念能力者の青春   作:七篠ライア

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いまさらですが、原作とほぼ変わらないところはガンガン飛ばしますし、書きたくなったとこだけ書いてますし、何時失踪するかわかりません
パヴァーヌあたりまでは書きたいですが
掲示板好きだけどかけるのかな……

あと前回のヒフミの発を少し修正しました
そのあたりも思い付きで変更することがあります

今回あとがきがやたら長いです


黒服

銀行強盗から数日

ヒフミから連絡が来た

 

『ホシノさんがカイザーにさらわれたらしいです』

『カチコミに行きませんか?フリークス』

『トリニティとゲヘナからも戦力が出ることになるでしょう』

『多分先生が応援を要請するでしょうから』

 

あの日解散した後何があったのかは知らないが、カイザーを襲撃するのは面白そうだ

フリークスとあるからには、襲撃に名前を隠して行くってことだろう

トリニティとしては無関係ってことにしたいだろうし

他に参加者がいるってことはカイザーロゴの付いてないマスクで参加するべきだな

とりあえず了承の返事を返して、ついでにあいつらも誘っとくか

 

後は事情を知ってそうな奴に連絡とるか

 

___

_____

________

 

「クックック、ようこそ先生」

"ホシノを返して"

「まあそう焦らず、どうやら誤解もあるようですし」

"誤解?"

 

アビドスの比較的綺麗な廃ビルの一つ

そこで先生は白くひび割れた黒い頭の大人と会っていた

 

「まず自己紹介から」

「ゲマトリアに所属しております、黒服とお呼びください」

「ゲマトリアは研究者のサークルのようなものです」

"黒服って、それ名前なの?"

「私を示す記号のようなものですが、そこそこ気に入っていまして」

 

少し空気が緩んだが改めて聞き直す

 

"私のことは知っているようだから自己紹介は省くよ"

"それで、誤解って?"

「ええ、小鳥遊ホシノの出していったであろう退学届、お持ちですか?」

 

確かに持ってきていた

この書類には不備があるから

 

「その書類には不備があります」

「あなたはその不備を突いて契約は無効だといいに来たのでしょう?」

 

(この言い方、わざと不備を作ったのか?そんなことをして何の得があるのか)

 

"この書類は顧問である私が承認してないから、ホシノの退学は行われていない"

 

そう先生が言った途端、黒服は固まった

 

「…なるほど面白いですね、先生というのは」

「ところで書類の一番上をご覧ください」

「まさか仕込みに気付いていなかったとは」

「誤解されたのも仕方ありませんね」

 

黒服の言葉に書類を見直す

 

(確かそこには学校名があったはず)

 

そこに書かれていたのは

 

『アビドヌ高等学校 退学届』

 

「アビドヌなんて学校はありませんし、小鳥遊ホシノはそこの生徒でもありません」

"…なるほど、確かに不備がある"

"だけどなんでわざわざこんなことを?"

「そうですね、それにこたえる前に本題を」

 

そういって黒服は一度間を置く

 

「我々ゲマトリアは崇高に至るための研究をしています」

「目的や方法は個人で違うのですが、それは置いておくとして」

「先生、私たちの仲間に…ゲマトリアになる気はありませんか?」

"…一つ聞かせて"

"ゲマトリアは生徒たちを傷付ける?"

 

先生の問いは彼にとっては一番大事なこと

 

「確かに今回私は暁のホルス……小鳥遊ホシノを騙しはしませんでした」

「ですが、それは今回の目的にそぐわなかっただけです」

「ゲマトリアは目的のためなら手段を選ばない集団であることは間違いありません」

「生徒を傷付けないほうが目的に近づくというなら話は別でしょうが…ククッ」

 

先生には彼が嘘を言っているようには見えなかった

 

"それなら断ることにするよ"

"元々崇高なんてものを目指しているわけでもないしね"

「……そうですか。わかっていたこととはいえ残念です」

「では気を取り直して、今回の目的についてお話ししましょう」

「しかしそろそろ来てもいいはずでs『prrrrr』……噂をすれば」

 

黒服が懐から携帯電話を取り出し、机の上に置き

スピーカー状態で通話を始めた

 

『黒服、ホシノさんがさらわれたって聞いたんだけどどうせお前だろ!』

「ええ、ちょうどそのあたりを先生に説明するところです」

『じゃあ一緒に聞かせろー!』

「もちろんです」

 

音声処理がされているのか、微妙に違和感のある声が流れる

 

「では、今回の私の目的ですが」

「まず私はカイザーと協力をしていました」

「単純に資金源だったり実験対象だったりしましたが、そこそこいい関係だったはずです」

「しかし、最近こちらに口出ししてくることが多くなりましてね」

「向こうの要求にこちらが従う義理もありませんので、そろそろ手を切ろうかと」

「カイザーがアビドスを手に入れるより先生が助けたほうが都合がいいようなので」

「これが今回の目的になります」

 

質問はあるか?というような黒服の視線に、先生が口を開く

 

"それが、ホシノとどう関係するんだ?"

