今回、先の話を考えるうちにシャルルを退学させたら自分なりに面白くなるんじゃないかと思い、タグを追加しました。シャルル好きには耐えられないものがあるとは思いますが、ご了承ください。
それでは第3話をご覧ください。
ーー追記ーー
神様転成のタグを消しました。理由はこの設定いらないんじゃないのかと言う読者の指摘がありましたので考えた結果消すことにしました。つまりオリ主はもともとISの世界で生まれていろいろあって更識家に住むことになった。って言う感じでいきます。
拓斗side
「それではSHRを終わる。各自速やかに着替えグラウンドに集合するように。」
今日の授業は急遽、ISについて見せたいそうでグラウンドに行くことになった。
女子は普通に教室に着替えて、俺たちも――というわけにもいかないのでわざわざ体育館の更衣室にまで行かなければならない。
「しかし、この学園広すぎじゃね?毎回毎回着替えるだけでなんでこんなにも走らなきゃいかないんだ?」
と一夏が更衣室について少しばかり息を切らしながら愚痴る。
「もともと女子しかいないんだから仕方ねぇだろ。愚痴ってる暇があったらさっさと着替えろ。」
などと他愛ない会話しながら着替え始める。
「へいへい...つーか毎回思うけどISスーツって着づらいよなぁ。」
確かに、伸縮性の素材でできているのか体にぴったりと張り付くため着るときに引っ掛かるのだ――どこがとは言わないぞ。
着替え終わり一夏とグラウンドに行くと俺たち以外全員そろってるようだった。
俺たちが列に並ぶとすぐに授業が始まった。
内容はISでの飛行、そしてそれから急降下してからの完全停止らしい。
専用機持ちが呼ばれみんなの前で紅焔・改を展開する。キャー恥ずかしー(棒)...いいじゃんたまには
機体を展開した俺たちは順に上昇する。
それから10センチでの完全停止をしろと言われたのでまず先に俺が急降下し地上から1センチのところで止まった。さすが紅焔・改だな。
そのあとセシリアがきれい10センチで止まる。最後に一夏は――グラウンドに突っ込んだ。
轟音とともに砂煙が舞い上がる。砂煙が晴れてそこにあったのは――グラウンドに大きな穴をあけその中心で頭が地面に刺さってじたばたともがいている一夏だった。
はぁ、と織斑先生はため息をつき、山田先生はおろおろしていた。うん、いつも通りだ。セシリアはというと織斑先生の指示で一夏を助けていた。
「ぷはっ、た、助かったよセシリア。」
「いえ、淑女として当然ですわ。」
「ふん。ISがあるのだから助けなくていいだろう。」
と篠ノ之がセシリアをにらみながら言う。
その後、授業が終わり、教室で本音と話していると数人の女子が話してきた。
「ねぇ、しってる?2組に入った転入生の話。」
「なんでも中国の代表候補生らしいよ」
「え!?その話ほんとなのか!」
突然、一夏がその女子の肩を掴んで揺らしていた。
「え、ちょ、まっ、お、りむら、くん...」
肩を掴まれた女子が苦しそうにしていた。
「おい、一夏落ち着け、苦しそうだぞ。」
「え?...あぁごめんとりみだしちゃって。大丈夫か?」
「う、うん大丈夫。」
「どうしたんだ。一夏、らしくないぞ。」
「いや、その中国からの転校生が知り合いかもしれないからさ。」
「知り合いにしてはずいぶんとあわてていたな。彼女か?」
「え?.........えっと」
「はい、アウトー」
「え!うそ、織斑君って彼女いたの!?」
「なになに?...織斑君に彼女!?」
織斑一夏の彼女いますよ宣言で一気に教室がうるさくなった。
そのとき扉を開け放ち、小柄なツインテールの少女が入ってきた。
「どうも、今日から2組に転校してきた中国代表候補生の凰鈴音よ。クラス代表になったから知らせに来たの。」
と噂の転校生がやってきた。
ガタッと、隣の一夏が立ち上がりファン?とやらを見ている。
「鈴?...やっぱり鈴だ!久しぶりだな!」
知り合い―――もとい彼女のもとに駆け寄りそのまま抱き合う――え?抱き合う?まじかよ。あいつら教室の中で抱き合ってるよ。やばいよあいつら。
「な!?貴様っ!一夏に何をしている!」と篠ノ之が木刀でおそいかか―――ろうとしたところでちょうど織斑先生が手で受け止めた。
「篠ノ之、木刀で人を殴るとはいい度胸だな。放課後職員室へ来い。それとお前らいつまで抱き合っている。予鈴はもうなってるぞ。お前らもさっさと座れ。」」
