[USJ]
ヒーロー基礎学を受けるためにUSJという名前の嘘の災害ルームにきた俺たちだったが
黒霧「13号にイレイザーヘッドですか、先日頂いたカリキュラムではオールマイトがここにいるはずですが」
本物のヴィランが出てくるとは思いもしなかった
零(なんで雄英にヴィランが侵入してきているんだ!?先日ってことはマスコミの侵入はまさかこいつらの仕業ということなのか)
死柄木「どこだよ、せっかくこんなに大衆引き連れてきたのにさ。オールマイト、平和の象徴、いないなんて。子供を殺せば来るのかなぁ?」
ニタっと不気味に笑む死柄木にの悪意にまるで悪寒が走るような感覚がここにいる全員に感じた
切島「ヴィラン!?バカだろ!?ヒーローの学校に入り込んでくるなんてアホすぎるぞ!?」
八百万「先生、侵入者用センサーは?」
13号「もちろんありますが!」
轟「現れたのはここだけか学校全体か。なんにせよセンサーが反応しねえなら向こうにそういうことができる奴がいるってことだな」
零「携帯も繋がらないっていうことは、どうやら通信妨害もされているようだな」
相澤「13号避難開始!学校に連絡試せ!上鳴お前も個性で連絡を試せ」
緑谷「先生は!?一人で戦うんですか!?あの数じゃいくら個性を消すって言っても!イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ、正面戦闘は」
相澤「一芸だけじゃヒーローは務まらん」
そういうと相澤先生は一人でヴィランに突っ込んで行き、個性を無効化し、捕縛布を使いヴィランの集団を倒していった。
緑谷「すごい!多対一こそ先生の得意分野だったんだ」
飯田「分析している場合じゃない!早く避難を」
13号とともに外へ逃げようと扉へ向かおうとしたが
黒霧「させませんよ」
黒い霧のような見た目をしたヴィランが黒いモヤの中から出てきた
黒霧「初めまして、我々はヴィラン連合。僭越ながらこの度ヒーローの巣窟雄英高校に入らせて頂いたのは
平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして」
切島「その前に俺達にやられることを考えなかったか!」
爆豪と切島が爆破と硬化を使い攻撃を仕掛けたが黒いモヤの姿をしたヴィランには効いていないようだった
黒霧「危ない危ない、そう生徒と言えど優秀なヒーローの卵。だからこそ私の役割はこれ」
13号「退きなさい2人とも!!」
黒霧「散らして嬲り殺す!!」
零「リアライズ、ミエーヌモン」
ミエーヌモン「了解だし」
[newpage]
黒いモヤに飲まれる直前、なんとかミエーヌモンをリアライズし姿を透明にできた。黒いモヤから抜け出すとそこは火災ゾーンだった。近くにはヴィランが大量にうろついていた
零「ミエーヌモンをリアライズして正解だったな、この数は流石に1人じゃキツい」
ミエーヌモン「これからどうするんだし」
零「とりあえず相澤先生のところに行くぞ」
あの手だらけのヴィランには何か奥の手がありそうだ。黒いモヤの姿をしたヴィランの言っていてことを合わせるとオールマイトを倒すこともできる何かがあるのかもしれない。透明になっている今ならヴィランと戦わずにいけるはずだ
零「急ぐぞ」
ミエーヌモン「分かったし」
火災ゾーンを後にして急いで相澤先生の元に向かった
水難ゾーン
そのとき、黒い靄が手だらけのヴィランの隣に現れた。
黒霧「死柄木弔」
死柄木「黒霧、13号は仕留めたか?」
黒霧「すいません。行動不能にはしたものの一名生徒に逃げられました」
死柄木「は?」
そして死柄木弔と呼ばれたヴィランは首をがりがりと搔きはじめた
死柄木「黒霧、お前がワープじゃなかったら粉々にしてたぞ」
