念能力者の青春   作:七篠ライア

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アビドスとの遭遇

C&Cに所属して1、2週間ほど

トリニティに通う姉妹から連絡が来た

『シャーレって知ってるか?』

モモトークで送られてきたのはこれだけ

···シャーレってなんだ?

 

とりあえず、姉妹について

姉妹と言ってはいるが血が繋がっているわけではない

こちらに生まれる時、私は無から現れた

気付いたらD.Uの児童養護施設の前に立っていたのだ

そして同じようにこちらに来た転生者が3人いる

転生者4人で姉妹、ということにしたのだ

誰が1番上かははっきり決めていないけれど

その後、1人はトリニティのシスターフッドのお偉いさんに

1人はゲヘナの武器商人に

1人は芸術家だったかなんだったかに引き取られ、最終的に百鬼夜行に

私は···なんか変なのに引き取られ、ミレニアムに

内百鬼夜行のと私のは知り合いらしい

ともかく、ちょくちょく姉妹で一緒に遊びに行くくらいには仲はいい

たまにトリニティのやつが呼びかけて戦闘に行くのだが

前に砂漠に集合させられた時のビナーとか言うらしい鉄ヘビは強かった

あの時の人は助かったのだろうか

 

その辺まで思い返していると、追伸が来た

『シャーレというのは、連邦生徒会長が指名した先生がいるところだ』

『部員がやる事は先生のお手伝いだ』

『もし先生にあったら手伝ってあげてくれ』

 

ふーん?

先生、というか教職はキヴォトスでは珍しい

興味はあるしそのうち行ってみようか

とりあえず今日はスミレさんの鍛錬に付き合おう

早かったな···纏覚えるの

やっぱりトレーニングで生命力がすごいんだろうか

練覚えた時のオーラ量凄かったもんな

そのうち水見式もできるでしょう

 

翌日

 

今日はブラックマーケットに来ている

いつものようにスクラップを売るついでに知り合い*1と待ち合わせをしているのだ

1年前に知り合ったのだが、結構な頻度でブラマに出入りしているようで

スクラップを売りに来たらよく見るのだ

追っかけられてたところを助けたあとからブラマに行く時は連絡を入れてくるようになった

スクラップ売るついでに護衛をしている

 

···さて、そんなことを話しているうちに待ち合わせ場所*2に到着した

のだが

 

「アイツ···待ち合わせ場所にいない」

 

まあよくある事だ

何故かトリニティの制服のまま来るから大抵絡まれる

 

ドンッ!

タタタタタ····

 

戦闘音、まあブラマどころかキヴォトスじゃあ日常茶飯事だが

だいぶ近いな、行ってみよう

 

~sideヒフミ~

 

「助けてくださりありがとうございます!」

 

ヒフミはちょうどきていた対策委員会と先生に助けられていた

それぞれのここに来た理由の説明も終わったところだ

ヒフミは半ば強制的に同行することになった

 

「それにしても、ひとりでブラックマーケットに?」

「いえ、知り合いが護衛してくれる予定だったんですが···合流前に襲われまして」

「その、最初から迎えに来てもらうとか···」

 

ヒフミは一緒に来ていた友達の話題になったので説明する

 

"じゃあその子とも合流しようか"

「待ち合わせ場所はすぐそこなのでそろそろ···」

「あ、ヒフミいた」

 

~sideout~

 

ヒフミはなんか知らん人らといた

 

"もしかして君がヒフミの言っていた?"

「多分そうですね、阿ジンといいます」

「私たちはアビドス廃校対策委員会だよ」

"私はシャーレの先生"

 

···なるほど、この人が先生

そしてアビドス生徒のうち3人が纏を行っている

姉妹の誰かがアビドスによく行くと言っていた気がするからそこから覚えたのだろうか

 

「ヒフミを助けて貰ってありがとうございます、ところでどうしてこちらに?」

"探してるものがあってね"

 

なんでも、アビドスに攻めてきている奴らを支援しているのが誰か探りに来たらしい

まあ、どうせ暇だし

 

「ついて行ってもいいですか?」

"いいの?よろしく!"

