ギヴォトスにTS転生してしまったのでできるだけ頑張ります 作:Sankon
まじで遅れました許してクレメンスm(_ _)m
路地裏に俺の足音が響く
「やぁやぁ、待っていましたよ!直接会うのは久しぶりですね。"朝倉ルナさん"」
「お久しぶりです…Master」
俺の前に立つのはいかにも胡散臭い大人だ
「最近の学校生活はどうですか?」
「大丈夫です。何も問題はありません。」
「そうですか!それは良いことです。では学校生活ではなく"あれ"の進捗はどうですか?」
「そちらも今のところは順調です。しかし、先生の存在はたしかに厄介です。」
「えぇそうでしょうね。あの大人の所有する遺物「シッテムの箱」は、予測不能な神秘を宿しています。しかし、貴方はあの大人のことを気にしなくていいですよ。先生は私の手で潰しますので。」
「了解しました…」
「ルナさん、私は貴方に期待しています。そして、貴方が私に従えばいずれ貴方は解放されるでしょう。それまでよ~く役に立ってくださいね───」
その言葉を最後に路地裏をあとにする。
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俺は正義実現委員会の仕事を片付け補習部の生徒に勉強を教えに行く。
補習部では第二次特別学力試験が終わり結果は、全員合格とはいかなかった。
教え方が悪かったのか?
などと考えながら補習部の校舎に向かっていると、
ジジッ───
「クッ…!」
いきなり、頭にノイズが走る
その急激な頭痛にひざまずいてしまった。
とりあえず自分の体に異常がないか調べる。
(疲労か…?)
何事もなかったと考え再び校舎に向けて歩き出した。
しばらく歩いていると、シスター服を着た生徒に会う。
シスターフッドのメンバー、伊落マリーだろう。
彼女は、虐められていたシスターフッドの生徒を助けた白州アズサに礼をしにきたのだ。
まずは声をかけるか!
「やっほー!マリーーー!」
彼女は急に声をかけられ驚いて振り返った
「ひゃあ!?」
「ふふふ、びっくりした声可愛いねww!」
「ルナさん突然後ろから声をかけないでください!」
「ごめんごめん、ところで私は補習部に用があるけどマリーも補習部に用が?」
「は、はい…。白州アズサさんという方にお礼をしにきました。」
「アズサが何かしたの?」
「シスターフッドの生徒が虐められていたらしいのですがそれを見たアズサさんが助けてくれたみたいで」
「じゃあ行くとこは同じなんだし一緒に行こっか」
目的地が同じだからとりあえず校舎まで一緒に行くことになった。
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「着きましたね。ここが補習部の皆さんが合宿しておられる校舎ですか?」
「そうだよ〜。まぁ外で話すのもなんだし早く中に入ろ。」
「そうですね。」
───とマリーがドアを開ける寸前に思い出した。
原作ではアズサのトラップが!
ドアが開かれるのと同時に私は咄嗟にマリーを抱えてドアから離れた。
「ドカーン!!!」
危なかった……
幸い直前に思い出せたから大した怪我はなかった。
「ありがとうございます。ルナさん」
「大丈夫、問題ない。」
マリーの安否を確認していると慌ただしそうに声を出しながらヒフミがやってくる
「だ、大丈夫ですか……!?け、怪我とかは……?」
「一応大丈夫だよー」
「ルナさん!?」
「はい、今戻りましたよー」
「ルナさん横にいる方はシスターフッドの方のようでが……?」
「あら、マリーちゃんじゃないですか?」
「あ、は、ハナコさん……。」
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「はい、お水です。」
「あ、ありがとうございます。ふぅ、びっくりしました、入った途端に何かが作動して……。」
「アズサちゃん……。」
「……ごめん、てっきり襲撃かと。」
「と、ところでどうして、シスターフッドの方がこんなところに……?」
「あ、はい。本日は、補習授業部の白洲アズサさんを訪ねてこちらに参りました。伺ったところ、ここにいらっしゃると聞きまして。」
「私?」
「はい。実は、先日アズサさんが助けてくださった生徒の方から、感謝をお伝えしたいとのことでして。ですが諸事情ありまして、こうして代わりに。」
「感謝……?」
