買い物から帰って来た俺達はリコリコに戻って来て、千束がの持つを持って店の中に入る。
「千束が戻りましたー!」
「千束、そんなに乱暴すると買い物の材料がぐちゃぐちゃになってしまいますよ?」
「大丈夫! その時はその時だよ」
その言葉に俺達はため息をつく、おいおい千束…お前本当にマイペースだな。でもそれが千束だ、こいつはこの様子で行った方が俺は良いと思う。
そう思いながら俺は買い物袋を厨房に運ぶ、そして俺は感じた事をミラーとミカさんに話す。
「ミラー、ミカさん。少しばかり話しが…」
「ん? どうしたんだ進一?」
「進一君がそんな様子になるのは珍しくもないが…」
ミラーとミカさんがそう言うのも無理はない。俺が少し感じた表情をするのは、何かあった事を意味するからだ。
俺は此処に戻って来る前、感じた事を話す。車で戻ってくる際にとある気配を感じ取り、思わずバックミラーを見たんだ。でも何も感じなかったため、諦めて帰った事を…。
その事を聞いたミラーとミカさんは少し気難しい表情をする。
「うーん…奇妙な気配か…。ネメシスではない存在」
「この世界はまた違う世界だ、進一君が何か感じた…。これは少し調べる必要があるな」
「お願いしますミカさん。ミラー、お前はマザーベースに連絡して、この世界に別の何かを調べて欲しい。直ぐにだ」
その事にミラーは頷き、端末を出してはマザーベースに連絡を入れる。
さて…、俺は店の準備をするか。
まずはコーヒーを出して…。
カランカラン♪
するとドアから誰かが入って来て、それに千束とたきなが振り向く。
「「いらっしゃいませ!」」
「へぇ~?新しい喫茶店なんだ?」
すると入って来たのは、先ほどあの場に居た宗助達であった。雷河はその中を見ていて、かなめが店内を見まわしながら千束とたきなに問う。
「あの、このこの店って今日開店したばかりですか?」
「はい! 正確には3日前なんですけどね? さてさて!お客様ご案な~い!」
「千束、もうちょっと真面目に「動くな!」っ!」
突如宗助が背中から銃を取り出して来て、それに千束とたきなが驚きつつも身動きが取れずにいた。
それにかなめが怒鳴った。
「こら宗助!!! アンタ何銃出してるの!!!?」
「千鳥、こいつ等は動きが洗礼されている。素人の動きじゃない。きっと何処かの組織に所属する者だ。だからお前は外に…」
「とりゃ」
バコン!!!
すると雷河が宗助の頭をハンマーで叩き割り、それにより宗助は倒れこむ。
「何をする…雷河」
「馬鹿かお前? 店の人に銃を出すんじゃねぇってんだ」
「ホントよこの馬鹿!! ごめんなさい!」
かなめは頭を下げては千束とたきなに謝り、それには手を振りながら言う。
「いやいや、こっちも突然驚いたよ~。でもモデルガンにしてはリアルだね?」
「えっとこれは…」
千束が誤魔化しながら言うと、かなめがちょっと気まずそうな感じになりながら言葉を積もらせる。
それに千束が首を傾げ、俺がその場にやって来る。
「どうしたんだ?」
「あ、進一君。実は…「千束、この銃は本物ですよ?」え?」
たきなが宗助が落とした銃を拾うと、その銃が本物である事に気づき、それを千束に報告する。
それに千束は驚き、俺はそれに思わず見る。
かなめはどう説明すればいいのか迷っていたが、それに雷河は説明をする。
「すまない。こいつはとある組織に人間でな、本職がそれを思わず出てしまうんだ」
「ちょっと雷河君!!!!」
「「本職???」」
「(どう言う事だよおい…)」
俺がそれに首を傾げ、千束とたきなが言葉に出し、かなめが雷河に怒鳴った時だった。
突如回りの景色が止まり、それに俺は思わず回りを見渡す。この感覚…時が止まっている。どう言う事だ?
「あれ?何で皆止まってるの?」
「私と千束…、進一さんは動いていますね?」
あ、千束とたきなが動いているな。どうやら千束とたきなは無事の様だ…。
「おいおい!なんか変な感じになっているが!?」
すると奥から浩二がやって来て、俺達に状況を問いかけて来た。
「浩二、実は…「ん?お前等なんで動けるんだ!?」あ?」
俺達は振り向くと、雷河って奴が何と動けていて、それに千束とたきなが驚く。
「ええ~~!?どうなってるの!?」
「貴方は一体!?」
「…お前は『はいは~い!!君達ちょっと待ってね~!』っ!?」
俺が問いかけようとしたら、丁度神様が現れて来て、それに俺達は振り向く。
「おいこれどうなって!『まあまあ、今はちょっと待っててね? あ~聞こえるかな君? 今そこに居る彼らは君と同じ別世界からの住人だよ~。そして今目の前にいる撫川進一と同じ転生者だよ~♪』はっ!?」
「何!?」
その言葉に雷河が驚きを隠せず、俺達もそれには驚きを隠せないでいた。
な、この男が…、俺と同じ転生者だと…!?
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