「綾瀬は誰とチーム組んでたんだ?」
「私はリアさん、のどか、ハルナ、このかさん、桜咲さん、ですね。そして手分けして撃破していった方がポイントが稼げると思い、私とリアさん、のどかとハルナ、このかさんと桜咲さんで別れて戦ってました」
「なるほどなー。そこに俺とフェイトが合流したって訳か」
「その通りです。茶々丸さんの話ですと北側と西側ももうすぐ終わるみたいですし、のどか達も東側へ向かっているでしょう」
「おや、ネギ君からだ。もしもし、何か用かい?」
『フェイト、今そこに誰がいる?』
「うん? 僕が以外だとフタミン、アヤセユエ、リア君、環君、焔君、調君、栞君、暦君がいるが、それがどうかしたのかい?」
おや、ネギ君からとは珍しいな。多分。なんかネギ君が凄いライバル視してるし。
『そっか。それなら皆さんにもう終わるから、って伝えておいてくれる? あと、ふたみんさんに学園長が呼んでる、って』
「えっ」
「今度は何したですか……?」
「いや知らないよ……。超の事だろうけど俺そこまで関係ないし……」
てか上で電話してた時は何も言ってなかったじゃん!
「フェイト、ネギ君にどんな用件か分かってたら聞いといて」
「僕を媒介にしないでもらいたいね。自分でやりなよ」
「へーい。あ、ネギ君? 俺だけど、学園長が何の用事かは言ってた?」
『あ、ふたみんさん! えと、麻帆良祭後の生活について、だそうです! おそらく今ふたみんさん達は別の場所から通われてるのでその関係だと思います!』
「なるほど了解。わざわざ伝言ありがとね」
『いえ、これくらい全然大丈夫ですよ! それではまた後程!』
「ん。ほれフェイト」
「投げないでくれるかな? それにしても麻帆良祭後の生活か。まぁ引っ越しも急だったし、祭りの準備で忙しかったからその辺の話だろう」
「あー、なるほどね」
「……また引っ越すの?」
「それは無いと思うけどなぁ。あそこだとちょうど男子側も女子側も同じくらいの距離だし」
そんな無駄な事させないでしょ。……多分。てかそれなら別の日でも良い気がするんだけど……まぁいいや。後夜祭は流石に参加させてくれるでしょ。
「あら? それなら私達も行った方が良いのでは? 入学手続きとやらもまだですし」
「確かに……。フタミン様、私達もご一緒します」
「でも私達呼ばれてないよ?」
「どうしよう?」
「私に言われてもな……」
「うーん……いや、今回はいいよ。またみんなの事は学園長に聞いとく」
「フタミンもこう言ってる事だし、僕達は待機しておこう」
『たった今、最後の火星ロボが倒れました! と言う事はつまり、防衛側の勝利です―――ッ!!!』
朝倉の放送を聞いてあちこちから歓声が聞こえてくる。えっと、俺はこのまま学園長の所に行ったらいいのかな。
「ふぉふぉ、どうやら無事に終わったようじゃの」
「学園長……えっと、アレを無事と呼んでいいんですかね?」
「……まぁ、ロボット達による怪我人は幸い0じゃからの。超君には多少の罰則はあるが、それは受け入れてもらうしかなかろうて」
その罰則、ハカセさんも受けた方が良いと思うの。
「というか、わざわざ自分で来たのかい? こちらから出向こうとしていたのだけれど」
「俺だけだけどな」
「……私は、行く」
「生徒達を守るためにわし含めた魔法教師は防衛拠点の近くにいたからのぅ。そこでたまたま二見君達を見つけた、という訳じゃ。さて、ここで話すのもなんじゃから学園長室に行こうかの。もちろん後夜祭には間に合うぞい」
「それでは私はのどか達と合流して来るです。二見さん達の生活についてのお話ですと私はいない方が良いでしょうし」
「了解ー。終わったらリアから連絡入れてもらうよ」
「了解です。ではまた後程」
そうして綾瀬とはそこで別れ、学園長について行って学園長室へ。
「……チャオだ」
「知っての通り彼女は別件じゃよ。とは言え大人しくここにいる事が少し不思議じゃがの」
「ちょっと考えが変わる出来事があったからネ」
「ほぼフタミンのせいだね」
「……まぁアレに関しては悪いとは思ってる」
帰る用の機械ぶっ壊しちゃったからなぁ。
「君はホントあらゆる事に干渉しておるのぅ。神多羅木君も大変そうじゃて」
「あ、あはは……」
「さて、それでは話をしようかの。まずは超君じゃ」
「ロボの件に関しては本当にすまなかたヨ……」
「うむ。結果としては特に怪我人もおらず、また大いに盛り上がった催しになった事から此度の罰則については夏休みまでの期間の部活動の禁止。以上じゃ」
「へっ? そ、それだけ?」
「しっかり反省もしているようじゃからの。ハカセ君にも伝えておくように」
「わ、わかたネ! あのバカにもちゃんと言い聞かせるヨ!」
まぁ、ロボの暴走の原因はハカセさんだもんな。釘をさしておかないと今度は何するやら。
「次に二見君」
「あ、はい」
「君にはいくつか用件があるんじゃが、まずは環君、暦君、栞君、調君、焔君の入学手続きについてじゃ」
「俺も聞いとくけど、みんなちゃんと聞いとけよー」
「もちろんですわ!」
「ん」
「はーい」
「ええ」
「まぁ、自分の事だからな」
「入学時期はタイミングを考えて夏休み後、制服等はまた追って連絡するぞい。全員同じクラス、は少し難しいが出来るだけなんとかしよう」
リアとフェイトもいきなりだったけど対応してもらったし、案外行けるもんなんだなー。
「ここの制服って可愛くて良いですよね~」
「わかる」
「でもお勉強が……」
「何とか頑張りましょう……」
「だな……」
勉強については頑張れとしか言えねぇ……。俺別に勉強できるって訳じゃないし、教えたりは難しい。フェイトに頼んでくれ。
「次に二見君達の生活についてじゃが、何か不都合はあるかの?」
「不都合、ですか。うーん……それは全然ですかね。通学は少し時間かかるようになりましたけど寮より部屋が広くてむしろ楽なくらいですし」
「……過ごしやすくていい」
「そうだね。周りも静かだし、ドリンクも近くに売っているしね」
それな。自販機が近くにあるのマジでありがたい。
「そ、そうか。それなら何よりじゃが、何かあったらいつでも言ってくれて構わんからの。事情が事情じゃし」
「ありがとうございます」
「……ありがと」
「助かるよ。それじゃあ僕らはもう行っても?」
「うむ。後夜祭楽しんでおいで」
ようやく麻帆良祭も終わりが見えてきました。