そうすると首を掻くのをやめ興味をなくしたように
死柄木「さすがにプロが何十人もいたんじゃ勝てない。あーあ今回はゲームオーバーだ。帰ろっか」
これだけのことをしでかしてあっさり引き下がるとはまるでゲームをやっている子供のような考え方をするヴィランに少し不気味さを感じた
死柄木「でもその前に平和の象徴の矜持をへし折って帰ろう」
死柄木が近くの水辺に隠れていた蛙吹に気づき触れようとした時
死柄木「本当にかっこいいぜ。イレイザーヘッド」
相澤先生が死柄木の個性を無効化し蛙吹を助けたが脳が丸出しのヴィランに地面に叩き潰された
緑谷「手を離せ、スマッシュ!!」
緑谷が死柄木を殴りつけようとしたが脳が丸出しのヴィランが入ってきて邪魔をされた
死柄木「良い動きするなあ、スマッシュってオールマイトのフォロワーかい?」
緑谷が脳が丸出しになったヴィランに腕を掴まれ、蛙吹と峰田が死柄木に触れられようとした時、
零「リアライズ、ハックモン、キャメラモン」
ハックモン「ストレンジハック」
キャメラモン「キリングシャッター」
ハックモンとキャメラモンの必殺技が2人のヴィランに当たり三人から遠ざけることができた
零「三人とも、無事か?」
緑谷「零君、ありがとう。僕たちは大丈夫だけど相澤先生が」
零「状況は大体理解した。お前達は相澤先生を連れて逃げろ、こいつらの相手は俺がする」
蛙吹「ダメよ零ちゃん。あのヴィランは強すぎるわ」
峰田「そうだって、早く逃げようぜ」
零「安心しろ、時間を稼ぐだけだ。それにとっておきはまだ残っている」
緑谷「分かった、気をつけて。2人とも早く」
そういうと緑谷達は相澤先生の元へ行った
死柄木「おいクソガキ、俺と脳無相手にお前とそのちっこい奴らだけで相手するってのか」
零「そのまさかだ、安心しろ。本気で相手してやる。リアライズ、プロテクモン」
そういうとキャメラモンが消え、代わりに大きな二つの盾を持ったアプモンが現れた
プロテクモン「久しぶりにあれをやるのか」
零「あぁ、本気を出さないと負けそうだ。行くぞ」
死柄木「ごちゃごちゃ言ってんじゃねぇ、殺せ、脳無」
零「アプ合体」
その掛け声と同時に零の体にハックモンとプロテクモンのデータが流れ込んできて、その姿が黒いドラゴンのような姿になったと同時に脳無を吹っ飛ばした
死柄木「なんだお前は」
[newpage]
レイドラモン「俺の名はレイドラモンだ」
死柄木「関係あるか!!殺せ、脳無」
脳無は再び殴りかかってくるが空を飛び躱すと同時に爪で切り裂くが
レイドラモン「回復した、殴った感覚だと攻撃を吸収する個性だと思ったが、個性が二つあるのか?」
死柄木「その通りだ、そいつにあるのは対オールマイトようのショック吸収と超再生だ。こいつはオールマイトの全力に耐えられるように改造された超高性能サンドバック人間。お前じゃ勝てねぇよ」
個性を複数持っているとはこいつはかなり骨が折れそうだな。普通の相手ならな
レイドラモン「なら、こいつの情報を書き換えればいいだけの話だ」
濃霧に近づき、尻尾の鍵を脳無に差し込みハッキングを開始した
レイドラモン「クラッキングクレイス」
脳無をハッキングし情報を取り出すと同時にデータを書き換える。どうやら改造されて死柄木の指示に従うようにプログラムされているようだがそのプログラムを消して無力化すると同時に脳無は倒れた
死柄木「お前、脳無に何をした」
レイドラモン「ただハッキングしてデータを書き換えただけだ」
死柄木「ハッキングだと、ヒーローがそんなことしているんじゃねぇぞ」
レイドラモン「死体を改造している奴に言われる筋合いはないな」
死柄木「なんで知っていやがる」
