赤の騎士が黒の騎士に染まる   作:ダークキング

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黒の騎士団

 

 

オルドリン「......」

 

夜の海を船から眺めなが真剣な顔をするオルドリン。

 

オルドリン「マリー...、フェルナンドさん。必ず皆の仇は取るからね...」

 

ーーーーー

ーーーー

ーー

 

オルドリン「貴方一体何者!!?」

 

マリーベルとの戦いでピースマークのウィザードに救われ目を覚ましたオルドリンは自分を抱えているウィザードに驚き懐から離れる。

 

ウィザード「大丈夫だオルドリン!!...私は...つ!!!私はお前に危害を加えない。信じてくれ...オルドリン。このとおり」

 

ウィザードは仮面を脱いでオルドリンに危害を加えないと頭を下げる。

 

しかし、オルドリンはウィザードの素顔を見た瞬間。先程マリーベルに向けた同じ怒りと憎しみが込み上げ腰に付けた剣を抜く。

 

オルドリン「貴方が誰かは知らない。でも...貴方の顔を見ているとマリーベルと同じくらいの怒りが込み上げてくる!!そんな人を信じろだなんね!!!できない!!」

 

オルドリンは怒りのままに飛び出す。

 

ウィザード「これが報いか...わたしの力が及ばないばかりに...オルドリン」

オルドリン「!!!」

 

マスティ『この恐怖心が『できるなば敵を排除したい』という衝動を生むの。でも、心が動くとき、わたし達は必ず言葉で思考しているから』

 

ウィザードを突き刺そうとした瞬間以前に同じ様に誰かを切り裂いた記憶が浮かび、ミスティの言葉を思い出す。

 

ビリッ

 

ウィザード「すまなかった」

 

オルドリンはウィザードの手前で剣を振り下ろしウィザードの胸を掠める。すると懐から無数の封筒に入った手紙が散らばる。それを見たオルドリンは驚く。

 

オルドリン「この...手紙は...私が白羽根帽子の...おじさまに...」

 

その手紙はオルドリンがペンデルトン学園の理事長である白羽根帽子のおじさまに送っていた物であった。

 

オルドリン『まさか、この人が...ノブレスオブリージュの体現者...ペンデルトン学園理事長。白羽根帽子のおじさま』

 

オルドリンは目の前にいる男こそが尊敬していた白羽根帽子のおじさまだと知る。

 

ウィザード「オルドリン。今ならまだ...あそこに戻れる。普通の女学生として...だが、もし真実を知りたいのならば、このまま旅に出よう」

オルドリン「......旅?」

ウィザード「お前と、お前の半身の記憶を辿る旅だ。だがその果てにあるのは残酷な真実だ」

 

ウィザードは元の普通の女学生に戻るか、このまま記憶を取り戻す為の旅に出るかの選択を迫る。そして旅の果てが残酷な真実だと告げる。

 

パキン...ッ

 

何が破れる音が聞こえた懐からある物を取り出すオルドリンは

 

ウィザード「......それは?」

オルドリン「お守りの眼鏡です。大切なもののような気がして...」

 

それはオルドリンが以前掛けていた眼鏡であった。

 

オルドリン「ごめんなさい。おじさま。私はそのどちらも選びません」

ウィザード「何!?」

 

オルドリンはウィザードの選択をどちらも拒否する。

 

オルドリン「マドリードの星の一員として戦うと決めた時から後戻りしないと覚悟を決めて学園には退学届を出しました。だから自分の決めた覚悟を裏切れません。そして今の私には過去よりも今を大事にしたい。マリーは私にとって大切な親友だった。なのにマリーベルはそのマリーを虫ケラの様に殺した!!」

 

マリーベル『彼はは死なねばならなかった。平成の為に!!!』

 

オルドリンはマリーベルの言葉が蘇る。怒りが込み上げる。

 

オルドリン「平成は為に誰が死ななければならないなんて、ある筈がない!!絶対に間違っている!!」

ウィザード「マリーベルが憎いのか?」

 

オルドリンの怒りの表情に問うウィザード。

 

オルドリン「はい...。私はマリーベルが...そしてブリタニアが憎い!こんな気持ちなってマリー達や大切なものを奪われたゲットーの人達の苦しみがより理解しまたし」

 

オルドリンはマリルローザやフェルナンド達を失い胸を抉られるような怒りと憎悪が込み上げていた。何もできずに理不尽に大切なものを奪われた痛みの感情は彼が秘めていた心の傷が如何なるものか重く感じている。

 

オルドリン「私はもうこんな思いをする人達を出したくない。私は最後のマドリードの星。マリー達の苦しみをそのままにして自分勝手に旅に出ることはできません」

 

