しかも評価まで付けて下さり皆様にはただただ感謝を…!
私事ですが3DSの暗殺教室のゲームを買ったので速水さんと千葉君をオトす旅に出てきます。(投稿はちゃんとします)
時は5月、殺せんせーがE組にやってきて1ヶ月が経つ。
あまりにも味が濃すぎる4月が終わり、しばらくは平和かと思ったが
「…今日から外国語の臨時講師を紹介する。」
「イリーナ・イェラビッチと申します!皆さんよろしく!!」
ブロンドの髪を持つ謎の巨乳の美女が殺せんせーの腕にくっついていた。
『また味濃いのが来たよ…』と全員が困惑する。
「本格的な外国語に触れさせたいとの
(学校の…ねぇ。)
この時期に、この校舎にやってくる教師。
もうとっくにわかっている、この先生…この女は十中八九、殺せんせーを殺す為に国が送り込んだ
(殺し屋…だろうな。)
「月乃。」
「ん?」
右隣から肩をつつかれる、速水が少し身を乗り出しこちらに囁く。
「あの先生って…」
「殺し屋だろうな…見た目から察するにたぶんハニートラップタイプの。」
ちらっと殺せんせーに視線を向ける。
超生物である殺せんせーが…人間の女性にベタベタされても困惑するだけだろう、独特の顔色を見せる殺せんせーは戸惑う時はどんな顔をするのか。
殺せんせーの視線がイリーナの胸元へ向き
ピンク色になり嬉しそうにニヤニヤしていた。
殺せんせーの弱点
おっぱい
「人間でもあんなにわかりやすい顔する奴いねぇよ……」
「教師……」
人間もアリという事実を知りながら、教師としてあるまじき姿に頭を抱える。
「あぁ…見れば見るほど素敵ですわぁ。その正露丸みたいなつぶらな瞳、曖昧な関節、私虜になってしまいそう♡」
「いやぁ、お恥ずかしい。」
(((騙されないで殺せんせー!!
イリーナと名乗った女も一体どんな気持ちでその言葉を紡いでいるのか、案外そこ含めてプロの殺し屋なのかもしれない。
その後、運動場で殺せんせーとサッカーをしつつ暗殺を仕掛ける皆を見ながら白利はイリーナについて考えていた。
(イリーナ・イェラビッチ…か、おそらく国から依頼を出して学校側が表向き教師として雇ったんだろうな。)
イリーナ・イェラビッチ恐らくはその美貌や話術で
(まぁ…朝のアレが本性な訳ないわな。)
朝見せた顔はプロの殺し屋としての顔だとして、その隠された本性は一体どんな鬼が出てくるやら…と思っていたら校舎から件のイリーナがやって来た。
「殺せんせー!烏間先生から聞きましたわ、すっごく足がお速いんですって?」
「いやぁそれほどでもないですねぇ。」
「お願いがあるの、一度本場のベトナムコーヒーを飲んでみたくて…私が英語を教えてる間に買って来て下さらない?」
「お安いご用です、ベトナムに良い店を知ってますから。」
わかりやすいイリーナの猫撫で声でのお願いに、相変わらずニヤニヤしながらすっ飛んで行く殺せんせー。
(国家機密自由すぎないか…?)と思わない事もないがとりあえず殺せんせーがいなくなってくれたのはありがたい。
「じゃあ…殺せんせーもいなくなったしそろそろ腹割って話そうぜビッチ先生。」
「ビッチ言うな!!…まぁそうね、あのタコの前以外では先生を演じるつもりも無いし、とりあえず『イェラビッチお姉様』と呼びなさい。」
「オッケー、それがビッチねえさんの本性ね。」
「略すな!!」
他の皆が絶句する中、頑なにビッチ呼びをやめない白利に牙を剥き、気持ちを落ち着けるようにタバコに火をつけ煙を吹かす。
「腹割って話すって言ってたけど、何よ?」
「結構話聞いてくれるじゃん。ビッチねえさんって国に雇われたんだろ?」
「えぇ、その後この学校に表向き臨時講師として雇われたけど私はプロの殺し屋、授業をやる気は無いから適当に自習でもしてなさい。」
「まぁ授業云々は今は置いといて、ビッチねえさんって色仕掛けで隙を突くタイプだろ?1人で殺せんせー
背後から殺しにかかっても速攻反応して手入れをしてくる殺せんせーだ、イリーナ1人でやれるとは到底思えない。
だが、イリーナは自信満々に
「…ガキが、大人にはね大人のやり方があるのよ。」
と、渚に近付くと
「潮田渚ってあんたよね?」
「?!」
渚にキスをした、しかも深いやつを。
渚も最初はバタバタと手を動かして抵抗していたが、しっかりと両手で頭をホールドされ逃げ出す事は叶わず、魂が抜けたように崩れ落ちた。
「後で教員室にいらっしゃい、あんたの調べた奴の情報聞いてみたいわ。」
「未成年淫行…」
「うるっさい!!技術も人脈も全て有るのがプロの仕事よ。ガキは外野でおとなしく拝んでなさい。」