 

まだホシノがなぜ姿を消したのか

さらに言えばなぜ不備を作ったのか説明されていない

 

「そのあたりを説明する前にまず、カイザーとの契約について話さなければいけません」

「カイザーと協力するにあたり、プレジデントと契約をしました」

「口約束などでは踏み倒される恐れがありましたからね、当然の話です」

「こちらはその契約書のコピーになります」

「契約にはこの書類の秘匿などは含まれておりませんのでご安心を」

 

差し出された書類には、黒服の助力を得る代わりの条件などが書かれている

 

「いくつか書かれていますが、重要なのはこの条件と契約違反のペナルティ」

"黒服の許可や生徒会の喪失などがないアビドスへの過剰かつ不当な要求?"

"ペナルティにカイザーPMCの全権を黒服に譲渡し、PMCは独立……"

「カイザー……というより会社という器はあると助かるのですよ」

"よくこんなのサインしたよね"

「こんな契約簡単に踏み倒せるとでも思ったのでしょう」

 

つまり、黒服はカイザーの契約違反を誘発しPMCを乗っ取ろうとしているのだ

 

「わたしがカイザーに期待していたのは生徒に困難を与える舞台装置としてであって、アビドスを乗っ取られるのは困ってしまいます」

「ああそれとアビドスが制圧され、我々はPMCではないとかされると私ではどうしようもありません」

「先生のことを知るためにも、これから起こる戦闘に私は関与しませんので」

"なるほど……わかった"

 

ここまでの会話で先生は黒服に対して

契約には従うし手を組めないわけでもないが味方ではない

という判断をした

 

"じゃあ私はやることがあるから"

「ええ、期待しております」

 

(まずはゲヘナかな)

_____

_____

___

 

作戦当日

私とトリニティの姉妹はアビドス市街防衛

ゲヘナのは基地に突っ込んで暴れることになった

市街防衛組は範囲攻撃が可能、ゲヘナのは乱戦とかタイマン向きだからこうなった

百鬼夜行は先生からの要請も誰かとのつながりも特になかったので不参加

要請とかあっても仕事があったみたいだしこれなかっただろうが

 

……さて、配置についてすぐに敵方が見え出した

一個大隊はいるか?確か1,000くらいまでは大隊ってんだよな?

今回ここに配置されたのは私一人

つまり能力を見られることもないから派手にやれる

じゃあ、開戦だァ!

 

『12時の鐘が鳴るまでに』(ワンタイムパスコード)

『食後の甘味に災害を』(デザート・ディザスター)ァ!

 

 

彼女がいたのは市街地と砂漠の境目

当然周囲に大量の砂が存在する

その砂が蛇が鎌首をもたげるように動き出し、カイザーPMCの兵隊を薙ぎ払った

 

 




基本流れが変わらないのでアビドス1,2章は終わりです
ビナー戦などはカットです

姉妹も名前といま決めてる能力など書いておきます
そこまで書けるのいつになるかわからないし
とくに百鬼夜行

ミレニアム
阿ジン
特質系

本作で視点となることが多い
念能力に興味を持った黒服に引き取られており、お互いにそこそこ影響を受けている
黒服が原作と違うことをするのは大体こいつの影響


能力について説明する前にこの作品における特質系の説明をしておく
特質系とは、特質系の習得率が一定以上である者を指す
特質系で無い者は特質系の習得率はとても低い(あって10~20%)
そのうえで、それ以外の系統は人によって習得率が異なる
例えば、1話目に書いたアスナの特質系(強化)という表記は、特質が使える強化系であることを指す
後ろに(系統名)が無い者は特質系以外の習得率が能力などの影響で決められない状態を指している
特質系はすべての系統が十全に使えるという話も見たことがあるが、それだとクラピカはどうなるのかと思ったので、この作品ではこういうことにしておく


12時の鐘が鳴るまでに(ワンタイムパスコード)
特質、具現化系
使うと事前に決められた系統の能力者になることができるカードを具現化する

制約
カード一枚の効果時間は、事前に準備していた時間と同じになる
自分は同時に二種類の発を使えない
一枚に込められる発は一種類だけ
込める発は自分で発動できるものでなくてはならない
習得率の配分は最大値が100%、合計320%の範囲内でなくてはならない
カードを使っていない間の習得率は特質系を除いた平均値となる

誓約
準備している間自分は強制的に絶になる

わかりやすく言うならこの能力以外のメモリを取り出す能力
カードを使っている間の習得率は
まず、特質系が100%として、対極にあたる強化系が40%となる系統図通りの場合、すべての系統を合計すると420%となり、そこから特質の100%を除いた320%を好きに配分したものとなる(使っていない場合、特質系以外すべて64%)
そして、習得率が割り振られた状態でメモリさえあれば発動可能な能力を入れて、使いたい時間絶になることでカードが完成する
カードの効果時間が終わる前に後述する派生技以外の他のカードを使うと、先に使っていたカードの効果時間が自動的に終了する
具現化系が使いづらい(具現化できるようになるまでが面倒)
準備している間カードにオーラが注がれるので使うときの消費が少ない

