転生姉妹と魔法少女たち【Remake Ver.】   作:MT75B

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4話です。アニメでいうところのマミさんが魔法少女について解説する場面です。


#4 ゲルルート討伐とお茶会

(前回のあらすじ)

 

原作スタート、イヒー(白目)

 

↑No Side

☆☆☆ーーー☆☆☆

↓伶 Side

 

伶〔こっちはそろそろ結界付近に着くよ。ほむらは?〕

ほむら〔すでに入ってるわ。〕

伶〔おっけ~。〕

晶〔にしてもここの廃墟ビル、原作以上に廃墟してんなぁ。〕

 

放課後、私と晶は例の場所___立ち入り禁止の廃墟にやってきた。そこにある魔女結界は既に展開済み。ということは、まどかとさやかは既に巻き込まれているだろう。私は結界の裂け目(?)に手を突っ込み、そのままこじ開けて侵入した。

 

伶〔ほむら、結界入ったよ。今どこにいる?〕

ほむら〔まどかの近くにいる。インキュベーターは回収したわ。〕

晶〔了解。〕(''◇'')ゞ

伶〔りょーかい。じゃあ引き続き頼んだ。〕

ほむら〔わかったわ。〕

 

まどかとさやかがいる場所に着くまで使い魔はほむらに任せ、昨日の夜の事を振り返りながら私たちは再び走り始めた。

 

ーーーーーー

 

晶「ねぇ、明日は学校帰りの時間にまどかとさやかが結界に巻き込まれるやんか。」

伶「おん。」

晶「そうなると、一旦家帰って着替えて例の立ち入り禁止エリアに...ってわけにいかんやんかー。」

伶「...たしかに。でも制服だとボロボロになったらまずいし、それ以前にあの格好はかなり動きづらいよねぇ。」

 

実をいうと、私たちは魔法少女みたいに変身することができない。今までは夜間に魔女退治をしていたので家で破れてもいい服に着替える余裕はあったが、今回はそういうわけにもいかない。かと言って制服での戦闘はデメリットが大きすぎる。

 

晶「ね、どーしよっか。」

女神〔それなら大丈夫ですよ。〕

伶・晶「うわぁ!?」

 

びっくりしたぁ!女神さまがいきなりテレパシーで話しかけてくるとは思わないじゃん!!

 

女神〔ドッキリ大成功~!まぁそれはさておき...〕

 

そう言いながら女神さまは天井からヌルっと登場する。

 

女神「パソコンのファイル管理ソフトを開いて、今から順に言うフォルダ名をクリックしてください。」

伶「は、はい。(登場の仕方がホラーなんよ...)」

 

女神さまの指示通りにファイルパスを辿ると、そこには2つのファイルがあった。

 

女神「じゃあまずは上のファイルをクリックしてください。」

 

私がそのファイルを開いた瞬間、パソコンの画面全体が真っ黒になった。

 

伶「ファッ!?私のMacがぁぁぁぁぁ!!!!」

晶「え、これ大丈夫なん...」

???『大丈夫だよ~!』

伶・晶「!?」

 

パソコンのスピーカから少女の声が発せられたと同時に、画面が再び点灯する。そこには青緑色の頭髪で、髪型はくるぶしまで届く長さのツインテール、衣装は襟付きノースリーブの上着にネクタイ、ミニスカートにローヒールのサイハイのブーツをあしらった少女が映っていた。

 

伶「......ミク?」

ミク『そうだよ、マスター。』

 

え、どういうこと?だって私......

