西暦2160年、ゲッター線の実用化は、人類に大きな進歩をもたらした。また、ゲッター線を利用した人型ロボット。通称ゲッターロボは世界に大々的に発表された。
ゲッターロボのデモンストレーションは当時日本の富士山近くで開催される演習、総火演で大々的に宣伝される。
まずは3機の不思議な形をした戦闘機らしきものが演習場に現れる。
3機の戦闘機は対空攻撃を掻い潜るそして、戦闘機は3機一列に並びぶそして、黄色い機体が前の白い機体とぶつかる、そのまま墜落するかと思ったが、なんとそのまま戦闘機はくっつき、腕と足が生える。そして赤い戦闘機が重なり、人型ロボットが立つ。
ゲッター1攻守バランスに優れ、空を飛べる万能タイプの機体である。
ゲッター1は背中からマントが出てきて空を飛ぶ。肩から白兵戦用の装備、ゲッタートマホークが出てくる。ゲッタートマホークを手に取り、ゲッター1は空に飛ぶ無人機に向けトマホークで無人機を切り裂く。地上に厚さ10mある鉄板が出てくる。これに対してゲッター1は胸部の装甲が開き、装甲下からレンズが見える、そのレンズから高エネルギービームが照射され、鉄板を溶かした。
続いて迎撃ミサイルがゲッター1を捉える。ミサイルが発射されそのままゲッターに当たると思ったが、ゲッター1は分離して3機の戦闘機になった。3機はまたフォーメーションを組む。今度は白、黄色、赤の順で並び、やがてゲッター1とは違う別の姿となり、地上に降り立つ。
その姿は右手にドリルを持つスマートな機体になった。
ゲッター2、装甲は薄いがスピードに優れ、ゲッター線の消費も少ない。
さらに地中に潜れるという機体である。
ゲッター2が地中に潜る。無人戦車は目標を見失い右往左往しているが、突如として戦車がいる地面が崩れ戦車が行動不能になる。
ゲッター2がドリルで突き進み地盤を崩壊させて崩壊させたのだ。
ゲッター2が海の標的を捉える。やがて3機の戦闘機に分離する。分離した戦闘機は今度は白い戦闘機の真上に赤い戦闘機が結合する、そして赤い戦闘機の上に黄色い戦闘機が結合する。
ゲッター3。特異な見た目をしているが、装甲が厚く、怪力を誇る。
ゲッター3は海に適した性能を持っている。ゲッター3はより大きい水面に潜ると水に浮かぶ標的をゲッター3は難なく持ち上げやがて、空彼方に飛ばす、そして飛んでいる標的にミサイルを打ってトドメを指す。
やがて演習が終了して3機の戦闘機が着陸する。
早乙女博士が出てきて、ゲッターロボのプレゼンテーションが始まった。マスコミはこぞってゲッターロボについての情報公開を望む。
「早乙女博士!あのロボットは一体何なんでしょうか?」
「火星で発見が噂される地球外生命体の建造物と何か関係があるのでしょうか?」
「新兵器の開発は政府の勅命を受けたのでしょうか?」
マスコミがあれこれ質問したり、憶測を立てたりと騒ぎ立てているが、早乙女博士は冷静に説明する。
「皆さんこんにちは、今回この場に馳せ参じたのは、我々の研究の成果、ゲッター線で動くロボット、ゲッターロボを発表する為です。ゲッターロボは宇宙開発のために開発した機体でありますが、この大宇宙何があるか分かりません。だから我々は武装をせざるを得ないと思います。」
そして、早乙女博士は、ゲッター線の技術を開示した。
ゲッター線を利用したエネルギー技術をもたらした。一つゲッターエネルギーをレンズに収束して、前方に放つ名付けてゲッタービームと名付けられた。
もう一つはゲッターエネルギーを障壁として利用して物理攻撃や光学兵器を防ぐことができる、平たくいえばバリアである。
これらの兵器はこれらの兵器は人類の発展に多いに役立つだろうと思ったしかし、これらの技術は思いもよらないところで人々の目に晒さられる事になる。
西暦2164年、火星の移民者達が地球政府に宣戦布告。当時火星には地球より技術が進み地球人類初の宇宙戦艦を配備した。地球に魔の手が忍び寄る。散発的な戦闘が続いたが、地球は火星にはない技術、宇宙開発を視野に入れたゲッターロボの運用により火星の侵攻を防いでいた。やがて戦争が始まって4年目になり地球は国連宇宙海軍を設立。火星の技術を研究し2170年に国連宇宙海軍は村雨型宇宙巡洋艦が就役、翌年2171年、金剛型宇宙戦艦が就役。地球は火星に対して本格的な艦隊戦を行う事となる。
