[1年A組教室]
個性把握テストを受けた翌日、ようやくヒーロー科の授業が始まると思っていたが。
マイク「じゃあ、次の英文のうち間違ってる部分は?」
「「「普通だ」」」
昨日と今日の授業のギャップに全員内心驚いていた。雄英といってもヒーロー基礎学以外は普通の授業のようだ
そうこうしていると授業が終わり昼飯を食べ終わった頃
オールマイト「わーたーしーがー!!普通にドアからやって来た!!」
オールマイトが勢いよく教室に入って来て教室が騒がしくなった
オールマイト「早速だが今日はこれだ!戦闘訓練!」
オールマイトはそういうと持っていたリモコンのボタンを押した。その後、左側の壁から番号が貼られたアタッシュケースが出て来た
オールマイト「それに伴ってこちら、入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえたコスチューム!!」
どうやらアタッシュケースの中にあったのは全員分のコスチュームのようだったな。中を見てみると俺の要望に沿ったコスチュームがあった
オールマイト「着替え次第、各自グラウンドβに集合」
こうして、全員が更衣室で着替えた後グラウンドβに向かった
[グラウンドβ]
オールマイト「格好から、入るってのも大事なことだぜ少年少女」
コスチュームに着替えた全員がグラウンドについた。俺の要望通り動きやすい黒いチャック付きのパーカーという私服のようなものだ。他の奴らも色々なデザインのコスチュームを着ているのを見ているとオールマイトからの説明が来た
飯田「先生、ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか」
オールマイト「いやもうさらに二歩先に踏み込む。ヴィラン退治は屋外で見られることが多いが、統計で言えば屋内の方が凶悪ヴィラン発生率は高いんだ。監禁・軟禁・裏商売、真の賢しいヴィランは闇に潜む。これから君らには『ヒーローチーム』と『敵ヴィランチーム』に分かれて2vs2の屋内戦を行ってもらう」
なるほどな、ハッキングでヴィランの情報を集めて隠れ家や潜伏先を調べていたからこそ分かることだがそういった賢い行動を取るヴィランの方が厄介なこともあったな。
オールマイト「そして、今年のヒーロー科はA組とB組の両方が21人となっている。というわけで10チーム中1チームには3人チームになってもらう」
ルールはどうやらヒーローチームとヴィランチームに分かれての対戦で、ヒーローチームは制限時間以内にヴィランを捕まえるか核兵器を回収すること。ヴィランチームは制限時間までに核兵器を守るかヒーローチームを捕まえること。チームはくじ引きで決めるようだ
そうして、くじを引いたがどうやら俺のチームが3人のようだな。チームメンバーは尾白と葉隠の二人か。
尾白「よろしく。俺は尾白」
葉隠「私は葉隠だよ。よろしくね」
零「俺は深海零だ。よろしく頼む」
オールマイト「続いて最初の対戦相手はこいつらだ!」
オールマイトが別の箱からくじを引くとAと書いたボールとDと書かれたボールが出て来た。どうやら最初の対戦は緑谷と麗日対爆豪と飯田のようだがかなり面白くなりそうだな。
そうして一回戦が始まり一方的に緑谷に攻撃を仕掛けた爆豪だが、緑谷の機転によりビルに穴を開け核兵器がある部屋に直接向かえるようにし麗日が飯田に瓦礫を飛ばし、その隙をつき核兵器に触れ緑谷たちヒーローチームの勝利が決まった
零(かなり無茶をしたが、勝つための方法を考える機転の良さにそれを実行できる力。本当に面白い戦い方をする奴がいたな)
そんな事を考えていると4人が帰ってきて講評の時間になった。今回のベストは一番状況設定に順応していた飯田のようだった。確かに独断専行していた爆豪と最後の攻撃が乱暴すぎた緑谷や中盤で気が緩んだ麗日はまだまだこれからってところだっだな。
そうして2回戦目のくじ引きが行われ、ヒーローチームは轟と障子、ヴィランチームは俺と葉隠と尾白に決まった。
ビルに移動し終わるとそれぞれの個性について話した。
零「とりあえず、戦力の分析をするから個性について教えてくれ」
尾白「俺の個性は尻尾で攻撃や防御ができるんだ。それと尻尾を使った武術が得意だ」
葉隠「私の個性は透明化。見た目通り体が透明なんだ。今日は本気出しちゃうよ!手袋もブーツも脱ぐから奇襲は任せて」
零「なるほど、奇襲と武術か」
葉隠「そういえば深海くんの個性ってなんなの?テストの時は何か出していたけど」
零「俺の個性はアプリアライズ。自作したアプリのデータを現実に出すことができる。あの時出したのはハッキングアプリのハックモンとカメラアプリのキャメラモンだ」
葉隠「へぇーそうなんだ」
零「ひとまず作戦はこうだ。俺が轟を抑えるから2人は障子を頼む。尾白の武術と葉隠の奇襲、それと念の為にリアライズ、キャメラモン」