 

そんなこんなで彼女らに同行し、ヒフミのやたら詳しいブラックマーケットにおける犯罪事情を聴き流しながら

特に収穫もないまま銀行近くの鯛焼き店で鯛焼きをたべている

ちなみに私はカスタード

 

「おかしいですね、ブラックマーケットでは今更なのでここまで執拗に手がかりを消すなんてしないはずなんですが」

「ブラマの企業は犯罪をしてるのが前提、他に迷惑かけなければ治安組織も動かないからね」

 

つまりこの場合、アビドスで何か知られるとまずいこと

例えば連邦生徒会や他学校に邪魔されるようなことをしようとしている?

っと、円に引っかかった

これはあれか

 

「ところでもうすぐカイザーローンの現金輸送車とマーケットガードが来るが」

 

マーケットガードと一緒のデカめの車なんてそれくらいだ

確かアビドスはカイザーから金を借りているらしいし一応伝えよう

 

「マーケットガードですか!?」

「ヒフミ、マーケットガードって?」

「ここの治安組織の最上位です!」

"一応戦闘にならないよう隠れようか”

「というかなんでカイザーの輸送車がブラックマーケットに来るのよ!」

 

そうして隠れた私たちの目の前で輸送車が銀行に入っていった

 

「確かアビドスはカイザーに金借りてるんだったか?ブラマにはカイザーの関連企業いっぱいあるぞ」

『あの銀行もそのひとつ、というわけですね』

「カイザーはだいぶ真っ黒な企業でして···トリニティでも警戒されています」

 

おそらくあの輸送車に積まれたお金も犯罪に使われている

そう察したアビドス生徒の顔が少し暗くなった

 

「···例えばさっきサインされていた集金確認の書類、あれがあればお金が何に使われているかわかるんじゃないですか?」

「おお〜いいアイデアだねヒフミちゃん」

「でも、既に銀行に入ってしまった書類を手にいるれ方法なんてそれこそ強盗でもしないと···」

「それ」

「だよねー」

「えっ嘘、本気で!?」

 

話の流れで何をしようとしているかはわかるが

犯罪に抵抗ないのか?この子ら

 

「ん、銀行を襲う」

「えッ!?いいんですか!?あそこはブラックマーケットで一番警備の厚い銀行ですよ!」

「下調べは万全」

「やったら皆さん犯罪者ですよ!?」

「ばれなきゃ問題ない」

 

そういってアビドス生と先生に覆面を配りだすシロコ

 

「ヒフミとジンの分はない」

「それじゃトリニティとミレニアムの子のせいってことで」

「私は変装用のマスク*3がある」

 

正体隠すついでにカイザーの責任にできるかもしれないので携行している

ヒフミはというと、さっき食べた鯛焼きの紙袋に目を出すための穴をあけ、額のところに6と書いた

 

「仕方ないですね、付き合います」

 

そして出来上がった覆面を被ると同時に

 

わざと解いていた纏を行う

 

「顔を隠している間はファウストと」

 

そこには、数々の転売や闇取引を粉砕した『ブラックマーケットの伝説』が立っていた

 

___

______

__________

 

対策委員会とヒフミ、ジン

とりあえずここではファウストとフリークス*4、覆面水着団と呼ぶが

彼女らの銀行強盗はとてもスムーズに終わった

 

シロコの用意した手順書や情報の出来が良かったのもあるが

あまりにもファウストの名前が大きかったのだ

 