最後のマドリードの星として死んでいった仲間達の苦しみをそのままにはできないと答える。

 

ウィザード「では、どうするのだ?」

オルドリン「私は日本に渡って黒の騎士団に入ります...」

ウィザード「黒の騎士団に!?」

 

黒の騎士団に入ると言い出すオルドリンに驚くウィザード。

 

オルドリン「黒の騎士団はブリタニアだけじゃなく色々は理不尽な悪と戦おうとしています。だから私も1人とこんな思いをする人達ださないようにする為に私は黒の騎士団に入ります!!」

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

 

こうしてオルドリンはウィザードの手を空手てエリア11に渡り、黒の騎士団に入るために彼がいるトウキョウ租界にある中華連邦の総領事館に向かっている。

 

オルドリン「マリー...私、頑張るからね...」

 

オルドリンは左頬を傷をなぞりながら呟く。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

 

オルドリンがエリア24を旅立つ少し前のこと。

 

ウィザード「オルドリン...いまさら止めても聞くまい。ならば選別としてこれを持って行きなさい...」

 

ウィザードはオルドリンに一振りの刀とおる書物を差し出す。

 

オルドリン「おじさま?これは?」

ウィザード「日本はブリタニアに支配される前からいくつもの刀が海外のコレクター元にに流れていた。それもその一つだ。そしてその書物は大昔にオランダに住むある日本人が書き直し剣術の書らしい。名を『飛天御剣流』と言って時代の苦難こら人々を守る為の剣術らしい。いつか誰がこの剣術を必要するだろうと見越して書き残した物らしい」

オルドリン「ありがとうございます!」

 

オルドリンは刀と書物を受け取り頭を下げる。

 

スゥーッ

 

オルドリン「ふん!」

 

サッ

 

ウィザード「なっ...!?」

 

オルドリンは刀を抜いて自分の左頬を斬り血を流す。

 

オルドリン「これはマリー達の痛みです。マリー達はきっとこれ以上の痛くて苦しい思いをした筈です。だから少しでもマリー達の痛みや苦しみを一緒に背負いたいんです」

ウィザード「そうか...」

 

オルドリンは左頬を斬ったのはマリルローザ達の味わった苦しみを共に背負う証とし斬ったのだ告げ、ウィザードは納得する。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

 

オルドリン「それと、この力にも早く慣れておかないと」

 

振り返った髑髏に貰った左眼の力を発動せる。

 

オルドリン「うん。よく見えるし、聞こえてるわね。これでなら少しでも助けに行けるわね」

 

オルドリンは左眼の力によって視力と聴覚が強化され遠く離れた場所は勿論、どんな外壁の内側の見透かし声を聞き取ることができる様になった。今のオルドリンには甲板の向こうからボイラー室や操縦室に至るまで全て把握できる。色々試して見た結果。オルドリンが見聞きできるのは5km。意識を集中して使えば対象以外の音やもの気にせず見聞きできる。発動時間時間制限はないが一度力を解除すると2時間の休息を取らないと再び発動せることができない。

 

オルドリン「あの娘...不用心すぎるわね」

 

オルドリンは自分のいる甲板とは反対側の甲板いるツインテールの少女に眼が止まる。

 

???「この船に乗っているのは、みんな黒の騎士団...」

???「やめなさい、あなた」

???「うぐっ!な、なに!?」

 

オルドリン「!?」

 

心配になってツインテールの少女の元に向かおうとした瞬間。ツインテールの少女の背後から口を塞ぐ褐色の少女が現れ、少女のピンチだと思ったオルドリンは急いで少女の元に走る

 

???「静かに。遊びじゃないのよ。またここはエリア11の領海内。そんな怪しい動きをしていて、ブリタニアに目をつけられたらどうするつもり?合流する前に捕まったら元も子もないわ」

???「わ、わかった」

 

オルドリン『彼女達も黒の騎士団の入団者...』

 

会話から2人が黒の騎士団の入団者だも知り走るのをやめる。

 

???「わかればいいの」

???「色々教えてくれて、ありがとう。私は朱城ベニオ。よろしくね」

 

ツインテールの少女ベニオは自分の不注意を指摘されて反省して褐色の少女に礼を言う。

 

???「よろしくするつもりはないわ。あなたみないな素人とはね」

 

黒髪の少女はそう言って去っていく。

 

ベニオ「そっか。私、素人だもんね。さっきみたいにほかの人を危険にさらしちゃう可能性があるんだ......よーし。足手まといにならないようにしないと」

 

両腕を挟むようにガッツポーズをして気を引きめ直すベニオ。

 