派生技
許可証(パスカード)
能力を一度発動すると消滅する代わりに、他のカードの効果中に能力を使える
グリード・アイランドのスペルカードのように宣言することでほかの人が使うこともできる

今回使った能力
食後の甘味に災害を(デザート・ディザスター)
操作、強化、放出が100%
砂漠の砂を操作する能力

制約
アビドス砂漠の砂でなくてはならない

誓約
特になし

対多数を想定したアビドス限定能力
周囲の砂を強化、操作する

トリニティ
歌住ヒバリ
放出系(強化寄り)

シスターフッドの偉い人に引き取られた
義理の姉はサクラコ
正式にシスターフッドに所属するわけではないが、時々姉の手伝いなどをしていることもありほぼシスターフッドだと思われている
各所(ゲヘナ含む)に出かけることが多く、スパイでもおかしくないと思われたこと
ゲヘナとの付き合いがあるのを疎ましく思ったパテル派の生徒によってカンニングの疑いをかけられ、半分ぐらいテストを受けられなかったこと
などによって補習授業部に入れられる
ちなみにサクラコも念能力を覚えている
姉妹の中で唯一原作知識がある


天使にラブソングを(ライブ・オブ・ヘヴン)
放出系を中心に強化、操作を使う
自分の発する音に効果を持たせる

制約
自分の発する音でなくてはならない
機材を使う場合、自分で具現化した機材を使わなくてはならない
音自体はどんなものでもいいが、声や音楽であれば効果が上がる
音楽が対象に響くほど効果が上がる
上質な楽器を使うと効果が上がる
念能力者と協力して演奏、歌唱を行うと効果が上がる

誓約
特になし

喉や声量、音楽を聴いている者を強化する"エール"
発した音を操作する"チューニング"
音を聞いた者を軽く操作する"タクト"
音を強化、放出することで攻撃する"シャウト"
などが行える
マイクなどを通す場合、後述する具現化系能力で具現化した物を使わなければ効果がなくなる

音響機材(マイスタジオ)
具現化系能力
楽器やスピーカーなどを具現化する

誓約
一般的なものと同じ程度の性能しかない
具現化した物でダメージを与えることができない

誓約
特になし

具現化系が苦手なため、戦闘に使えず、特殊な能力をつけることもできなくすることで成立させている
楽器に関してはこの能力ではなく、職人の作った物を使うほうが当然いい
音を出すものならいいのでボイスレコーダーや通信機なども一応作れる

ゲヘナ
種子島カオリ
具現化系

ゲヘナの武器商人に引き取られた
フリーの傭兵として仕事をしている
一番いろんなところに突っ込める設定だが、作者は能力から先にキャラを作るタイプで無口であることしか決めていないので出番はないかもしれない


人間武器庫(ワンマンアーミー)
具現化系
武器を具現化する

制約
特殊な能力をつけることができない
具現化した物を出し入れすることができない
具現化した物に隠を使うことができない

誓約
具現化した物以外に周を行う場合、オーラの消費が爆発的に増える

具現化系の利点をぶん投げ、具現化した物以外を使いづらくすることで燃費がすさまじくいい
引き取られたあたりから様々な武器を手に取り、整備を行っていたため具現化できるものも多い

武器は手足の延長戦(ウェポン・スイッチ)
変化、操作系
具現化した物を操る

制約
特になし

誓約
具現化した物以外を操作、変化できなくなる

具現化された物に使われたオーラを変化させて可燃物に変えたり、具現化した弾丸の軌道を変えたりする


百鬼夜行
稲田コトハ
特質系(強化)

ゴルコンダに引き取られたあと、怪異に興味を持ち百鬼夜行に入学した
ゴルコンダからテクストなどについて学んでおり、其れを元に念能力も使って実験を行っている
百鬼夜行では寄席部(オリ部活)に所属し、噺家として活動している
半分くらいゲマトリア


十三怪談(代用儀式)
強化、特質系
説得力などの強化

制約
特になし

誓約
特になし

これ単体では役に立たないが、キヴォトスという神秘溢れる場所で使うことで特異現象を起こす
正確には説得力だけでなく、神秘なども強化する
彼女が怪談を語り、其れを怖がる人がいるのなら
怪談は神秘と恐怖によって実体化するだろう
一言で言うなら伝承の再現

黒服
操作系
引き取った娘から念能力を教わった
観測の為に覚えたので戦闘能力はほぼ変わっていない
ちなみに、本作でホシノと結んだ契約は
『神秘の研究にアルバイトとして協力すること』
娘に自分から受けたくなるような契約にすればいいと言われたのでホシノに特に損はなく、対価も破格であるため、そのうちアビドスの借金は無くなる


契約
操作系
契約を守らせる能力

制約
ペナルティも含む契約内容を相手に伝え、了承を得なければならない

誓約
自分から契約を破ると、相手の頼みを1度無条件で聞かなければならない

契約を媒介し、違反したものを操作する
カイザーとの契約もこの能力が使われているので、カイザーPMCは黒服の物となった

参考までにうちの子がブルアカに実装された場合の性能、いる?

  • いる
  • いらない
  • 変化した生徒の分も考えろ
  • ばなな
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