23:兎伯爵(笑)
いや〜、危なかったねぇ。 あと少し遅かったらハサミくんやられちゃってたよぉ。
24:シザーマン(仮)
その節は本当にどうも、本当に良いタイミングだった…今度あたりに何か奢らせてよ。
25:兎伯爵(笑)
言ったねぇ? それなら今度はうんと高い所に行くから、覚悟しておいてね?
26:バイク&車大好き女社長
此方、黒犬さんの保護が完了致しました、現在自室にて映画の脚本作りに勤しんでいるように見えます…そちらはどうですか? 逃げ切れましたか?
27:兎伯爵(笑)
う〜〜ん…どうだろうねぇ、多分逃げ切れたと思いたいけど……六課が相手だからねぇ、気が付いたら後ろから来てたとか言われても私は驚かない。
28:便利屋おじさん
こっちでも六課に接触したが、今のところは追いかけてくるって気配は見えない…二つに分かれたからかな、二兎のどっちを追えば良いのか分からなくなってるのかもしれない。
29:シザーマン(仮)
そうだと良いけどな…今やり合えって言われたら俺はもう無理だからな。
30:一般通過アイドルオタク
というか今更だけど、よく来てくれたよな兎ネキ? なんかいけないとか、無理とか言ってなかったっけ?
31:兎伯爵(笑)
その時は流石に私が相手するよ、幾ら何でもそれは無茶振りが過ぎるし。
32:兎伯爵(笑)
>>30 クロちゃん単体なら兎も角、おじさんとかハサミくんとかが関わってるなら助けないわけにもいかないでしょ…今の今まで二人に何回助けられたことか。
33:一般通過アイドルオタク
あぁ〜…実質実働&救出部隊みたいなもんだもんなぁ、おじさんとハサミニキ…俺も俺で結構助けられてるし、というか多分助けられてない人間はこの掲示板の中にはいない。
34:白猫治安官
掲示板見返してたけど、聞いてる感じなんとかなったみたいだね、良かった良かった…それはそれとして、ボクは助けられてないよ、みんなみたいに無茶苦茶やったりしてないからね。
35:一般通過アイドルオタク
>>34 なんだぁ? てめぇ…
36:白猫治安官
>>35 ……二月六日 土曜日 13時56分……この日に何があったか…オタクニキなら覚えてるよね…?
37:一般通過アイドルオタク
……ごめんなさい。
38:兎伯爵(笑)
>>37 言い負かされてて草
39:黒犬監督
ねぇねぇみんな聞いて〜! ロボモノの脚本作ってるんだけど、みんなはリアルロボット系とスーパーロボット系のどっちが良いと思う?
40:シザーマン(仮)
>>39 お前は後でワサビチューブ丸々2本飲ませる。
41:一般通過アイドルオタク
>>39 うるせぇ、ミンチにすんぞ。
42:白猫治安官
>>39 先輩辺りから君の情報出たらもう庇わないから、反省して。
43:便利屋おじさん
>>39 今度意地でも飯を奢らせる。
44:兎伯爵(笑)
>>39 リアルロボット、個人的にはANUBISとかACみたいなのが良いと思う。
45:バイク&車大好き女社長
>>39 トランス◯ォーマーみたいなものは駄目でしょうか?
46:コーヒー好き
>>39 帰ってきたら説教…それはそれとして、個人的には鉄臭く泥臭い類のモノが良いとは思う。
47:黒犬監督
みんなして反応が怖いよぉっ!? なしてそんなに怖いことばっかり言うのぉ!?
48:黒犬監督
>>46 ギィィヤァァァァァァッ!!? おじさまだぁぁぁぁぉぁぁぁっ!!!?? ひさしぶりぃぃぃぃぃぃっ!!!?
