赤の騎士が黒の騎士に染まる   作:ダークキング

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マドリードの星

 

 

フェルナンド「よう、オズ。数日ぶりだなきてくれて嬉しいぜ」

オルドリン「ずごい眺めね。ベンタスゲットーが一望できるわ」

フェルナンド「な?メアド交換してよかっただろ?」

 

フェルナンドに呼ばれ再びゲットー訪れたオルドリンは案内なされは高台から見渡すゲットーの景色に喜ぶが、すぐに真剣な表情に変わる。

 

オルドリン「フェルナンド。貴方は一見、軽薄そうに振る舞っているけれど。瞳には、シリアスな光が灯っている。今日も、ただデータに誘ったんじゃなくて何か大事な話をするのが目的なんでしょう?『マドリードの星』のフェルナンド・ノリエガ。まさか、マリーがマドリードの星に参加していたとは思わなかったけど」

 

オルドリンはフェルナンドに自分を呼び出した要件を問う。

 

フェルナンド「...オレたち、兄妹は父がブリタニア人、母がスペイン人でね...どうにか妹だけはブリタニア人のしてペンデルトンに入れてもらったが妹は、どうしてもマドリードの星に参加したいと言って、聞かなくてな」

 

フェルナンドは自分とマリルローザがブリタニア人とスペイン人とのハーフで妹はペンデルトンに入れがマリルローザ本人の意識でマドリードの星に入っていた事を話す。

 

オルドリン「マリーが夜、たびたび寮を抜け出していたのはそれが理由たったんですね」

フェルナンド「気づいてたのなら止めてほしかったが。アマネセールの実働データを見た。どこで訓練を受けたのか詮索はしないが。ナイトメアのデータを元にシュミレーターの試算したキミのデータはストラテジー:A、タクティクス:S、マシンコントロール:A、アクロバティックス:B、インファイト:S、マークスマンシップ:C。キミは正式な訓練を受け部隊指揮も教育されたA級パイロットだ。神聖ブリタニア帝国なら親衛隊に入れる技量の...。オズ、頼みがあるマドリードの星に入ってアマネセールのパイロットになってくれないか」

 

フェルナンドはオルドリンにアマネセールの正式なパイロットになって欲しいと頼む。それはすなわちオルドリンにマドリードの星の一員になってくれと言うものだった。

 

フェルナンド「このゲットーの惨状をキミも見ただろう。ブリタニア人として自国の行いに、キミは疑問を持たないのか」

 

フェルナンドの問いに言葉を詰まらせる。

 

オルドリン『......ミスティの話を信じるならば、私の生存本能が全力でNOを選択している......でも心は?心は本能だけではなく言葉でも動くはず...』

 

オルドリンの脳裏にこの前のゲットーの惨状が思い出される。

 

オルドリン「『そうだ。このゲットーの惨状はブリタニアが...かつては美しい街並みだったはずなのに。人々が幸せに暮らしていたはずなのに...つ!!』......私...」

 

ドドドッ

 

フェルナンド・オルドリン「「!!?」」

 

オルドリンが答えを出そうと瞬間。突然爆発が起き尻餅をつく。

 

オルドリン「一体、何が...」

フェルナンド「あれは!!!大グリンダ騎士団!!!」

 

振り返ると大グリンダ騎士団の空中戦艦が飛び交い爆雷を投下していた。どうやら再びゲットの全滅作戦が始まったようだ。

 

オルドリン「......乗ります。私!!アマネセールに乗ります!!!」

 

その光景を目にしたオルドリンはアマネセールに乗ることを決意する。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

 

フェルナンド「だせるエストレイヤを全て出せ!!ゲットーの皆を守るんだ!!アマネセールの発進準備は出来ているな!?」

 

オルドリンを連れてアジトに戻ったフェルナンドが仲間達に指示を出す中、緊張するオルドリン。

 

フェルナンド「大丈夫だ。皆キミの戦闘データに勝てなかった。皆がキミを認めている!!」

 

フェルナンドがそう言う中オルドリンは彼らの視線に宿る怒りの熱を感じとる。

 

オルドリン『わかる...皆の視線が熱量を持っているかの様な熱い。神聖ブリタニア帝国に国を奪われた人達。圧倒的な暴力に屈するしかない人々、泣くだけしか出来ない子供達......私が守る事が出来るならば...!!!』

 

オルドリンはマリルローザの言葉を思い出す。

 

マリルローザ『そうして太古より戦場は愚かな男共砂場であり。女が剣を持つ時は男の皮をかぶらねばならなかつわた。時に馬鎧、ある時は騎士という肩書きを......』

 

オルドリン「『そうだねマリー。常識的に考えればこんな馬鹿な真似...』もうただの女の子じゃ!!いられない!!!」

 