オルドリン『そんな風にガッツポーズしてるとますます怪しく見えるわよ』

遠くから見ていて不安になるオルドリン。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

 

案内人「ここからは自分が案内する。はぐれたらそこでお終いだ。声を出さずについて来てくれ」

 

トウキョウ租界の港に辿り着き船を降りたオルドリン達は作業員の服を着た男に案内人にそう言われて気を引き締める。

 

案内人「よし。では、移動しよう。警察の巡回ルートを避け、旧市街に入る」

 

ベニオ『旧市街?そうか租界は階層構造だから、地上には元の街が残っているんだ......』

???『旧市街から領事館の真下までにいって、そこから引き上げてもらうというわけね』

オルドリン『しかし、跡が残らないように案内人が何度も変わる。復活したゼロが本物かわからないけど、ここまでの手腕はさすがと言えるわね。あとは、無事に黒の騎士団に合流できればいいんだけど...』

 

オルドリンは周りの人達が自分を見る冷たい視線を気にする。

 

オルドリン『仕方ないよね。ブリタニア人は嫌われて当然だもの...』

 

理不尽に故郷を奪われた彼ら日本人とってブリタニア人であるオルドリンは憎まれて当然の存在。そのブリタニア人であるオルドリンが黒の騎士団に入ろうとしているのでば彼等の視線は当然のある。オルドリンもその事を理解しているからこそ甘んじて彼の視線を受けている。

 

オルドリン達は工事現場に辿り着く。

 

案内人「ここは租界拡張の工事現場だ。ここから旧市街に入る」

 

工事現場では多くの日本達が馬車馬のごとく働かさせられてい。

 

ベニオ『こんな真夜中なのに働かされている...』

オルドリン『日本人はやっぱり奴隷扱いされているのね...』

 

オルドリンは同じブリタニア人としてブリタニアの行いに恥じる。

 

案内人「さあ。早く奥のゲートから......」

???「そこのイレブンども、待て!」

ベニオ「......っ!?」

案内人「け、警察......?」

 

工事現場に入ろうとした所を複数の警官とナイトポリスに止められる。

 

警察「お前たち、見たところ作業者じゃあなさそうだな。何をしている?」

案内人「い、いえ。前に働いていた連中が使えなくなったんで、新しく掻き集めたんですよ」

 

案内人は警官の職務質問をなんとかやり過ごそうとする。

 

警官「ふぅん。そんな話は聞いていない。イレブンの作業者なら知っているだろう。矯正エリアでは、イレブンの集会は禁止されているんだ。10人以上集まる場合は届け出が必要だと」

案内人「そ、それはもちろん。ちゃんと政庁には提出しています。確認していただけないでしょうか」

 

案内人はなんとか誤魔化そうとするが。

 

警官「そんな面倒なことしなくても......そうだな、そこの褐色の女とブリタニア人の女が俺たち相手をするんなら見逃してやらう」

???「わ、私?」

 

警官の1人がオルドリン達を置いていたいけど見逃すと言い出す。

 

案内人「い、いや!届け出はきちんと出しています。ちゃんと確認してもらえれば......」

 

バーン

 

案内人「うわっ!」

 

案内人が強く抗議しようとすると警官が案内人の脚を向かって発砲する。

 

警官「うるさいんだよ。黙って言うことをきかないと今度は頭を撃つ」

???「う、撃った......あなた簡単に人を......」

「くっ...それが警察のやる事なの!!?

 

褐色の少女は警官が躊躇うかなく発砲した事に動揺し、オルドリンは怒りを露わにする。

 

警官「面倒だ。お前ら全員公務執行妨害で射殺する。抵抗するなよ。こっちにはナイトメアが......」

ベニオ「させるかーっ!」

 

ガシン

 

警官2「ぐあっ!なんだ!?」

 

地下に置かれて乗り込んだ作業用ナイトメアに乗り込んだベニオはナイトポリスを押さえる。

 

ベニオ「みんな!早く逃げて!ここは私が!」

???「あ、おれは、ベニオとかいう......いつの間に?」

 

褐色の少女はベニオがナイトメアに乗り込んでいた事に驚く。

 

警官2「そんな民間機で......!」

ベニオ「うあああっ!」

 

ガシン、ガシン

 

バーン、バーン

 

警官2「ぐっ!う、うわあっ!」

 

ドカーン

 

ベニオはナイトポリスの攻撃をかわし奪った銃を発砲してナイトポリスを撃破する。

 

案内人「い、今のうちに、みんなゲートの奥へ!」

入団希望者「そうだ!早く行こう!」

入団希望者「ああ!急げ!」

 

