バハラタに行った時に黒胡椒屋は開いていなかった。
これは昔も同じだ。
黒胡椒屋の娘であるタニアが人攫いに攫われた。
タニアの恋人グプタが助けに行くと行って街を飛び出していったが捕まる事は知っている。
そして人攫いの一味はカンダタ一味だ。
全ては昔のままだ。
そうしてカンダタ一味を倒し囚われていたタニアとグプタを救出した。
これによりグプタはタニアと結婚し黒胡椒屋を継ぐ。
黒胡椒を無料で手に入れた。
ここまでは昔と一緒。
問題はここからだ。
ユユナ「このままダーマに向かうってどうかなー?」
地図を見ながらユユナが言う。
カイン「いーや、アッサラームに戻るべきだな」
地図を睨みながらカインが言う。
ピプル「ポルトガまでルーラで戻って船を手に入れるのが先よ」
ダーマに行くかポルトガに戻るかアッサラームに立ち寄るかの議論。
ピプル「アッサラームはないわね」
ユユナ「アッサラームは必要ないよねー」
カイン「うぐ…」
ピプルとユユナから言われて言い返せないカイン。
ピプル「だいたいアッサラームに寄ってどうするのよ、何も用事ないでしょ?」
カイン「いや、あるんだなー、これが」
ピプル「何よ?」
カイン「え…と…それはだな、二つあってだな」
ピプル「二つ?、何?」
カイン「いや、それはだな…」
ピプル「スゴロク場なら行かないわよ」
カイン「え?、なんでだ?」
ピプル「ゴールの景品がモーニングスターだから」
カイン「武器がショボいからって挑戦を諦めるわけにはいかねーな」
ピプル「無駄な時間を使うのは極力避けたいわね」
カイン「俺はカンダタを超えたいんだ!」
ピプル「意味が分からないし」
カイン「それに…」
ピプル「それに何?」
カイン「あー…いや、肩が凝ってきたんで…」
ユユナ「あー、パフパフ屋さんですね」
カイン「え?、ばか、てか何で知ってるんだ!?ユユナ!」
ピプル「何よパフパフ屋って」
ユユナ「気持ち良くなれる所です」
ピプル「へぇー…」
カイン「バカ、勘違いするな、肩揉み屋だ!」
ピプル「何であれアッサラームに行くのは時間の無駄よ」
カイン「だがだ、確かにモーニングスターはショボい武器かも知れないが小さなメダルも手に入るぞ、小さなメダルを集めれば強力な武器も手に入るぞ」
ピプル「うぐ…」
ピプルの言葉が詰まった。
確か正義の算盤という商人専用の最強武器も交換票に載ってあった。
それは是非とも手に入れたいものなのだ。
ピプル「た…確かに少し寄り道しても…いいかも…」
ユユナ「あー、なるほど、正義の算盤ですね、確かにピプルが装備すれば鬼に金棒ですよねー」
ピプル「そ…そう?」
カイン「てかユユナ、お前最近やたら鋭くなってね?」
ユユナ「気のせいですよー」
カイン「そうか?」
ユユナ「そうですよー」