「クラスメイトの方々から、いじめを受けてしまっていた方がいらっしゃいまして……その日もどうやら突然、建物の裏手に呼び出されてしまったのだと聞きました。」
「いじめ……っ!?」
「……まあ、聞かない話ではありませんね。みなさん狡猾に、それに陰湿な形で行うせいで、あまり表に出てきにくいですが。」
「私たちも、その方から相談を受けてようやく知ったのですが……そうして呼び出されてしまった日……そこを偶然通り過ぎたアズサさんが、彼女を助けてくださったとのことで。」
「そ、そうなんだ?」
「………そういえば、そんなこともあったな。ただ、数に物を言わせて弱い対象を虐げる行為が目障りだっただけだ。」
「そしてその後アズサさんに怒られた方が、正義実現委員会と連絡を取られて…どこで情報が歪曲されたのか分かりませんが、何やら正義実現委員会とアズサさんの間でそれなりの規模の戦闘に発展してしまったとか…。」
「!?」
「そうしてアズサさんが催涙弾の倉庫を占拠し、正義実現委員会たちを相手にトラップを駆使して、3時間以上戦い続けたと…。」
「それってあの時の!?」
「何がどうあれ、売られた喧嘩は買う。あの時も弾薬さえ着れてなければもっと長く戦えたし、あれ以上に道連れも増やせたのに。」
「アズサちゃんは強いんですね…。」
「それで、その方が報告も兼ねて私たちの元を訪れてくださり、アズサさんに感謝をしたいと……ただ学園では見つけられずに、ここに辿り着いたという次第です。」
「……そうか。別に、特別感謝されるようなことじゃない。結局私も最終的に捕まったわけだし。」
「後半は特に関係無いと思いますが……。」
「それにあの事態は気の毒だけど、いつまでも虐げられてるだけじゃダメ。それがたとえ虚しいことであっても、抵抗し続けることを止めるべきじゃない。」
「………そうかもしれませんね。はい、その生徒の方にもそう伝えておきます。ですが、アズサさんはやはり優しいのですね。」
「?」
「ふふっ。そうなんです、アズサちゃんは強くて優しんですよ。」
「ハナコさん…。」
「それはともかく、マリーちゃんが元気そうで良かったです。」
「はい、私は……ですが……」
「話は終わったぽいからマリーは私が送って行くよ。」
「ありがとうございます、ルナさん。では皆さん、お邪魔しました。先生も、急に訪ねてきてしまってごめんなさい。それでは、また。」
「じゃあ私も今日は帰るんで、また明日〜」
そして私はマリーをシスターフッドまで送り届けた。
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───次の日───
「凄い雨ですね〜。これじゃあ今日の教師役は無理そうですね〜。」
「そうっすね〜」
「ていうか私だけ仕事多くない?」
「そりゃそうっすよ。ルナが補習部の教師役として手配されてる間に貴方の仕事が他に流れていたっすから、今日ぐらいは仕事やらせようという考えっすね。」
「ええ〜、ひ〜ど〜い〜。ねぇ~イチカも手伝ってよー」
「ほら、口より手を動かしますよ。」
「うぅ…」
───数時間後
「まったくー、私に味方はいないのか?」
書類仕事がやっと終わったと思ったら外が完全に日が沈んでいた。
「今度絶対イチカに仕返ししてやる!」
そんな愚痴を呟きながら帰路を歩いていると…
ヴヴヴヴ…
突然スマホの着信音がなった
こんな時間に誰だ、と思いながら嫌そうに着信に出る。
「まったく、誰ですかー?」
『ルナ!緊急です。今何処にいますか?』
「ハスミ先輩!?え、えーと今帰ってる途中なんですが…。」
『とりあえず、美食研究会という4人の身柄を押さえてください!』
「急過ぎません!?一応わかりましたよ。」
『では、私も追いますので頑張ってください。』
あぁ〜せっかく休めると思ったのに…!
この怒りはその4人で晴らさせてもらおう───
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「ふふふ…これで私たちの邪魔をする者はいなくなりましたわ。あとは無事帰還し、美味しい料理を頂くとしましょう!」
「はぁ、疲れた…でも、こんなにがんばったんだから、美味しいわよね?」
「美味しいと思うよ~?チョコソースに、ミントを入れて~、さらにナマコやホヤの海のいきもので味付けして~…うへへ~♪」
「……。」
「フウカさんも、早く作りたいという顔もされてますね★」
「さあ皆さん!手早く帰りフウカさんのお料理を…」
バーーーン!!!
