[雄英前]
零「まったく、いつ見ても高校とは思えない程のデカさだな」
レイ子「喋ってないで、早く行こ」
無事に雄英高校に合格した零たちは桜舞う中雄英高校に入学した。
レイ子「クラス一緒だといいわね」
零「知り合いがいた方が何かと楽だしな」
クラスが同じだといいなと話しながらクラス表を確認する二人だったが
零「別のクラスだったな」
レイ子「そうね、・・・少し残念だったな」
零「何か言ったか?」
レイ子「なんでもないわよ」
零「それじゃ、俺はA組に行ってくるとするか」
レイ子「私はB組ね。それじゃ」
レイ子と別れて自分のクラスに行く零であったが教室では
「机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないのか!」
「思わねーよてめぇどこ中だモブが!」
入学早々に喧嘩が始まっていた
流石に入った途端に喧嘩はうるさいがめんどくさいから無視していると
「お友達ごっこは他所へ行け ここはヒーロー科だぞ」
「「「なんかいる‼︎」」」
教室にいた全員がそう思った。
「担任の相澤消太だ。よろしく」
「「「た、担任!?」」」
衝撃的な発言に全員が同じことを思った。
相澤「早速だが、コレを着てグラウンドに出ろ」
寝袋から体操着を取り出して全員、言われるがまま更衣室で着替え、グラウンドに向かった。
[グラウンド]
しばらくして、全員がグラウンドに集合してきたが
「「「個性把握テストォ!?」」」
相澤から今から個性把握テストを行うと言われて全員驚いた
「入学式は、ガイダンスは」と聞いた生徒もいたが
相澤「ヒーローになるならそんな悠長な行事、出る時間ないよ。雄英は自由な校風が売り文句。そしてそれは先生側もまた然り」
どうやら自由な校風というのは生徒だけじゃなく教師も含まれているようだ
相澤「爆豪、中学の時のソフトボール投げ何mだ」
爆豪「67m」
相澤「じゃあ個性を使ってやってみろ。円から出なきゃ何をしてもいい」
爆豪「じゃあ、死ねぇ!!!」
そう言い爆発と共にボールを遥か遠くに投げた
相澤「まず自分の最大を知る。それがヒーローを形成する合理的手段だ」
「何だこれ!スゲー面白そう!!」
「個性思いっきり使えるんだ!!流石ヒーロー科!!」
700m越えの記録に加えて個性を使っていい環境に生徒の何人かが胸を躍らせているところに相澤先生の顔つきが変わった。
相澤「面白そうか、ヒーローになる為の三年間そんな気でいるつもりか?よし、トータル成績最下位だったものは除籍処分にしよう」
最下位の者は除籍処分という発言に生徒たちは騒然とする
相澤「生徒の如何は俺たちの自由。ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」
こうして個性把握テストが開始された
第一種目50メートル走
ハックモンたちは使わずに自力でやってみるか
「イチニツイテヨーイ、スタート」
記録は6、1秒。それなりに鍛えていたから結構いい記録が出た
第二種目 握力
これも自力でやる。結果は51だったがその後やった障子というやつの記録は、540キロ。10倍以上の差があった
第三種目 立ち幅跳び
ここはこいつを使うことにする
零「リアライズ、キャメラモン」
キャメラモン「私の出番のようですね」
零「あぁ、頼んだぞ」
キャメラモンがいきなり出てきて他の奴らはかなり驚いたようだが気にしないで跳んだ
記録は7、4m。キャメラモンが撃った銃弾を踏み台にしてジャンプしたからかなり良かった
零「戻って休んでろ」
零「分かりました」
そう言ったらスマホに中に戻って行った
第四種目 反復横跳び
これも普通にやって65回だったが頭はブドウみたいなやつは300回を超えていた
第五種目 ボール投げ
「緑谷くん、このままだとまずいぞ」
爆豪「ったりめーだ、無個性の雑魚だぞ」
飯田「無個性!?彼が入試で何を成したか知らないのか」
爆豪は緑谷という奴のことを無個性と言っていたがここにきたからは何かあると思った。
投げるところを見てみたが個性が発動しなかった。
相澤「個性を消した。ったく、つくづくあの入試は合理性に欠くよ…!」
緑谷「そのゴーグル......もしかしてあなたは......抹消ヒーローイレイザーヘッド......!」
どうやら相澤先生の個性はハジメと同じで個性を無効化する個性のようだ
そうして再びボールを投げるが今度は700mを超える記録が出た。正直何かあると思っていたがまさかここまでとは思ってもみなかったな。少しあいつに興味が出たな
爆豪「どう言うことだ、デクてめぇー!!」
そう思っているうちに爆豪が緑谷に手を出そうとしたが
零「やめろよ」
爆豪「どけ、クソモブ」
零「今は試験中なんだ、やるなら後にしろ」
爆豪「俺に命令するんじゃねぇ」
零「リアライズ、ハックモン」
ハックモン「やるのか」
一触即発しそうになった時、相澤先生の捕縛武器が爆豪を縛った
相澤「何度も何度も、個性使わせるな、俺はドライアイなんだ」
「「「すごい個性なのにもったいない」」」
その場にいた全員がそう思った
相澤「時間がもったいない準備しろ。実技試験同率1位」
零「分かりました」
「「「同率1位」」」
俺が同率1位のことをかなり驚いているな。爆豪ってやつには睨まれたけど
零「行くぞ、ハックモン」
ハックモン「了解」
俺はボールを少し手前に投げたがそこにすかさず
ハックモン「ヴァンキッシュクロー」
ハックモンが必殺技をボールに打ち込んだ
記録は760m。かなりいい記録を出せた
そうして残る全種目が終了し結果発表の時だ。全員の成績が一緒に表示されたそしてトータル最下位は緑谷だ
相澤「ちなみに除籍はウソな」
「「「!?」」」
相澤「君らの最大限を引き出す為の虚偽」
「「「はー!?」」」
八百万「あんなの嘘に決まってますわ」
八百万という女子はそう言っていたがあの目は嘘をついているような目じゃなく本気の目だった。
緑谷を除籍にしなかったのも見込みがあったからだろう。とにかく雄英での初めての1日はかなり面白かった。
次はどんなことが起こるのか楽しみだ
[帰り道]
家に帰る時にレイ子と帰ったが入学式にいなかったことについて色々と聞かれた
レイ子「じゃあいきなり個性把握テストを受けたって言うの?」
零「あぁ、いきなりすぎて正直驚いたな」
レイ子「でも結局どうにでもなるんだからさすがとしか言いようがないわね。ところで面白そうな人はいたの?」
零「何人かいたが俺の敵じゃなさそうだな」
レイ子「そう。じゃあ私はもう行くわね」
零「あぁまた明日な」
レイ子と別れたあとすぐに家に帰ることにした
零「ただいま」
ハジメ「おかえり」
零「ただいまハジメ。今から晩飯作るから机拭いてくれ」
その後、飯を食って雄英の事を考えながら寝た零であった