宇宙戦艦ヤマト鋼鉄の進化。   作:ロボ大好き

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今回から登場するオリ主の話です。


誕生!進化の種

 

 誕生!進化の種

 

 俺は何も変哲もないただの男だった。まぁ好きな作品が宇宙戦艦ヤマトにゲッターロボという流行りには乗れないタイプだった。ゲッターロボアークがアニメ化された時、俺は喜びリアルタイムで見ていた。特に原作を先に読んでいた分アニメ独自の展開には驚いていたし、キャラも丁寧に使っていたから俺にとっては楽しめた。

 

 その後俺は今の時代捨てたもんじゃねえなと頑張って生きるようになった。と言ってもゲッターロボアーク放送から何年か経って今も新しいゲッターロボ が出てくるなどこりゃ楽しいなとどこか楽観的に思えてきた。

 ヤマトの方も2202でファンの間で論争はあったけど、今もリメイクは続いている。いいことだと満足気に感じている。

 

 しかしそんな俺の人生も一つの終わりを迎えようとした。

 子供がトラックに轢かれ事故に遭いそうになったので俺はその子供を庇った子供が無事に母親に抱き抱えられるところを見て安心したそこで俺の意識は途切れた。

 

 意識が戻った時に広がったのは暗闇だった。

 

 「先生!母子ともに無事です」

 「そうか、よかった奥様、無事に子供が産まれました!」

 「先生…赤ちゃんは…進と勝は」

 「母さん大丈夫だよ進も勝も元気な子だ」

 「よかった…よかった…」

 

 進?…勝…?何のことだここは一体、目が、目が開かない…

 

 「古代さん…母子ともに無事が確認できたので手続きの用意を…」

 「ああ、そうでしたなすみません…なにせ双子だったもので不安で不安で」

 「心中お察ししますではこちらに」

  

 女の人に抱かれている、古代という苗字に進…なんかどこかで聞いたことあるような…その時俺はパニックになって自分が転生したことすら把握していなかった。

 

 数年後、日差しが肌を指すように暑い夏、俺は家の近くの山で兄の進と守と3人で虫取りに出掛けていた。進兄は蝶々を夢中で追いかけている。かという俺もカブトムシ採取に全力を注いでいた。若返った気分になり中身が大人である事を忘れて子供である事を満喫していた。

 

 さてこの7年間様々な情報を得て分かったことはどうやら自分は宇宙戦艦ヤマトのリメイクシリーズの世界に転生していることが分かった。非常にまずいと感じている。何せ地球の総人口の7割が失われるという修羅の世界だ。

 

 しかしこの世界は自分が知っている世界とは少し異なるところが多いと分かった。一つ早乙女研究所がある、もう一つにゲッターロボがある、

最後にゲッター線を利用した艦船がる。これらの存在をあるということはゲッター線が存在するということである。

 

 天命か…それとも偶然か俺は両親や守兄に頼んで早乙女研究所に行ってやりたい事を打ち明ける事にする。これから来るであろう困難、悲しみ、ジレンマ、その中にある希望を目指す為に。

 

 「ねえ父さん母さん守兄、進兄」

 「なんだ勝、急に真剣な表情になって」

 「どうしたの?」

 「勝?」

 夕食を終えて家族団欒に話している時に珍しく真剣な俺の表情に少し驚き耳を傾ける。

 「俺さ、早乙女研究所に行ってゲッターロボ を見てみたいんだけど、いいかな?」

 

 「え!?」

 「ゲッターロボ !?早乙女研究所って勝、お前」

 みんな驚いた表情だそこに俺は畳み込むが如く自分の気持ちを言う

 「俺、将来早乙女研究所で働いてゲッターロボに乗ったり作ってみたい!倍率も高いしエリートでも落ちるって言われているけどそれでも俺、ゲッターロボ に俺の夢を実現したいんだ!」

 

 俺は自分でも驚くほどはっきり言った。普段の俺はあまり自分から物申すことはないから普段とは違う俺の言葉に家族は驚きの表情を隠さなかった。しばらく静寂な時が流れた時、最初に言葉を発したのは進兄だった。

 

 「勝、お前とうとう自分のやりたい事を見つけたか…父さん、母さん、守兄さん、あの勝が自分のしたいことを打ち明けたんだすごい事だと思うよ…しかもあの早乙女研究所だよ…すごい事だよ。」と俺のやりたい事を笑うどころか寧ろ喜んで前向きに捉えてくれた。

 

 次に守兄がこう言った。

 

 「勝、普段からお前は勉強に励んで何か夢を持って努力しているのかと思っていたが、そうか早乙女研究所か…大きく出たな」

 

 守兄も俺の普段から励んでいる俺の姿勢にどこか納得したような表情をしていた。守兄は父さんと母さんにこう言った。

 

 「父さん、母さん早乙女研究所は知ってる通り日本いや、この地球において人類の未来を担うところでもある。倍率も高いし、もしかしたら上手くいかないかもしれない…でもこうして俺たち家族に打ち明けたのは自分の中で譲れないものができた。それは人間としては大事な事だと思うよ。」

 

 守兄は二人に俺の決意を固さは決して小さく脆いものではないと説得するように言った。両親は二人の説得に納得したように頷いた。

 

 守兄はこう言う

 「よく打ち明けてくれたな勝、だがな物事には順序というものがあるぞ。実は知り合いに早乙女研究所の関係者がいるから今年の式典、ゲッターロボが出てくる、とりあえずは実物を見てからにしよう。」

 