銃火器であろう大荷物を抱えた屈強な男3人が正門より現れ、イリーナに手のひらサイズの拳銃を手渡す。
「あと、少しでも私の暗殺を邪魔したら殺すわよ。」
(殺す…か。)
その『殺す』の一言は確かに彼女が人を殺した事があるというプロとしての凄味を感じさせた。
だがイリーナの『殺す』の対象はどこまでも『人』なのだ、彼女もした事のない怪物の暗殺は一体どう転ぶだろうか。
ちなみにその後の英語の授業は
「…おいおいマジか、2人で倉庫にしけこんでくぜ。」
体育の時間、三村が指差した先にいたのはイリーナに連れられ倉庫へ向かういつの間にベトナムから帰っていた殺せんせーの姿があった。
「なぁ月乃、ビッチねえさんの暗殺は上手く行くと思うか?」
「無理だろうな、ハニートラップを得意としてるから
「俺も同感だ。1日で準備終えてる辺り殺し屋としては一流なんだろうが…」
白利がクソエイムを発揮しながら千葉と話す中、片岡達はイリーナの態度に思うところがあり烏間先生に抗議していた。
「…すまない、プロの彼女に一任しろとの国指示でな。」
流石の烏間先生も申し訳なさそうに目線を逸らしている。
国と生徒に挟まれて大変な人だ。
と、思った瞬間
ドドドドドド!!
と倉庫から実銃と思わしき銃声が鳴り響く。
「始まった…!」
「あ〜こりゃビッチねえさん失敗だな。」
千葉が不思議そうに白利を見る、白利は殺せんせー自らに鉛の弾丸などが効かない事を聞いていたので銃声を聞いた瞬間なんとなく察してしまった。
「殺せんせーって実銃効かないんだよ、鉛の弾とかは全部溶かしちまうらしい。」
「あー…なるほど…」
千葉もなんとなく察したのか殺せんせーを心配するフェイズからイリーナを心配するフェイズに移行すると
「いやあぁぁぁぁぁぁ!!!」ヌルヌルヌル
倉庫から銃声の次はイリーナの鋭い悲鳴とヌルヌル音が響く。
「いやぁぁぁ…」ヌルヌルヌル
「いや…あ…」ヌルヌルヌル
あまりにも執拗にヌルヌルされているので流石に気になり、皆で倉庫へ向かうと中から無傷の殺せんせーが出てきた。
「殺せんせー!!おっぱいは?」
「渚…そういう事意外と平気で言うよな…」
「いやぁ…もう少し楽しみたかったのですが皆さんとの授業の方が楽しみですから。6時間目の小テストは手強いですよぉ。」
殺せんせーが白利達に向けて指を差すと同時に、倉庫からイリーナがフラリと出てきた。
健康的でレトロな服にされて
「まさか…わずか1分であんな事されるなんて…肩と腰のこりをほぐされ、オイルと小顔のリンパのマッサージされて…早着替えさせられて……その上まさか…触手でヌルヌルとあんな事を…」
地面に倒れた。
「……ブロンド髪の海外美人が体操服着てると企画モノみたいだよな。」
「月乃…俺に振るなよ……」
「殺せんせー何したの?」
「さぁねぇ、大人には大人の手入れがありますから。」
「「「悪い大人の顔だ!!」」」
その後の英語の授業でイリーナは授業もせず、イラつきながら次の暗殺計画を立てていたところに磯貝が声を上げる。
「先生、授業してくれないなら殺せんせーと交代してくれませんか?一応俺等今年受験なんで…」
「はん!あの凶悪生物に教わりたいの?地球の危機と受験を比べられるなんて…ガキは平和で良いわね〜それに、聞けばあんた達E組って…この学校の落ちこぼれだそうじゃない。勉強なんて今更しても意味ないでしょ。」
イリーナのその一言で教室の空気が一変した。
「あ〜あ。」
「なによ月乃?」
「いや?これは流石にビッチねえさんが悪いなぁって。」
「は?」
ビシッ
とイリーナに向けて消しゴムがどこからか投げられた。
「…出てけよ。」
誰かが呟き、決壊した。
「出てけクソビッチ!!」「殺せんせーと代わってよ!!」
「なっ…なによあんた達その態度っ殺すわよ!?」
「上等だよ
「そーだそーだ!!巨乳なんていらない!!」
イリーナに向けクラス全員が消しゴムやペン、ペットボトル、丸めた紙、脱巨乳のパネルを投げつける。
「なかなか面白い事になったね〜月乃君。」
「学級崩壊をまさかこの目で見ることになるとはな。」
白利は巻き込まれないよう最後方のカルマの席に避難し、あまりの気迫に気押され逃げるように教室から出ていくイリーナを見送った。
別の日、ワイワイと賑わう休み時間も終わる頃カツカツとヒールの音を響かせながら教室へ入ってくるイリーナ。
皆が何をしでかすのかと緊張して見ていると、イリーナはチョークを手に取り
「you're incredible in bed!
