[ステージ]
雄英体育祭が始まり、零の選手宣誓から盛り上がった第一種目の障害物競争が波瀾万丈の展開で終わり、全員がゴールした後、ミッドナイトから予選通過者と第二種目が発表されようとしていた
ミッドナイト「一年ステージ、第一種目もようやく終わりね。それじゃあ結果をご覧なさい!」
1位 緑谷出久
2位 深海零
3位 轟焦凍
4位 爆豪勝己
5位 猫又カンナ
6位 塩崎茨
7位 骨抜柔造
8位 飯田天哉
9位 常闇踏陰
10位 瀬呂範太
11位 切島鋭児郎
12位 鉄哲徹鐵
13位 尾白猿夫
14位 泡瀬洋雪
15位 蛙吹梅雨
16位 障子目蔵
17位 砂藤力道
18位 麗日お茶子
19位 八百万百
20位 峰田実
21位 芦戸三奈
22位 口田甲司
23位 耳朗響香
24位 回原旋
25位 円場硬成
26位 上鳴電気
27位 凡戸固次郎
28位 柳レイ子
29位 心操心人
30位 拳藤一佳
31位 宍田獣郎太
32位 黒色支配
33位 小大唯
34位 鱗飛竜
35位 庄田二連撃
36位 小森希乃子
37位 鎌切尖
38位 物間寧人
39位 角取ポニー
40位 葉隠透
41位 取蔭切奈
42位 吹出慢我
43位 発目明
44位 青山優雅
以上の44人が予選通過者となり、そのほとんどがヒーロー科の生徒で普通科とサポート科は一人ずつしかいなかった
ミッドナイト「予選通過者は上位44名。残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい、まだ見せ場は用意されてるわ!そして次からいよいよ本戦よ!ここからは取材陣も白熱してくるよ!気張りなさい!」
そういうと画面のルーレットが回り出し、騎馬戦と出た
ミッドナイト「参加者は2〜4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ!基本は普通の騎馬戦と同じルールだけど、一つ違うのが…先程の結果に従い、各自にポイントが振り当てられること!そして与えられるポイントは下から5ずつ!44位が5ポイント、43位が10ポイントと言った具合よ。そして1位に与えられるポイントは1000万!!上位の奴ほど狙われちゃう下克上のサバイバルよ!!」
どうやら普通の騎馬戦と違うのは個性の使用が許可されていること、入試と同じポイント制ということらしい。そして1位の1000万ポイントを取ることができれば最下位からでも1位になることができる。そして1位を取るには緑谷からポイントを取るしかないと考えた全員の視線が緑谷に集中した。
ミッドナイト「競技中は個性発動ありの残虐ファイト!でも、あくまで騎馬戦!悪質な崩し目的の攻撃などはレッドカード!一発退場とします」
爆豪「チッ!」
爆豪が舌打ちしていた所を見ると崩してから奪うことも考えていたようだ
ミッドナイト「それじゃこれより15分、チーム決めの交渉タイムスタートよ!!」
チーム決めが始まり各各自チームを組むために動き始めた。零は誰と組むべきか考えているとそこに…
カンナ「ゼロ、一緒に組んでくれない?」
零「お前とは散々組手してきて、動きは大体分かっているからやりやすいか、いいぞ。俺がレイドラモンと合体してお前を乗せて、ハッキングで相手の動きを止めている隙に奪え」
カンナ「オッケー。他に組む人はいる?」
零「人数的にはお前だけで十分だ。ポイントは少ない方が狙われにくいしな」
カンナ「分かった、頑張ろうね」
チームを組み終わり、あとは時間になるのを待つだけだった。そして時間は、一刻と迫っていった
ミッドナイト「それじゃいよいよ始めるわよ」
プレゼントマイク『15分のチーム決め兼作戦タイムを経て!フィールドに13人組の牙が並び立った!さぁ、上げてけときの声!血で血を洗う、雄英の合戦が今、狼煙を上げる』
零はあらかじめレイドラモンとアプ合体してカンナを乗せていた
レイドラモン「いいか、緑谷は狙わずに他のポイントを狙って行くぞ」
カンナ「任せといて!」
プレゼントマイク『さぁ行くぜ!残虐バトルロワイヤルカウントダウン!3…2…1』
ミッドナイト「スタート」
鉄哲「実質1000万の争奪戦だ!」
スタートすると同時にほとんどの騎馬は緑谷の持っている1000万ポイントを狙いに行くが
レイドラモン「狙いは他の奴らだ。緑谷に集中している隙に行くぞ!」
カンナ「任せといて!」
零は尻尾の鍵を地面に突き刺すと小大チームの騎馬の足元の地面を操作し、動きを封じた
小大「ん!?」
凡戸「地面が足にまとわりついて動けない!」
吹出「何だこれ!」
カンナ「3人とも、手加減はしないよ!」
小大「ん!」
凡戸「これでどうだ!」
吹出「そう簡単にいかないよ。ズドドドド」
近づいてくる零とカンナに対して、小大は小さくした仮想ヴィランの残骸を投げると同時に大きくし、凡戸は接着剤を出して動きを封じようとし、吹出はオノマトペを使い攻撃してきたが
レイドラモン「甘い!」
レイドラモンは尻尾の鍵を地面に突き刺すと凡戸たちの地面を盛り上げ、攻撃をずらし、その隙にカンナが素早く小大の持っていたハチマキを奪い取りレイドラモンに着地した
