転生姉妹と魔法少女たち【Remake Ver.】 作:MT75B
2026/3/24
新たに【認識阻害】のスキルを追加。
私、"神崎 伶"と妹の"神崎 晶"の2度目の人生がスタートして約10年。私たちは小学4年生となった。このとき私は転生作業が開始する直前にした女神さまとの会話を思い出す。
ーーーーーー
女神「流石に生まれた瞬間から銃を保有したりしてるのはまずいので、10歳になるまでは一部の転生ボーナスしか使えないようにしておきます。10歳になったらすべて使えますのでそこはご安心ください。」
伶「あぁ...確かにそうですね。」
晶「赤ちゃんが銃の扱いに手慣れてたりミクたちと会話してたら異常ですもんね。」
晶の言った通りである。そんなスーパーベビーが誕生したら全国ニュース規模なレベルで大騒ぎだ。盛りすぎかもだけど。さらに女神さまが言う。
女神「それで、10歳になったら戦闘スキルをこちらでいくつか付与させていただきます。」
伶「お、どんなものですか?」
女神「それは10歳になってからの、ひ♡み♡つ!」
言わないのかよ。
晶「え~?今でもええやないですか~。」
伶「そうですよ。焦らされると気になっちゃいます。」
女神「まぁまぁ、神からの誕生日プレゼントってことでいいじゃないですか。」
伶・晶「......」
ーーーーーー
晶「しっかし...女神さまからの追加スキル豪華やったな...」
伶「うん、なんていうか、想像以上にすごかった。まだ試す機会ないけど。」
伶の固有スキル
・銃使い(近):短機関銃などの近接タイプの銃を用いた戦闘を得意とする。
・電気魔法:攻撃、近代武器や人間の強化、ガード、回復の4種がある。
・時間伸長圧縮処理:時間の流れを遅くしたり早くしたりできるやべぇ代物。
晶の固有スキル
・銃使い(遠):狙撃銃などの遠距離タイプの銃を用いた戦闘を得意とする。
・潜伏:戦闘時かつ一定位置に20秒間とどまることで自然発動する。攻撃しなければバレる確率が皆無に等しい。
・解析:対象とする人やものの情報を解析できる。
共通スキル
・テレポート:瞬間移動ではないが、それに匹敵するスピードで移動できる。
・バレットライン:弾丸の軌道が目視できる。自分で打ったものは赤、他人が打ったものはオレンジのラインが浮かび上がる。
・アイテムボックス:最大容量はあるものの、別空間に所持品を置くことができる。銃などの武器は基本的にはここにしまう。
・感知:魔法少女や魔女の気配、結界を感知できる。索敵スキルみたいな感じ。
・会話:別次元の人物とコミュニケーションが取れる。
・認識阻害:そのまんま。結界を張るタイプ。
あぁ、なんて素敵なことでしょう。天国名義から銃が届いた時「あなたたちは極力戦闘で死なないようにしました。」と女神さまからの伝言が来ただけでもびっくりなのに、さらにチート能力得ちゃった☆
伶「これさ、私たちほんとに代償ないんだよね。すごくない?」
晶「ウチも思った...」
☆☆☆ーーー☆☆☆
それから2年後、私たちは小学校を卒業し、次の住処である「群馬県見滝原市」に着弾した。といっても、引っ越したのは私と晶だけ。両親は仕事の都合上一緒に引っ越すことができないらしい。
幸いにも、今度から通う見滝原中学校は空き家の一部を寮に改装しており、見滝原中学校に通う生徒は3年間無償で暮らすことができるそうだ。いや~ありがたい。
伶「なんやかんや見滝原に拠点を置くことができてよかったよ。」
晶「ほんまやね。まぁここからが本番よな。」
伶「あぁ。私たちが魔法少女たちの運命を変えるんだ。」
私たちがこの世界を生きる上で掲げている目標は次の通りである。
⑴見滝原の魔法少女(+候補)全員の死亡・魔女化の阻止
⑵ワルプルギスの夜の討伐
⑶暁美ほむらをほむほむしたい(←は?)
私たちは前世で「魔法少女まどか☆マギカ」を見ていたことがある。正直言ってあれはモヤっとするというか、不完全燃焼な終わり方であった(俗にいうビターエンドってやつらしい)。せっかく女神さまがこの世界に転生させてくれたんだ。
ちなみに今は春休み。引っ越しの作業も終わったので、私たちは見滝原市を散策することにした。
晶「にしても、この町はいろいろ変やね。」
伶「そうだね。グンマーにここまで都市開発されている町は無いんじゃないか?」
晶「というかここまで開発されてるの日本でここだけな気がする。」
私たちの新生活の拠点、群馬県見滝原市は都市開発の規模が異なっていた。
公共機関から一般家庭までタッチパネルによる操作盤が一般化していたり、人工緑地・小川や風力発電施設、工場がたくさんある。おまけに、これから通う見滝原中学校はガラス張りで電子黒板や床収納式机などの最新設備を用いているのだ。いろいろとおかしいぞこの町。
ところで、かれこれ1時間くらい散歩しているけど魔女に出くわさない。案外出現率低いのかな。
晶「だいぶ歩いたし、そこの公園で休憩しよ?」
伶「おっ、そうだな。」
私たちは近くにある公園へと足を運ぶ。自販機で飲み物を買ってブランコに座ろうとしたとき、足元に小さくて黒い裂け目のようなものがあった。
伶「およ?これってもしや...」
晶「あーこれが魔女の結界か。」
伶「意外と目立ってないところにあるのね...」
晶の「解析」で結界であることが瞬時に分かった。こいつのスキル便利すぎでしょ。
晶「...どうする?姉御。」
そんなの答えは1つに決まっている。
伶「行こう。私たちの初陣だ。」
そうして、私たちは魔女の結界に侵入した。
☆☆☆ーーー☆☆☆
晶「うへぇ...なんか変な感じやなぁ。」
伶「これが魔女の結界か...」
私たちは魔女結界の内部に気味悪がりながらも前に進んでいく。
ところでこの解析スキル、分かったものは感知スキルですぐ分かるようになる仕様で、それは私にも波及されるみたい。本当にこの能力はすばらしい。
晶「おやおや、さっそく使い魔のお出ましってか。」
私たちの前方から大量の使い魔がこちらに襲ってきたので、私はすぐにアイテムボックスからP90サブマシンガンを取り出す。
ダララララララララララララララララララララララララララン!