 「ありがとう!守兄」

 

 流石に早乙女研究所に直接行くことはでかないから、知り合いに頼んでゲッターロボを見て見極めさせる事にしたようだ。

 

 翌年、日本国防軍が開催する総火演に俺と進兄、守兄が来た。

 

 ここ富士山付近の演習場は毎年活気に満ちていた。軍の関係者や家族、オタクにマスコミなど様々な人々が集まっていた。しかしゲッターロボ が現れてから子連れが多く来るようになった。当然だフィクションやアニメでしか見る事はない合体ロボットを間近で見れるのだから、チケットも倍率がすごかっただろうが守兄の人脈で何とかなったらしい…縁ってやつかな。

 

 「守くん!」

 

 「達人先輩!」

 

 兄さんを呼ぶ声が聞こえた。声が聞こえた方向を見ると白衣を着た青年が手を振っていた。

 

 「勝、いいか…この人が早乙女研究所の職員の早乙女達人だ、今回先輩に頼んで、特別に見せてくれるで招待してくれたぞ、お礼と挨拶をいいな」

 

 「初めまして、古代勝です!この度、総火演に招待しゲッターロボをこの目で見るチャンスをくれてありがとうございます!」

 

 そう俺は、達人に頭を90°下げお辞儀する。進兄や守兄さんが笑いそうになった。そんな俺を見て達人さんは

 

 「いやいや、もしかしたら将来の研究員になるかもしれない人材にゲッターロボを知らないままにしておくのは可哀想だと思ってねこっちも嬉しい限りだよ。」

 

 達人さんは爽やかに答えた。こんないい人が原作漫画だと酷い死を迎えるんだな…とどこか悲しい気持ちになった。

 

 アナウンスがそろそろ始まるとお知らせがあった。

 

 「そろそろだな、勝席に行くぞ!では達人先輩また後で。」

 

 「ああ分かった。勝くん、楽しんでね!」

 

 「はい!」

 

 そろそろ始まると、席に着いた俺は演習が始まるのを今か今かと待っていた。まずは戦車や自走砲が走りながら標的を正確に当てていく。

 続いて戦闘機、あれは見た事がある、コスモファルコンだ。コスモファルコンはドッグファイトを展開して、標的を落としていった。

 さすがはマスコミが集まっている中だ。精鋭が集められた事が伺える。

 アナウンスが次はゲッターロボの演習に入ります。と知らせが入った。子供達は待ってましたと、興奮している。かという俺も胸に手を当ててみると心臓がバクバクなっている事がわかる。

 

 3機の戦闘機が演習場に入ってくる。あれは間違いないゲットマシンだ。コスモファルコンはゲットマシンを補足すると、フォーメーションを組んで、ゲットマシンの後ろに入った模擬弾がゲットマシンに飛ぶ、だがゲットマシンは難なく回避する。そして、3機のゲットマシンがコスモファルコンの弾幕を掻い潜りフォーメーションを組んで距離を縮めて合体する。赤き巨大な鬼が空に舞う、勝はその姿に目を奪われた、本物のゲッター1が目の前で合体しその雄々しい姿を観客に見せつけるように現れたのであった。ゲッター1は新装備ゲッターマシンガンを使い、コスモファルコンを捉える。ファルコンは散会した、固まってはやられると判断したのであろう。距離を取ろうとするが、ゲッター1は追跡して後ろを取ってマシンガンを放ちファルコンをペイントまみれにした、他のファルコンも後ろを取ろうとするが、ゲッター1は重力に縛られずに縦横無尽に飛び回り他の2機もペイントまみれにした。

 

 その後、ゲッター2、ゲッター3の演習もあったが、俺は興奮が止まらなかった。無事に演習が終わり、人々が帰ろうと席を立つ。俺はゲッターロボの迫力にまだゲッターロボが去った演習場に目をむいていた、何かに取り憑かれたようになっていた。

 

 「勝?、勝!」

 

 進兄は俺の肩を叩いて、意識を現実に戻させた。

 

 「どうだった?初めてのゲッターロボを見た感想は」

 

 守兄は俺に目線を合わせて尋ねた。

 

 「凄かった…こんな光景、俺は知らないで早乙女研究所に入りたいなんて言ってたんだな…」

 

 「興奮しすぎだったぞ!勝。」

 

 「いたた、ごめんごめん。」

 

 ぼっぺを引っ張る進兄に謝る俺は、進兄のつねる手を払いのけ、二人 に目を向け言う。

 

 「守兄、俺絶対早乙女研究所に入るよ。ゲッターロボを作って人類の道を切り開いてみせるよ。」

 

 進兄や守兄を見て自分の決意を言う。

 

 「どうやら、偉大な一歩のようだな…」

 

 「そいつか…早乙女研究所に入りたいって言うガキは…」

 

 後ろから声が聞こえる。そこには凶悪そうな顔をしている2人、大柄で太っている男性が立っていた。3人は俺を面白いものを見る目で見ていた。

 俺は知っていた。この男たちを…この3人組を、ゲッターチームだ。3人の視線に対して俺は俺は臆する事なく目を向けるのであった。

 

 家に帰ったら俺はゲッターロボの感想を言ってかぞくに熱弁した。

その時の俺は今までになく楽しそうだったとさ。




今回はオリ主とゲッターチームの会合です。オリ主はゲッターロボを生で見て自分の進む道を決めました。2話の演習と少し被りますがコスモファルコンと戦いでどう対応するのか、検証するようになりました。

アドバイス、批判を待っています。
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