの姿があった。
オルドリン『マリーが血を流して倒れいる。その状況を見た時、頭の中で何かが弾けたのを感じた。フェンシングのフルーレより遥かに重い牛裂き用の剣は自然と手に収まり...どう動けば良いのか全てを知っていた。まるで呼吸すら様に敵を裁断する。幼少期から身体に刷り込まれた様な感覚が蘇る返り血を被り赤を纏い私は剣になっていた!!』
次々にブリタニア兵士を切り裂いてきたオルドリンは気を失ったマリルローザを抱き抱え直ぐそばにあった赤いナイトメアフレームが置かれた鮮血で色だれた階段を登る。
ピッ、ピピッ
オルドリン『起動している。機体名表示...』
ナイトメアにコックピットに乗り込んだオルドリンは端末を操作する。
オルドリン「Type-05G-AMANECR-。暁の...夜明けの剣。夜明けのたら!!!アマネセールれ!!!!」
操縦桿を握りしめオルドリンはナイトメアの名前を叫ぶ。
オルドリン「こんなに自然に....,.私。ナイトメアフレームの動かし方を知っている...?!」
オルドリンはナイトメアを自然に操縦できる自分に驚く
シュアアアアアア
ガギィーーッ
ドカーーン
ブリタニア兵士1「弾をきった!?」
オルドリンは飛んできてバズーカの弾を懐にあった剣『エスパーダ』を取り出して一刀両断にする。
ブリタニア兵士2「怯むな!包囲して仕留めるぞ!!」
ブリタニア兵士3「斬撃包囲陣シージュスラジング!!!」
ギャイイ
3体のグロースターがアマネセールを取り込む。
オルドリン『懐かしい声が...私の中の私を呼ぶ声が』
オルドリンの頭の中に記憶の断片が薄っすらと浮かび上がる。
???『剣を振るのではなく意識で振るんだよ』
???『守るべき者のためにと思えはこそ、身体は自在のものだジヴォン卿』
???『自分にできぬことがナイトメアでできると思うな!!!』
???『剣を自分とは違う異物だと思うと途端に重く鈍くなるんだ』
???『似合ってるわ』
???『吐息をかけるように斬り殺すんだよ。その剣で...』
???『卿のごとき盲目の騎士に!!!』
???『皇族を盲目する卿にはわかるまい!!!』
???『お前は皇女に盲目的すぎる!!!』
???『剣を捨てろオルドリン・ジヴォン』
???『ブリタニアのために......』
オルドリン「違う!!私は...!!!」
ガギィーーン
オルドリン「私はっ!!!」
ドシャーーン
オルドリン「私は...大切な人を守りたかったんだ...」
オルドリンは記憶の言葉を必死に否定しながらグロースター達は撃破すし。残った残骸は無惨に転がりその場に立ち尽くすアマネセールの赤いボディーはまるで返り血を浴びて染まった様に見えた。
オルドリン『断片的な記憶が頭の中を通り抜けていったような...』
ビーーーーッ、ビーーーーッ
ビクッ
オルドリン「!!!」
ゴオオオオオオオ
オルドリン「ブリタニアの増援!!?」
警報音が鳴り響き上を見上げると無数の空中戦艦が飛んでいた。
オルドリン『あの数からは逃げられない...!!早く、マリーを病院へ連れて行かなくてはならないのに...!!』
マリルローザを抱え、さらに圧倒な数に打つ手がないオルドリン。しかし
???「オーイ!!こっちよ!」
オルドリン「!!」
呼び声に振り向くと観覧用の特別席の場所に1人の少女がいた。
オルドリン「貴女は?」
???「いいから、早くいらっしやい!!まず、その子治療が第一でしょう!!」
そう言われたオルドリンは彼女を信じてついて行く。
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ザポ...ザバババ...
闘牛場の近くの池に潜って脱出し植物園の広場に上がる。
???「急に、あんな弾圧を始めるなんて。このエリアの総督も、相当な...」
オルドリン「あの!!助かりました!!!」
???「安心するのはまだ早いわ。急いで、その子を...」
オルドリン「......」
少女が見上げハッチを開いて出てきたオルドリンの顔を見た瞬間驚き。オルドリンも眼鏡を外して少女を直接目にした瞬間驚いた様な顔をする。
???「...オズ」
オルドリン「貴女どうして...私の名前を...」
???「!」
マリルローザを抱えて降りたオルドリンは始めたあった彼女が自分の愛称を知っている事に驚く。
???「それより!彼女をわたしに任せて!」
オルドリン「でも!!」
???「早く処置しないと手遅れよ!!安心してこう見えても外科医の資格を持っているから!それに、動かすほうが危険だわ!!」
少女はマリルローザを降ろさせ治療を施そうとする。
オルドリン「......信じる。貴女が、昔の知り合いに似ているように感じるから」
???「わたしも...貴女と、初めて会った気がしない」
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数日後。
オルドリン「おはようマリー」
マリルローザ「だから、マリルローザだってば...痛っ」
オルドリンは傷の痛みを抑えるマリルローザにいつもの様に起こされる。どうやらマリルローザは助かった様だ。
オルドリン「...まだ無理しちゃだめだよ。傷、治りきってないんだら」
マリルローザ「平気平気!生きてる証拠だいっ」
2人は身支度を整え学校に向かう。
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オルドリン・マリルローザ「「!!」」
???「おっさーい!!」
2人が学校に到着すると学園の制服をきたあの少女が叫んでいた。
???「んっもー!!わたし転校生なんだから!!貴女たちがいないとひとりぼっちなんだからっ!」