「げっ姉さん...それじゃあまたね一夏!」
らぶらぶタイムが終わったのか早足で教室を出て行った。
「ど、どういうことだ、一夏!あの女は誰だ!」
と篠ノ之が後ろの織斑先生に気づかずに一夏を攻めたてていた。――が当然、織斑先生の『出席簿アタック』が篠ノ之を襲う。
「座れと言っただろうが、席に戻れ。」
渋々、という体で席に着く篠ノ之。ちなみにそれ以外はみんな織斑先生が扉を開けた瞬間に席についていた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「親父さん、元気か?」
「当たり前でしょ。あんたこそ元気だったの?」
「もちろんだ。あ、今度の日曜日、暇だったら遊びに行こうぜ。」
「う、うん。もちろん二人でよね?」
「当たり前だろ。久しぶりのデートなんだ、楽しもうぜ。」
「そうね。」
ねぇ、殴っていい?いいよね?...ゴホンっ...だってさぁ昼休みになって食堂に来るまでずっと恋人つなぎでイチャイチャして食堂に来てもイチャイチャしやがって。
さっきから篠ノ之の視線がね、もうすごい!殺気がひしひしと伝わってくるよ。
「はい、お持ちどう。」
ファンに出されたのはラーメン。
「ラーメン好きも変わってないな。」
「まぁね、あたしは死ぬまでラーメンを好きで居続けるわ。」
「なんだよそれ。」
一夏もお盆をもらって席に着く。そして俺は邪魔をしないように別の席に行――
「どこ行くんだよ。」
――けなかった。くそっめんどくせぇ。しかたなく俺は本音とセシリアを連れて席に座る。篠ノ之?当然のように一夏の隣に座ってるよ。
「――で、そこの転入生を紹介してくれよ。」
「あぁ、こいつは凰鈴音。朝も言ってたと思うけど中国の代表候補生だ。」
「よろしく、鈴でいいわよ。」
「俺は風間拓斗だ。拓斗でいい。よろしくな鈴。」
「セシリアオルコットですわ。わたしのことはセシリアと呼んでください。よろしくお願いしますわ鈴さん。」
「布仏本音だよ~。よろしくね~リンリン~」
「パンダちゃうわ!」
本音がいつものようにあだ名をつけると急に怒り出した。」
「落ち着け鈴、わるいなのほほんさん。そのあだ名はやめてもらっていいかな?」
「じゃあスズーなのだ~」
「こっちも急に怒っちゃって悪かったわね。」
それから俺たちはお互いのことを話して盛り上がっていた。約1名を除いて。
そのときその約1名が急に机をたたきこういった。
「おい一夏!なんだそいつは!くっつきすぎだぞ!」
「おちつけよ箒。なんでそんなに怒ってるんだよ。」
「な!?一夏がその女とイチャイチャしているからだろ!」
「え?...あぁそういえばみんなに言ってなかったな。俺、鈴と付き合ってるんだ。」
朝の時点で気付いてます。とは誰も言えずみんな篠ノ之と一夏のやり取りを見ていた。
「つ、付き合ってるだと...う、うあああああああ!」
ありゃま、ついに篠ノ之が木刀で一夏を殴ろうとしてるよ。さっさと織斑先生こいよ。
「お前ら、なにをしている。」
――噂をすればわれらの鬼教官こと織斑先生が木刀を受け止めいた。
「な、なぜ止めるんですか!」
「木刀で人を殴ろうとすれば止めるのがあたり前だろうが。それもくだらん理由ならなおさらな。放課後と言ったが今すぐ私と一緒に職員室に来い。」
「危なかったぁ。ありがとう千冬姉。」
バシンっ!と音を立てて織斑先生にたたかれた一夏が崩れた。
「あ、ありがとうございます。姉さん。」
と鈴が代わりに例を言っていた。...なんで姉さん?そんなことを考えてたらこんどは鈴もたたかれていた。
パシン...威力弱くね?
「お前も学校では先生と呼べ。それでは私はこの馬鹿を連れていく。」
...織斑先生がいなくなった食堂ではしばらくの間、静寂が訪れていた。一夏はというと鈴に膝枕されていた。
「いつまでもボケっとしてると昼休みが終わるぞ。さっさと飯食おうぜ。それと鈴、お前代表候補生だろ。今度俺と模擬戦してくれよ。」
「いいわよ。言っとくけど私、結構強いわよ。」
「へえ、上等じゃん。強ければ強いほどやりがいがある。」
「凰鈴音...あ!思い出しましたわ!凰鈴音という名前、中国代表候補生凰鈴音。まさかあの無冠のヴァルキリーですの?」
急に大声出したかと思えばなにそれ無冠のヴァルキリー?