レイドラモン「こいつのデータを書き換えるときに少しな」
死柄木「ふざけてんじゃねーぞ、チート野郎が」
死柄木は怒りに任せて個性を使い俺を崩壊しようとしてきたがそれを避け攻撃しようとしたとき
レイドラモン「グハッ」
いきなり背中を殴られた。後ろを見ると別の脳無がそこに立っていた
死柄木「脳無はもう一体いるんだよ。油断したな」
死柄木がそういうとレイドラモンから零に戻り、ハックモンとプロテクモンの姿が消えた
零(まずいな、そろそろ限界か)
死柄木「死ね」
死柄木がそういうと扉が開き誰かが前に現れた
オールマイト「もう大丈夫!!!私が来た!!!」
[newpage]
死柄木「待ったよヒーロー、社会のゴミめ」
その瞬間オールマイトは零を救出し死柄木達から遠ざけた
オールマイト「早く逃げるんだ、深海少年」
零「オールマイト、あの脳無という怪物の個性はショック吸収と超再生だと考えられます。一体は無力化しましたが気をつけてください」
オールマイト「分かったよ、深海少年。早く逃げなさい」
零がオールマイトから離れていくとオールマイトと脳無が戦うのが見えた。オールマイトがバックドロップを仕掛けたてズドンという衝撃が来たがそこに見えたのは黒霧の個性で地面から出てきた脳無が腹を刺していた。緑谷がオールマイトを助けようと手を伸ばすが黒霧に捕まりそうになる
爆豪「邪魔だデク」
そこに爆豪が黒霧を、轟が脳無を攻撃し、切島が死柄木を攻撃したが躱されてしまった
緑谷「みんな!!」
爆豪「おっと、動くな!怪しい動きをしたと俺が判断したらすぐ爆破する!」
死柄木「攻略された上に全員ほぼ無傷。恥ずかしくなってくるぜ。ヴィラン連合。脳無、爆発小僧をやっつけろ。出入口の奪還だ。」
死柄木がそういうと、脳無は凍った身体を無理矢理起こす。当然身体ごと氷が崩れていくが、痛覚がないのか、お構いなしに立ち上がる。そして壊れた身体は超再生の影響により筋繊維からモリモリと生成されていく
オールマイト「深海少年が言ってた超再生ってやか。厄介だぞこれは」
死柄木「そりゃそうだ。脳無はおまえの100%にも耐えられるよう改造された超高性能、サンドバッグ人間だからな」
脳無の身体が完全に再生した瞬間、脳無はオールマイトすらも速いと感じるほどの凄まじい速度で爆豪に殴りかかろうとしていた
ズドン
遠くからの狙撃により脳無は爆豪には触れられなかった。
零「なんとか間に合ったみたいだな」
遠くから零とアプ合体したスコープモンが爆豪を助けていた
オールマイト「ありがとう、深海少年」
死柄木「またあいつか、いい加減腹が立ってきたな」
零「悪いがそれはこっちのセリフなんだよ」
死柄木「仲間を救ける為さ。他が為に振るう暴力は美談になるんだ。そうだろ?ヒーロー?俺はなオールマイト、怒ってるんだ。同じ暴力がヒーローと敵でカテゴライズされ善し悪しが決まる。この世の中に、何が平和の象徴だ。所詮抑圧の為の暴力装置だお前は。暴力は暴力しか生まないのだとおまえを殺すことで世に知らしめるのさ!」
オールマイト「めちゃくちゃだな。そういう思想犯の眼は静かに燃ゆるもの。自分が楽しみたいだけだろ。嘘吐きめ」
死柄木「バレるの早」
切島「とんでもねえ奴らだが俺らがオールマイトのサポートすりゃ撃退出来る!」
オールマイト「ダメだ逃げなさい」
轟「さっきのは俺がサポート入らなけりゃやばかったでしょう。それに深海がいなけりゃ爆豪だって殺されてた」
オールマイト「それはそれだ。轟少年、ありがとな。しかし大丈夫!プロの本気を見ていなさい」
オールマイトは緑谷にサムズアップをした
オールマイト「力の衰えは思ったよりも早い。やらねばなるまい。何故なら私は、平和の象徴なのだから!!