 

伶「ここの世界に来てからボカロを入れた覚えないんだけど。」

晶「...たしかに。」

女神「伶さんが前世使ってたパソコンからデータを引っ張ってきました。」

伶・晶「はい?????????????????????????」

 

そんなことできるのぉ!?もう何でもありじゃん。

 

晶「ん?もしかしてもう1つのファイルも...」

 

晶の予感は的中したのか、もう片方のファイルを開くと、グレーを基調とした軍服を身にまとう赤色のツインドリルがトレードマークの少女(?)が画面に映った。

 

テト『やぁ。』

晶「うん、知ってた。」

伶「これ大丈夫なのかなぁ...」

テト『?』

伶「だってSVとボイスピが発売されたのって2020年以降だよ?こんな町の光景見て信じがたいけど、今の西暦は2011年だし...」

伶・女神以外「『.........あっ。』」

女神「そのへんは上手いことやってるんで大丈夫ですよ。それより、あなた達私服で魔女退治してますよね?」

伶「そうですけど......どこでその情報を?」

女神「一応定期的に観察しているので!」

伶・晶「見てたんですか!?」

 

私たちを見たところで面白いことは何もないんだけどなぁ。

 

女神「まぁ女神ですし。話を戻しますが、それだと今後の魔女退治をするうえでタイムロスを生むと思うんです。一方で、見滝原の制服は戦闘に適していないのもまた事実。」

 

あ、やっぱそう思うよね。

 

女神「そこで、お2人専用の戦闘用コスチュームのデータを作成しました!」

伶・晶「おぉ!!」

 

女神さまの左側に戦闘服の外観が映し出された。片方は黒を基調としたオーバーサイズのTシャツ。その上に赤色のストリート風ジャケット、ボトムスは白のカーゴパンツという組み合わせ。もう片方は前者と同じ黒を基調としたオーバーサイズTシャツと、赤をベースに青、緑、黒などの色が散りばめられた派手なデザインのアウター・ボトムスだった。よく見るとダメージ加工や落書きっぽい文字が施されている___なんか既視感あるなぁこの服、と思いつつ私たちはどっちがどの服を着るか話し合った。結果、前者は私、後者は晶が使うことになった。

 

女神「で、すぐに変身できるうえに魔女退治のことが一般の人々に漏れるリスクを考えた結果、ミクさんとテトさんにこのデータを格納させてもらっています。伶さんは【ACE ME】、晶さんは【SLAY】と言うことで自動的に変身できる仕組みですので、覚えておいてください。」

 

ねぇやっぱそういうことだよね?これ絶対2つの楽曲をモチーフにして作ったやつじゃん!っていうツッコミを抑えて、私と晶は返事した。

 

伶・晶「はい。」

 

ーーーーーー

 

時を戻し、現在。結界内を大体1分くらい進んだところでタァーン...タァーン...という銃声が響く。おそらくほむらによるものだろう。

 

さやか「冗談だよね?私、悪い夢でも見てるんだよね?ねぇまどか!」

まどか「......」

 

混乱するさやかの声が聞こえたと同時に開けた場所に着いた。そこには小さい綿毛の顔をした使い魔がうじゃうじゃいた。私はP90を、晶はフォトンソードを使って使い魔を一掃する。

 

さやか「え!?」

まどか「今のは...?」

 

私と晶は2人に構わずほむらのもとに合流した。

 

伶「よ、お待たせ!」

ほむら「え、もう来たの!?......まさか制服のまま戦うつもり!?」

 

ありえないとでも言いたげに彼女の目線は冷たくなるが、私たちはちっとも気にしない。

 

伶「"ACE ME"」

晶「"SLAY"」

 

そういった瞬間、私と晶の足元にロゴタイプが中心に描かれた魔法陣がそれぞれ出現し、一瞬で服が切り替わった。なんだよ、かっけぇ演出ktkrと思ったらあっけなく変身終わっちまったよ。晶も私を見て苦笑いしているあたり同じことを思ったのだろう。

 

ほむら「...はぁ。」

伶「どしたの?」

ほむら「その、変身できるなら最初からそう言いなさいよ。」

晶「すまんすまん。おっと。」スパァン!

ほむら(使い魔を見ないで倒した!?)

さやか「げ!またうじゃうじゃやってきた!?」

伶「...じゃあそろそろやりますか、ほむら。」

ほむら「えぇ。」

 

私の合図でほむらは時間停止をする。その間に晶はまどかとさやかの周りに、私は魔女の方で湧いた使い魔をすべてフォトンソードで切り刻んだ。私はそのまま2丁のMGL-140で魔女の足元にグレネードをおみまいする。4発飛ばしたところで時間停止が解除された。

 

ドォォォォン!!!!

