???「それにしても理事長なのに個人的に援助って怪しくない?」
オルドリン「そんなことないよ、ミスティ。おじさまは、事故で家族と記憶を失った私を親身なって助けてくれているの。ただ、何か理由があって会えないだけで...」
ミスティ「ふ〜〜ん『会えない理由ね...』」
オルドリン達は転校してきたミスティと一緒になって理事長について話していた。ミスティは只でオルドリンを援助してる事を怪しく思い、オルドリンは家族と記憶を失った自分を親身になって助けてくれる人だと話す。
マリルローザ「ところで、アナタずいぶん自然に溶け込んだわね」
ミスティ「当たり前よ貴女達よりも年下なんだも」
マリルローザ「えっ!!?」
ミスティが自分達より年下だと知り驚くマリルローザ。
マリルローザ「ムネ...大き...わたしよりムネ大きそうなのに!!」
ミスティ「大きい大きい言わない、でっ!!」
オルドリン「確かに、背は小さいけれど...」
ミスティ「そこまで小さくないっ!!!」
自分が気にしている事を言われて怒るミスティ。
ミスティ「それよりも、危ないところを助けたのはわたしなんだから。もっと感謝してもいいんじゃないかしら」
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オルドリン「なぜ、ブリタニアがあんな虐殺を...TVや学校ではあんなこと何ひとつ取りあげてなかったのに。あんな、獲物を追い回す野生の獣みたいに...」
アマネセールを植物園の建物に隠したオルドリン救命キットを取り出しながらミスティになぜブリタニアが虐殺行為をしたのかを尋ねた。
ミスティ「ありがとう。包帯はこれで足りるわ。銃創での死亡例はほとんどが失血性ショックだなら、浅くてよかった...通っても応急処置だけど...」
包帯を受け取りミスティが処置を施す中無数のカラス達が群がってくる。
オルドリン「カラス...血の臭いに寄ってきているの?」
ミスティ「大丈夫、近づいて来ないわ。野生の獣たがら。常に警戒して自分の身を案じておるからサッと手を上げただけで」
バサバサバサーーッ
ミスティが右手を振り上げただけでカラス達が飛び去って行く。
ミスティ「この恐怖心が『できるならば敵を排除したい」という小動物を生むの。隣が動けば、まるで魔法にかかったようひ脊髄反射で伝播するからたちが悪い。でも、脳科学的に言うならばこれは、野生の脳が備えた生存本能。人間の脳は動物のものより発達はしているけど、そのはったつした部分を管理しているのは原始的なままだから...。貴女、さっきなぜ虐殺を...と言ったけれど翻って言えばブリタニアのイデオロギーも自己生存のためのもの」
オルドリン「そんな!!」
ミスティ「弾圧はれた民衆がテロリズムに走るのも、そう。自らの生存のためなら毎日魚を虐殺し家畜を手にかけ...よりよく生存するために何億匹の害虫を駆除しているのに生存のために、人間を食い殺したサメや熊を悪者にするのが人間よ......人間の後から発達した脳の部分がそれを正当化しているだけ...」
ミスティはブリタニアの虐殺もテロリズムも同じ生存本能であ。生存のために家畜を虐殺して食べるのも害虫を駆除するの正当化して同じ様に生存しようとして人間を襲う野生動物を悪者にするのは人間の発達した脳の部分が正当化しているのだも話す。
ミスティ「さ...これで大丈夫。後の処置がよければ痕も残らないわ」
応急処置を終えたミスティはマリルローザの身体に優しくシーツを被せる。
オルドリン「ありがとう...マリーを助けてくれて」
オルドリンはお礼言いミスティの手を握る。
オルドリン「不思議な人ね。医学知識があったり...えっと...」
ミスティ「あ、わたしはミス...ミスティ!そうミスティ!ミスティよ!」
ミスティは名乗るがオルドリンは心の中で『偽名っぽい...』と思った。
オルドリン「でも、さっきの話には納得できない部分がある。なぜ、ブリタニアがマリーを撃ったのか...」
ミスティ「......あの闘牛場跡はテロリストのアジトだったのよ。ブリタニアの学生が、どうしてそんな場所に...」
???「それは、オレたちが『マドリードの星』だからだ。キミたち、ブリタニア人により国を奪われた24の最後の星だ」
オルドリン達が話していると背後から若い男が現れマリルローザが撃たれたのマドリードの星だからと言う。
『マドリードの星』エリア24で最も勢力を拡大することができたテロ組織。
ミスティ「あら、レディの寝室にノックもしないなんて」
???「失礼、ただドアがなかったものでは」
マリルローザ「......んっ」
マリルローザが目を覚ます。
???「オレの名はフェルナンド『フェルナンド・ノリエガ』だ」
マリルローザ「お兄...ちゃん」
フェルナンドの顔を見て『お兄ちゃん』マリルローザ。どうやら2人は兄弟の様だ。
マリルローザ「ハッ」
オルドリン「マリー!!!」
マリルローザ「......ごめん。ごめんね、オズ。巻き込んじゃった」