阿慈谷ヒフミが念能力を覚えたのは、ジンに護衛を頼むようになってからだった

正確にはかなりの頻度でブラックマーケットに訪れるヒフミに、自衛のためジンが教えたのがきっかけである

しかし念能力を身に着け、ブラックマーケットのチンピラなど簡単に蹴散らせるようになってから

彼女はハジケた

モモフレンズ絡みの違法取引や転売ヤ―に突撃、蹂躙し

持っていないグッズ以外を定価で売り払うようになったのだ

蹂躙された者たちは大概ほかにもあくどいことをしているのでヴァルキューレに届け出ることもできない

何ならついでにヒフミが通報するのでまとめて検挙されることもしばしば

その時彼女は適当にその辺で手に入るもの*5で顔を隠しており、その目撃情報から「ファウストは覆面をしている」ということは広まっている

これにより、ブラックマーケットにおいてモモフレンズの闇取引は禁忌となり、情弱や命知らずしかしなくなった

余談だが、うわさが広まったあたりで一応はお嬢様であるヒフミが出資するモモフレショップにモモフレンズ関連の通報が入るようになる

なお、気に入らない相手にファウストをけしかけようと虚偽の通報を行った場合、そいつはしばらく「〇〇*6様万歳!」とガンギマッたように繰り返すようになったという

 

そんな彼女に、覆面水着団によって銀行が制圧された後

 

「この銀行がモモフレンズグッズの転売に関与しているらしいと聞きました」

「速やかに集金確認の書類など、関連していないと証明できそうな物を渡してください」

「そうですね、先ほどこの銀行に入った現金輸送車なんか怪しいと思うのですが」

 

こんなことを言われて震えながら関連書類を差し出した銀行員を誰が責められようか

こうしてついでに差し出された約一億を「お金が欲しいわけではありませんので」と突っ返し

彼女らは銀行強盗開始から書類を探す待ち時間含めて7分程度で去っていった

ついでに本当に闇取引に関与していたこの銀行は、後日改めて襲撃された

 

 

*1
某トリニティ生徒

*2
いつものジャンク屋

*3
いやがらせ用にでっかくカイザーのロゴが入ったガスマスク

*4
ジンの偽名、元ネタはジン=フリークス

*5
大体なんかの袋

*6
モモフレンズのだれか




多分補習授業部まで行けば紹介されると思うが、そこまでかけない可能性が割とあるので今のうちに
ネーミングセンスには期待しないでください

阿慈谷ヒフミ
強化系


愛するあの子たち(アイ・ラブ・モモフレンズ)
具現化系能力(強化、放出と僅かに操作を含む)
モモフレンズのキャラクター、およびグッズを具現化する
具現化したキャラクター及びその周囲の味方を強化することができ、具現化されているキャラクターが好きなほど強化率が上がる
例:白洲アズサが具現化されたスカルマンの帽子をかぶっている間能力が強化される

制約
自分を強化できない
モモフレンズが好きな人ほど効果が高い
具現化系である
キャラクターを具現化する場合それぞれが自我らしきもの(ヒフミの想像するそれぞれの性格を元にした自動操作)を持ち、行動を強制できない

誓約
具現化した物のダメージがフィードバックされる

説明
放出寄りの強化系である彼女にとって最も苦手に近い具現化系の発
なのだが、大きすぎる愛によってそこらの具現化系能力者顔負けのクオリティとなっている
そして、苦手な具現化を必須とすることで強化率がかなり高い
一応、具現化したモモフレンズの身体能力なども強化されるが、そもそも戦いに向いていない造形なので基本そんなに強くない
最大火力はペロロジラ(オーラ不足によりだいぶ小さい)のビーム

正体不明の私(ファウスト)
強化系能力
ファウストである間自分を強化する

制約
顔を隠して、ファウストとしてふるまう間だけ使用可能

誓約
特になし

説明
ファウストとしてふるまう間、自分の念能力を大幅に強化する能力
念能力とは関係ないが、発動するとファウストのテクストを獲得して大衆の想像するファウストを元に神秘が強化される

参考までにうちの子がブルアカに実装された場合の性能、いる?

  • いる
  • いらない
  • 変化した生徒の分も考えろ
  • ばなな
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