 

という轟音とともに大量の使い魔は一瞬で真っ二つになり、魔女の方にもダメージが入った。

 

まどか・さやか「へ?」

 

突然の出来事に目が点になる2人に晶が声かける。

 

晶「よ、2人とも!」

まどか「えっ、晶ちゃんに伶ちゃん!?ほむらちゃんにいたっては夢の中と同じ格好してるし...」

さやか「うえ?いつのまに!?っていうかあんたらなにコスプレしてんのよ!」

伶「事情はあとで!今は自分の身を守ること!!」

まどか「う、うん!」

晶〔ウチはこの2人を守る。魔女の方は姉御とほむらにまかせた!〕

伶〔りょ!〕

ほむら〔わかったわ。〕

 

戦えない2人の護衛を晶に任せ、私とほむらは魔女のもとへ接近していく。

しっかし使い魔多いなぁ...一応周りに寄ってきたやつらは始末出来ているとはいえキリがないぞ____っ!この魔力の感じは!!

 

ほむら「もう一度時間止めるしか...」

伶「いや、その必要は無いようだよ。」

ほむら「......まさか!」

 

???「パラットラマギカ・エドゥーインフィニータ!!!」

 

その瞬間、周囲の使い魔が次々とマスケット銃による無限の魔弾の餌食になり、代わりに金髪縦ロールで豊満な(何とは言わないが)少女___巴マミが目の前に現れた。

 

マミ「危なかったわね。でも、もう大丈夫。」

伶「いや~ナイスタイミングです。ほんとに助かりました。」

マミ「いえいえ。」

ほむら「......キュウベぇのこと、あなたに任せるわ。」

 

ほむらはマミにインキュベーターを渡す。

 

マミ「あら、キュウべぇを助けてくれたのね。ありがとう。」

伶「ところでお姉さんのお名前は......って、そんなヒマないか。」

マミ「そうね。じゃあひと仕事片付けちゃいますか!」

伶・ほむら「はい!(えぇ。)」

 

じゃけん私も魔法つかっていきましょねーってことで......

 

伶(種類は"時間伸長処理"、対象は"ゲルルート"...っと。よし、設定完了!)

 

私と晶の場合、電気系以外の魔法はアドレス指定することで発動する。簡単に言うと、特定の対象にだけ魔法を作用させることができる。どうやるかっていうと、私と晶にしか見えないメニュー画面みたいなのが出てきてそこで設定する感じだ。

 

ほむら「...!魔女の動きが...」

マミ「遅くなった...?」

 

そりゃぁ時間伸長処理___対象とした者の時間の流れを無理やり伸ばすことで動きを弄ってるわけですから。もちろん逆もできるよ。

 

ダァン!!!!

 

ア"ァ"ァ"ァァァァァァァ!!!!

 

晶が放った一発が魔女ゲルルートに大ダメージを負わせた。

 

晶〔よっしゃ、もうちょいで倒せると思う!〕

伶「〔晶ナイス!〕お姉さん、今のうちにドでかいのを!!」

マミ「え、えぇ!」

 

マミは彼女が出すマスケット銃のなかで一番大きいものを発現させ、あのセリフを大声で言う。

 

マミ「ティロ・フィナーレ!」

 

☆☆☆ーーー☆☆☆

 

マミ「さ、入って入って。しっかりしたもてなしもできないけど...」

まどか・さやか「お邪魔しま~す。」

ほむら「お邪魔します。」

伶・晶「失礼します。」

 

各々違う言い方でお邪魔しますと言い、マミの家に入る。というのも、あのあと無事にゲルルートを倒した私たちは成り行きでマミの家でお茶会をすることになったからだ。ちなみに自己紹介は既に終えてるよ。

 

伶〔そういえば今回のお茶会どう乗り切ればいいか全く考えてなかった...〕

ほむら〔えぇ......〕

マミ「はい、ケーキと紅茶よ。」

マミ以外「ありがとうございます。」

 

あらかじめ用意していたのだろうか、リビングで座ってすぐにマミさん特性のケーキと紅茶が運ばれてきた。

 