「うわぁ!?」
私の目には休息を邪魔した赤髪の少女、羊角の少女、金髪の少女、白髪の少女の4人のテロ犯が映っている
「もう、いきなり何なのよ!!」
「そう簡単に帰れると思わないことだよー」
「クッ!もう追手ですか。流石ですね。」
「いやぁ~。奇跡的に私が近くにいたんだよね〜。とりあえず、大人しくしてもらえま…」
カランカラン…
───ッ!
ドカーン!!
手榴弾!誰が…
「当たった?」
「こ、コハル!?」
「ルナ先輩!?」
「ルナさん奇遇ですね〜。」
「なんで皆がここに居るんだ?補習部は合宿中の外出はできないはずですよね…。」
「え、えっと色々事情がありまして」
「まぁ、その事情を聞くのは彼女達を捕まえてからだね」
私達が話していると目的の指名手配犯が起き始めた
「けほっ、けほっ……うぅ、いったいなんなのよぉ…!」
「うぅ~ん……あら?」
びちっ……びちっ……
「…フウカさんとゴールドマグロは、傷一つないですねぇ…?」
「いや、マグロも結構死にかけよ!?は、早く車を出さないと…!」
「いえ、そういうわけにもいかないらしいですわ。」
「そうだよ〜。君達楽に逝けると思わないことだね。なんせ私は今日すごーくイライラしてるから手加減できないよ」
瞬間、私はものすごい速さで赤髪の少女に近づいた。
ダダダッ
「はい、まずは一人!」
「ジュンコさん!?」
「まだまだ行くよー!」
「うぅ…!」
「ッ…!」
赤髪の少女に続き金髪の少女、羊角の少女を一瞬で鎮圧する。
「残ったのは白髮の綺麗なお姉さんだけですよ〜。諦めて投降しませんか?」
「ふふふ、それもいいのですが、それよりもっとよい選択があります。ゴールデンマグロは残念でしたが私は捕まりたくはありませんので。それでは!」
スタタタタ!
え…?
「嘘でしょ!あの女、仲間の子おいていったんだけど!コハル、ハスミ先輩にこの状況伝えといて!」
「は、はい!先輩はどちらに?」
「決まってるでしょ!あの女捕まえに行くのよ!」
「わかりました…。お気をつけて。」
「またんかーい!!」
結局、私より先にイチカのところで捕まえられたらしい。
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「あぁ~疲れた〜先生に会いたいよ〜」
私は昨晩、美食研究会が起こした騒動の後処理をしているところだ。あいも変わらずハスミ先輩に人の心はない模様。
しかし、私にも良い知らせが舞い降りてきた。補習部の皆が60点のボーダーラインを超えたらしい。やはり、教えた子が目標を達成するのは、悪い気分ではない。などと、一人で心躍っていると…
ヴヴヴヴ…
自分のスマホから着信が入る。
「はい、朝倉ルナです。誰ですか?」
『───こんにちは、ルナさん』
「Master…。何のようでしょうか?」
『今日はお茶会のお誘いです。もちろん来てくれますよね?ルナさん───』
「はい、今から向かいます…。」
『えぇ、お待ちしておりますよ。』
通話が切れたことを確認し席を離れる。
「あ、あの特別捜査部長どちらにいかれるのですか?」
「ごめんね~。ちょっと用事ができちゃった!ハスミ先輩にはよろしく伝えといてくれる?」
「了解しました…。」
そうして、正実モブちゃんたちに背を向け部屋からでていく。
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【トリニティの外れ】
「こんにちは、ルナさん」
「…………」
「まぁ、とりあえず座ってください。」
人っ子ひとりいない芝生に机が一台に、椅子が二脚。机には三段作りのケーキスタンドがあり様々なケーキが置かれている。私はMasterに言われた通り椅子に座った。
「まず、ルナさんを此処へ招待したのは現状の確認です。そちらの方は、どのようになっているのでしょうか?」
「はい、補習部、正義実現委員会、その他の部活も特に目立った変化は見られません。」
「そうですか。まぁ、それは良いでしょう。」
「それでは、失礼してもよろしいでしょうか。」
「そう急がないでくれますか。君をここに呼んだのは現状を知る他に理由があるのですよ。」
「何でしょうか…。」
「もう時期、アリウスの生徒と聖園ミカが動く頃でしょう。そこでルナさんにお願いがあります。」
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「わかりました。」
「これで要件は以上です。どうですか、少し紅茶を飲んでき行きませんか?」
「遠慮しておきます。それでは、失礼します。」
「えぇ、ルナさん頑張ってくださいね。」
【Master】
スーツ姿で頭からは頭が無く首から黒い霧のようなものが出ている。
目的…不明