と軽快な発砲音を放ち、私の目の前にいた数体の使い魔は弾丸の餌食となってあっけなく粉砕されていった。だが、使い魔は絶えずこちらに向かってくる。
伶「使い魔多スギィ!これじゃあキリがないよ...」
晶「姉御、【例のブツ】ならどうかな。」
【例のブツ】_____そういえば女神さまからメインとなる武器の銃以外に、もう一つ棒のようなものを貰っていたな。
晶「スイッチをつけて...おぉう!?これフォトン・ソードじゃね!?」
ブゥン!と音が鳴ったと同時に光のようなものが出てきた。うん、見た目がGGOのフォトン・ソードとかスターウォーズのライトセーバーまんまだね。
スパァン!スパパパパパ...
晶「おぉすごい!周りの使い魔たちを一気に片付けられるで!」
伶「マジかよ。」
現に晶の周囲にいた使い魔らは一瞬で木っ端微塵となった。どうやら女神様は切れ味がトップクラスのものを用意してくれたみたい。集団で一気に畳みかけられたときに使っておこう。
あっという間に結界の最下層に到達し、結界の主である銀の魔女がたたずんでいた。
晶「...あんなやついたっけ。」
伶「わからん。で、いけそ?」
晶「もちろん。任せとき!」
晶は"バレットM82"スナイパーライフルをセットし、魔女に向けて照準を合わせている。
晶「トリガをかけると...おぉ~赤のラインが見えた。」
これが【バレット・ライン】の特徴で、自他の弾丸の軌道が可視化されるようになる。ちなみに私が使い魔に発砲したときも見えたので、両者が使える共通スキルなんだろう。そういえばこれ以外のチートスキルってSAOAGGO由来の物が多い気がするけど...これ気のせいだよね?
晶「スゥー...」
と深呼吸した晶は、M82のトリガを引いた。
ダァン!!
M82の銃口から轟音が発せられる。が、弾丸は銀の魔女の胴体で弾かれたように見えた。
晶「ん~流石に一発じゃ撃破できないかー。」
伶「まぁ仮にもボスだしね。なんかバリアっぽいものがある気がするし。」
晶「あーやっぱそう思う?そしたら...」
晶はアイテムボックスからM202ロケットランチャーを2丁取り出し、銀の魔女にめがけてロケットを8発撃った。
晶「これでもくらえぇぇぇぇ!!!」
シュゥゥゥゥゥ...ドドドドドドドドォォォォン!!!!!!!!
ア"ァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ロケット弾薬はすべて銀の魔女にヒットし、この世では到底聞くことがない叫び声をあげた。
晶「お!バリアみたいなのがはがれたみたいやで!」
伶「ナイス晶!じゃあこのままたたみかけるよ!」
私はアイテムボックスからMGL-140グレネードランチャーを2丁出し、左右の銃口から各3発ずつ発射した。
Booooooooooooom!!!!!!!!
ゲシャァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ロケット弾薬8発、グレネード6つの合計14個の爆弾をもろに喰らった銀の魔女。その動きはかなり遅くなっていた。
伶「晶!」
晶「あいよ!」
晶は再びM82を構え_____
晶「スゥー......っ!」
ダァン!!
ガァ"ァ"ァ"ァ"ァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
弾丸は見事命中し、魔女は断末魔を上げながら消滅していった。
コン__________コロンコロン...コロン......
直後、魔女がいた場所から黒い卵のようなオブジェクトがドロップされた。
伶「これがグリーフシード...」
晶「魔法少女の成れの果てが魔女っていうあたり、見た目がソウルジェムに似てるね。」
伶「それな。」
グリーフシードをアイテムボックスに収納してすぐに魔女結界が解けていく。これで魔女の討伐は完了といったところか。
伶「あ"~疲れた...」
晶「せやね...帰ろか。」
伶「おん...」
↑伶 Side
☆☆☆ーーー☆☆☆
↓??? Side
???A「______あら?」
???B「どうかしたのかい?」
???A「さっきまであった魔女の反応が消えたのよ。別の魔法少女がこのあたりにいるのかしら。」
???B「うーん...このあたりでキミ以外の魔法少女が活動しているって話は聞いたことないよ?」
???A「それはなおさら気になるわね...どうする?キュウベぇ(以降、QB)。」
QB「......今は様子見といこう、巴マミ。判断材料がないからね。」
マミ「それもそうね。」
1話でした。次回はいよいよ原作キャラが本格登場します。そして時も一気に飛びます。評価、感想諸々よろしくお願いします。