赤の騎士が黒の騎士に染まる   作:ダークキング

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新総督捕縛作戦

 

 

黒の騎士団の倉庫で幹部である扇要達が作業を行っていた。

 

南「新潟で受け取られたのは、月下が4機とVTOLが10機か。一時期の黒の騎士団の装備に比べる心許ないな」

杉山「それはそうだけど、ナイトメアがあるのとないのとで大違いだって」

扇「それに月下が手に入ったのはデカい。藤堂さん達に使ってもらおう」

杉山「その藤堂さん達は?」

扇「ゼロの指示を待って合流するらしい。その前にカレン達が合流するはずなんだが......」

南「おっ。噂をすれば、あのトレーラーじゃないか?」

 

ギィィィィ

 

扇達の前にトレーラーが止まり運転席からカレンから降りてくる。

 

カレン「お待たせ」

杉山「どうしたんだよ。紅蓮だけ先に運び出すなんて」

カレン「それがね。この1年間の連戦続きで機体に結構なガタがきちゃってて......」

サヴィトリ「次の作戦までに出来るだけいい状態にしたいんです」

 

杉山の質問にカレンとサヴィトリが次の作戦の為に紅蓮のオーバーホールが必要なのだと説明する。

 

扇「君は......」

サヴィトリ「技術部の加苅サヴィトリです。紅蓮の整備のために先行して合流しました」

扇「ああ。ラクシャータのところの」

サヴィトリ「はい。早速ですが、ニイガタで受け取った物資を見てもいいですか?紅蓮の整備に使えるパーツがないか見たいので」

南「わかった。こっちに来てくれ」

 

サヴィトリは南に案内され向かう。

 

ブウウゥゥ

 

杉山「あれ?もう一台トレーラーが来たぞ?」

 

ギィィィィ

 

カレンのトレーラーの隣に新たなトレーラーが止まり運転席からオルドリンが降りる。

 

オルドリン「お待たせしました」

扇「君は確か新入団員の......」

オルドリン「はい。オルドリン・ジヴォンです!よろしくお願いします!」

 

扇に挨拶交わすオルドリン。

 

カレン「オズ?いないと思っていたら何処に行っていた?」

オルドリン「すみません。私のナイトメアを取りに行っていたもので......」

カレン「ナイトメア?あなたナイトメアを持っていたの?」

オルドリン「はい」

 

ポチ

 

ウィィ〜〜

 

オルドリンがトレーラーのコンテナの中を開くと、そこにはアマネセールが膝をついた状態で佇んでいた。

 

カレン「これって暁?月下の後継機よね?」

オルドリン「はい。アマネセールっていいます。私がマドリードの星で乗っていた機体です。日本に来る時、ピースマークに別ルートでこちらに入れて貰ったんです」

扇「そうだったのか......。しかし。新型が戦力に加わったのは大きよ」

 

事情を知った扇は戦力が増えた事を喜ぶ。

 

ベニオ「わあ!ナイトメアと戦闘機がいっぱい」

 

近くでベニオがナイトメアや戦闘機を見ながらはしゃいでいた。

 

扇「君も確か新入団員の......」

ベニオ「はい!朱城ベニオです!」

 

元気いっぱいに挨拶するベニオ。

 

杉山「なんだか、ハキハキした子だな」

カレン「ふふっ。今回、あなたにもあのVTOLに乗ってもらうのよ」

扇「えっ?この子を戦闘に?」

カレン「ええ。こう見えてもベニオには戦闘のセンスがあるから、できるだけ早く実戦の空気を知ってもらいたいの」

扇「カレンがそう言うなら構わないけど......」

ベニオ「私、頑張ります!」

 

コツコツ

 

ゼロ「元気のいいことだな」

 

ベニオがやる気を見せる中ゼロがやってきた。

 

扇「ゼロ。来てくれたんだな」

 

オルドリン『あれがゼロ。本物は始めた見た......。左目の力を使えばゼロの正体が誰なのか分かるげど辞めておこ。ちゃんと自分自身の目の力でゼロがどんな人なのか確かめてみよう』

 

オルドリンは左目の力でゼロの正体を知ろうかと一瞬悩んだが。自分自身の目でどんな人間か確かめることにした。

 

ゼロ「待たせたな。藤堂らが合流次第、作戦を説明する」

カレン「作戦?次の作戦って......」

ゼロ「新総督捕縛作戦だ」

 

オルドリン『!?総督捕縛作戦!?』

 

オルドリンは新総督捕縛作戦と聞いて驚く。何故それはオルドリンがエリア24でのマドリードの星として最後に行った作戦と同じ物だったからだ。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

 

新総督を乗せた浮遊航空艦がエリア11に向かって飛行する。

 

アブソン「ナナリー総督は?」

参謀「庭園います。ブリッジに来られても」

アブソン「ふっ。意味はないな」

 

ピピピピピ

 

アブソン「黒の騎士団!?」

 

 

アブソン将軍達が話ているとレーダーがこちら向かってくる黒の騎士団のナイトメアを捕える。

 

ゼロ「作戦目的は新総督を捕虜にすることにある。いかなることがあろうと絶対に傷つけるな。いいな、絶対にだ」

団員達「承知」

 

バババババババ

 

護衛艦が迎撃を仕掛けてくる。

 

ベニオ「カレンさんを無事に送り届けないと!」

カレン「銃弾を避けた?上手い!」

 

紅蓮を吊るしたVTOLを操縦するベニオは敵の銃弾を巧みにかわしそれを見たカレンはベニオの操縦のセンスに感心する。

 

ボガーン

 

