宇宙戦艦ヤマト鋼鉄の進化。   作:ロボ大好き

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ゲッターロボとヤマトを見て衝動的に書いてしまいました。批判、感想をお待ちしております。


目覚めの時

 

『目覚めの時』

 

 無限に広がる大宇宙、そこには、様々な命がある。死にゆく星、生まれゆく星、命から命に受け継がれ、その営みは長く続くだろう。

 

 そう、例えこの宇宙に進化という淘汰があったとしても。

 

 遥か古代、全てのヒューマノイドの開祖であるアケーリアス文明はこの宇宙に人型知的生命体の種を蒔いた。進化した知的生命体は、愛し、争い、滅ぼし、試行錯誤して己を高め合うように力を得てきた。

 

 だがこの宇宙においても、形はどうあれ進化をもたらす光は様々な知的生命体が溢れるこの宇宙において様々な環境の惑星の惑星がある天の川銀河、オリオン椀辺境惑星、地球。

 

 そこに住まう人型生命体地球人に目を向けられてしまった。これから進む悪夢のようなこの宇宙に向けて進化する為に。

 

 西暦2150年、地球にある極東の地、日本で浅間山付近にある早乙女研究所。そで宇宙にある宇宙線が発見される微量でありながらも膨大なエネルギーを含んだ魔法の光体。

 

 この宇宙線の調査に最前線にいた早乙女賢はこの宇宙線の名前を『ゲッター線』と名付けた。

 

 ゲッター線の調査が進みこの膨大なエネルギーを何かに利用できないか模索していた、やがて人間と同じ形をした鉄の塊に宿す事を地球人は試してみた。試してみたが失敗の連続だった。

 

 西暦2160年代、火星での居住計画が進む、中地球人類は火星に人工物を発見される。

 

 火星に漂着した明らかに戦うために作られた戦闘艦、これがどの勢力でいつからあるのか…それは分からなかった。

 

 地球 日本 夜 浅間山 付近 早乙女研究所。

 

 地球の最先端技術な集うこの研究所で研究員達がモニターに釘付けになっていた。

 

 「成功です!!」

 「ゲッター線が試作一号に走っています!」

 

 研究員が随時報告をしていた。

 

 光が線を描き、鉄でできた腕に身体にやがて全身に巡り駆け巡っていた。

 何回挑んできたか分からなかったがゲッターエネルギーをこの人型ロボットに動力を回せないか実験を繰り返していた。

 

 様々な試みがしてみたが中々成果が上がらなかったが。

 

 「よし いいぞ!!ゲッター線が機体中にまわります!」

 「いけ!!」

 「そのままいけ〜〜!!」

 

 このままいけば成功するかに見えた、しかし。

 

 ピシュ

 「え?」

 研究員が計器を見て異常を探知し

 バシュ

 と試作機に接続されていたチューブが爆発する。

 「なに!?」

 「どうした?」

 「博士っこれは…ゲッター線の量が多過ぎたのか…」

 

 研究員達が状況を整理する。

 

 「まさか…ショートしったって事ですか?」

 研究員達の言葉に研究所の責任者の不惑の男、早乙女賢、研究員の間では早乙女博士と読んでいた人物は応える。

 

 「これだけ大量のゲッター線を機体くまなく回すには、もっと細部まで研究せねばいかんのか…」

 そうつぶいた早乙女は椅子に腰掛けた早乙女博士は呟く。

 

 「また一から出直しか…」

 その言葉に研究員の顔ぶれは意気消沈する。

 

 研究員がゲッター線を止めようとする。しかし早乙女博士は

「待て、原因の突き止めたい、エネルギーを三分の一に落とし、跳ねた部分をチェックしてくれ。」

 

 そう指示した後、研究員に任せ早乙女博士は一休みしようと廊下に向かう。

 

「博士、少し休まれた方がいいのでは?」と研究員は博士に気を使うようにいう。

 

 博士は相槌をうち廊下の窓に目を向ける。

 

 闇夜に浮かぶ無数の星々が輝くまさに星の海に呼ぶにふさわしい夜空を見て博士はこう呟く。

 

「星が綺麗だ。」

 

 夜空を見ながら博士は今までの出来事を思い返すようにいう。

 

 「こんな夜だったな…ゲッター線を発見をしたのは、まさに世紀の大発見だった。ゲッター線の発見で人類にあらゆる可能性が出てきた。」

 

 ゲッター線が発見された当初、マスコミは地球に普及している核融合炉以上のエネルギーを発するこの光体に人類は興奮した。新しいエネルギーは人類に数多の可能性をもたらすだろうと期待されてはいた。しかし、中々成果を得られずそのうち人々はこのエネルギーの事を忘れるようになっていった。だが膨大なエネルギーには違いなく、このエネルギーを使った理論を基に早乙女博士はあらゆる新技術を開発していった。その成果もあって早乙女研究所のゲッター線開発は続からことが出来ている。

 

 だが、肝心のゲッター線の実用化にはまだ手こずっている。研究員が自動販売機で買ったコーヒーを早乙女博士に渡しこう言う。

 

 「しかし、博士、次世代の宇宙開発機の研究とはいえ、ゲッター計画はちょっと急ぎ過ぎではないですか?もう少し時間をかけても…」

 コーヒーを口にして早乙女博士はうなづくがどこか不安を覚えている。長年地球から降り注いでいたゲッター線がなぜ今になって発見されて人類の前に現れたのか、早乙女博士は何かの前触れではないかと、頭をよぎる。

 

「急がねば」と一人でそう言う。

 

「父さん!」と廊下の奥から早乙女賢の息子、早乙女達人が何かを急ぐかのように走っている。

 

 何事かと博士は尋ねるが、達人は一旦落ち着いて要件を話す。

 「火星に向かった調査団から地球のものではない人工物が発見されたと、報告があったそうだよ!」

 

早乙女博士は驚いた様子を隠さなかった。

 

 

 一方ラボの方では、研究員が先ほどの指示通りにゲッター線をエネルギーを調整していたが、モニター上にゲッター線の回路が次々と形成されていた。これまでの研究で進捗もなかったのにいきなりの反応に戸惑いを隠せなくなった。誰かが言ったのか

 

 「誰か早乙女博士を呼んでくれ!」

 

 と悲鳴を上げるように言った。

 

 研究員が早乙女博士を呼びにいってラボに向かう際に報告した。

 「どうしたと言うんだ。」

 

 「ゲッター線回路が次々と開いていると言うんです。」

 

 早乙女博士は信じられないような反応を示す。

 

「バカな…あれだけのショートだぞ…」

 

 そう早乙女博士は呟くが研究員が興奮するように言う。

 

 「最初から大した事故じゃなかったんですよ!ゲッター線の量を減らしたのが良かったんですよ」

 

 研究員はそう言うが、先程の未確認文明の発見と言い、偶然とは思えない程のタイミングだった。それに人類が自分達以外の存在を発見し、この宇宙に他の知的生命体の存在をうなづけるものを見つけた時にまるでそれに応えるが如くゲッター線回路が開いていく、ある仮説が早乙女博士の頭をよぎる。

 

 「まさか、ゲッター線に意思が…」

 

そしてラボについた早乙女博士は、自分の目を疑った。そこには機体各所に回路が巡り合わせ、こちらに目を向き、一人でに動く試作機がいたからである。早乙女博士はおそらくこれからの人類に激動の時代が来ると確信していた。

 

翌日、早乙女研究所がゲッター線の実用化に成功したとマスコミ経由で発表され、世間は再び賑わっていた。これから来る時代の流れを知るものは今は少なかった。




今回は漫画版ゲッターロボをもじって書いてみました。
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