オルドリンの存在に気づいたマリルローザは彼女を巻き込んでしまった事に泣きながら謝る。
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場所を移動してオルドリン達はフェルナンド達がアジトにしている廃線の地下道を中を進む。
ミスティ「ペンタス駅地下...マドリードメロスの廃線を根城にしているのね」
フェルナンド「放棄されたのは十九世紀。これなら地図にも載ってない」
オルドリン「......私達が密告したら?」
フェルナンド「マリルローザを助けてくれた、信用するさ。それにアマネセール!こいつは替えが利かない大事なナイトメアなんだ。ありがとう。感謝する」
オルドリンは自分達がアジトを密告しないのかを尋ねるがフェルナンドは妹を助けてくれたから信じると答え礼を言う。
フェルナンド「ところで、メアド交換しないかい?一度、女子高生とメル友になってみたくて」
オルドリン「...妹がいるじゃないですか『ありがと...か...』」
フェルナンドの軽いノリにオルドリンとミスティは軽く引くがオルドリンは彼の『ありがとう』と言う言葉を以前にも言われた気がした。
オルドリン「ミスティは、さっき人が戦うのは本能だって言ってたけど。私は、決して人間が本能だけで動いているとは思わない。もっと、優しくなりたいとか...正しくありたいとか...そういう...願いがある。人の...、そう『心』は!!本能だけて動いているんじゃない。言葉によってみちびくことができる!!だって、我慢しなくては、頑張らなくては。あれがしたい、これが欲しい。心が動くとき、私達は必ず言葉で思考しているから。口に出す出さないはその人次第だけど」
話を戻したオルドリンは人は本能だけで動いているのでなく心を言葉にしても動くものだと言う。
ミスティ「それは、そうかもね。だから、古今。人が動物の脳をおさえるために作りだした言葉には『○○してはならない』が多い。『殺してはならない』『盗んではならない』『犯してはならない』『嘘をついてはならない』『怠けてはならない...』これらは全て本能を押さえ込むプログラム。人の脳にある新しい部分の特殊能力!!...でもね、この新しい部分は『○○しろ』とか『お前は○○だ』...という言葉には無防備って知ってる。脳の新しい部分は命令形や断定の言葉を鵜呑みにしてしまう。だから言葉によって人の心は操られ、時には争い向かうことがある。言葉には本能を制御すだけじゃない。本能を煽り、そして殺し合いに向かわせることもある。つまり、言葉は争いの道具でもある」
ミスティは言葉は本能を制御していると言う答えは間違ってもいない。しかし言葉は争いの道具でもあると答える。そしてそれはこれまでの多くの歴史が語っている。人間は断片的な情報や言葉に鵜呑みにして流されやすい。『あれは敵だ、危険だ、戦おう...撃たれた、許せない、戦おう...』人類の歴史にはずっとそう人々はその叫びに同調して争いが生まれる。そして時にその叫びを利用して常に戦争を産業として考えてきる者達がいる。人間の憎しみの本能をわざと煽り争わせ、その争いで生まれた利益を自分達の物にする者達も存在する。たがらこそミスティの言う様に言葉は争いの道具であるのも間違ってもいない。
オルドリン「じゃあ、戦争やテロリズムは決してなくらないの?人の本能を煽り立てる神聖ブリタニア帝国のような国がある限り...?」
言葉は争いを生む道具でもある教えられたオルドリンはブリタニア帝国の様な人の本能煽り立てる国がある限り戦争やテロリズムは無くならないのなかと問うた。
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オルドリン「......私思うんだ。脳の新しい部分が作られた頃、穴ぐらで暮らしていた人類って、夜になると暗くて狭くて、目の前の人を信じることでしか生きていけなかったんだって。たがらやっぱり私は、人の言葉が優しさを生むものだって信じたい!
地上に上がったオルドリンは言葉が優しさを生むものだと答え、ミスティはその言葉に微笑む
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オルドリン「血と、鋼のニオイ、鮮烈の赤...炎」
考古学の歴史の授業のオルドリンはいつもの様に自分探しに入る。
ミスティ「ちょっと!オズってば時々あーなるけど、何なの?」
マリルローザ「え?あー、自分探しかな...オズは昔の記憶がないから。時々、おおやって記憶をさがしてるんじゃないかな。でも、あの日から少しずつ好転してるみたい」
ミスティはほーっとして呟くオルドリン心配してマリルローザに尋ねる。マリルローザはオルドリンに昔の記憶がないからある時々ああやって記憶を探しているのだと話す。
我に帰ったオルドリンは電子黒板に映し出された壁画に描かれた鳥の羽ばたきのような模様に目が奪われる。
オルドリン「......私、知ってる。この模様...見たことある...」