ギヴォトスにTS転生してしまったのでできるだけ頑張ります   作:Sankon

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幸せの場

 

 

 

 

 

まさかあんなに教えてあの点を取られてはこちらが辛い。

多くが基礎問題のハズだったんだけどなー。

これは手をやきそうだ。

 

だけど、一緒に勉強を教えてくれる心強い味方がいるので少し機が楽だ。

 

彼女と会ってまだ日は浅いが、ものすごく感謝している。

 

しかし、感謝と同時に彼女に疑いの目を向けているのも事実。

 

──────朝倉ルナ

 

彼女の情報はあまりない。というより、理由はわからないが削除されているのだろう。

わかっているのは、トリニティ総合学園の2年生ということ、正義実現委員会に入っていることなどだ。

 

正直謎は多いがこれから確かめていけばよいと思う。

 

 

───しばらく、歩いていると見慣れた人に出会った

 

「あら、先生。お疲れ様です。補習授業部の方はいかがですか?…と言いつつ、すでにお話は聞いております。どうやら最初の試験は、上手く行かなかったようですね。」

 

「あの子達、ものすごい問題児だね。正直手が折れるよ。」

 

「そうですか。それよりも先生、少し話したいことがあります。」

 

そう言うとナギサは私に話しだした。

 

補習授業部のことについてナギサから話された。

3回とも目標点にいかなければ退学ということや

あの4人の中に裏切り者がいること、エデン条約のことなどを話された。

 

どれも正気とは思えなかった。

 

そして、一つナギサに質問した

 

「朝倉ルナという生徒について教えてほしい」

 

「朝倉ルナさんですか?すいません。実はあまり情報がなくて、ハスミさんなら何か知っているかもしれません。お力添えできなくてごめんなさい。」

 

「べつにいいよ、ナギサが悪いわけじゃないから」

 

いよいよわからなくなってきた。

ナギサでも知らない生徒──────────

 

確かめないとな…

 

 

それより、今は、補習部の合宿が優先だ。

 

 

 

 

 

─────────────────────

 

 

 

 

 

 

「ふぅ…、やっとついたわね。ここが私達の合宿所?」

 

「はい、そうです。やっと落ち着けますね〜」

 

「しばらく使われていない別館の建物と聞いたので、冷たい床で裸になって寝ないといけないのかと思ってましたが……広いですし、きちんとしてますし、可愛いベッドもあって何よりです。これならみんなで寝られそうですね、裸で♡」

 

「な、なんでそんなに裸強調するのよ!!」

 

「せっかくの合宿です。そういうお勉強も必要だと思うんです!」

 

「必要ない!!エ駄死!!」

 

そんな会話を気にしたら負けと自分に言い聞かせて合宿所へ入る。

 

「そういえば、アズサちゃんとルナさんは?」

 

「あら、先程まで一緒にいたのですが…?」

 

「───偵察完了だ。」

 

「うわっ!?」

 

突然現れたアズサに驚く。

 

「て、偵察……?」

 

「トリニティの本校舎からはかなり離れてるし、流石に狙撃の危険は無さそう。外への入り口が二つだけというところも気に入った。いざという時は片方の入り口を塞いで、襲撃者たちを1階の体育館に誘導した上での殲滅戦が有効になるかな。まあ他にいくつかセキュリティ上の脆弱性も確認できたけど、改修すれば問題無い範囲だ。」

 

「アズサちゃん、私達は戦いじゃなく勉強をしに来たのですよ?」

 

「うん、分かってる。一週間の集中訓練だろ?外出禁止、自由時間は皆無、24時間一挙手一投足まで油断することは許されないハードなトレーニング。」

 

「そ、そこまで厳しくはないと思いますが……。」

 

「ところで、ルナ先輩は?」

 

「ルナなら正義実現委員会の仕事が入ったから終わらせてから来るって」

 

「やっぱルナ先輩はかっこいいのよ」

 

「なんでコハルちゃんが得意げなんですか…」

 

 

そんなこんな勉強に入ると思いきや、ハナコの提案で勉強の前に掃除をすることになった。

途中でルナも合流し手伝ってくれた。

 

 

 各自が教室、体育館、簡易キッチンのある食堂などを隅から隅へと別々に掃除していった。

 

「良いんじゃない?ずいぶんキレイになった気がする。うん、気持ち良い。」

 

「……うん、悪くない。」

 

「そうですね、お疲れ様でした!」

 

「あ、まだ一か所だけ残ってますよ?」

 

「あれ、そうでしたっけ……?」

 

「はい、野外プールが♡」

 

 

 

─────野外プール前──────

 

 

またもハナコの提案で今から水着に着替えて掃除してから遊ぼうというのだ…

 

───勉強は何処に行ったのやら…。

 

「私は水着もってきてないので、見学してますねー。」

 

「そんな寂しいこと言わないでください、こんなこともあろうかとルナさんの水着持ってきていますよ。」

 

「なんで私の水着持ってるんですか!?」

 

嫌がるルナをハナコは無理やり連れて行く。

 

「先生ーー!たすけてくださ〜い!」

 

ごめん、ルナ。私はハナコには勝てない。

 

更衣室から悲鳴とも言える声が響いてくる。

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

ヒフミ…水着

 

アズサ…水着

 

コハル…水着

 

ルナ……水着

 

ハナコ…制服

 

 

「さあ、これでびしょびしょになっても構わないということですね♡」

 

「あぁ、問題ない」

 

「「待て待て待てっ!!」」

 