オルドリンは制服のブラウスを脱ぎ捨て、三つ編みのツインテールにしていた髪を解いてポニーテールに結び直しアマネセールに乗り込んでフェルナンド達と出撃する。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

 

街ではマドリードの星のメンバー達が応戦に出ていたが敵の数は余りにも多い上にフロートシステムを搭載したナイトメアによる空中からの攻撃に押されてしまう。

 

ガギィィッ、ガギィーーッ

 

ドカーーン

 

そんな中アマネセールが両手にエスパーダを持って先攻して敵を切り裂いて行く。

 

オルドリン「敵陣を崩す!!!押し返せぇええっ!!!!ダイヤモンド陣形!!私に続いて!!敵の包囲を破って逆襲に転じる!!」

 

オルドリンを先頭にフェルナンド達が続く。

 

フェルナンド「アマネセール!!前だ!!」

オルドリン「!!?」

 

ボッーーーン

 

バシャーーーン

 

前方から放たれたハドロン砲を『プリマ・リベールラ』によるエネルギーシールドで拡散させながら突っ込んでいく。

 

ブシューー、プシューー、ボワーーッ

 

ギーーッ

 

オルドリンは追尾ミサイルを巧みにかわし屋根傳からハドロン砲を装備したグロースターに迫る。

 

ボッーーーン

 

ドカーーン、ドカーーン

 

ヅギーン、ヅギーン

 

敵を迫るアマネセールを撃ち落とそうとするがオルドリンは紙一重でハドロン砲をかわして追尾ミサイルを撃ち落とさせ、そのまま突っ込んでエスパーダを放り投げて2機のグロースターを貫く。

 

プシューー、プシューー

 

プシューー、プシューー

 

ダシューーン、ガキン

 

シャーーン

 

仲間のグロースター達がミサイルを放って応戦する中、オルドリンは新しいエスパーダを取り出し、スラッシュハーケンを地面に向かって発射しその勢いを利用して高く飛び上がってミサイルを交わす。

 

ガギィーーッ、ガギィーーッ

 

ドカーーン

 

ガギィーーッ、ガギィーーッ、ガギィーーッ

 

ドカーーン、ドカーーン

 

オルドリンは追尾してきたミサイルを広い場所に誘導して全て切り裂いていく。

 

バキャーン

 

バシューーン

 

ガギィーーッ

 

ドカーーン

 

バドロンブラスターに集中攻撃をプリマ・リベールラで拡散さて抱きに切り伏せる。

 

オルドリン「ハァ、ハァ」

 

フェルナンド『アマネセールが包囲を崩したぞ!!ブリタニアが態勢取り戻す前に割り込め!!!GO GO GO!!!』

 

オルドリン「ハッ」

 

オルドリンが息を切らせる中、上の背後から気配を感じたオルドリンは振り返って見上げる。そこにはマントを羽織ったグロースターが立っていた。

 

???「...姫様の庭を荒らす下郎共めが...。...このシュバルツァーがまとめて成敗してくれるわ...」

 

シュバルツァーと名乗る敵は槍を構えたままスラッシュハーケンを発射しながら飛び出す。

 

オルドリン「指揮官機!!?」

 

ゴギンッ、ガィンッ

 

オルドリンは咄嗟に飛んできたスラッシュハーケンを弾き返すがその隙をついてシュバルツァー迫りアマネセールの喉元に槍を突き刺そうとする。

 

オルドリン『殺されるっ!!!』

 

殺される恐怖が溢れた瞬間、オルドリンの脳裏に何が浮かぶ。

 

???『卿が筆頭騎士たるに欠けているものがある。成程ジヴォンの剣か。圧倒的な手数で腕や脚といった末端部を攻め戦意を奪った後に重要器官への一撃を見舞う...中世紀の決闘術を磨き抜いた完成された暗殺剣だ。だがナイトフレーム戦では頭や腕を飛ばしても相手が死ぬわけではない。傀儡の人形に惑わされると一手遅れるぞ。手練れとの戦いではそれが致命的となるのだ。ナイトフレーム戦の極意とは傀儡の操り手をいかに殺害するかにあるが故に!!攻防一体を身体に刻み込め!!何故なナイトフレームが人の形を模しているかを忘れるな!!!機体を巡るユグドラシルドライブからの力の流れと自身をシンクロさせるためだ!!自分にできぬ言葉がナイトフレームでできなおと思うな!!!』

 

ガギィーッ

 

ドシャーーン

 

『......そうだ。それでこそ筆頭騎士だ』

 

誰かに鍛錬を付けてもらう記憶が溢れた瞬間。敵の槍を両断し相手の胸を突き刺す。

 

オルドリン「指揮官機撃破!!包囲陣の内側へ左右に分かれて浸透!!この機をのがさないで!!」

 