キャメラモン「話は聞いていましたよ」
零「二人を狙撃でサポートしてくれ」
キャメラモン「了解しました」
葉隠「すごい、本当に出てきた!私は葉隠、よろしくね」
尾白「俺は尾白、今日はよろしく。それで轟は止めれるのか」
零「あぁ、俺たちでな。リアライズ、ハックモン」
ハックモン「やるのか」
零「あぁ。このメンバーで勝つぞ」
そうして試験が始まった。
ハッキングで監視カメラをのぞいて轟達の様子を確認したら轟がビルを凍らせようとしていた。
零「気をつけろ、轟がビルを凍らせにきた。俺の言うタイミングでジャンプしてかわせ」
葉隠・尾白「分かった」
零「今だ!」
一斉にジャンプしなんとか凍らずに済んだが核兵器が凍ってしまう
尾白「凍らずには済んだけど核兵器がこれじゃ運べないな」
零「仕方ないか、ハックモン」
ハックモン「分かった」
零「ダブルハック」
空中にキーボードを二つだし地面にハッキングを仕掛け核兵器をコンクリートでおおった
零「これでなんとかいけるな。監視カメラを見るに障子には俺たちの位置は分かっているようだからここからは作戦通り、俺が轟を抑えるから二人はキャメラモンと一緒に障子を頼む」
葉隠「任せて、そっちは頼んだよ」
一方、轟と障子は核兵器の置いてある部屋を目指して走っていると
零「ダブルハック」
天井から壁が降ってきて分断された
零「轟、悪いがお前の相手は俺だ」
轟「障子の話し通り、本当に凍ってなかったんだな」
零「少し危なかったが、あれくらいじゃやられはしない」
轟「お前のことを少し舐めていたようだ、悪い」
零「気にするな、ここでお前を倒させてもらうからな」
轟は足から氷を出し、零を凍らせようとしてきたが、ハッキングで氷結を防いだ
轟「やるな、それがお前の個性か」
零「少し違うが、いい相棒だよ」
ハックモン「決めさせてもらう。ストレンジハック」
必殺技を出し部屋全体をハッキングしてコンクリートで押し潰そうとしたが、轟は氷結で防ぐ。だがその隙をついて素早く空中に出した三つのキーボードを使いハッキングを行った
零「トリプルハック、やれハックモン」
そうして、一瞬で轟にハックモンが近づき
ハックモン「ヴァンキッシュクロー」
必殺技を打ち込み轟を倒した
『ヴィランチーム、WIIIN!!』
零「どうやら尾白と葉隠は障子に勝ったようだな」
負傷した轟を連れてモニタールームに戻るとすでに尾白達がいた。
オールマイト「さて、講評を始めよう。今回のベストは深海少年だ。味方の個性を踏まえて作戦を練り、それを実行する能力、さらに特技や個性を使った探索や味方へのサポート。グッドだ」
零「ありがとうございます」
オールマイト「さて、この調子でドンドン続けていこうか」
その後も訓練は何事もなく最後まで終わった
[1年A組教室]
訓練が終わり教室に戻ると戦闘訓練の反省会が行われていた
切島「なあ深海、戦闘訓練で使ったお前の個性が気になってさ。どんな個性か教えてくれないか」
芦戸「私も聞きたい」
そういってクラスの大半が零に近づいてきた
零「分かったからとりあえず落ち着け。俺の個性はアプリアライズ。自分の自作したアプリのデータを現実に出すことができる個性だ。アプリから生まれたモンスターだからアプモンって呼んでいる」
上鳴「じゃあ、轟を倒したあいつもそうなのか」
零「あいつはハックモンっていってハッキングアプリのアプモンだ」
瀬呂「他にはどんなやつがいるんだ?」
零「説明するよりも実際に見せた方が早いな、リアライズ、ハックモン、キャメラモン」
ハックモン「俺はハックモンだ」
キャメラモン「私はキャメラモンです。お見知り置きを」
切島「すげー、本当に出てきた」
上鳴「ハッキングアプリってことは、ハッキングするのか」
零「まあ、ハッキングは得意分野だからな。ヴィランの情報を警察に売ったりしている」
飯田「それは犯罪じゃないのか」
零「ヴィランの情報を売っているだけだ。問題ない」
芦戸「他にはどんな子達がいるの?」
零「他にはステルスアプリのミエーヌモンに、シュミレーションアプリのサクシモン、他にも何体かいる」
上鳴「ハッキングでヴィランの情報を売っているって言っていたけど、親はどうしてんの」
零「親はいない、ヴィランに殺された」
上鳴「ごめん、嫌なこと聞いて」
零「気にするな」
個性や得意なことなどを聞かれた零だが思ったよりも時間が過ぎてしまった
ハックモン「零、そろそろ帰らないとハジメが心配するぞ」
零「それもそうだな」
上鳴「ハジメって?」
零「俺の妹」
麗日「妹いたんだ」
零「あぁ、遅くなるとうるさいんでな。悪いが帰らせてもらう」
切島「分かった、止めて悪かったな」
こうして戦闘訓練は終わった
戦闘描写はあまり書かないのでかなり難しかったです