[雄英高校前]
雄英の試験の日がやってきて高校に来たはいいものの
零「おいおい、かなりデカいな。本当に学校か」
ビルのような校舎からなる雄英、大きさも普通の高校とは比べ物にならないほど大きく、周りにもたくさんの受験者たちがいた。やはりオールマイトやエンデヴァーのようなトップヒーローを輩出した名門だけのことはあるようだがそれは逆を言えばライバルが多いということでもあった。
零(これだけの人数がライバルっていうわけか。面白くなってきたじゃねぇか)
⁇「ねぇ零、ぼーっと突っ立って何してるの?」
零「あぁ、レイか」
色々と考えていたら幼馴染の柳レイ子が話しかけてきた
零「別に、ただ面白くなってきたと思っただけだ」
レイ子「まったく、相変わらずね」
ミエーヌモン「レイ、久しぶりだし」
レイと話していたら突然俺のスマホからミエーヌモンが飛び出してレイに抱きついてきた。正直少し羨ましいような
レイ子「ミエーヌモン、久しぶり。今日は零のサポート頑張ってね」
ミエーヌモン「分かったしって言いたいところだけど今日はウチ留守番なんだし」
レイ子「そうなんだ」
零「当たり前だろ。現実世界で出せるのは並が2体までと超が一体だけなんだ」
ミエーヌモン「だから今日は二人の応援をするし」
レイ子「ありがとね。ミエーヌモン」
零「そろそろ行くぞ。早く戻れ、ミエーヌモン」
ミエーヌモン「わかったし。二人ともファイトだし」
零「早く行こうぜ」
レイ子「分かったわ」
[筆記試験会場]
筆記試験の会場に入って少しして試験が開始した。全員がペンを走らせる中一つ音が響き筆記試験が終了した。
マイク「今日は俺のライブにようこそ!! エヴィバディセイヘイ〜」
筆記試験は終了し午後から始まる実技試験の説明をしに現れたのはプロヒーローであり雄英高校ヒーロー科の教師でもあるプレゼントマイクだった。かなりのテンションの高さだったが試験を受けに来ているわけだからもちろん一人も反応はしなかった
マイク「こいつはシヴィ~!受験生のリスナー!それじゃ、これから実技試験の内容をサクッと説明するぜ! アーユーレディ」
試験内容に関してはかなりシンプルなものだった。仮想ヴィランのロボットを倒してポイントを稼いでいくというよくあるゲームのような内容だったが説明されたのは3種類だけだったが手元にある資料には4種類目がいたのが少し気になった。
「すみません、質問よろしいでしょうか?」
少し考えていたらメガネをかけているいかにも真面目そうな受験生の男子が質問をしてきた。どうやら俺と同じことを考えていたようだ。プレゼントマイクからはそれは0ポイントヴィランというおじゃま虫だそうだが少し気になった。
マイク「俺からは以上だ!最後にリスナーへ我が校の校訓をプレゼントしよう!かの、ナポレオン·ボナパルトは言った!『真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えて行くもの』と!さらに向こうへ!〈Plus Ultra〉!!それではみんな良い受難を」
俺は0ポイントヴィランについて少し考えながら試験会場に向かった。
レイ子「どうかしたの?零」
零「いや、0ポイントヴィランについて少し気になることがあってな」
レイ子「雄英が何か仕掛けているとか?」
零「考えたところでどうにもなりはしないんだけどな。お互いに頑張ろうぜ」
レイ子「零の方もね」
その後、俺たちは別々の試験会場へ向かった。
[実技試験会場]
俺は筆記試験会場でレイ子と別れた後、ジャージに着替えて一人で実技試験会場に向かった。いくつかの会場に分かれてやるようだがそれでも人数が多い。
零「行くぞ、ハックモン」
ハックモン「分かった」
スマホからハックモンを出した。そして扉が開き出し
マイク「はい、スタート!」
合図と同時に走り出した。他の連中はキョトンとしているが
マイク「どうしたー!?実戦にカウントなんざねぇんだよ!走れ走れ!賽は投げられてんぞ!」
プレゼントマイクの言葉を聞いた後急いで走り出した
仮想ヴィラン「標的確認!ブッ殺ス」
走っていると仮想ヴィランAを見つけたがかなり口が悪いようだった。二人は咄嗟に二手に分かれて俺は相手を蹴りハックモンは爪を使って攻撃した。装甲はあまり硬くはないようだな
その後も仮想ヴィランのロボットを見つけては二人で倒してポイントを稼いでいくとお目当ての仮想ヴィランCを見つけた
零「見つけた。ハックモン」
ハックモン「分かった」
ハックモンがロボットに近づいて爪に隠してある道具を差し込むと同時に俺も空中にキーボードを出してハッキングを開始した。
[モニタールーム]
モニタールームで試験を見ていた職員たちは零の行動に気づいた
ミッドナイト「あれ、あの子何しているのかしら」
パワーローダー「あれっ!もしかしてあの受験生ハッキングしていやがる」
マイク「マジでか!仮想ヴィランをハッキングするってどんな個性だよ」
相澤「いや、個性じゃないな」
マイク「ブラザーなんだよ教えてくれよ」
相澤「深海零、個性アプリアライズ。自作のアプリのデータを現実に出すことができる。要するにハッキングは特技ってことだな」
ミッドナイト「そんなことしていいのかしら?」
相澤「使えるものをなんでも使ってるってことだろ。合理的だ」
根津「さて、そろそろ試験も本気を出す時なのさ」
[実技試験会場]
ロボットをハッキングしてだいぶポイントを稼いできたが、これなら想像以上の点数が稼げそうだ。
ドカーン!!