玉城「うわわわっ!」

南「なにやってるんだ、玉城!」

 

玉城の機体はあっさり落とされそれに怒る南。

 

ブリタニア兵1「素人め、陸戦兵器を空に上げても。はっ......!」

 

プシューーン

 

カレン達は煙幕を張る。

 

アブソン「サーフェイスフレアを張られても問題はない。囲んで、叩け!」

 

扇「藤堂将軍、あとは頼みます」

藤堂「ああ、副司令たちも無事でな」

 

ガン

 

ベニオ「カレンさん、切り離します!」

カレン「ありがとう、ベニオ!」

ベニオ「はい!気をつけて!」」

 

ガン

 

ガシン

 

アブソン「まさか、この上に!?」

 

ガシン、ガシン

 

VTOLより切り離された紅蓮、月下、そしてアマネセールは敵の航空艦に上に次々に降り立つ。

 

ブリタニア兵1「敵性ナイトメア3機。本艦主翼上に取りつきました」

ブリタニア兵2「護衛艦にも取りついたようです」

ブリタニア兵3「航空戦力を......」

 

ボガーン

 

煙幕を爆発させて敵戦闘機を落とす。

 

朝比奈「旗艦以外は用なしだよ」

 

バシューン

 

トガーン

 

扇「よし。我々は離脱する」

 

朝比奈がグレネードを護衛艦に撃ち込み。扇達のVTOLは撤退する。

 

オルドリン「はあっ!」

 

ガギン、ガギン

 

ドカーン、ドカーン

 

オルドリンは主力艦の砲塔を次々に切り裂いていく。

 

ドカン

 

オルドリン「朝比奈さん。すごい!」

 

朝比奈が敵戦闘機にスラッシュハーケンを引っ掛けて別の艦に旅移るを見て感心する。

 

オルドリン「護衛艦はもう殆ど落ちたはわね。これなら......」

 

ビーゴー、ピーゴー

 

オルドリン「......!?」

 

プチュン、プチュン

 

トガーン

 

警戒音が鳴り響くんと何処から飛んできた弾をジャンプしてかわす。

 

千葉「トウキョウからの援軍?」

藤堂「いや、方角としては後ろ備え。それに、フロートユニット?」

 

攻撃された方を確認するとヴィントセントを先頭に複数のナイトメアがこちらに向かってくる。

 

オルドリン「あれは!」

 

ヴィンセントを見たオルドリンは白のマスクの機体を機体が脳裏に浮かびマリルローザ達が死んだ時のことを思い出す。

 

ギルフォード「さあ、幕を下ろそう」

 

カレン「空が飛べなくたって!」

 

バーン

 

ババババババ

 

ギルフォード「勘は悪くない。だが機体特性は」

 

バシン

 

杉山「すまん、あとは......」

 

カレン達はグレネードやマシンガンで迎撃するがギルフォードは巧みにかわし杉山の無頼の頭を切り倒す。

 

プシューーン

 

ガシン

 

デヴィッド「くっ、ハーケンを」

 

藤堂「今だ、紅月くん!」

カレン「はい!」

 

バジュゥゥゥッ

 

トガーン

 

カレンは月下のスラッシュハーケンを使って綱渡りしてサザーランドに接近して輻射波動をお見舞いする。

 

オルドリン「さっきの朝比奈がやった移動方を利用すれば!」

 

バシューン

 

ガシン

 

ブリタニア兵4「こいつもハーケン」

 

オルドリン「はあああ!飛天御剣流 龍槌閃『惨』!」

 

グシャーン

 

ドカーン

 

オルドリンはグロースターをハーケンで捕らえて引き寄せて思いっきりジャンプして相手の上をとりエスパーダの一本を逆手持ちにグロースターの頭上から串刺しにする。

 

カレン「これで2機目」

 

ガキーン

 

ドカーン

 

カレン「......っ!」

 

近くに無頼が飛んできたハーケンにやられ振り向くと派手な戦闘機が接近してくる。

 

???「さあ、お仕置きタイムだ」

 

朝比奈「おかしな戦闘機だね。でもさ」

 

ウイーーン、カジャン

 

朝比奈「ナイトメア!?うっ......」

 

ガシン

 

朝比奈「すみません!あとは......」

 

戦闘機がナイトメアに変形しあっさりと両断され朝比奈は脱出する。

 

オルドリン「あれはナイトオブラウンズの機体!?」

 

変化したナイトメアを見たオルドリンはここに来る前に読んだ資料にあったナイトオブラウンズの1人『ジノ・ヴァインベルグ』の可変式ナイトメアフレイム『トリスタン』だと気づく。

 

ピーゴー、ピーゴー

 

オルドリン「今度は何?」

 

警戒音が鳴り響き確認する右翼にいる護衛艦の1機が主力艦に向かって落下する。

 

オルドリン「こんな当たったら私達も唯じゃすまない!」

 

ドシューーン

 

トガーン、ドカドカ、ボーン

 

カレン「うわっ!」

オルドリン「くっ!」

 

墜落する護衛艦がハドロン砲によって破壊される。

 

ジノ「ふっ。相変わらずだな、モルドレッドのやることは」

 

ジノの振り向いた先にナイトオブシックス『アーニャ・アールストレイム』の機体『モルドレッド』の姿があった。

 

ジノ「アーニャ。もうそれは使うなよ。総督殺しはまずいだろう?」

アーニャ「守ったのに」

 

オルドリン「ラウンズが2人も出てくるなんて!?」

 

現れたナイトオブラウンズに対してオルドリン達はどうするのか

 

 

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