プレゼントマイク『さぁ、まだ開始から2分も経ってねぇが早くも混戦!混戦!各所でハチマキ奪い合い!!1000万を狙わず、2位から4位狙いってのも悪くねえ!』
やはり1000万を取ろうと緑谷たちが集中して狙われているが、漁夫の利を狙おうとする者も現れており、開始数分で混戦状態となっていた
レイドラモン「次行くぞ!」
カンナ「オッケー!」
そういうと次は同じく二人組のチームに狙いを定めた
鱗「宍田、上からくるぞ」
宍田「分かりました!」
空から来ることに気づいた鱗は腕に生やした鱗を飛ばして攻撃してくるが、カンナが操った風に吹き飛ばされてしまう
宍田「そう簡単にはいかせませんぞ!」
ハチマキを取ろうと近づいた時、宍田の体が大きくなりレイドラモンと力比べをする。宍田の力は凄まじく、レイドラモンでも勝てそうにはなかったが
レイドラモン「リアライズ、キャメラモン」
キャメラモン「キリングシャッター!」
宍田「しまった!?」
鱗「目が!?」
突然現れたキャメラモンのキリングシャッターにより目が見えなくなった所でハチマキを取られてしまう
カンナ「ゼロ、いつの間にもう一人出せるようになったの!?」
レイドラモン「最近やっとできるようになった。まだ並が一体だけだが不意打ちには使えるだろ」
プレゼントマイク『さぁ、各チームのポイントがどうなっているのか!7分経過した現在のランクをスクリーンに表示するぜ!……あら?ちょっと待てよこれ……A組緑谷と深海以外ぱっとしてねぇってか…爆豪、あれ!?」
スクリーンの順位は1位が1000万ポイントを維持している緑谷チーム、2位が物間チーム、3位が鉄哲チーム、4位が零のチームだったが緑谷と零のチーム以外はパッとしていないようだった。特に爆豪のチームが0ポイントという所にプレゼントマイクが驚いた
レイドラモン「……なるほどな、クラス絡みの作戦だったっていうわけか。お前は参加しなかったのか?」
カンナ「うん。私はそういうのは好きじゃないし。何よりも全力でやりたいからね」
どうやらB組はクラスほぼ全員で第二種目で追い上げることを計画していたようだ
レイドラモン「残り時間半分、攻めに行くぞ」
カンナ「オッケー!」
零とカンナは拳藤チームのハチマキを狙いに行く
拳藤「来たね、カンナ」
カンナ「悪いけど、手加減なしで行くよ!」
レイドラモン「残り時間も少ない、一気に行くぞ!」
零たちは拳藤チームのハチマキを奪いに行くが拳藤チームも負けじと近距離は拳藤が、遠距離は柳と取蔭がカバーすることでハチマキを取らせないようにしていた。レイドラモンは距離を取ると同時に爪と尻尾の鍵を地面に突き刺すとハッキングを開始した。
レイドラモン「クラッキングクレイス!」
ハッキングを超えた超ハッキングの力を持つレイドラモンにより拳藤たちはハッキングにより動きは完全に抑えられ、ハチマキを奪われた
レイドラモン「このまま1000万ポイントを奪うがいけるか?」
カンナ「私はまだいけるよ!」
零たちは緑谷の持つ1000万ポイントを狙いに行くがそこには緑谷から1000万ポイントのハチマキを奪った轟チームと緑谷からハチマキを奪いに来たであろう爆豪チームの姿があり、緑谷が轟に取られたと知るとすぐに標的を緑谷から轟に変更した
レイドラモン「行くぞ!」
緑谷チーム、爆豪チーム、深海チームが轟チームからハチマキを奪おうとした瞬間
プレゼントマイク『タイムアップ!!第二種目、騎馬戦終了!』
零「最後は出遅れたか」
レイドラモンは零に戻り、最後に出遅れたことに悔しさを感じていたが、それはハチマキを取れなかった緑谷と爆豪、そして緑谷に気圧されて左側の炎を使ってしまった轟も同じだった
プレゼントマイク『それじゃあ早速、上位5チーム見てみよか!』
『1位 轟チーム』 『2位 爆豪チーム』 『3位 深海チーム』 『4位 鉄哲…あれ?おい!心操チーム!?いつのまに逆転してたんだよ』 『5位 緑谷チーム』
プレゼントマイク『以上5組が最終種目へ進出だ〜っ!!」
カンナ「どうだった?1位は取れなかったけど」
零「最終種目にはいけるんだ、問題ない。ただ、最後に出遅れたのは少し悔しいな」
カンナ「そっか」
零「カンナはどうなんだ?」
カンナ「私もやっぱり悔しいかな」
零「そうか」
プレゼントマイク『それじゃあ1時間ほど昼休憩挟んでから午後の部だぜ!じゃあな!』
最終種目へ進出できたものの、最後は出遅れ、勝てなかったことへ悔しさを感じる二人だった。そして、戦いは最終種目へと続いて行く
ポイントは轟チームが小大チームを零に取られて、第一種目で本来よりも5ポイント増えているため10000330ポイントとなり、爆豪チームも5ポイント増えているため1365ポイントとなっております。
拳藤チームと鱗チームが0ポイント、零たちは元々持っていた215ポイントと200ポイント、そして小大、拳藤、鱗チームのポイントを合わせた1225ポイントとなります。他は変わっておりません