案内人は痛みに耐えながら入団希望者達に指示を出し、入団希望者達はゲートに向かって走る。

 

警官「こ、この!逃がすか!」

オルドリン「させない!」

 

ザッ

 

警官「ぐわあ!」

 

発砲しようとする警官をオルドリン竿袋にしまってあった刀を取り出し警官を斬りさく。

 

オルドリン「皆は早く行って!」

案内人「す、すまない!」

 

オルドリンは助けられた入団希望者達は礼を言って走る。

 

オルドリン「はあああっ!!」

 

グシャ、ザシン

 

警官4「のわぁ!」

 

グサッ

 

オルドリンは2人の警官を胸を貫いてそのまま薙ぎ払ってに斬り裂き、3人目は懐に飛び込んで顎の下から突き刺し顔面を斬り裂き。オルドリンは身体には返り血を浴びる。

 

警官5「こいつ!コックピットから引き摺りだしてやる」

ベニオ「みんな!逃げてー!」

 

一方のベニオはナイトポリスに必死に抵抗するなか他人達に逃げるように叫ぶ。

 

???「あの子、自分を犠牲にして他の人間を...それにあのブリタニア人のだって私達を守る為に戦ってくれて......それなのに、私は......」

 

褐色の少女は2人が自分達の為に必死に戦っているのに、船の上でベニオを見下しことや、ここに来るまでにオルドリンを偏見の目で見たい自分が恥じる。

 

???「だ、誰が...」

ベニオ「早く!」

???「誰か助けて...」

 

???「よく頑張ったね」

ベニオ「え?」

 

ガシン

 

突然現れた紅いナイトメアの拳にナイトポリスは倒れる。

 

???「ぐ、紅蓮!」

 

紅いナイトメアの正体は黒の騎士団のエース機『紅蓮弐式』であった。

 

ベニオ「その紅い機体は......カレンさん!?」

カレン「その声、もしかして......」

 

ベニオをどうやら紅蓮のパイロットを知っている様だ。

 

警官5「黒の騎士団め!」

 

バン、バン

 

ナイトポリスは起き上がり紅蓮に向かって発砲する。

 

カレン「悪いけど、ここはアンタたちの出る幕じゃなちよ。ブリタニア!」

 

バシャーーーン

 

紅蓮はナイトポリスを捉えて輻射波動を浴びせて粉砕する。

 

ベニオ「か、カレンさん......」

 

コックピットのハッチを開けて顔を出すベニオ。

 

カレン「やっぱりあなたは神戸の......あのとき、私を助けてくれたベニオよね?」

ベニオ「はい!朱城ベニオです!黒の騎士団に参加するためにここに来ました!」

カレン「ベニオ。よくみんなを守っていれたわね。ありがとう」

ベニオ「はい!」

 

カレンはみんなを守ってくれた事に感謝しベニオはカレンとの再会と褒められた事に喜ぶ

 

???「感動の再会の邪魔したいわけじゃないが、急いだ方がいい。この騒ぎを聞きつけてブリタニア軍が来るかもしれん」

 

中華連邦の武官『黎星刻』が現れて急ぐように注意する。

 

カレン「そうね、星刻。さあ、みんな。奥のゲートに急いで。私が援護するわ」

入団希望者「た、助かった!」

カレン「ベニオも急いで」

ベニオ「は、はい!あ、あれ?足が震えて上手く降りられない......」

 

緊張の糸が切れたベニオを始めの戦いの恐怖のせいか足が震えてコックピットから降りられずにいる。

 

オルドリン・???「「捕まって」なさい」

 

そんなベニオにオルドリンと褐色の少女がベニオに手を差し伸べる。

 

ベニオ「えっ?あなたは船の時の......それにあなたはさっき銃で撃とうした警官からみんなを守ってくれた......」

 

???「サヴィトリよ。加苅サヴィト」

オルドリン「私はオルドリン・ジヴォンよろしくね」

サヴィトリ「さっきは助けてくれてありがとう。貴女も...」

 

2人に感謝するサヴィトリ。

 

ベニオ「ううん。無我夢中でやっただけだから」

オルドリン「私もただ皆を守りたかったげたよ」

 

感想する2人。

 

ベニオ「でも、みんな無事でよかったぁ」

サヴィトリ「貴女たちは、すごいのね」

ベニオ「え?」

サヴィトリ「ううん。なんでもない」

 

オルドリン達はゲートを通って総領事館に入る。

 

 




ウィザードがオルドリンに渡し飛天御剣流の書物はるろうに剣心のアニメオリジナルの島原編に登場した武藤翔伍が残した物という設定です
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