オールマイトと脳無が殴り合いものすごい衝撃が当たりを包み近づくこともできない
オールマイト「無効でなく吸収ならば限度があるんじゃないか!?私対策!?私の100%を耐えるならさらに上から捻じ伏せよう!!」
血を出しながらも数十発、数百発と幾重にも拳が交わり脳無が後ろに飛んでいった
オールマイト「ヒーローとは常にピンチをぶち壊していくもの!ヴィランよ!こんな言葉を知ってるか!!」
オールマイト「さらに向こうへPlus Ultra!!」
今までにない振動が起こり脳無がUSJから飛んでいった
切島「コミックかよ、ショック吸収をないことにしちまった。究極の脳筋だぜ。」
爆豪や切島たちはオールマイトの圧倒的パワーに唖然としていた。
オールマイト「やはり衰えた。全盛期なら5発も撃てば充分だったろうに。300発以上も撃ってしまった」
死柄木「衰えた?全っ然弱ってないじゃないか!あいつ俺に嘘教えたのか!?」
オールマイト「どうした?来ないのか!?クリアとかなんとか言ってたが、出来るものならしてみろよ!」
黒霧「死柄木弔、落ち着いて下さい。よく見れば脳無に受けたダメージは確実に表れている。まだ使える手下も残っています。あと数分もしないうちに増援が来てしまうでしょうが、死柄木と私で連携すればまだ殺れるチャンスは充分にあるかと」
死柄木「うん、うんうん。そうだな、そうだよそうだ。やるっきゃないぜ。目の前にラスボスがいるんだもの。」
死柄木と黒霧は同時に走ってオールマイトに襲い掛かる。そして緑谷が飛び出して行った
緑谷「オールマイトから離れろ!」
緑谷が殴りかかろうとするも、死柄木が咄嗟に黒霧に腕を突っ込み、緑谷の顔の前にその手をワープさせる。
その瞬間、銃弾が飛んできたがスコープモンのものではなかった
飯田「1-Aクラス委員長飯田天哉!ただいま戻りました!!
助けを呼んできた飯田が戻ってきた
死柄木「あーあ来ちゃったなゲームオーバー…。帰って出直すか黒霧。」
帰ろうとするも、プロヒーロースナイプの弾丸に阻まれる。だが黒霧が死柄木を守るように囲うも13号が吸い込もうとする
死柄木「今回は失敗だったけど、今度は殺すぞ。平和の象徴、オールマイト!」
しかし、黒霧が死柄木をどこかへワープさせ捕まえることはできなかった
そしてプロヒーローの教員たちが駆けつけた事で散らばっていた生徒たちは保護されヴィラン達は逮捕された
[newpage]
[保健室]
零は、保健室でリカバリーガールに治療してもらっていた
リカバリーガール「全く、こんな無茶するモンじゃないよ」
零「すいません、けど無茶をしないとやばい相手だったので」
怪我を治してもらい帰ろうとすると、
カンナ「大丈夫、零」
カンナが入ってきて抱きついてきた
零「こんなところで抱きつくなよ」
リカバリーガール「おやおや、わかいってのはいいもんだねぇ」
零「そんなんじゃありませんから。全くとっとと帰るぞ」
カンナ「今日は晩御飯うちで食べて行きなよ、ハジメちゃんも一緒に」
零「分かったよ、じゃあ早くいくぞ」
一つの戦いが終わり、またもう一つの戦いがあることを彼らはまだ知らない