オルドリン『もーっ!!一回包囲されたらどんなに突破を試みてもマリーの勝ちじゃない!』

???『包囲突破を目的にしているとそうなるわ。見て。突破口の維持に兵を割いて固着すふと挟撃を受けるカタチになってしまっているでしょう』

オルドリン『ふむふむ』

???、『こういう時は包囲を抜けた部隊を素早く左右に分けて......』

 

オルドリン「チームトレスはディエシシエテ通りを左に!!チームクワトロ右へ!私に続いて!!」

 

オルドリンに仲間達に指示を出しながら記憶の一部が溢れてくる。

 

オルドリン『私の記憶に眠る沢山の人々が!!私の力になってくれる

 

オルドリン『指揮は任せるわ。私は騎士だもの』

???『駄目よ。オルドリンはわたくしから離れている時にも、同等の部隊運用な出来なければ困るわ!貴女はわたくしの剣なのだから』

 

オルドリン『思い出した...貴方達は何者?』

 

オルドリンは心から無くした記憶を思い出したと思った。

 

フェルナンド「本物だ!!!全隊!!アマネセールの指揮に従え!!拠点防衛に拘るな!脚を止めると各個撃破されるぞ!!ムーブ!!ムーブ!!」

 

オルドリンの的確な指示に心躍らせるフェルナンドは仲間達にオルドリンの指揮に従うよう命令する。

 

オルドリン「敵の動きは誘いよ!!これに付き合うと戦列が硬直して包囲の脚が止められてしまう!!損害構わず、躍進して!!傀儡の人形に惑わされると一手遅れるわ!!」

 

オルドリンの指示によって敵を壊滅させる事に成功する。

 

フェルナンド「アマネセール!!ブリタニア軍はほぼ壊滅させたが何かおかしな!」

オルドリン「フェルナンド!」

フェルナンド「チームカトルセ及びキンセと通信が繋がらない」

オルドリン「警戒!!各隊方陣を組んでそうごしえゆ!イレギュラーに備えて!!」

 

フェルナンドから他のいくつかの隊と連絡が取れない聞かされオルドリンはすぐに他の隊達に警戒する様に指示を出す。

 

ディアエス隊「敵襲!!!うぁああっ!!」

 

ドドドドドド

 

ディエス隊「新手だれ!は...早い!!」

 

ディエス隊が襲われ攻撃に反撃する。しかし。

 

ドセ隊「チームディエスに喰らいついた!!チームドセ!!側面からせいしゃ!!!」

 

ドドドドドド

 

ガギィーーッ、ガギィーーッ

 

ドセ隊「なに...コイツ!!!」

フェルナンド「どうした!!敵は何機だ!?」

ドセ隊「実弾わはじいて...いっ...一機...!!!敵は一機!!!白いマスクのナイトフレームだ!!!」

 

突然現れた白いマスクのナイトに部隊が次々撃破されていく。

 

オルドリン「フェルナンド後退して!!この敵は普通じゃない!!!」

フェルナンド「任せたぞ!!」

 

ガギィーーッ

 

新しい敵は危険と判断してオルドリンはフェルナンド達を下がらせ1人白マスクのナイトに向かう中、その白マスクのナイトが上空から落下しながら斬りかかるナイフを受け止める

 

パシューン

 

パシューン、バシン

 

ギーン

 

バギーン

 

白マスクのナイトは左スラッシュハーケンを発射の勢い使って後ろに飛び、そのまま右のスラッシュハーケンで右手のエスパーダを弾く。しかしオルドリンはそのまま左手のエスパーダで突き刺そうとするが受け止まれ、左腕のシールに仕込まれたシザースでエスパーダが押されてしまう。

 

ドーーン

 

つかさず白マスクのアマネセールに強力な蹴りを喰らわせる。そしてその衝撃はコックピット内部まで簡単する。

 

オルドリン「かはっ。ないて出力!!ヒッグスコントロールを衝撃が貫通してきた!!」

 

白マスクのパイロット「月下系のカスタム機か。パイロットの腕も良い...だが、赤いマント!ここから先はないぞ!」

 

白マスクはブレイズ・ルミナスを展開して突っ込んでくる。

 

オルドリン「プリマ・リベールラ!!展開!!!」

 

オルドリンはプリマ・リベールラを展開して2つエネルギーがぶつかり合う。

 

ドワァアアアア

 

グシャアアアアン

 

プリマ・リベールラが押し負け、アマネセールは地面叩きつける奴に取り押さえらる。

 

オルドリン「なんて力ある操縦...!!脱出の隙もないぅ!!」

 

ザザ..!ッ

 

コックピット内を電流がはしり服がボロボロになり脱出もできない程に追い込まれ観念した時、モニターにノイズが走る。

 

オルドリン『回線にハッキング...いえ、初めから仕込まれていた!!?』

 

モニターが正常に戻ると画面に仮面をつけた1人の人物が映しだかれた

 

 

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