雄英体育祭開幕
[アジト]
カタカタカタカタ
雄英体育祭前日、零はハッキングによりヴィランの情報を調べていた
零「どうだった、ハックモン」
ハックモン「いいニュースと悪いニュースがある。どっちから聞きたい」
零「どっちでもいい」
ハックモン「いいニュースはヒーロー殺し、ステインが次に現れる場所が分かった」
零「悪いニュースは?」
ハックモン「次に現れる場所は保須市らしい」
零「飯田の兄、インゲニウムの担当場所か」
ハックモン「明日伝えるのか?」
零「いや、明日は体育祭だ。やめておこう」
ヒーロー殺しの情報に零は少し不安がよぎった
翌日
体育祭当日を迎え、生徒たちは控え室で準備をしていた
飯田「みんな、準備はできてるか?もうじき入場だ」
轟「緑谷」
緑谷「轟くん、何?」
クラス中が緊張する中、轟が緑谷に話しかけた
轟「客観的に見ても、実力は俺の方が上だと思う。けどお前、オールマイトに目かけられてるよな。別にそこ詮索するつもりはねぇがお前には勝つぞ。」
轟は緑谷に対して必ず勝つという宣戦布告を行なっていた。そして次に零に目を向ける
轟「当然お前にも勝つ。やるからにはオールマイトが倒した脳無っていう化け物を倒した姿でこい」
零「出して欲しいならお前も半分だけ使わないで全部使ってこい」
零は遠回しにレイドラモンを使って欲しいのなら炎も使ってこいと言ったがそれに対して轟がわずかに零を睨んだ
上鳴「クラス上位の実力者が宣戦布告?」
切島「おいおい、急にけんか腰でどうした?」直前にやめろって」
轟「なかよしごっこじゃねぇんだ。なんだっていいだろ」
緑谷「轟くんが何を思って僕に勝つなんて言ってんのかは分からないけど、そりゃ君の方が上だよ。実力なんて大半の人に敵わないと思う、客観的に見ても」
切島「緑谷もそういうネガティブなこと言わねぇ方が」
緑谷「でも!皆他の科の人も本気でトップを狙ってるんだ。僕だって、遅れを取るわけにはいかないんだ。僕も本気で獲りに行く!」
轟「……おお」
切島が仲裁に入るが轟は関係ないような言い方をし、緑谷は轟の宣戦布告に対して本気で一位を取りに行くという決意を言った
プレゼントマイク『雄英体育祭!!ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル!!どうせてめーらアレだろこいつらだろ!!?ヴィランの襲撃を受けたにも関わらず鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!ヒーロー科!!1年!!!A組だろ!?』
入場すると多くの観客たちが目に入る。やはりヴィランに襲われたとはいえものすごい人気のようだ
プレゼントマイク『話題性では遅れをとっちゃいるがこっちも実力派ぞろいだ、ヒーロー科B組!!続いて普通科、C、D、E組! サポート科F、G、H組も来たぞー! そして経営科I、J、K!雄英1年揃い踏みだー!』
A組のにあとから他のクラスも次々と入ってきたが、やはりヒーロー科が主役の祭りだからか一部以外はやる気がないようだ
ミッドナイト「選手宣誓!!」
どうやら今年の1年の主審はミッドナイトのようだ18禁ヒーローが高校にいてもいいのだろうか?
切島「ミッドナイト先生、何ちゅう格好だ」
上鳴「さすが18禁ヒーロー」
常闇「18禁なのに高校にいてもいいものか」
常闇が同じことを言っていると
峰田「いい!!」
峰田がまたゲスなことを言っていた
ミッドナイト「静かにしなさい。選手代表1年A組、深海零」
瀬呂「あいつ入試1位通過だったからな」
普通科「ヒーロー科の入試な」
爆豪が煽ったせいで普通科や他のクラスの対抗心が強くないっているようだった
零「宣誓、やる気のない奴は帰れ」
BOOOOO!!
生徒「なんだと」
生徒「ふざけんな」
生徒「調子のんなよ」
零の発言に1年たちはブーイングをしたが本人は全く関係のないような顔をしていた
飯田「なぜ品位をおとしめるようなことを言うんだ」
零「だってそうだろ。さっきから普通科や他のクラスの様子を見ていたが、ヒーロー科や一部の奴ら以外はやる気のない奴らばかりだった」
心当たりのある生徒たちは零の発言に何もいえなくなりばつが悪い顔になった
零「普通科にも宣戦布告をしてきた奴がいたがそういった奴は多くない。勝ちたいならやれ、負けていいならやめろ。勝ちたいのにやめるなんて選択肢ねぇ。やる気のある奴らはかかってこい、本気で相手してやる」
その言葉にブーイングをしていた生徒たちは大いに盛り上がった
爆豪「上等だ、ぶっ殺してやんよ」
切島「漢だぜ、深海」
鉄哲「やってやんよA組」
零の言葉に1年はやる気を出し、ミッドナイトは『青いわぁ〜』と一人で盛り上がっていた
ミッドナイト「さぁて、それじゃあ気を取り直してさっそく始めましょう!第一種目はいわゆる予選よ。毎年ここで多くの者がティアドリンク!さて、運命の第一種目。今年はコレ」
パネルには障害物競争と書かれていた。コースはステージの外周約4キロでコースさえ守れば何でもありらしいがそんな簡単なものじゃないだろう。生徒たちはスタートラインに集まり出した
カンナ「ゼロ!」
零「どうかしたのか?カンナ」
カンナ「ちょっと何あれ?あんなのやるなんて聞いていないんだけど!」
零「言ってないからな」
