カンダタ「えー、では反省会を始める」
子分A「恒例になってきたっすね」
カンダタ「うるさい」
子分B「いやまさか勇者がバハラタまで来るなんて予想していなかったですね」
子分C「例えるなら格闘場で勝負がつかなくて返金されるぐらいの確率ですね」
カンダタ「いや、その確率はけっこうあるだろ」
子分A「いやいや、そんな訳ねーすよ」
カンダタ「俺なんか二回連続でそれになった事があるぞ」
子分A「連続二回っすか?、それってかなりヤバいっすね」
カンダタ「何がヤバいんだ?」
子分C「あれ?、もしかして勇者を二回引き当てた運の悪さは親分のせいですか?」
カンダタ「そんな事ねーだろ」
子分A「いやいや、その可能性大っすよ」
子分C「なら今回の敗北も親分のせいって事で一件落着ですね」
カンダタ「何が一件落着だ、勝手に終わらせるな」
子分A「なにっすか?、まだ何かあるんすか?」
カンダタ「前回に引き続き敗因はお前達が逃げた事が原因だ、何か反論はあるか?」
子分A「あー、でもですよ、確かに逃げたっすけど、あれはもう俺達がマトモに戦って勝てる相手じゃないから仕方ないっすよ」
子分B「そうそう、アイツらシャンパーニの時より遥かに強くなってましたからね」
子分A「あんなのアレっすよ、もうレベル99ぐらいありそうな勢いだったっすよ」
カンダタ「そんなにねーよ、確かに強くなってたのはそうだが」
子分A「ヤツらが強かったでいいじゃねーすか」
カンダタ「問題は勇者達と遭遇し戦闘になった事だがどうすれば回避できた?」
子分B「普通に金品を奪う盗賊から身代金目的の人攫いになった事ですかね?」
カンダタ「盗みを働いた時に勇者達にボコられたんだ、なら盗み以外をやるしかねーだろ」
子分A「つーかアイツらなんで誘拐にまで関わってきたんっすかね?」
子分B「何かあると思うな、やはり正義感とかそんな感じで」
カンダタ「ならもう悪事は何も出来ない事になるぞ、今度会ったら本当に終わりっぽいしな」
子分C「今度こそ心を入れ替えるって言っちゃいましたもんね」
子分B「今度会ったら本当に全滅しましたになりかねないですからね」
カンダタ「あー分かった、ならもう無理だ、カンダタ盗賊団は今日限りで解散する」
子分A「お疲れっす、りょーかいっす!」
子分B「親分とも今日でお別れですかー、寂しくなりますねハハハ」
子分C「これでようやく格闘場に入り浸れるぞ!」
カンダタ「何か嬉しそうだな、お前ら」
子分A「そんな事ないっすよ」
カンダタ「さぁ、さっさと荷物持って出ていきやがれ」
子分一同「ありがとやっしたー!」
嬉々として去っていく部下達
「俺も転職するかなー、ダーマに行ってみるか…」