それに並行して、地球の各主要都市ではゲッター線を使ったバリアの防御装置を作り、地球の各地の地下には避難用地下都市の開発が進み、当時アメリカで配備された小型ロボット、ビートT23や日本の作業用ゲッター2を総動員して地下深くに開発が進められた。
そして2180年火星沖海戦のおり当初は地球側は不安に襲われる。ノウハウは火星に一日の長があり、もしかしたら新兵器があるかもしれないかもしれないと不安が覚える。しかし地球にも早乙女研究所から得た技術を地球艦は搭載している。この時点ではまだ核融合炉が主機だが、村雨型には、補助動力として、試験的にゲッター炉心を搭載している。一方の金剛型には、ゲッター炉心を主機、補助動力に核融合炉を搭載している。
やがて始まる火星沖海戦が…
火星側の指揮官、アルチョム・ウスペンスキーは今まで5度地球侵攻作戦を始めたが、その全てがゲッターロボにより邪魔された。そしてその中にゲッターロボにより鹵獲され地球に火星の技術が地球にもたらされ、結果的に地球側に戦艦を作るきっかけを与えてしまった。火星首脳陣の強行したことによりらその皺寄せを前線で戦う兵士が受けるのだから笑えない話である。そう悩んでいた時にクルーがいう
「艦長敵の艦影を確認しました!」
「数は?」
「戦艦5 巡洋艦45です!」
「たったそれだけか…」
敵の数に対しこちらは戦艦30、巡洋艦80隻だ、数においてはこちらに利ある。国力に関しては地球の方があり、それだけしか揃えることしかできなかったのかとアルチョムは呆れていた。しかし彼らは知らない、地球軍の性能を。
やがて、砲撃戦が始まる。火星側が射程はこちらが上だと思ったが、なんとこちらが発射態勢が整う前に地球側が撃ってきた。火星側は慌てて発射態勢に移ろうとして、主砲を発射したが元々射程外だった為、効果は薄かった。
そして地球側の艦が火星側の戦艦の射程に入った時に、火星側の主砲が
地球艦を捉え、光学兵器が発射された。放たれたビームが村雨型を捉えるが、ビームが謎の光の壁のようなものに弾かれてしまった。早乙女研究所が開発した技術の一つ、バリアである。これが地球艦に標準装備されている。
そして放たれる、地球艦隊から放たれる光学兵器、ゲッタービームが火星艦を襲う、ある艦は掠っただけで撃沈し、ある艦は機関に誘爆して沈み、またある艦は砲身に誘爆して沈んだ艦もあった。
「はるま、撃沈!」
「モンターニュ、機関に誘爆しました!」
「ジャンヌ、戦線から離れる!」
度重なる報告に顔を青ざめるアルチョムは察した、地球の技術は火星の技術を上回っていた。その事実を認めた瞬間アルチョムの乗艦のブリッジに光が差し込み、アルチョムの意識はここで終わった。
「敵旗艦轟沈しました。」
「敵損耗率、60%を超えました。」
「気を緩めるなよ…敵残存艦隊に降伏勧告を流せ。」
「了解。」
ブリッジの中で戦況を確認していた沖田十三はゲッター線を利用した地球艦隊の性能に自分でも驚いていた。たしかに地球艦隊はゲッター線の恩恵をうけて研究されていた火星艦より優れた性能を獲得できた事を戦場を通して実感していた。計算上ではたしかに勝てる確率は高かった。しかしここまで一方的だと、沖田は恐ろしさを感じていた。というのもこの艦隊は来るべき外宇宙からの侵略者に備えるべく開発されたのである。だからこの戦いは上の人間にとっては前哨戦に過ぎない認識もあるが、戦うのが前線にいる兵士達なのだから…不思議と先ほど撃破したアルチョムと同じ考え方を持っていたのである。これらの技術を開発した早乙女研究所にいる友に少し申し訳ない気持ちがあった。世紀の発見で人類に輝かしい未来をもたらすはずだったゲッター線はこんな使い方をして大丈夫なのか…
それは今の段階では誰もわからないのである。
それから火星側が残存艦艇を纏めて、第二次内惑星戦争を起こし逆転を狙おうとしたが艦の性能差を覆せる策は火星側にはなく、第二次内惑星戦争は地球の勝利に終わり、火星の移住民達は地球に強制移住される事となる。
この戦いで沖田十三は火星沖海鮮の英雄として名を馳せる事となる。
そしてこれらの成果を出せた早乙女研究所は人類の叡智を結集した場所だと、より注目されるようになった。
前哨戦は無事に勝てた。しかし地球人類はここから多くの試練を受ける事になる。そして人類と共にあるのもゲッター線なのである。
調べてみたところ、火星軍の名前にロシア語が書いてあったそうでロシア人の名前を使いました。