四国情死行   作:新庄雄太郎

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中野公安官の公認をストーリーを製作しました。


ホーム転落!着任・山田典孝

ある日。

 

「あれ、何の声だろう。」

 

「主任、誰か泣いているみたい。」

 

と、南と高山は鳴き声のする方へ向かった。

 

「えーん、えーん、えーん。」

 

「どうかしましたか。」

 

「あのー、私は鉄道公安隊のものですが。」

 

「なんか泣いているみたいなんで、声をかけたんです。」

 

「ほう、なるほど。」

 

「ねぇどうしたの、どうして泣いているの?、どうして泣いているの?。おうちは何処かな?、名前は何て言うの?。」

 

「えーん、えーん、わかんない、わかんないよぉ、ママーッ。」

 

「そう、迷子になったんだな。」

 

「とにかく、周辺を捜索しよう。」

 

「ところで、あなたがこの迷子の発見者ですね。」

 

と、南は言った。

 

「はい。」

 

「失礼ですが、名前と住所を教えてください。」

 

「はい、俺は山田典孝と言います。」

 

「山田典孝さんですね。」

 

「はい。」

 

早速、迷子の低学年の女の子を連れて捜索に当たった数分後、ホームの方で母親が探していると連絡があった。

 

「一花ちゃん、ずいぶん探したのよ、無事でよかったわ。」

 

「ママーッ。」

 

「よかった、よかった。」

 

こうして、迷子捜索は解決した。

 

そして、次の日。

 

「えっ、事故、ホームから転落!。」

 

と、南は電話で驚いた。

 

現場は、新宿駅の中央線のホームである。

 

「ご苦労様です。」

 

「あっ、あなたは迷子の時の。」

 

「実は、同じ鉄道公安隊なんです。」

 

「山田、鉄道公安隊だったんですか。」

 

と、達仁は言った。

 

「ええ。」

 

「何か、わかりました。」

 

「やはり、転落事故ですか?。」

 

「それが、ただの転落事故ではないんですよ。」

 

「えっ、何だって。」

 

「誰かに、線路に突き飛ばしたらしいんです。」

 

「ほう、なるほど。」

 

「それで、目撃者はいるんですか?。」

 

と、高山は松本と梶山に言った。

 

「今、そこにいるのが目撃者の大学生です。」

 

「早速、話を聞くことにしよう。」

 

「ええ。」

 

早速、南と高山は大学生に話を聞くことにした。

 

「俺が、ここにいて、そしてその被害者がその手前に追って、いきなり誰かに突き落としたんです。」

 

「相手は、わかりますか?。」

 

「そうだな、男か女かはわからなかったけど年齢はわかりますか?。」

 

「ええ、確か20代前後ってとこかな?。」

 

「ほう、なるほど。」

 

そして、ホームに転落した男性は、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

「そうか。」

 

「被害者の身元は?。」

 

「ええ、被害者は水戸啓介さん40歳、海山商事企画課主任37歳です。」

 

「そうか。」

 

早速、我々は事故の捜査を行った。

 

「被害者の水戸は、背後から線路に突き飛ばし、その場で逃走したという事です。」

 

「それで、犯人は見たのか。」

 

と、三輪は言った。

 

「いや、それが目撃者の大学生の話だと20代から30代前後の女性が突き飛ばしたという事です。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「とにかく、我々はその女性を追ってくれ。」

 

「了解。」

 

そして、翌日。

 

1人の女性が特捜班の捜査で任意でやって来た。

 

「ええ、私はその時に、午前中だけに大学へ行っていまして、その男の事は私知りません。」

 

「ほう、そうですか。」

 

「実は、あなたと同じ年齢の女性がホームで男を突き飛ばしているのを目撃しているんですよ。」

 

「えっ、私が疑っているんですか?。」

 

と、女は言った。

 

「犯行現状は中央線の方か。」

 

「ええ。」

 

「それで、あなたが下車した駅は何処かわかりますか?。」

 

と、南が言った。

 

「私は、お茶の水から新宿へは中央線に乗って、そこから山手線に乗り換えて池袋へ向かったんですね。」

 

「ええ。」

 

「という事は、午前中に大学へ行っていたんですね。」

 

「ええ、そうよ。」

 

「なるほど。」

 

「犯行時刻からにすると、午前8時ごろと考えられるな。」

 

「ええ。」

 

と、その時だった。

 

「あっ、そう言えばこの女性見かけたな。」

 

「えっ、あなたはこの女性知っているんですか?。」

 

「確か、ホームが分からなくて案内したんです。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「わかった。」

 

「えっ。」

 

「犯人は、これを利用したんですよ。」

 

「何、山田本当か。」

 

「ええ。」

 

早速、推理を説明した。

 

「つまり、彼女はお茶の水から新宿へは特別快速中央に乗り、ホームへ向かい水戸にホームで転落させて殺害、そして彼女は新宿から池袋へは外回りの山手線に乗って池袋へ向かったんですよ。帰りは内回りの山手に乗ってそこから新宿へ、そして中央線に乗り換えてお茶の水へ向かう。」

 

「放火、犯人はこれを利用したって事か。」

 

「その通りです。」

 

「おう、さすがだな、山田は。」

 

「ええ。」

 

「それで、犯人はわかったのか。」

 

と、高杉は言った。

 

「犯人は彼女ですよ。」

 

「そうか。」

 

翌日、彼女は水戸を転落したとして殺人容疑で逮捕された、彼女の名前は今岡理沙、今岡の父親は水戸にパワハラされたので自殺に追い込んだ悩乱での犯行だった。

 

そして、翌日。

 

山田は、新宿公安から東京中央鉄道公安の特捜班に配属となった。




次回は、四国を舞台に捜査します。

ご期待ください
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