カンナ「少しは教えてよ!」
零「そんなことよりも始まるぞ」
全員が並び終わり、スタートの合図を待っている
ミッドナイト「スタート」
合図と同時に全員が走るがスタートラインが狭いせいでなかなか前に出られない。さらに、轟が地面を凍らせて他の生徒の足止めを行うが
八百万「甘いわ 轟さん
爆豪「そううまくいかせねぇ!半分野郎」
尾白「そいつは一度受けてる、二度目はないぞ」
A組と他の思ったよりもたくさんの生徒が轟の氷をかわしたようだ。走って行く中、前方から最初の障害物が見えた
プレゼントマイク『さぁいきなり障害物だ!まずは手始め……第一関門、ロボ・インフェルノ!』
零「丁度いいな。リアライズ、ハックモン」
ハックモン「あのデカブツを狙うつもりか?」
零「分かったなら早くするぞ」
零はハックモンと共に0ポイントに近づくと
零「ダブルハック」
ハッキングしてロボの動きを止めているうちに抜けた。轟も他のロボを凍らせて抜けたようだ
プレゼントマイク『第一関門を一抜けしたのは1-A轟焦凍と深海零だ!』
走って行くうちに他の生徒たちも次々と第一関門を突破してきたようだ
プレゼントマイク『おいおい第一関門チョロいってよ!んじゃ第二はどうさ!?落ちればアウト!それが嫌なら這いずりな!ザ・フォール!!』
かなり深い崖で、そこには一本のロープが張られており、渡るにはこのロープをつたるしかない。不安定な足場で石柱にも少し距離があるうえに数も多い
零「完成させておいて正解のようだったな。レイドラモンのデータは未完成だったためアプ合体はできたがアプリンクはできなかった。だが、完成した今ならできる!」
零「アプリンク、レイドラモン」
背中にレイドラモンのデータが集まりレイドラモンの翼が構成され空を飛ぶ。爆豪も爆破で空を飛んできた。調子が上がるのを見るに時間が経つほど爆破の威力も上がるようだな。轟が一早く第二関門を抜け、そのまま空を飛び追いかける
プレゼントマイク『さぁ、先頭は難なく一抜けしてんぞ!」
爆豪「クソがぁ!」
轟に少し遅れて最終関門に到着するがそこにあったのは
プレゼントマイク『先頭が一抜けて下が団子状態!上位何名が通過するかは公表してねぇから安心せず突き進め!そして早くも最終関門!かくしてその実態はー....一面地雷源!地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってんぞ!目と足酷使しろ!ちなみに地雷は競技用で威力は大したことねぇが、音と見た目は派手だから失禁必須だぜ〜!』
相澤『人によるだろ』
確かにこれは先頭ほど不利な関門だが空を飛べば意味はない。轟が気をつけて進んでいく中零は空を飛んで素早くゴールへ向かう。そこに
爆豪「俺は関係ねぇ!」
カンナ「私もいるよ!」
プレゼントマイク『ここで先頭が変わったぁー!喜べマスメディア!!お前ら好みの展開だぁ!飛び出してきたのは1-A爆豪勝己と1-B猫又カンナだ!!後続もスパートかけてきた!だが引っ張り合いながらも先頭4人がリードかあ!!』
爆豪「てめぇ、宣戦布告する相手を間違えてんじゃねぇ!そんでてめぇにも勝つぞ!ハッキング野郎!」
カンナ「私も負けないよ!覚悟して」
1位の争奪戦に爆豪とカンナが乱入してきて爆豪は轟に、カンナは零に勝負を仕掛けてきた。爆豪は轟に爆破を浴びせるも轟は爆豪を凍らせようとしてきた。そして零はレイドラモンの翼と鍵を使ったハックモンでカンナに対抗し、カンナは個性で強化した身体能力と風を操り攻撃してきた。
その時、後方で後方でさらに大きな爆発音が聞こえ空から仮想ヴィランの装甲に乗っている緑谷の姿が見えた。どうやら爆風の勢いで飛んできたようだ
プレゼントマイク『A組緑谷!爆風で猛追!つうか抜いた〜』
爆豪「デク、俺の前を行くんじゃねぇ!」
轟「後続に道作っちまうが、後ろ気にしてる場合じゃねぇ」
カンナ「面白いね、私も負けないよ!」
零「やっぱりお前が一番面白いじゃねぇか!緑谷!」
プレゼントマイク『元先頭の4人、足の引っ張り合いをやめ緑谷を追う!」
爆豪、轟、零、カンナの4人は一旦足の引っ張り合いをやめて緑谷を追い抜こうとするが、緑谷は持っていた装甲を叩きつけて地雷を爆発させ前に出た
プレゼントマイク『緑谷、間髪入れずに後続妨害!なんと地雷原即クリア!イレイザーヘッド、1人違うけどお前のクラスすげえな!どういう教育してんだ!』
相澤『俺は何もしてねぇよ。奴らが勝手に火付け合ってんだろ』
零たちは爆発の煙からすぐに出て緑谷を追い抜こうとするが、追い越すことはできなかった
プレゼントマイク『雄英体育祭1年ステージ』
相澤『無視か!』
プレゼントマイク『序盤の展開からこの結末を誰が予想できた!今一番に帰ってきた緑谷の存在を!!!』
緑谷に続いて零、轟、爆豪、カンナの順番でゴールし、その後も次々とゴールしていった。そして零は笑っていた
カンナ「久しぶりに笑っているところ見たけど、1位取れなくて悔しくないの?」
零「いや、悔しいがそれ以上に面白いものが見れた。ただそれだけだ」
1位にはなれなかったが久しぶりに面白いものを見ることができた零だった。そして、波瀾万丈の体育祭はまだまだ続いて行く
出してほしいというアプモンがいたら教えてください。検討してみます