「───あーらら、このタイミングでおじいちゃんまで来ちゃったかぁ、クロちゃんも災難だねぇ」
何処か他人事のようにそう言ってのける藍髪の少女、漆黒の機影の上へと座り込み、虚空を見つめながらそう呟いた彼女はゆらゆらと楽しげな様子でその身体を左右に揺らした。
小さな背丈に風に靡く藍色の長髪、まるで何もかもを見通してしまっているような錯覚を覚えさせる、満月を思わせる金色の瞳。
機影の上で過ぎ去っていく風の感覚を心地良さそうに受けながら、彼女は眼下に広がる街並みとそれによって生まれる光を見下ろしながら、何処か悪戯兎を思わせるような笑みを浮かべた。
「いやぁ、本当にお疲れさまだったねぇハサミくん? 流石に今回は死とかそういうのを覚悟したんじゃない?」
ふとしたように回収した仲間へと声を投げかける、今頃この機体のアーム部分で疲れ果て、だらけているだろう仲間内屈指の苦労人へと彼女は楽しそうに、愉快そうに声を投げかけた。
「…覚悟どころじゃねぇよ、シンプルに死んだって思ったよ…もう二度とやらない」
帰ってきたのは肯定の言葉、疲れ果て息も絶え絶えな様子の彼ことハサミくん…もとい紡は何処か怨嗟の籠ったような声色を吐き出しながら彼女の言葉に返答していた。
そんな紡の言葉に彼女こと兎伯爵もとい
『虚狩り』星見雅…彼女が知る中でも特にシンプルな強さを持った人物、一度刃を向けようものなら次の瞬間には一瞬の内に細切れにされていてもおかしくないほどの実力者…それを前にしてこの程度で済んでいるのだからやはり紡もまた相応以上の実力者なのだろうと、ふと藍兎はそう考えた。
そんなふとした思考をおくびにも出さず、藍兎はさてさてこれからどうするべきかと思考を回しながら、藍兎は紡へと言葉を投げかける。
「とりあえず、クロちゃんのことはどうするの? 今回ばかりはオイタをしたから説教です…じゃ、済まされないでしょ」
思い出すのは我等が仲間内屈指の問題児、映画の為なら炎の中水の中、関係無かろう何処までもと言わんばかりにアチラコチラと危険地帯に足先からどっぷり踏み込んでいく黒犬ことイリースの件。
今までは仲間内によるサポートや本人の逃げ足の速さなどが幸いしてどうにかなっていたが、流石に今回ばかりは一線を踏み越えすぎている。
誰が零号ホロウに入ることを許したというのか…しかも、あの全貌の一端すら明かされていないあのニネヴェを目指すことを、あの星見雅ですら退けることしか出来なかったあの真正の怪物を目指すことを。
しかも結果として見るならばニネヴェを目撃することは出来ず、挙句の果てには星見雅と接触してしまい、それが原因で追っかけられた挙句に仲間が出張る羽目になってしまった…幾ら何でもこれは由々しき事態であると言わざるを得ないのである。
罰が在って然るべき…そう言った意味を込められたその言葉にアームに掴まれているだろう紡は何処か他人事のように言葉を返す。
「まぁ、確かに何も無しじゃ終わらんだろうさ…でもまぁ、なんだかんだと身内には皆甘いから、存外映画制作禁止とかで終わるんじゃないの?」
「それクロちゃん発狂するんじゃないの?」
映画大好きっ子である彼女が他ならぬ夢でもあった映画の制作を禁止にされる…悲しいかな、呆れるほどに涙を流して駄々を捏ねる姿が容易く思い浮かんでしまう。
処罰としてはあまりに軽いように思えるが、黒犬監督ことイリースからしてみればそれはどんな罰よりも辛く、苦しい罰則となることは想像に難くない…まぁ、だから何だという話になってしまうのだが。
一つ怖いことがあるとすれば、映画が作れないからとその間にアイディア集めに勤しむという名分を用いてアチラコチラと動き回られることなのだが…そうなったらなったで罰則が更に重くなるだけなので、首を絞めるだけに終わるのだから流石にしないだろうと…藍兎はそう思うことにした。
…まぁ、とりあえず───
「───とりあえず、ワサビチューブの刑だね」
「───違いない」
そう言って、二人は笑い合った。
ゼンゼロのアップデートが来る…ピュロイスが楽しみ。