晶〔......ぶっちゃけ今日はテキトーに流せばええんとちゃう?とりあえずケーキを食べよ?〕

伶〔それもそうだね。〕

 

食卓に置かれたケーキを口の中へと運ぶ。

 

伶「......!うめぇ...」

さやか「マミさん、このケーキめちゃうまっすよ!」

まどか「おいしいです!」

晶「んまぁ~!ほどよい甘さが最高やわ~。」

ほむら「おいしいわ。」

マミ「ふふっ、よかった。」

QB「さて、キミたちに魔法少女について説明をしようか。」

 

マミさんのケーキと紅茶が美味しいことも含めて本当に原作通りだな、とつくづく感じる。違うのは私と晶、ほむらがいることくらいだ。

 

マミ「これがソウルジェムよ。」

まどか「わぁ~...」

さやか「きれい...」

 

しかし暇だなぁ。早いとこ魔法少女ガイダンス終わらないかね。正直魔法少女のシステムは嫌と言うほど知ってるわけだし。

 

晶(寝るかぁ......)

マミ「...2人とも、話聞いてるのかしら?」

伶・晶「」

QB「やれやれ、キミたちは魔法少女に興味を持たないのかい?」

伶・晶(なってほしいの間違いだろ......)

ほむら「......続けるわよ。」

 

ーーーーーー

 

ほむら・マミ・QB、魔女について解説中

 

ーーーーーー

 

マミ「......とまぁこんな感じかしら。ここまで色々説明してなんだけど、魔法少女と言っても危険なことなのよ。」

ほむら「そうね。最悪の場合、命を失いかねないわ。」

QB「まぁ、僕としては契約してもらってもいいんだけどね。」

伶「そんなせかさんでm「(QB)あ、そうそう。神崎伶と神崎晶、そして暁美ほむら。キミたちは一体何者なんだい?」」

 

うわぁいくら何でも急すぎだろ。

 

伶「どういう意図で。」

QB「まずはほむら、僕はキミのことを契約した覚えがないんだ。」

ほむら「...っ!」

まどか・さやか・マミ「え!?」

 

うそーん、いきなりぶっこむのぉ......

 

QB「まぁそのあたりは追々調査するとして......次は伶と晶だね。」

晶「なんだい、君は一体何を物申すってんだい?」

QB「......キミたちから魔法少女としての魔力を感知できないんだ。それなのになぜ魔女と戦えるんだい?」

まどか・さやか・マミ「...はい?」

ほむら「」

 

 

・・・・・・

 

 

伶・晶(おあぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?)

 

ちょっと待てぃ、なんでそこまでわかるんだ!やっぱあんた怖いよ!!

 

さやか「あっははは、なにそれ!」

マミ「もう、キュウベぇったら。そんなつまらない冗談言わないでよ。」

まどか「もしかして、キュウベぇって意外とお茶目?」

QB「う~ん、僕の気のせいなのかな......」

 

あれ、もしかしていい感じの方向に進んでる?

 

伶「私としてもキュウベぇの言う"魔法少女としての魔力"っていうのが何なのかすらよくわからんとしか言えないよ。」

晶「せやなー。」

QB「そうなんだね。」

 

なんとかこの場を乗り切り、しばらくはマミがまどかとさやかに対して魔法少女体験コースをしていくことで落ち着いたのだった。もちろん私たちもできる限りサポートするつもりである。




4話でした。風邪ひいちゃった...
それでは次回も何卒。【転生少女たちとゆるキャンパー】の方も頑張って執筆しておりますのでもう少しおまちください。最後に伶と晶の衣装イメージについてちょっとだけ......

・伶の場合

①の衣装のうち、トップスが白と黒の色が反転、②の少女が羽織ってるアウターを上から緩く着ている感じです。

・晶の場合

③の衣装まんまです。かっこいいよね。


https://www.youtube.com/watch?v=j8J6dqs2Reg&list=RDj8J6dqs2Reg&start_radio=1


https://x.com/kuroume_1024/status/1938544514748268690/photo/1


https://www.youtube.com/watch?v=-L9ZL3MZIsI
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