とある世界の海、その太平洋ど真ん中でワームホールが開き、そこからアウターヘイブンが現れて、その海へと降り立つ。
俺達はその海を見て、ただただ見つめていた。
「…ここが、別世界か」
「おお~!私達の世界と全く同じ! どの場所のそうなのかな?」
「千束、少し落ち着いたらどうですか?」
興奮気味の千束を抑えるたきな、それに千束は少々苦笑いしながら言う。
「あははは、ゴメンゴメン。でも本当に興奮するのは確かだよ、だって私達…初めてじゃない、進一君とは違って」
「それは…そうですが」
その言葉にたきなは少しばかり考える。
そして俺達はミラー達と作戦室へと向かい、ホログラフィックボールで地球の図を出して確認する。
「この世界の図を見ると、この世界は我々が居た世界と同じではあるが、少しばかり違う所があった」
「どう言った所?」
俺はミラーにその事を話すと、ミラーは次の画像を移すと、そこにはある物が映っていた。それは人型兵器の様なロボットが映っていて、その大きさは10m近くもあった。
それに千束の目が光る。
「うほほほ~~~!凄いロボットだよ! ねえ進一君!たきな! ロボットだよロボット!」
「落ち着いてください千束…」
何とも呆れるたきなに俺も少しばかり呆れる様子になる。そんな事を気にもしないミラー達は俺達に説明を続ける。
「この世界は【アーム・スレイブ】と呼ばれている人型兵器が存在している。更にこの世界は『ジャジャーン!!やあやあ君達!! 楽しんでるかーい!!』噂をすればだ…」
ミラーが説明をしていると、画面に神様が映って来て、俺達はその神様の方を見て、俺は話しかける。
「久しぶりだな神様、アンタが俺に連絡してこなかったり、ミラーに連絡したりと、どう言う事だよ」
『まあまあ~そんな細かい事は気にしない気にしない♪ さて~君達♪ この世界は【フルメタル・パニック】と言う世界で、ASが存在する世界だよ~。この世界でネメシスが何かを手に入れようとしているから、早く見つけた方が良いよ~?』
「何かを…、アイツの事だ。きっと強力な兵器に違いない。直ぐに向かう」
「待て進一、焦るんじゃない」
俺が行こうとした際に、ミラーが止めてくる。
「しかし、アイツが何かを手に入れようとしているのは確かだろう? それを何としても阻止しないと…」
「気持ちは分かるが進一君、落ち着くんだ。我々はこの世界をまだ知らない。恐らく相手側も同じの筈…、まずは情報を集める事を優先するんだ」
「情報…」
ミカさんの言葉に俺は少しばかり考え、そこに浩二も入ってくる。
「俺もあの人に同意だ、進一…情報を集めよう」
「うん、私も同意見だよ進一君!」
「この世界はまだ私達にとっては謎だらけです。ここは冷静に情報を集めるのがいいかと」
皆の問いに俺は少し黙り込んだ、…そうだよな、いきなり突っ込んでも手詰まり状態だ。ここは落ち着いて情報を集めるとしよう。
ただ問題なのはどうやって情報を集めるかどうかだ。
この世界で仔月光を放ってもそう易々情報を集める事は出来ない、仔月光では情報を集めるにも時間が掛かる…。
「うーん…、どうしたらいいか…」
「そこでなんだが…、実はちょっと考えがあるんだ」
するとミカさんがある提案を出して来た。
それに俺達は振り向き、それを聞く。
「何ですか?考えって」
「それはだな…」
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3日後、俺達は街に降り立ち、そこである場所に居た。そこは…。
「よっしゃー!!気合い入れますかー!」
っと千束がいつもの着物姿でそう叫びながら気合いを入れる。
勿論俺達も着物姿だ。
まあもう分かったと思うけど、俺達は街の少し人気のない場所で喫茶リコリコを開くことにしたのだ。
この考えは勿論ミカさんだ。ミカさんがこの世界で喫茶リコリコを開いて、情報を集めながらお店を開くとか。
まあ何ともミカさんらしい考えだ。千束が気合入るのも分かる。
なおここを見つけたのはミラーらしく、改装は仔月光たちがあっという間にしてくれて、もう何でもありの展開だったらしい。
最もミズキさんは何故か気合いが入っている理由が分からんが…。
「よっしゃ!!この世界でも男を見つけるか!」
「馬鹿な事言ってないで仕事しろ」
っとクルミが着物姿でミズキさんを注意する。勿論その事にミズキさんとクルミが喧嘩する様な感じになる。もう見慣れたな。
それと今回はフキ達が居ない分、浩二が俺と同じ色の着物を着ている。
「まさか別世界でこの格好を着るとはな、思いも寄らなかったな」
「そうだろうな。俺も思わなかったよ。まあそんな事は気にする必要はないな、取り合えず俺はちょっと食材を買ってくる」
「あ!進一君!私も行く!!」
っと千束が付いて来て、俺達は近くのスーパーで買い物をする為、駐車場に止めてある車に乗り込んで、買い物をしに行く。
そして俺達はこの後知る事となる。
この世界では俺と同じ転生者が居る事に…。
まず最初の世界はフルメタル・パニックの世界です。次回はどんな風になるかお楽しみに。
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