黒板に英文を書いたかと思えば、急に教師らしい事をし始めて困惑する。
「ホラ!!」
「「「…ユ、ユーアー、インクレディブル、イン、ベッド。」」」
「アメリカでとあるVIPを暗殺したとき、まずそいつのボディーガードに色仕掛けを仕掛けた時に言った言葉よ。」
(へぇ…)
「意味は『ベッドでの君はスゴイよ…♡』」
なんちゅう文章を読ませやがるこのビッチは。
前の渚と横の速水も耳まで真っ赤にしてるではないか。
「外国語を短い時間で習得するにはその国の恋人を作るのが手っ取り早いとよく言われるわ。相手の気持ちをよく知りたいから、必死で言葉を理解しようとするのよね。」
(相手の気持ち…か。)
教鞭を取るイリーナの目にはこの前までは無かったE組の生徒達を見ようとする意思が宿っている。
何か心変わりがする事があったのか、その立ち振る舞いにはプロとしての意地のような物も含まれているようだ。
「私は仕事上必要な時…その
「プロの殺し屋直伝の話術…」
「えぇ、身につければ実際に外人と会った時に必ず役立つわ。…受験に必要な勉強はあのタコに教わりなさい、私が教えられるのはあくまで実践的な会話術だけ。もし…それでもあんた達が私を先生と思えなかったらその時は諦めて出ていくわ。」
実践的な会話術、どれだけ文法を勉強しても本校舎の生徒でも手に入らない貴重なものだろう。
生きていく為の術を授業で学ぶ事ができる、それはどれほどありがたい事だろうか。
「…そ、それなら文句無いでしょ?…あと悪かったわよいろいろ」
しおらしく小声で詫びるイリーナに呆然としながらそれぞれ顔を見合わせ
「「「あはははは!!」」」
思わず吹き出してしまった。
「なんか普通に先生になっちゃったな。」
「もうビッチねえさんなんて呼べないね。」
「……!!あんた達…わかってくれたのね…!」
考えてみれば先生に向かって失礼な呼び方だったと最初にビッチと呼んでしまった白利は反省した、これからはしっかりと彼女の事を先生として接しようと
「イリー『じゃ、ビッチ先生で!』……」
無難にイリーナ先生と呼ぼうとしたが誰かが『ビッチ先生で!』と叫び思わず口をつぐむ。
「えっ…と、ねぇキミ達せっかくだからビッチから離れてみない?ホラ、気安くファーストネームで呼んでくれて構わないのよ?」
「でもなぁ、もうすっかりビッチで固定されちゃったし。」
「うん、イリーナ先生よりしっくりくるよ。」
「ち、ちょっと月乃!?アンタさっきなんて呼ぼうとしたか教えてくれないかしら!?」
白利に近付き、両手で彼の両頬を押さえるイリーナ、対して白利は気まずそうに目を逸らしていた。
「イ…イリッチ先生…」
「なんでちょっと日和ってんのよ!!」
「だってぇ…俺が最初にビッチって呼んじゃったから…今更引くに引けなくてぇ…」
「そんな簡単に周りに流されてるんじゃないわよ!アンタ自分の芯ってのが無いの!?許してあげるから普通に呼びなさいよ!!」
イリーナに勢い良く頭をシェイクされる白利。
「そんなに月乃の事イジメてやるなよビッチ先生!」
「授業始めようぜビッチ先生!」
「キーーーッ!!やっぱキライよアンタ達!!」
こうしてE組に愉快な
ご覧頂きありがとうございました!
【月乃白利の秘密】
巨乳も好きだが貧乳派