「コハルちゃん、ルナちゃん?どうかしましたか?」

 

「なんで私が水着でハナコさんは制服なのよ」

 

「あら?ルナさんも制服で掃除したかったのですか?」

 

「そういうことじゃない!ハナコさんが「濡れてもいい服」って言ったんじゃないですか!」

 

「ルナ先輩の言うとおりよ!」

 

「コハルちゃん、これは各々の美学の問題かもしれませんが……。」

 

「え、美学…?」

 

「水着と制服、どちらの方が濡れた時に「良い感じ」になると思いますか?」

 

「は、はぁっ!?「良い感じ」って何よ!?何の話!?」

 

「ふふっ、まあ半分は冗談ですよ。ほら、実は中に着てるんです。お小遣いで買ったビキニの水着♡」

 

「え、え……?」

 

そんなやり取りを横目にプールの掃除を始める。

 

 

掃除を終えた後水を入れ始めたものの…想像以上に時間がかかってしまい、たまった頃には日が暮れていた。

 

 

 

「………。」

 

「結局、実際プールに入って遊ぶことはできませんでしたね……。」

 

「そういえば、水を入れるのは結構時間がかかるものでしたね……ごめんなさい、失念していました。」

 

「いや、謝ることはない。十分楽しかった。」

 

「そうですよ、ハナコさん!」

 

「そうですね。しかも真夜中のプールなんて、なかなか見られない景色ですよ」

 

「ですね。では今日はここまでにしましょうか。」

 

 

 

 

─────────────────────

 

 

 

   【女子部屋】

 

「皆さん、今日はお疲れ様でした。先生とルナさんもありがとうございました。」

 

「全然大丈夫ですよー私としても楽しかったですし。」

 

───とルナは寝落ちしてしまったコハルを背負いながら言う。

 

「それより、私は何処で寝たら良いですか?」

 

「ルナさんも私達と一緒の部屋で良いんじゃないですか?」

 

「それじゃあ、そうさせてもらいます。

まぁ先生がどうしてもというのなら一緒の部屋で寝てあげますが?」

 

コハルが起きていたらエ駄死判定を食らいそうなことを言ってくる。

 

「ルナさんだけずるいですよ〜。ぜひ私も混ぜてください!」

 

「いりません!!私一人で寝るから!先生をからかうのはやめなさい!」

 

まったく困った生徒達だ…。

 

 

 

 

 

 

─────────────────────

 

 

 

 

 

   【先生の部屋】

 

 

色々あった

正直これが1週間以上続くとなれば過労死は間違いないだろう。

───などと考えていたら

 

トン トン

 

「先生。少し時間よろしいでしょうか?」

 

「どうぞ。」

 

「失礼します。」

 

「こんな時間にどうしたの?ヒフミ」

 

「少し先生にお話が。」

 

ヒフミの話したいことがなんとなくわかったかもしれない。

 

「先生はナギサ様からこの補習部については聞かれましたか?」

 

「まぁ一応ね。」

 

「明日から本格的な合宿、なのですが……私たち、このままで大丈夫なのでしょうか……もし一週間後の二次試験に落ちてしまったら、三次試験……万が一、それにも落ちてしまったら……。」

 

「退学ですか…。」

 

「やっぱり先生も聞いていたんですね。」

 

改めて考えると試験に落ちただけで退学とは、流石にやりすぎなように思う。

 

「じゃあ先生は、裏切り者のことも聞いているんですね。正直、今日一日一緒に過ごしていてあの3人の中に裏切り者がいるとは思えません。先生はどう思いますか?」

 

「私もまだ短い期間だからよくわからないけど、皆悪い子ではないと思う。」

 

「先生もわからないんですか…。私はどうしたら良いんでしょうか?」

 

と二人で考えに耽っていると、再びドアがなる。

 

「先生〜。入りますよー。」

 

───と気だるげな様子で入ってきたのは

 

「ルナさん───!?」

 

「ルナ?どうしたの?」

 

「いやぁ~。ちょうど先生の部屋の前を通ったら、話し声が聞こえまして。ヒフミさんと何話してたんですかー?ぜひ、私も混ぜてほしいなぁと。」

 

「あうぅ…。ルナさんには悪いですけど…大事な話なので話すことはできないのです。」

 

「大事なことっていうのは、退学のことですか?それとも裏切り者のことですか?」

 

───!?

 

「なんでルナさんがそれを…?」

 

「そりゃ、私も教師役として手配されてるんです。ハスミ先輩から色々聞いてますよ。」

 

まぁ普通に考えれば教師役ならば知っていてもおかしくはない。

 

「一応聞いときますけど、ルナさんはあの3人の中に裏切り者はいると思いますか?」

 

「うーん…。私的には怪しい人はいないとも思うなー」

 

「やっぱりですか…」

 

ここまで来るとナギサの杞憂でないのかと疑ってしまう。

 

「とりあえず、今わからないことを考えるのはやめてヒフミとルナはそろそろ寝たほうがいい。もう遅いし、明日に響いてしまうからね」

 

「わかりました」「はーい」

 

───私もそろそろ寝るかー

 

 

 

 

───────────────────

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで一週間が過ぎた。

 

【第二次特別学力試験】

 

結果───

 

 

ハナコ…8点  不合格

 

アズサ…58点  不合格

 

コハル…49点  不合格

 

ヒフミ…64点  合格

 

 

一応成長はしているようだ。

 

 

 

 







朝倉ルナ───【STRIKER】AR 爆発
ドレスヒナの代用としてよく使われる
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