かなりデカい音がしたが、まさか資料にあった0ポイントヴィランが出てきやがったのか。
音のする方に行ってみたら信じられない物がそこにはあった
零「いくらなんでもデカすぎるだろ」
驚いた声を上げる零の目の前にはとんでもない大きさの仮想ヴィランロボ、0ポイントがそこにいた。
その姿を見て受験生達は、敵わないとばかりに逃げ出していた。そして零は
零「フッ! ハックモン、予定変更だ。あのデカブツの動きを止める」
ハックモン「お前ならそうすると思っていたぞ」
笑いながら止めようとしていた
巨大な分スピードは遅いらしく、再び二手に分かれて相手を翻弄しハックモンがハッキングの体制をとった。
零「ハッキング開始」
そして少ししてロボットの動きはぎこちなくなり、最後には完全に止まった
[モニタールーム]
パワーローダー「なんだよあの子、ほんの数十秒で完全にハッキングし終わったじゃねえかよ」
マイク「これを突破するのかなり難しいぜ」
ミッドナイト「こんな方法で0ポイントを止めたのって彼だけじゃないのかしら」
相澤「まぁ、そうでしょうね」
パワーローダー「ダメだ、まったく通用しねぇ」
[実技試験会場]
0ポイントのハッキングが終わり残り時間十数秒となったところで
零「ハックモン、やれ」
ハックモン「ヴァンキッシュクロー」
ハッキングした仮想ヴィランCを破壊したと同時に試験が終わった
マイク「終了〜!」
そして俺は終了のアナウンスが鳴り終わったらすぐに出口へと向かって行った。
数日後
[自宅]
ハジメ「お兄ちゃん。雄英高校から合否通知が届いたよ]
零「本当か?ハジメ」
零の妹のハジメに呼ばれて来てみたら雄英高校からの合否通知が届きもらったら零はすぐに自分の部屋に戻って確認してみた
「なんだこれ、かなり厚みがあるな。」
封筒を開けてみると中には紙と投影装置が入っていた。装置を置いてみると起動音と共に映像が空中に映し出された。
オールマイト『私が投影された!!』
零「オールマイト!!」
画面に映し出されたのはオールマイトだった。いきなりすぎて驚いたが大事な試験の結果だったためすぐに静かになり合否を聞いた
どうやら雄英高校に勤務することになったらしい。しかも時間がないからかなり急いでいるようだった
オールマイト『さぁ、さっそく合否を伝えよう!筆記は十分に取れているな、そして肝心の実技は60ポイント。これなら十分に合格できる』
これを聞いてガッツポーズを取ったが内容はそれだけではないようだった
『だが、ポイントはそれだけではない。ヒーローとしての基礎能力、レスキューポイント。人を助けた時に入る点だ。』
『そして、君のレスキューポイントとは17ポイント。同率1位の主席合格だ』
『来いよ、少年ここが君の”ヒーローアカデミア”だ』
零「よっしゃー」
この言葉が終わると同時に零は叫んだ
ハックモン「やったな、零」
ミエーヌモン「あんたなら合格して当然だし」
サクシモン「やっとここからが始まりですね」
キャメラモン「合格したことですし、記念に一枚撮りますか」
零「みんな、これからもよろしく頼む」
4人「当たり前だ/し/ですよ」
柳「零も雄英に受かったのね!良かったわ、私もよ!」
零「レイも合格したのか、よかったな」
雄英高校に合格したことが分かるとハジメに報告した零であったがその後すぐにレイがやって来て自分も合格したと伝えた
ミエーヌモン「レイ、合格おめでとうだし」
レイ子「ありがとう、ミエーヌモン。二人とも、雄英でもよろしくね」
零「当たり前だろ。これからもよろしくな、レイ」
ミエーヌモン「これからもずっと一緒だし」
ハジメ「二人とも、頑張ってね」
人間とパートナーのアプモンのヒーローへの物語はこれから始まっていく