「あちゃ~、やっぱりばれちゃったか。あんまりその名前は好きじゃないんだけどね。確かに私は中国で無冠のヴァルキリーって呼ばれてるわ。」
「なぁセシリア、無冠のヴァルキリーって何?」
俺は気になったのでセシリアにきいてみた。
「無冠のヴァルキリー...鈴さんがそう呼ばれるようになったのはある人とISで勝負して勝った時からですわ。」
「そのある人っていうのがね現役の国家代表なの。たまたまだったんだけどね。そこからもうすごかったわよ。勝手に無冠のヴァルキリーなんて呼ばれて。そりゃもう大変だったわよ。」
「へ~ってことはそれなりの実力はあるってことだよな?」
「期待してなさい。すぐにあんたのその余裕な顔に一発お見舞いしてやるんだから。」
「ハッ言ってろ。紅焔・改に勝てる奴なんていねーよ。」
後日、織斑先生にその旨を伝え、3日後に勝負することになった。
拓斗sideout
鈴side
放課後に一夏と一緒に一夏と同室にしてもらうために寮長室に向かってる。
今はある考え事をしていた。
私はIS学園に来て一夏とあって本当にうれしかった。でも後で教えてもらったけどあの箒って子、何よあいつ、いきなり幼馴染木刀で殴るとかどんな神経してんのよ。まぁそれに久しぶりに一夏や姉さんにも会えたし今回は許すことにした。あっ姉さんっていうのは織斑千冬のことよ。私が一夏と付き合ってることを話したら、姉さんと呼べって言ったからそれ以来ずっと姉さんって呼んでるの。
でも一番気になったのは、拓斗よ。あいつの戦闘映像を一度だけ見せてもらったけどそうとうなスペックのようだし、無冠のヴァルキリーなんて呼ばれてるけど、正直勝てるかわからないのよね。
「どうしたんだ?さっきから考え事してるみたいだけど、もしかして拓斗と戦うことか?」
一緒に歩いていた一夏に見破られ私は相談することにした。
「まあね。食堂じゃ即決で決めちゃったけど、拓斗にどうやったら勝てるかわからないのよ。」
「やっぱり鈴から見ても強いのか?」
「もちろんよ。拓斗なら現役時代の姉さんと互角に戦えるんじゃない。それにセシリアと拓斗の試合を見せてもらったけど、あれは本気を出してなかったわ。」
「あれで本気じゃないとか…すごいな拓斗は。」
「そうね。それも私なんか比じゃない位にね。」
「それでも俺は鈴を応援するぜ。」
「ありがと。…さて寮長室に着いたわけだけど、開けるわよ。」
一夏の返事を聞かずに私は寮長室の扉を開けた。
「失礼しまーす。」
寮長室に入ってそこにいたのはーーゴミだらけの部屋の中でパソコンをいじっている姉さんだった。
「ん?あぁお前らか、適当にすわーーれないか。一夏、すまないが片付けてくれ。」
部屋の掃除をきたばかりの一夏に任せている。
「すまないとか言うぐらいなら自分で出来るようになってくれ。」
と愚痴りながらも部屋の掃除をする一夏。
部屋の掃除を終え綺麗になったスペースに机をおいて私たちはお茶を飲んでいた。
「ーーで、言わなくてもわかるがなにしに来た。」
今日来た本題を姉さんに伝える。
「私と一夏を同室にしてください。」
「そうだろうと思ったよ。別に構わんが具体的にどうするんだ?」
「私と同室になるはずのティナ・ハミルトンと一夏を交換します。すでにティナ・ハミルトンには許可を得ています。」
「わかった。今から一夏の部屋に行くぞ。かならず篠ノ之が邪魔をするからな。」
あっさりと認めてくれるあたりやっぱり家族思いなんだなぁと思った。
「姉さん、ありがとう。」
「ありがとう、千冬姉。」
一夏の部屋に到着して箒ってやつに話したら案の定、木刀を出して来たけど隠れていた姉さんに止められそれを理由に無理やり引越しの準備をすることになった。部屋を出て行く時に箒が一夏にこう言った。
「な、なぁ一夏、引越しだが無理にせずともいいんじゃないのか?」
「多少はしてるかもしれないがそれは嫌だからじゃなくてお前といると疲れるからすこしぐらい無理してもっていう無理だ。じゃあな、同室になる奴と仲良くしろよ。」
箒は一夏の言葉に信じられらないといわんばかりに驚いていた。最後に箒が私を睨みながらこう言った。
「一夏の隣は私のものだ。」
私はため息をつき振り向かずに言い返した。
「それを決めるのは一夏よ。」と――
鈴sideout
箒side
一夏が荷物を持って部屋を出て行った後私は一人で考えていた。
なぜ一夏は私を避けるんだ?幼馴染なのになぜ?
なぜ私ではなくあいつらとーーちがうそうじゃない。あいつらが一夏をーーそうだ。そうに違いない。それだったら一夏が私を避けるのにも理由がつく。きっと部屋替えも凰が千冬さんに言ったのだろう。
「待っていろ一夏、お前を操る糸は全て私が斬ってやる。」
箒sideout
どうでしたか?自分としては箒をうまく扱えたか不安ですが感想待ってます。